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姉「弟が変になってしまった」
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1: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/2(日) 17:09:28 ID:52PP2t7zb2
姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」

弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」

姉「起きていたのか」

弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」

姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」

弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」

姉「いいやがったよこいつ」


509: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 17:18:07 ID:2k.durce8E
弟「とんだ災難だったな…姉?」

姉「・・・お前は馬鹿か」

弟「は?何を言い出す。というより怒って…」

姉「お前はあの状況で!!ひょっとしたら刺されていたかもしれないんだぞ!?」

弟「・・・すまん」

姉「あ、いや…その」

姉「・・・お前が、私の為にしてくれた事は本当に感謝している」

弟「姉…」

姉「・・・ありがとう」

弟「・・・ああ」
510: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 17:21:39 ID:g38IDIgMhs
弟「それでは、俺は帰るとしよう。姉も十分戸締まりには注意しておけ」

姉「ああ…そうだな」

弟「俺が出ていったら鍵を閉めておけよ?」

姉「医師が入れなくなるだろうが」

弟「はは、冗談だ。ではな、姉」

バタン

姉「・・・弟、お前は私の決心を鈍らせる事ばかりするな」

姉「折角…諦めようと思ったのに…」
511: (楽屋裏) ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 22:17:55 ID:ovgO5aKipM
>>506

どの部分の先っちょかはあえて聞かないでおきます


弟ー、ちょい相談あるんだけど

弟「どうした?やけに真剣そうだが」

エロ入れる?

弟「・・・」

あ、やばい、ゴミを見るような目で見られてる

弟「遂に頭がおかしくなったのかと」

今だからぶっちゃけるとさ、このSSもう終わりに近いんだよね

弟「!?」

だから完結記念に一発ヤっとかない?

弟「貴様の頭の中で好きにしてろ」

あぁん、いけず

今年の投下を終了します よいお年を!!
512: 名無しさん@読者の声:2013/1/1(火) 01:07:14 ID:iM2L5FqJfI
>>498
強盗の持っている物語ですか、、、(ゴクリ)
いったい、、、

あけましておめでとうございます!
513: 名無しさん@読者の声:2013/1/1(火) 09:09:28 ID:stc8zXio6w
>>512
うむ。実に壮大で安っぽい物語な感じがするな。



あけおめでーす\(^o^)/
514: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:03:22 ID:x3KWHfBD2A
>>512

やめてください掘り♂返さないでください

>>513

やめてください備考しないでください


あけましておめでとうございます
515: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:17:08 ID:04i3aITIXg
弟「やれやれ…とんだ1日だったな…」

女「弟!!」

弟「女?なんでここに…」

女「さっき…病院に…強盗が入ったって…聞いて…」

弟「それで心配して来てくれたのか…ありがとう」

女「それで…どうなの?」

弟「問題ない。犯人は捕まった」

女「良かった…って、現場にいたの!?」

弟「ん…む、むぅ…まあ」

女「く、詳しく聞かせてよ!!」

弟「・・・」
516: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:26:29 ID:x3KWHfBD2A
女「お姉さんが…人質に…」

弟「危ない所だったが、なんとか間に合った」

女「危ないよ!!いくらお姉さんが人質だったからって…」

弟「姉にも言われたよ。だからもう反省してるし…」

女「あ、ご、ごめん…」

弟「構わない」

弟「女…話がある」

女「・・・何?」

弟「ここじゃあれだから…公園に」

女「・・・」
517: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:29:11 ID:x3KWHfBD2A
女「で…話って何?」

弟「・・・」

女「ねぇ、なんで黙ってるの?」

弟「・・・すまない」

女「すまない…?すまないってなに?なんのすまないなの!?」

弟「・・・」

女「ねえ!!何か言ってよ!!ねえ!?」

弟「・・・すまない」

女「っ!!…酷いよ…」
518: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:32:11 ID:04i3aITIXg
弟「お前の気持ちを玩ぶような事をしたのは…本当にすまないと思ってる」

女「・・・嫌」

弟「あれから…考えた。俺の気持ちとやらを…」

女「止めてよ…」

弟「お前と姉、天秤にかけるなんて思ってもいなかった…でも…」

女「嫌…止めてよ…」

弟「俺はやはり…」

女「止めて!!聞きたくない!!」

弟「・・・」
519: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:38:31 ID:04i3aITIXg
女「・・・あれも嘘だったの?」

