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姉「弟が変になってしまった」
[8] -25 -50 

1: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/2(日) 17:09:28 ID:52PP2t7zb2
姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」

弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」

姉「起きていたのか」

弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」

姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」

弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」

姉「いいやがったよこいつ」


611: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/6(日) 17:33:16 ID:n8gUqnX.1k
カランカラン

弟「来たみたいだな」

お嬢様「ええ」

店長「お待たせ…って、え?」

店長「なんで…いるの?」

弟「それはこちらのセリフだ。心臓に悪い」

店長「全然悪そうじゃないわね…友達だったからまさかとは思ったけど…」

お嬢様「因みに、今日の事は偶然ですからね」

弟「なるほど…今日来なくていいというのはこういう事か」

店長「ま、話したい事は色々あるでしょうけど、まずはこちらを終わらせてね」
612: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/6(日) 17:37:59 ID:n8gUqnX.1k
店長「で?どういう魂胆なの?」

お嬢様「魂胆も何も、利害が一致してるだけの話ですわ」

店長「ほんっと、好きになれないわ…」

お嬢様「誉め言葉、として受け取って起きますわ」

店長「仮にその話、乗ったとして、うちのスタッフ達はどうなるの?」

お嬢様「さあ?本社に回収されるんじゃないですの?」

店長「あの子も、私を慕ってついてきてくれたのよ?」

お嬢様「スタッフはこちらでも用意しますわ。どこも同じようなものです」
613: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/6(日) 17:44:13 ID:n8gUqnX.1k
弟「すまん。話がよく読めないのだが」

お嬢様「・・・」

店長「一応、この子もスタッフなんだけど、どうするの?」

お嬢様「本社と契約してるなら…解雇という形になりますわね。アルバイトですし」

店長「契約はしてないわ。私とだし」

お嬢様「なら、問題はありませんわね」

弟「なあ、本当になんなんだ?」

店長「・・・この子が、うちの店の経営権を買い取るって言うのよ」

弟「!!」

お嬢様「何か不都合でもありますの?」

店長「不都合っていうか…不都合だらけで逆に無いわよ」

弟「店の経営権を買い取って何をするつもりなんだ?」

お嬢様「・・・言わせる気ですの?」

弟「大体想像はついてるがな」

お嬢様「なら言いませんわ」
614: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/6(日) 17:50:37 ID:n8gUqnX.1k
弟「よくは分からんが、いいのではないか?」

店長「は!?」

弟「俺達が目指す理想に近づくと思うし、俺は別に構わないぞ」

弟「ただ、お嬢様が用意するスタッフとやら次第だがな」

お嬢様「最高の人員を保証しますわ」

店長「そうね…確かに…理想的な条件なのよね…」

店長「でも、長年一緒にやってきたあの子達を裏切るような感じがして…」

弟「もしも店員達を案じてるなら…条件を飲むべきだと思う」

弟「長年一緒にやってきたなら、きっとついてくるだろうし、少なくとも給料やら扱いやらは改善はされるぞ?」

店長「・・・」
615: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/6(日) 23:38:27 ID:.f1NH6m4X6
店長「ここが、決断の時かもね…」

店長「いいわ。その条件飲みます」

店長「でも、いくつか条件があるわ」

お嬢様「なんですの?」

店長「まず、店員店にはそれなりの優遇をすること。次に勝手に人員移動しないこと。最後にうちの経営方針に口出ししないこと。出来る?」

お嬢様「わかりましたわ」

店長「交渉成立、ね」

616: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/6(日) 23:43:50 ID:.f1NH6m4X6
店長「でも、どうやって買い取るつもり?」

お嬢様「金に物を言わせれば楽勝ですわ」

店長「・・・そう」

お嬢様「それで?弟さんは?」

弟「ん?まあ、なんというか…大部分は理解できたな」

お嬢様「察するに、私と店長さんの関係って所ですか?」

弟「まあ」

お嬢様「確かに出会うまでは他人でしたわ」

弟「まあいいか。職場がなくなるわけではないし」

弟「そうだ。姉は無事に手術成功しました」

店長「あら、良かったじゃない。これでうちで働く理由は無くなったんじゃない?」

弟「とりあえず期限いっぱいまでは頑張らせてもらう」

店長「期待してるわよ〜じゃ、私はこれで」

カランカラン
617: (楽屋裏) ◆CmqzxPj4w6:2013/1/6(日) 23:48:18 ID:OVSWlYCIKk
皆さんこんばんは

早速ですがお嬢様、>>610を見てくれ。こいつをどう思う?

お嬢様「しえん。という字を変換したみたいですわね…」

違う違う。一番下

お嬢様「豆乳…ですわね?」

そう。それ

お嬢様「これがどうかなさいましたの?」

ぶっかけていい?


お嬢様「何故ですの?」

いやぁ、白くてベタベタした液体まみれのお嬢様を想像いたしましてね

お嬢様「牛乳風呂に浸かってるのではないんですの?」

・・・ああ、うん。やっぱりお嬢様には意味が通じないか

お嬢様「?」

今日の投下を終了します
618: 名無しさん@読者の声:2013/1/7(月) 00:18:38 ID:iM2L5FqJfI
紫煙
っていうのみるたび、
近所の紫雲っていう地名を思い出すんだ


豆乳か・・・
無知で純粋な女の子っていいよね。
紫煙
619: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 09:36:07 ID:RAo/q.JuHo
>>618

紫煙という字で私は紫煙燻らすという文を思い浮かべますな

無知で純粋な女の子に色々教え込む…ゴクリ

支援感謝
620: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 09:40:06 ID:RAo/q.JuHo
お嬢様「さて…これからどうしますの?」

