姉「中学時代はあんなに純真無垢だったのに…一体何故…?」
弟「姉よ、朝からブツブツ怪しいぞ」
姉「起きていたのか」
弟「当たり前だ。こうして朝の挨拶をしにきて何が悪い?」
姉「ここだけを聞けばまともなのだがな」
弟「改めておはよう。姉と姉の豊満な胸よ」
姉「いいやがったよこいつ」
17: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 20:10:29 ID:hN22NeG0qs
友「そ、そういえば姉さんは何故ここに?」
姉「我が愚弟の様子を見に来たのだが…案の定恥を振り撒いているな」
弟「だから俺は恥など振り撒いてない」
姉「そ、れ、が!!恥だと言うのだ!!」
弟「大きい胸には敬意を払うべきだろう!!いや!!大きさなど関係なく全ての胸に敬意を…」
姉「お前はいい加減黙れ!!」
18: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 20:18:43 ID:hN22NeG0qs
女「っていうかさ、姉さんもあんたの事心配して言ってくれてんだから、少しは真面目に聞いたら?」
弟「失敬な。俺は姉の言うことは聞いているぞ」
姉「聞いている、だけだがな」
女「反抗期なんて親にでもやってればいいんだしさ。迷惑かかるの姉さんなんだよ?」
姉「あ…それは…」
弟「俺に親はいない。小さい頃から姉と暮らしてきた」
女「・・・え」
友「マジかよ」
男「バカな…早すぎる」
弟「皆には言ってないから知らないのも無理はない」
19: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 20:23:43 ID:JjbL7qVj/A
女「本当…?」
姉「ああ…私達の両親は私達が小さい頃に事故で亡くなった」
姉「それ以来祖父母の家で生活してきたが…私が一人で暮らせるようになったときに、弟を連れてこの町にやってきた」
友「そんなことが…」
女「えっと…なんか、ごめん」
男「事情を知らないで、勝手な事ばかり…」
弟「・・・前から思ってたのだが、何故この話をすると皆同情の眼差しを向けるのだ?」
女「は?だってあんた…」
弟「親がいないのがそんなに可哀想なのか?」
女「!!」
20: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 20:29:15 ID:JjbL7qVj/A
弟「親がいないからといって可哀想と思うのは早計だ。少なくとも俺は今の自分を不幸だと感じてはいない」
弟「顔もわからない相手を労れというのも土台無理な話だ。それに、俺の親は、実の親より怖く頼もしい姉がいる」
弟「だが、なんだかんだ言いながらも、親にはちゃんと感謝している。この世に生を授けてもらった事を…」
男「弟…」
弟「もしも、俺が産まれなかったら。姉はひとりぼっちだったし…何よりこの素晴らしい胸に出会えなかったしな!!」
「「「・・・」」」
姉&女「お前(あんた)は結局それかーーー!!」
弟「ぐふぉ!!」
21: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 20:36:07 ID:hN22NeG0qs
姉「すまんが、私はそろそろ戻らないといけない…この愚弟をよろしく頼む」
女「は、はい」
友「まあ…」
男「わかりました」
弟「むう…やはり姉は振りかぶった時に胸が揺れるな…しかし、あの揺れかた…下着を一つ小さくサバ読みしているな…今にもはち切れんばかり…ぐえっ!!」
女「あんたは黙る!!」
友「しかし…弟の奴、親いなかったんだな…」
男「うん…そう感じさせない破天荒ぶりだからな」
女「はあ…もしもこれが演技だったとしたらまだ同情の余地あるけど…天然だからたち悪いわ…」
女友「で、でも弟君楽しいし、皆も一緒にいるといつもより笑ってる気がするよ?特に女ちゃん」
女「っ!?へ、変なこと言わないで!!」
22: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 20:45:00 ID:hN22NeG0qs
弟「ふう…なんだかんだで結局弁当を食いっぱくれてしまったな。大丈夫か?友、男」
友「ああ、授業中に隙見てつまむわ」
男「俺も、ていうか、お前弁当は?」
弟「ん?目の前に沢山あるだろ?」
友&男「?」
弟「俺の弁当は…楽しく談笑するクラスの女子!!…の、大小様々な形よき胸達だ!!」
友&男「・・・」
