姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」
弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」
姉「起きていたのか」
弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」
姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」
弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」
姉「いいやがったよこいつ」
496: (楽屋裏) ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 00:08:41 ID:o6D2/o4bEU
>>494
だって男の子だもん
ていうか、弟以外に男が…あれ?
はい、というわけで緊迫した場面の中投下を終了いたします
497: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 11:45:25 ID:9uryTPkoyY
弟「姉!!っ!?いない!?」
弟「どこだ!!どこにいった!!姉!!」
強盗「あー、テステス」
弟「!?」
強盗「こんばんは、現在放送室から放送してます」
強盗「こちらの要求はたった一つ」
強盗「現金。これが一番の目的」
強盗「おっと、警察に通報しようとなんかすんなよ?こっちには人質がいるんだからな…へっへっへ」
強盗「ほら!!声を聞かせてやれ!!」
姉「止めろ!!離せ!!」
弟「っ!!」
498: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 11:49:41 ID:UaazoinpaQ
強盗「暴れんなよ姉ちゃん。姉ちゃんからも頼んでくれれば、事は穏便に済むんだぜ?」
姉「貴様の指図など受けるものか!!」
強盗「おい姉ちゃん…俺の持ってる物語が見えないのか?」
姉「残念だったな…私は癌を患ってる…どのみち死ぬんだよ」
強盗「何!?」
姉「今死ぬも後で死ぬも同じなのだよ」
強盗「・・・そうかい」
499: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 11:54:31 ID:UaazoinpaQ
強盗「それじゃあしょうがねぇな」
姉「な、何をする気だ…止めろ!!来るな!!」
強盗「姉ちゃん。いい体してるよなぁ…へへ」
姉「ひっ!!」
強盗「癌はうつんねーし…金が来るまでの間に姉ちゃんで楽しむとするか」
姉「く、来るな!!止めろ!!」
強盗「安心しろよ…ちゃんと放送の電源は切ってやっからよ…へへ」カチ
姉「触るな!!や、止めてくれ!!」
強盗「大丈夫だって…すぐに気持ちよくしてやっからよ…」
姉「い、いやああああああ!!」
500: 名無しさん@読者の声:2012/12/31(月) 12:00:08 ID:JjbL7qVj/A
姉は犯らせん。まかせろ、犯人は俺が殺る
501: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 12:00:26 ID:ovgO5aKipM
ガンッ!!
姉「!?」
強盗「なんだ?放送室の鍵は俺が持ってるから…」
強盗「おーい、強行突破しようとしたらマジで人質…」
ガンッ!!ガンッ!!
強盗「聞こえてねーか?おーい、マジで…」
ガンッ!!ガンッ!!ガンッ!!
強盗「・・・マジかよ」
ドゴッ!!
姉「!!」
弟「・・・」
502: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 12:06:18 ID:7ulrnFqknA
強盗「な、なんだお前!?」
姉「弟!!」ダッ
強盗「あ、やべ」
弟「姉!!大丈夫か!?」
姉「ああ…大丈夫だ」
強盗「な、なんだよお前!?こ、この扉こじ開けるなんて…人質がどうなっても良かったのかよ!?」
弟「お前みたいな強盗は人を殺せない。何故なら人を殺す勇気が無いからだ」
強盗「なっ!?」
弟「凶器を振りかざして殺すと脅すという行為は、本質的に自分の方が立場が上だということを示すだけに過ぎない」
弟「そんな奴に、人は殺せない。姉は殺させない!!」
503: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 12:07:42 ID:7ulrnFqknA
>>500
一人でカッコつけんなよ 手伝うぜ
504: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 12:14:09 ID:ovgO5aKipM
強盗「てめえ…これが見えないのか!?ナイフだぞ!?刺すぞ!?」
弟「・・・人にナイフを向ける時は注意しろ」
強盗「うるせぇ!!」ブン
弟「・・・」ヒョイ
強盗「なっ!?」
弟「ナイフは少し振るうだけで簡単には致命傷を与える武器だ。簡単に振り回すな」ギチギチ
強盗「い、いてててて!!」
強盗「な、なんだよぅ!!お前!!死ぬのが怖くないのかよぅ!!」
505: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 12:18:27 ID:ovgO5aKipM
弟「・・・確かに、死は怖い」
弟「己の存在が消滅してしまうし、会いたい人達に二度と会えなくなってしまうからな…」
弟「だが、俺は自分が死ぬよりも怖いことがある」
弟「それは、俺の目の前で大事な人が死んでしまうことだ」
弟「俺が命をかける事で救える命があるなら、迷わずそうする」
506: 名無しさん@読者の声:2012/12/31(月) 13:30:26 ID:VJVkDhDd4I
弟かっけぇ!
