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思い出話をしつつプロポーズしようと思ってるので付き合ってくれ
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1: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/2/9(木) 17:31:56 ID:OR7lTHxecw

前スレでは4位とか頂きました、ありがとうございます。

前回まではひたすら自分達の思い出を語っていた>>1こと私なのですが、少々思う所がありまして急遽次スレ内容が追加されました。
スレタイも「〜2」にする予定だったんですが、これになりました。
というのも内容が全然「ちょっと」じゃなくなったからカットされたりしただけなんですけども


あ、それから続きの思い出話もするけどプロポーズもします。予定ですが。
急だなおっおーい!と思った人が正しい、この>>1は考えなしのアホだぜ?
そういうわけで詳しい経緯はまた後ほど。


そういうわけで前スレからの人も、新しく来てくれた人もgdgdだけど付き合ってくれたら嬉しいです。


前スレ
http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1325804081/l10
小六〜中学三年(夏まで)


522: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:38:33 ID:P2/yVcR/xs


おっさんエルフうううううううう!!!!

さすがに三人ともこれはヤバイ、何かよく分からないけど、怪異なのかよく分からないけどおっさんエルフいすぎなのか一緒の奴が着いてきてるのか分かんないけどヤバイって思って足を止める。

っていうかおっさんエルフ現れすぎだと思う。

寧ろ、このおっさんエルフが私たちを逃がさないようにしてるんじゃね…?と考え始める。


犬「ど、どうしようどうしよう。おっさんエルフ近くにいるのかな…」

会長「敵が見えないのはインビジブルエネミーだけで良いんだよ」

私「冗談飛ばしてる場合じゃないぞ、本当に。出れないとか嫌すぎる。」


また、怖いっていうか単純に閉じ込められてるだけな感じが……。
体育館の扉も没だったので、今度はプールの方面へ急ぐ。


私「………さっきまではちゃんと開いたくせに、ここも開かなくなってるとか…ふざけやがって…」

犬「どうしよう、他に場所あったかな…」

会長「…学園祭見てた時に、裏庭の方に扉なかったか?外から見てたから、どう使うかわかんねーけど」

犬「あ!そうだ、裏庭の方から出れるかも!」

私「よし、もう何でもいいや裏庭行こう!」
523: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:47:18 ID:P2/yVcR/xs


でも、実際に行ってみたら裏庭のところの扉は封鎖されてるんだwww
どうにも外側から扉はある様に見えるけど、内側だと学園祭の間は色々な物置になってるから使えないwww
うぇwwっうぇwwww


会長「…な、なぁ…あのおっさんエルフさっき待ってって言ったよな…」

犬「い、言ってたっけ…俺よく覚えてない…」

私「そんなこと言って待つ奴がいるかって話だよな」

会長「話、とか出来るんじゃね…?」

犬「えええええ!?怖いじゃん!やめようよ!七不思議探索でも何でもなくなっちゃったし!」

会長「何が悲しくて学校から出るためにおっさんエルフに追っかけられてんだ…」

私「うーん…話。話なぁ……」

幽霊さんの類は、良い奴とか悪い奴とかまあカテゴライズされてるのはいっぱいいるんですけど。
けども、うん。

私「話した後にどうなるか…それこそどうすんの、やだよ私。おっさんエルフに憑りつかれるとか」

会長「そうか…」


犬「あ!あれ!アレ見て!」

私「何?どした?」


犬が指差すところを見ると、積み上がった物のちょーっと上になるんだけど、窓のような扉のようなものがある。
524: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:52:31 ID:P2/yVcR/xs


会長「開くか?廊下の窓は全部開かなかったよな?」

私「やってみるしかないんじゃない?ちょっと高いけど…」

犬「じゃあ、澪ちゃんゴー!」

私「何でだよ犬いけよお前一番高いだろ」

会長「いや、でも澪が一番軽いから、あの物の上で作業するなら一番いいかも知れない。俺らだと体重があるから上でバタバタやったら落ちかねないし」

私「……分かったよ、ちょっとやってみる。」

不満は残るものの、物に手を掛けて上る。
木登りとかは案外得意だ、高い所も怖くないので行ける。

いっても、その時ちょっと体重増えてたから52kgくらい?まあ、軽いとはお世辞にも言えないんだけど二人に比べたら…ってことだと信じて諦める。


私「……埃だらけだ」

鍵が埃だらけで触りたくないからティッシュで包んで持つ。
鍵は開いた。動いた。
もしかしたら…と思って扉を思いっきり押す。
(これ、押すタイプの小さい扉窓だったんだ。)