弟「あの胸達を見てるだけで飢え等消し飛ぶ…がはぁ!!」
女「死ね!!いいから死ね!!」
23: 1:2012/12/3(月) 20:54:49 ID:JjbL7qVj/A
女教師「はぁ〜い、それじゃあ教科書30ページ開いてね?」
女教師「じゃあ…この問題を…男子クン?答えてくれる?」
男子「は、はい!!X=2です!!」
女教師「良くできました♪イイ子ね」
男子「は、はひぃ…」
友「相変わらずエロいな…」
男「スタイルもいいしな、ああいうのは弟好きそうだよな」
弟「・・・」
友&男「めっちゃやる気なさそうー!?」
24: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 22:31:18 ID:4a/V8q7lfc
女教師「あらぁ?弟クン。つまんなそうにしてるわねぇ?」
弟「いや、授業は聞いている。ただあまり集中してないだけだ」
女教師「先生の授業…つまんない?」
女「(ちょっと、近いんじゃないの?)」イライラ
弟「つまんないわけではない…ただ、気になっているだけだ」
女教師「なぁに?先生が優しく教えてア、ゲ、ル」
弟「・・・先生の」
女教師「うんうん♪」
弟「先生の胸、寄せて上げてますよね?」
女教師「・・・」
女「(よしっ!!)」
25: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 22:39:20 ID:4a/V8q7lfc
女教師「な、何言ってるかさっぱりわからないわ!!それより!!授業中そんなとこ見てたの?イケない子」
弟「先生、老婆心ながらあまり寄せて上げるのはあまりオススメしない」
弟「女性なら胸を大きく見せたいという願望はある。確かに寄せて上げる方法は肉を寄せて胸を豊満に見せる働きがある。しかし実際は肉や筋肉組織を無理に上げているため肌には多大なダメージを追うことになる」
弟「さらに元々あの方法は余分な肉を上げることにより出来ているだけで、先生はどちらかと言えばスレンダーな部類に入るだろう」
弟「先生は胸はそこまで気にするほど小さくはないし、形もよい。寄せて上げる方法のデメリットを考えれば普段でも十分問題ないだろう」
弟「先生はまだ若いし、これからを考えればその方法は今すぐ止めた方がいい」
女教師「余計なお世話よ!!」
女教師「授業終わり!!やってらんないわこんなの!!」バタン!!
弟「何故あんなに怒る?」
26: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 22:44:36 ID:BXUEK2.5u2
弟「授業の後からどうにも男子生徒から刺すような視線を感じる。そして女子からは称賛の眼差しを感じる。何故だ?」
友「お前…何故って」
男「あはは、まあ当の本人はわからないだろうよ…はぁ」
女「あんたねぇ、先生の面子ぶっ潰しといてそれはないでしょ?」
弟「俺は思った事を言っただけだ。それにあのままでは形の良い胸が崩れてしまう。それだけは避けねば」
女「なんつーか…あんた本当に胸の事しか考えてないのね…」
女「まあ…さっきのはスカッとしたけど…」ボソッ
弟「何か言ったか?」
女「な!!ななな!!なんにも!!」
27: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 22:49:16 ID:BXUEK2.5u2
女友「でも、あの先生は女子からの評判悪かったんだよね」
女「そうそう。あんな風にすぐ男子を誘惑するんだから」
友「何を言う!!お前らにはあの大人の色気がわからんのか!?」
女「わかりたくもないわよ!!」
友「はぁぁぁ…巨乳だって期待してたのに…」
女「ほんっと、男子ってそういうの好きよね」
弟「うむうむ。思春期の男子らしいな」
友「お前はなんとも思わないのかよ」
弟「まさか、悲鳴をあげている胸を見ていられなかっただけだ」
男「あれだな、弟と俺達は一生平行線を辿りそうだ」
友「・・・ああ」
28: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/3(月) 22:50:55 ID:BXUEK2.5u2
皆様こんばんは
とりあえず言いたい事はこのSSの80%は胸で出来ています
今日の投下はこれで終了となります
29: 名無しさん@読者の声:2012/12/3(月) 23:14:41 ID:lg4yga3b/M
先生ー!残りの20%もよく考えたらおっぱいです!