先っちょ濡れた///
507: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 17:08:29 ID:2k.durce8E
警察「無事ですか!?っ!!これは…」
姉「ち、違う!!弟は私を助けて…」
警察「落ち着いてください。通報された目撃証言と一致しています」
警察「そこの逆海老反り固めをされている男が」
強盗「いーてててて!!入ってる!!入ってる!!」
弟「・・・」
警察「(ていうか…どうなったらああなったんだ…あれ)」
508: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 17:14:43 ID:2k.durce8E
警察「・・・なるほど、大体の事情はわかりました」
警察「勇敢な弟さんですね。でも、あまり刃物をもった犯人を挑発しないようにしてくださいね?何をするかわかりませんから」
姉「・・・」
警察「あれ?」
弟「こいつは捕まりますか?」
警察「もちろん。前回の病院強盗の容疑者だったんだけど…現行犯だしね」
警察「まあ、無いとは思いますが、事情聴取やらなんやらで署の方に来てもらう事もありますので」
警察「では、私達はこれで」
509: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 17:18:07 ID:2k.durce8E
弟「とんだ災難だったな…姉?」
姉「・・・お前は馬鹿か」
弟「は?何を言い出す。というより怒って…」
姉「お前はあの状況で!!ひょっとしたら刺されていたかもしれないんだぞ!?」
弟「・・・すまん」
姉「あ、いや…その」
姉「・・・お前が、私の為にしてくれた事は本当に感謝している」
弟「姉…」
姉「・・・ありがとう」
弟「・・・ああ」
510: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 17:21:39 ID:g38IDIgMhs
弟「それでは、俺は帰るとしよう。姉も十分戸締まりには注意しておけ」
姉「ああ…そうだな」
弟「俺が出ていったら鍵を閉めておけよ?」
姉「医師が入れなくなるだろうが」
弟「はは、冗談だ。ではな、姉」
バタン
姉「・・・弟、お前は私の決心を鈍らせる事ばかりするな」
姉「折角…諦めようと思ったのに…」
511: (楽屋裏) ◆CmqzxPj4w6:2012/12/31(月) 22:17:55 ID:ovgO5aKipM
>>506
どの部分の先っちょかはあえて聞かないでおきます
弟ー、ちょい相談あるんだけど
弟「どうした?やけに真剣そうだが」
エロ入れる?
弟「・・・」
あ、やばい、ゴミを見るような目で見られてる
弟「遂に頭がおかしくなったのかと」
今だからぶっちゃけるとさ、このSSもう終わりに近いんだよね
弟「!?」
だから完結記念に一発ヤっとかない?
弟「貴様の頭の中で好きにしてろ」
あぁん、いけず
今年の投下を終了します よいお年を!!
512: 名無しさん@読者の声:2013/1/1(火) 01:07:14 ID:iM2L5FqJfI
>>498
強盗の持っている物語ですか、、、(ゴクリ)
いったい、、、
あけましておめでとうございます!
513: 名無しさん@読者の声:2013/1/1(火) 09:09:28 ID:stc8zXio6w
>>512
うむ。実に壮大で安っぽい物語な感じがするな。
あけおめでーす\(^o^)/
514: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:03:22 ID:x3KWHfBD2A
>>512
やめてください掘り♂返さないでください
>>513
やめてください備考しないでください
あけましておめでとうございます
515: ◆CmqzxPj4w6:2013/1/1(火) 18:17:08 ID:04i3aITIXg
弟「やれやれ…とんだ1日だったな…」
女「弟!!」
弟「女?なんでここに…」
女「さっき…病院に…強盗が入ったって…聞いて…」
弟「それで心配して来てくれたのか…ありがとう」
女「それで…どうなの?」
弟「問題ない。犯人は捕まった」
女「良かった…って、現場にいたの!?」
弟「ん…む、むぅ…まあ」
女「く、詳しく聞かせてよ!!」
弟「・・・」
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