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母「私、母!46歳!」
[8] -25 -50 

1:🎏 ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 17:55:31 ID:nUErM70S8M
母「いっけなぁーい、遅刻遅刻!」バタバタ

母「きゃっ」ドンッ

母「あたた… !ちょっとアンタどこ見てんのよ!サイテー!」バタバタ





息子「おかえり、母さん。日課の早朝妄想ランニングお疲れ様」
母「いい汗かいたわぁ」


101:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 21:59:16 ID:nUErM70S8M

クラスメイト2「息子、おはよう!」

息子「(大体あの子なんで朝からあんなテンション高いんだ?)」

クラスメイト2「なあ息子、今日の数学の宿題やった?」

息子「(チラチラこっち見るくせにこっちが何か話したら怒るし…)」

クラスメイト2「俺やってないから見せてほしいんだ。今日当たるんだよな〜」

息子「(カルシウムが足りてないのか)」

クラスメイト2「勝手に見るぜー?」ガサゴソ

息子「(魚でも食べさせるか?おろすか…いや)」

クラスメイト1「おいおい、勝手に見ていいのか?」

クラスメイト2「平気だって、コイツ優しいから。な、息子!」

息子「焼くか」

クラスメイト2「俺を!?ノートを!?」


102:🎏 名無しさん@読者の声:2011/11/19(土) 22:00:20 ID:O2Dmey52w.
焼くなwwwwwww
この時間に声出してワロタwww
103:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 22:06:19 ID:iIheZSRL/E
息子「へ? あ、ああ、ごめん。何?」

クラスメイト2「なんだよ、寝ぼけてんのか?数学のノート!見してくんない?」

息子「ああ、いいよ。はい」

クラスメイト2「やりぃ!ありが」


親友「待て小僧」


クラスメイト2「と…う……」


104:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 22:20:27 ID:nUErM70S8M

息子「あ、おはよう。今日は遅かったんだね」

親友「ふむ、僕は通常8時17分には着席して好物であるしるこを啜っているからな。8時21分に登校してきた今日は些か遅い到着だった。認めよう。そして、おはよう。僕は自分の非を認め、そしてする挨拶はやはり清々しいな」

クラスメイト2「あ〜…悪ぃ息子、俺やっぱノートいいわ」

親友「む、何故だ?君は宿題をやってきていないのだろう?そして数学は一時間目に位置している。息子のノートを写しあたかも自分がやったかのように振る舞う方が賢いやり方だろう」

クラスメイト2「え、あ、ああ〜…じゃ、じゃあやっぱ写して――」

親友「だがまあ待て。僕は先程君のその行為を止めた。その解説を今しようではないか。そうだね、君のその行為は極めて効率的だろう。だがね、だがしかしだよ。君は僕の親友である息子の努力の結晶であるノートをなんの対価もなくただ写そうとしたわけだ。それは息子に対する冒涜ではないかな」

クラスメイト1「親友、その辺で」

親友「そこでだね、差し当たっての問題解決の為に僕のノートを貸そう。心配はいらない、僕は宿題の内容ならすべて頭に入っている。なんなら今ここで音読しよう。P138四角4の問1、X――」

クラスメイト2「すいませんでしたぁっ!」ダッ


105:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 22:25:08 ID:jXFPpZf.mk
>>102
焼きます、あぶりますww(魚を)
笑ってくれてなによりです(*^∽^*)


親友「訳がわからんな、理解しがたい。人の好意は受け取るものだ」

息子「そうだね、ところでそろそろ先生くるよ」

親友「む、もうそんな時間か?では僕は席に着くとしよう。ああそうだ息子、後で話すことがある。大した話ではないがな。ではな」サッ

クラスメイト1「…気の毒だったな、クラスメイト2」

息子「後で謝っておくよ…」

106:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 22:46:08 ID:VSZkNQQiMw
昼休み――

親友「ところで、話なのだかね。ああ、食べながらでもいいかい?本来何かを口に含みながら話すというのはマナー違反だが、学校生活における「昼休み」という希少な時間において、それを最も効率よく使うために僕は今敢えてマナー違反をしようと思う。これについての反論はあるかな」