つC
30: 名無しさん@読者の声:2012/12/4(火) 01:20:23 ID:TEFXytsk9o
私怨紫煙
31: 名無しさん@読者の声:2012/12/4(火) 07:25:53 ID:A8xJN2pJRk
豊満な胸も、
慎ましい胸も、
大好きです(^-^)
つCCCCCCCC
32: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:15:29 ID:bpxgVUgziY
>>29
ナ、ナンダッテー!?
じゃあこのSSのおっぱい率は何%だって言うんだ!?
A.100%です
>>30
支援感謝。この調子で頑張ります
>>31
このおっぱい星人め
まあ…私も…ですけど
33: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:21:13 ID:E7unVwV4mg
姉「ふう…今日も何事もなく平和に終わったな」
弟「姉、今帰りか?」
姉「ああ…って、胸を見ながら言うな」
弟「そこに胸があるかぎり俺は観察し続けるさ」
姉「度を通り越した変態だな。身内ながら恥ずかしい」
弟「思春期の男子らしい事をしているだけだ」
姉「思春期なら別に胸でなくても良かったのではないか?それこそ体とか…その、せ、せ…」
弟「性交の事か?」
姉「・・・貴様は躊躇いなく発言をするな」
34: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:25:59 ID:bpxgVUgziY
弟「まあ、俺も男だ。そういうのにまるで興味がないわけではない」
姉「うぅむ…健全なのだが…複雑だ」
弟「それに、裸体を見る家庭でやはり胸を見る事になるだろう?そうすると俺が胸に興味あるのも頷けるのではないか?」
姉「興味あるのに触らないんだな」
弟「当たり前だ。許可なく触ったら犯罪だろう」
姉「胸をジロジロ見るのも犯罪だよ」
35: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:30:07 ID:E7unVwV4mg
弟「とまあ、俺が誤爆したのはここまでにして」
姉「家庭と過程な、作者が悪い」
弟「姉こそどうなのだ?何か今時の女子らしい事をしてはどうだ?例えば彼氏を作るとか」
姉「お前が恥ずかしくて作る気など起こらん」
弟「む?ならば今のままで満足しているのか?」
姉「そうだな…確かに何か物足りない感はあるな」
弟「ならば今すぐ充実させるんだ」
姉「お前さっきからどうした?いやに私の事を気にかけるが…」
弟「ふっ、当然だ」
36: ◆CmqzxPj4w6:2012/12/4(火) 14:36:04 ID:E7unVwV4mg
弟「何故なら胸の発育は精神の状態にも関係があるからだ」
姉「・・・」
弟「胸というのは女子の敏感な部分でもあり、成長を如実に示す部分でもある。よく病は気からなどという言葉があるが、あれと似たような感じだ」
弟「つまり、姉がストレスを感じたり、毎日が満たされていなければ胸の発育は遅くなる。もちろんこれ以上大きくなる可能性もあるが、より一層弾力のありそうな綺麗な形をした胸になる可能性は大だ。つまり、姉の毎日が満たされれば姉もストレスが無くなるし俺も視覚が潤うで一石二鳥というわけだ」
姉「とりあえずお前の長ったらしい説明でストレスが溜まった事だけは確かだ」
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