弟「・・・」

女「前に…私の胸が理想に一番近いって…あれも嘘なの?」

弟「あれに関しては嘘偽りはない。事実だ」

女「・・・」

弟「俺自身、不思議だ…前は人並みに恋愛感情はあるつもりだった…胸に対する情熱の方が勝っていたし…」

弟「なのに…いまはひどく…苦しい」

女「・・・」

弟「今となってはただの言い訳にしか聞こえないかもしれないが、言わせてくれ…」

弟「お前は最高の女だった。俺には勿体ないくらいの…信じられないと思うが…」
520: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:44:07 ID:04i3aITIXg
女「・・・信じるよ」

弟「女…」

女「だって…あんた嘘つかないって自負してたじゃん。それに、あんた嘘つけない人だから…」

女「だから…だから…そんな…素直でおっぱい星人だった…あんたが…好きだった…のに…」

弟「・・・」

女「うっく…ひっく…」

弟「・・・泣いてくれ。そして気がすむまで俺を責めてくれ」

女「ぐす…泣か…ない」

弟「泣いてる…だろ」

女「あんただって…泣いてんじゃん…ばかぁ…」

弟「くっ!!…」

女「うああああああん!!」
521: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:48:02 ID:04i3aITIXg
女「一つ…だけ…約束して?」

弟「・・・ああ」

女「ひっく…これから先…あんたとお姉さんには…多分多くの…ぐす、災難や困難が降りかかると思う…でも、お姉さんを捨てないであげて…支えて…あげて?」

弟「・・・わかった」

弟「お前に…誓うよ。俺は…姉を手離さないと…」

女「あたしに…誓って…どうすんのよ…」
522: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:51:05 ID:04i3aITIXg
女「それじゃあ…あたし、行くから」

弟「・・・」

女「あ、学校でよそよそしくしたりしないでよね?なんか死にたくなるから」

弟「いつも通り、だな」

女「それともうひとつ」

弟「?」

女「あたしは、あんたへの気持ちを捨てた訳じゃないからね」

弟「・・・ふっ、強いな」

女「当然!!」

女「じゃあ、また明日ね!!」

タッタッタッタ

弟「・・・」
523: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 19:59:24 ID:cYUoihoiOE
弟「は…はは、ははは…」

弟「何してるんだ…俺」

弟「最低…じゃないか…」

弟「女…すまない…」

弟「明日から…やり直せるのか…俺」

弟「・・・帰ろう」




姉「・・・」
524: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 20:06:02 ID:cYUoihoiOE
友「おーっす」

男「友、来たか」

友「ん?なんか騒いでんな?」

男「お前ニュース見てないのか?」

友「ニュース?」

女子「弟君!!昨日の話してー!!」

女子B「強盗をどうやって撃退したの!?」

女子C「絞め技をして間接決めて上手投げしたって本当!?」

弟「・・・いくらか、間違いがあるんだが」
525: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 20:12:48 ID:cYUoihoiOE
友「・・・なにあれ」

男「昨日、ニュースの病院強盗が現れてな。たまたまそこにいた弟が強盗を捕まえたって…」

友「美人姉がいて女共に囲まれキャーキャー騒がれる?地獄に落ちろよ」

男「妬むなよ。ていうか、なんか尾ひれ背びれがついてるけどな」

弟「友、男、助けてくれ」

男「あー、えっと…うん。頑張れ」

友「オレァクサマヲヌッコロス!!」

弟「ふざけてる場合か、助けてくれ」

ガラガラ

女「おはよー」

弟「!!」
526: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 20:15:55 ID:cYUoihoiOE
女「ん?なにこの騒ぎ」

友「カクカクシカジカオトウトクタバレ」

女「ふ〜ん?」

弟「・・・」

女「違うのははっきり違うって言っといたら?どんどん広がるよ?」

弟「そう…だな」

男「・・・ん?」

弟「ちょっと…訂正をしてくる」

女「・・・」

男「・・・ふむ」
527: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 21:07:02 ID:PdFO58miB6
弟「・・・」

男「色男、屋上で黄昏ても絵になるなんて言ってやんないからな」

弟「男…」

男「屋上には訂正する必要がある子はいないんじゃないのか?」

弟「・・・」

男「女となんかあったんだろ?」

弟「!!」

男「お前、ぱっと見読めなさそうな癖に、割りと読みやすいんだよな」

男「言いたくないなら言わなくて構わねーけど、言った方が楽になることもあるぜ?」

弟「長くなるぞ」

男「きにすんなよ」

男「作者公認の、世話女房、だからな…はは」

弟「何か言ったか?」

男「何にも」

弟「・・・実は」
528: 名無しさん@読者の声:2013/1/1(火) 21:13:29 ID:iM2L5FqJfI
世話女房とか通い妻とかいう言葉に謎めいたときめきを覚えるのは俺だけではあるまい
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