そしたらちょっと動いた。
でも、ちゃんとは開かないんだ。

多分、このちっこい窓は長いこと開けられてないから動きが鈍いんだと思われる。


私「くっそー!あとちょっとなのにー!」

犬「いけそうー?」

私「もうちょっと頑張る…!」

会長「おい、無理すんなよ?足元不安定だから」

私「分かってるけど怪我しても出れた方が…」
525: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:59:33 ID:P2/yVcR/xs



さすがに開かないことにイライラしてきた私。

ほんと、もう一回ガコッってなったら開きそうなのに全然開かないんだもの…手ごたえあるのに!っていう。
もちろん、イライラしてるし物相手だから動きが乱暴になってくる。もう八つ当たり気味。

カギの端っこに引っかけて手の皮がピッと切れて若干出血。ついにイライラがMAXになった。

上のところの縁?でっぱり?に捕まって、両足で扉蹴っ飛ばす。


多分、私の怒りのダブルキックは綺麗に決まったんだろうね。
扉も開いた!(゚∀゚)


会長「おおおお!」

犬「澪ちゃんかっこいいー!」

私「ふっふん、どy」

ドヤ、ってやろうとして落ちそうになる私。
ヒヤッとさせられるけど踏みとどまる、危ないとこだった。

とりあえず、窓の位置は高いけど、そうは言っても二階の窓には届いてない程度の高さ。

  い   け   る   ッ  !

と判断した私、そのまま物の上から窓から上半身を出す。
もちろんちゃんと出れる。

何も足を掛けたりするものがないから、そのまま窓に手を付いたまま飛び降りて着地。
着地、成功。

下はコンクリートだからバランス崩したらまずいけど、大丈夫だった。
526: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/3(土) 00:00:56 ID:P2/yVcR/xs


開いたままの扉に向かって声を掛ける。


私「大丈夫!余裕だ!清水の舞台から飛び降りるよりいける!」

犬「それ何かちょっと不安だけど、大丈夫なんだよね!?」

会長「犬、早く行け」

犬「うん!」

先に犬が出てくる。
着地成功。もちろん無事だ。

会長もちゃんと上って顔を出す。下には外から見えた扉、ちゃんと裏庭に出れている。

そのまま飛び降りてかっこよく着地する会長。
しかし、無言のまま何かを考えている。


私「…なに、せっかく脱出できたんだから早く行こう」

会長「……さっき、さ。澪が扉を開けた時…」

私「ん?」

犬「何?」

会長「小さい声だったけど、おっさんエルフの声…聞こえた気が……」

私「え」

犬「うそ…」



「開けれるとか嬢ちゃん凄いなー」


って。

三人で青ざめて、再び全力ダッシュで校門の方に行く。
誰もいない校門を出て、逃げるようにバス停に。
バスの時間はギリギリで、最後のバスだった…ほんと、あと数分遅れてたらやばかった。

そんなこんなで会長宅にまで戻ってくる。

527: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/3(土) 00:12:55 ID:P2/yVcR/xs


そんなこんなで学校の七不思議探索してたら脱出ゲームになったという思い出話。
ぶっちゃけ怖い話にカウントしにくいけどwww

声がしたのと、出れないの以外は何もなかったからwww


その日は何か知らないけど家に帰って三人で会長の家のソファーで
ココア、コーヒー、ミルクティーをそれぞれ飲んでgkbrしてたら気づいたら寝てた。

起きたら会長がソファーの中央に向かって足が落ちて_(:3 」∠ )┐ こんな感じ(多分正面から見たら向きは逆)
犬は会長と同じ方向を向いて、半分落ちながら寝てる。
私、上半身ソファーに乗っけて床にへたり落ちつつ、会長と頭ゴツンとしながら寝てる。


何だこのカオスな構図。起きた時朝四時半くらいでビックリした。
二人を起こして、夜についての話し合い。

良く考えたら、何故あんなに回ったり走ったりと色々してたのにバスの時間がまだあったのか。とか。
おっさんエルフとはなんだったのか、とか。
よく分からないけど、おっさんエルフはマジでいた。うん。

もちろん、危害加えられたかとか言えば微妙だしその後憑かれたとかそういうのはないけど。

周りの人に話してもあんまし信じてもらえないけどね、おっさんエルフは野太い声だった。
姿現されたらきっとクマみたいなオッサンだろうと思う(・ω・`)


以上、三人の脱出ゲームでした!
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