前スレでは4位とか頂きました、ありがとうございます。
前回まではひたすら自分達の思い出を語っていた>>1こと私なのですが、少々思う所がありまして急遽次スレ内容が追加されました。
スレタイも「〜2」にする予定だったんですが、これになりました。
というのも内容が全然「ちょっと」じゃなくなったからカットされたりしただけなんですけども
あ、それから続きの思い出話もするけどプロポーズもします。予定ですが。
急だなおっおーい!と思った人が正しい、この>>1は考えなしのアホだぜ?
そういうわけで詳しい経緯はまた後ほど。
そういうわけで前スレからの人も、新しく来てくれた人もgdgdだけど付き合ってくれたら嬉しいです。
前スレ
http://llike-2ch.sakura.ne.jp/bbs/test/mread.cgi/2ch3/1325804081/l10
小六〜中学三年(夏まで)
513: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:20:47 ID:P2/yVcR/xs
前回(>>503)の続きから!
会長は、本気で寝そうな(ていうか実際寝た)私をおんぶした模様。
いやいやwwww重いのにwwww男の子って凄いねwwww
会長「早く犬帰ってくると良いなー」
私「うんー…」
会長「お前寝るなよwwww俺が暇だからwwww」
私「むにゃ…むにゃ…」
寝た。(起きるまで何があったか分からん)
ちょっとして起きたら、犬が帰って来てた。
どうにも今から七不思議確認にいくとこだったそうでナイス私(褒められた話ではない)。
ていうかおんぶはされたままだったはずだ。私、暫く気づかない。
514: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:21:13 ID:P2/yVcR/xs
私「お?犬帰ってきた」
会長「おう、今からプールとか行くぜ」
私「プールねー…水に関係する七不思議ってメジャーだっけ?」
犬「どうだろ?よく分かんないけどうちの学校はプール、廊下、音楽室、家庭科室、トイレ、玄関だっけ?に七不思議があるって聞いた!」
私「…足りなくね?」
犬「よくあるじゃん!6つ体験したら7つ目が!みたいな?」
会長「なんだその曖昧な怪奇wwww」
私「ていうか6つでも嫌だよ実際、なんかヤバそうなん出てきてしたら危ないだけだしすぐ帰るよ?」
犬「わかってるって!」
会長「お前ホントに分かってんのか?wwww」
とかそんな調子で良いながらも皆さん夜の校舎にノリノリ、テンションMAX。
プールは何やったか覚えてない
犬がプールに落ちかけたから全力で助けたってくらい。
プールのとこに入ったときにようやく会長におんぶされたままなのに気付いた、私完全に寝惚けてたな
次廊下、夜に通るとテケテケさんが来るとか来ないとからしい。
515: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:21:40 ID:P2/yVcR/xs
私「渡り廊下かー…いかにも、な感じ」
犬「確か、通るだけで良かったんだけど…なーんか、何もなさそうだなぁ」
会長「んなもんだろ、ただの七不思議なんだからさ」
私「なんか出てきたら犬を囮にして逃げよう」
会長「おう!」
犬「何その無駄に良い返事!ホントになんか出てきたらどうするんだよーっ!」
私「ご愁傷さまっす」
会長「Don't mind!」←発音キレイ
犬「ひっどぃいいいい!!」
とか言って三人でケラケラとしてた。
ら。ふと、足を止める私。窓の外に誰書いたような希ガス。ってなわけで首をかしげる。
しかしどうやっても誰かの影が窓に映ったとしか考えられないので、気のせいかと渡り廊下中盤で納得する。
渡り廊下あるの二階だし、うん。
と思った矢先だった
「おーい、そっちいったらいかんぞー」
516: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:22:56 ID:P2/yVcR/xs
と、至近距離から謎のオッサンの声。
三人とも、沈黙することなく叫びながら全力でダッシュ。
犬「ぎゃああああ!!何あれ何あれー!?」
会長「仮に警備員だったらド叱られんぞ犬!」
私「人いねーよ!ステルス警備員なんて居てたまるかぁああっ!!」
何とか全力でダッシュし、逃げて適当な教室に入る。
準備室以外は鍵がない教室ばっかりだったから大いに助かった。
犬「やばいよお化けだよアレ!!」
私「いや違う、あれきっとエルフだ。きっと私たちが怪異に巻き込まれないように神様のお使いで」
会長「あんな野太い声のエルフを使わず神なんて信じねぇ…」