息子「ないよ」

親友「うむ。では、いただきます」

息子「いただきます。…相変わらず豪華なお弁当だね」

親友「そうかな、まあ、そう見えるかもしれないね。重箱というのは僕以外持っている人を見たことがない。だが君はそろそろ見慣れてきていい頃合いだと思うよ。そして君のお弁当もとても美味しそうだ。具体的にいうと、そうだね。そのたこさんウインナーとか…」

息子「食べる?」

親友「いや、遠慮しておこう。君の母上は君に食べてもらう為に作ったのだろうからね。 ああ、話が逸れたね。それで、朝言っていた僕が話すことなのだが」モグモグ

息子「うんうん」モグモグ


107:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 22:51:54 ID:VSZkNQQiMw
親友「まあ、私事で申し訳ないんだが、僕はつい先日誕生日、というものを迎えてね。ああ、その節はメールありがとう、大切に保管してパソコンに送っておいた」モグモグ

息子「わざわざいいのに」モグモグ

親友「いや、とても嬉しかったからね。それでだな、まあ家族にも大層祝ってもらったわけだ。この歳で少々恥ずかしい気もするがね。妹からもプレゼントを貰った。感動したね」モグモグ

息子「ふむふむ(卵焼き若干しょっぱくないか、これ。俺甘い方が好きなんだけどな)」モグモグ

親友「その妹の話を聞くにね、どうやらそのプレゼントは君と一緒に買いにいったものらしいんだ」モグモグ

息子「そうだね(まあ食べれるからいいか)」モグモグ

親友「妹…幼女がお世話になっているようだね。これからも兄妹共々よろしく頼むよ」モグモグ

息子「こちらこそ(うん、おいしい)」モグモグ

108:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 22:59:33 ID:VSZkNQQiMw
親友「まあ僕が言いたいのはそこではなくてだね。うーん、なんと言ったらいいのだろう」

息子「?」モグモグ

親友「妹を、よろしく頼む」

息子「? さっき聞いたよ(お、ハンバーグ入ってる)」

親友「相変わらず察しが悪いね、君は。それとも焦らしているのかい?いいだろう、ならば僕がはっきり言おうではないか」

息子「(あー、今日トイレットペーパー買ってこいって頼まれたんだっけ)」モグモグ

親友「女として、妹を、よろしく頼む」

息子「ブーッ」




109:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 23:04:01 ID:VSZkNQQiMw

親友「……」(眼鏡フキフキ)

息子「ごほっ、ごほっ」

息子「あ、ありえないだろ!母さんといい君といい、なんで俺が小学生を相手にしなきゃいけないんだ!」

親友「それは僕の妹に魅力がないと言っているのかな」イラッ

息子「なんでちょっとイラっとしてんの!? そういうことじゃなくて、俺は普通に普通の年代の子が好きだから」

親友「そうか…幼女にもいい相手が見つかったと思ったのだが…」ショボン

息子「ショボンとしないでよ…」


110:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 23:07:58 ID:VSZkNQQiMw
放課後――

親友「ではな」

息子「また明日ね」



息子「(しかし、なんで俺をロリコン扱いするんだが…)」

息子「……」

息子「彼女でも作ろうかなー…」


111:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 23:13:22 ID:VSZkNQQiMw

息子「ただいま…」ガチャ

母「ぎぃやああああああああああああ」ダダダダダ

母「息子くん抱きとめてえええええええええええ」ダダダダダ

息子「うわああああああああああ」サッ

母「まさかの回避ー!!」ズシャー

息子「なに、なに、えっ、なに!?」

母「うう…」ムクリ

息子「母さん?え?なにどうしたの、なにかあった?」

母「録画が…」

息子「え?」

母「アニメの録画が…全部消えた……」

息子「それだけで帰宅してきた息子の胸の中にダイブか」


112:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 23:18:13 ID:VSZkNQQiMw

いとこ「あの〜…」ソロソロ

母「ハッ」

いとこ「ごめんなさい、私何かまずいことしましたか…?」

息子「(リモコン…犯人は奴か…)」

母「ウッ、いいのよ、気にしないでちょうだい…」フラフラ

いとこ「お、おばさん、ふらふらですよ!」

母「ふふ、ふふふ…」フラフラ…

いとこ「お、おばさん!待ってください、謝りますっ、弁償します〜!」アセアセ タタタ…

息子「……っふ」

息子「しばらく彼女は無理かな」





113:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/19(土) 23:18:48 ID:VSZkNQQiMw
今日の更新はここでストップです
また明日更新しますね!