弟「そうだな…試験の方はどうだ?」

お嬢様「楽勝。ですわね」

弟「そうか…」

お嬢様「あなたはどうなんですの?数日の間に色々色々起こりましたし」

弟「なるようになるしかないだろうな」

お嬢様「・・・あなた、変わりましたわね」

弟「俺が?」

お嬢様「ええ」
621: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 09:44:13 ID:2BBUCgR206
お嬢様「出会った頃は胸の事しか頭にない破廉恥な人と思ってましたけど」

弟「酷いな」

お嬢様「今は…というより、元からなんでも出来たのではないですの?」

弟「ただ単純な長引いたから作者がキャラ崩壊させたからな…」

お嬢様「何か言いました?」

弟「なんにも」

弟「そうだな…変わった、か。確かにそうかもしれん」

お嬢様「案外自分の変化には気づかないものですわ」

弟「それもそうだな」

お嬢様「それでは、わたくしはこの辺りで。また明日お会いしましょう。ごきげんよう」

弟「ああ」
622: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 09:51:11 ID:2BBUCgR206
弟「ただいまー」ガチャ

弟「ふぅ…明日からいよいよ三日間の定期試験か…」

弟「そういえばお嬢様との賭けがあったな。負けるわけにはいかないが…」

弟「まあ、勉強でもしよう」

弟「・・・・・・」

弟「・・・うん。無駄だな」

弟「仕方ない。掃除だな」

弟「む!?これは…」

弟「姉に捨てられたと思っていた爆乳大全!!こんなところに隠されていたのか!!」

弟「・・・」

弟「変わった…か、確かにそうかもしれんな…」

弟「胸の角度は体を軸として12〜16°が望ましい。また、上向き下向きにより乳輪の面積に多少の個人差がある。更に乳首の色合いから脂質成分の判断が可能…」

弟「知識としてはあるのに…前に比べれば情熱が着いてこない…」
623: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 09:56:53 ID:2BBUCgR206
プルルルルル

弟「む?電話か」

弟「もしもし?」

姉「弟、私だ」

弟「姉?何かあったのか?」

姉「いや、明日から定期試験だからな…どうだ?全力を出せそうか?」

弟「なるようになるしかない。というより、電話して大丈夫なのか?」

姉「とりあえずはな。少しだけ無理を言ったが」

弟「・・・」

姉「どうした?弟」

弟「姉、俺は変になってしまったかもしれん」

姉「は?おい、弟?何が…」

ツー、ツー、ツー

弟「切れたか…」

624: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 21:22:10 ID:D9txi/yolg
友「ういーす…おはよう…」

男「おはようって…どうした?そのクマ」

友「へへ…昨日一夜漬けで試験範囲を片っ端から勉強したのよ…」

男「そ、そうか…」

友「ふふふ…俺だけじゃない…この中に同類がいる!!」

友「それは女!!お前だ!!」

女「な、何を根拠に!!」

友「とぼけるなよ〜、さっきから妙に目をゴシゴシしてるのが動かぬ証拠だぜぇ?」

女「くっ!!確かに昨日は一夜漬けしたわよ…」

友「お前も同類なんだよ!!いくら頭がよくなったからって不安なのは不安なんだよ!!」

お嬢様「ちなみにどれくらい勉強しましたの?」

女「え?えっと…」

女「12時まで…した」

お嬢様「・・・」

友「真面目ちゃんか!?」
625: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 21:27:44 ID:IGFgpVzJso
女「な、何よ!?あたしは11時にはいつも寝てるのよ!?一時間頑張ったのよ!?」

友「真面目ちゃんだった!!」

お嬢様「まあ、一時間くらいが身のなる勉強時間ですからね」

友「え゛」

男「はは、ドンマイってことだ。友」

男「お前は勉強なんかしてないんだろ?弟」

弟「・・・」

男「弟?」

弟「zzz」
626: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 21:31:21 ID:IGFgpVzJso
女「ちょ!?あんたなに寝てんの!?」

弟「ん…ああ…」

男「弟の霊圧が消えた…!?」

友「へへ〜?お前も実は不安で一夜漬けするってタイプだったのか…」

お嬢様「信じがたいですわ…」

弟「一夜漬けか…確かにしたな」

弟「部屋の掃除と模様替えを」

友「なんでやねん!!」

女「夜中に掃除する必要あんの!?」

弟「眠くなかったんだ」

友「主婦か!!」
627: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 21:36:00 ID:D9txi/yolg
男「なんていうか、こういう時、弟だな…」

お嬢様「まあ、わたくしは予想はしてましたが」

弟「・・・皆、聞きたい事があるんだが?」

女「何よ…改まって…」

弟「俺は変わったか?」

女「は?」

友「へ?」

お嬢様「・・・」
628: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/7(月) 21:43:16 ID:IGFgpVzJso
男「意味深だな…」

友「変わった…ねぇ」

女「うーん、前より胸に関する事言わなくなったよね」

男「確かにな。いらん解説までいれてくるしな」

友「ただ単純に、おっぱい星人じゃなくなったって事じゃねーのか?」

男「うーん。それはないと思う。多分、語れと言えば語りだすよこいつは」

女「前より、気持ちが入りきってない…のかな?」

友「それ、っぽいな」
629: 名無しさん@読者の声:2013/1/7(月) 23:21:37 ID:iM2L5FqJfI

俺も今日テストだったお
ささくれた心を癒しに来たお
4
630: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/8(火) 14:38:16 ID:Q1oDtCSZsQ
>>629

支援感謝です

今日は少し更新少なめになります
286.11 KBytes

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