犬「でも学校の七不思議って1つ遭うと全部会うんじゃないの!?」
私「いや今の明らかにテケテケじゃねーだろ、おっさんエルフだろ」
会長「…よし犬、学校であった怖い話ver犬を語る場合はちゃんと渡り廊下におっさんエルフだ」
犬「ええええええっ!?」
私「…まあでも、下半身の無いテケテケさんが出るよりマシ」
会長「いや結構紙一重だぞ」
とか言ってたら、ここ理科室。
何もなくても大概不気味です、ええ。
517: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:23:31 ID:P2/yVcR/xs
その後も何だかんだと渡り廊下を避けて校内を回り続けるも怪異どころか警備員にも会わない。
おっさんエルフに再登場されたところで非常に辛いんだけども、おっさんエルフが探索の山場なんて嫌すぎる…。
会長「んじゃ、帰るかそろそろ」
犬「結局、おっさんエルフに会っただけかぁ…」
私「何か疲れただけだな、さすが七不思議」
とか良いながら会長が正面の玄関扉を開けてくれた───が、開かなかった。
会長「…犬、鍵開けろ鍵。なるべく早く速やかに」
犬「えっ、この扉鍵なんかついて無いと思ったけど…」
会長「は?……開かねーぞこれ」
犬「うっそん!?」
会長「おいおい、早く帰ろうっていってんのに冗談言うかよ…」
2人でガッチャガッチャと扉を開けようとしてるけど開かなかったらしい。何故?って感じだったみたいだね。
その時、ちょっと離れて下駄箱のあたりに凭れ掛かってマナーモードにしていた間に来てた着信やらがないかを確認してた私。
ようやく二人の様子に気づいて傍による。
518: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:27:15 ID:P2/yVcR/xs
私「おいおい、男2人して扉も開けれないとか冗談きついぜ」
会長「ひっでwwww」
犬「ちょっと澪ちゃんも手伝ってよー開かないんだよー」
私「…これでもし私が余裕で開けた場合お前ら2人覚えておけよ」
会長「よーし、アイスでもケーキでも花瓶パフェでもバケツプリンでも何でも奢ってやるから澪さん、いや澪様も手伝ってください」
私「おう!」
犬「澪ちゃん現金すぎる…」
私「よーいしょ。」
押す。
開かない。
押す。
開かない。
頑張って押す。
開かない。
超押す。
開かない。
押してダメなら何とやら。
引いてみる。
開かない。
超引いてみる。
開かない。
殴ってみた。
痛い。しかも変な音する。
519: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:28:23 ID:P2/yVcR/xs
私「……やっべ、変な音した」
会長「まさかのパンチwww」
犬「澪ちゃんの容赦ない拳にビクともしないなんて…」
私「アイアムレディ!」
会長「しゃーねーな、別の道探すか」
嘘みたいな話だけどこの扉マジで開かなかった。
もちろん、鍵ついてないし開くはずなんだけど開かなかった。
別の道を探しに行く三人。
と、踵を返したところで…
「おーい、出れんのかー」
再び何故か至近距離からおっさんエルフキタ────(゚∀゚;)─────!!!
犬「ぎゃあああああああ!!?」
私「うわあああああ!?」
会長「い…っ!?」
会長耳元で聞こえたらしくって叫ぶ余裕がないくらいにビックリしたらしい。
珍しく焦り声だった…何という、会長キラーのおっさんエルフ。
もちろんダッシュで逃げる逃げる逃げる。
逃げてるうちにまた渡り廊下に来てしまって三人とも冷や汗。
逃げてたからとはいえ、わざわざ「おっさんエルフに遭遇した場所に来ちゃうとか馬鹿だろ…jk」な空気。
520: 1 ◆TFyL7CT/Mk:2012/3/2(金) 23:33:34 ID:P2/yVcR/xs
私「ひ、引き返して違うところ行こう」
犬「ち、違うところって!?」
私「裏とか出れるとこないの!?」
犬「た、体育館の方とか…」
私「どっち!」
犬「こ、こっち!」
犬を先頭にダッシュ。
何て言うんだろう、悪霊とかそういう嫌な気配とか特別な身の危険は感じない。本当に、そういう意味では大丈夫なんだと思う。
だけども、姿は全く見えないっていうか無いのにも関わらずあんな会話してるみたいな近い位置から声がするとか、正気の沙汰じゃない!
ってことで、逃げてます。
会長もさすがに青ざめてるのか、口数減り気味。
走って早く脱出しようと体育館の方に急ぐ。
でも、体育館に行くための扉を開けようとしてもそれも開かない。
そしたらまた
「おーい、待ってくれー」
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