それでは!
114:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/20(日) 11:00:13 ID:EG7w1yMPRs
朝――

息子「行ってきます」

いとこ「行ってきます、おばさん」

母「はーい、行ってらっしゃーい」

バタン

母「……」

母「……あれっ?」

母「あれれ?きょ、今日はあっちを追って行かなくていいの?」

母「え?あ、つ、つまり…?」

母「出番キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!??」


115:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/20(日) 11:11:28 ID:t3o.gKfTxg

母「うほほwwwちょww私の時代ktkrwww」

母「何wwしますかねwwあっ母ファンの皆様お待たせしましたプオァwww」

母「…あっ、その前に食器片付けなきゃ」

カチャカチャ―…

母「よし!じゃあ早速…って、あ、洗濯物洗濯物」

ウィンウィン―…

母「これでよし。じゃあ―…あ、今日燃えるゴミの日だったわ!」

ガサゴソ―…

母「えーと次は、そうそう!卵が安かったのよね、買いに行かなきゃ〜」

タタタ…

母「ふう、ただいま〜。近所の人とすっかり話しこんじゃった。おっ!お昼のワイドショーが始まる時間ね!」

ワイワイ

母「面白かったわあ、さ、昼寝昼寝。目覚ましは息子くん達が帰ってくる30分くらい前に設定して……」カチャカチャ



母「って馬鹿かあ―――っ!!!」ガッシャアアン


116:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/20(日) 11:16:03 ID:AKEZMREro2

母「わったっしは、ばっかっか!」

母「ついリズミカルに口ずさんでしまうレベルだわ!」

母「何普通に普通の母親としての日常を過ごしてるの!?」

母「私はそんな子じゃない!もっとやれる!やれば出来る子なのよ!!」



お隣さん「(また何か騒いでるわ…)」


117:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/20(日) 11:20:51 ID:jXFPpZf.mk

ピンポーン…

母「あ、はーい」

母「はいはい、どちらさま〜…」

セールス「あっどうも〜!あ、お母様いますぅ?」

母「え?私ですけど…」

セールス「あらっ!あらあらまあまあ、てっきりお姉様かと!やだわあ私ったらウフフww」

母「あらやだお上手ですこどブシュシュww」

セールス「(えっキモい…)」


118:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/20(日) 11:26:50 ID:iIheZSRL/E

セールス「(でもこの調子なら上手く売り付けられそうねニヤリ)あのですね奥様、私こういうお化粧品取り扱ってる者でして〜」ベラベラ

母「へ〜…」

ここで母はひらめいた
名前も素性も知らぬ、これから生涯関わるとも思えないこのセールスの女性になら、主人公なりきり癖を存分に披露してもいいのではないか?と――…

母「……」ゴクリ

セールス「奥様?」


119:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/20(日) 11:33:14 ID:AKEZMREro2

母「あっ…」フラッ バターン

セールス「お、奥様!?」

母「き、気にするでない、じぃ…」

セールス「じぃ!?私!?」

母「わらわの命はここで尽き果てる運命だったのじゃ…」コホッコホッ

セールス「え?え?」アセアセ

母「泣かないでくれ、お母様、お父様…母は、ここで命尽き果てても何も後悔はいたしませぬ…」

セールス「よ、よく分からないですけど、救急車呼びますね!?」

母「あ、救急車はいいです」

セールス「救急車はいいの!?」


120:🎏
◆dR7WV1bjfM:2011/11/20(日) 11:39:55 ID:AKEZMREro2

母「ああ、これが走馬灯?思い出が溢れてくる…」

母「ふふ…涙が出てきてしまった…情けないのう」

セールス「出てませんけど…」

母「……」

セールス「……」

母「ぐ、ぐすんぐすん」

セールス「泣きまね下手っ!」


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sage:


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