男「ナルガたん(*´д`*)ハアハア」
ナルガ「・・・」
男「毛をもふってしていい?」
ナルガ「断る」
男「じゃあ、ギュってしていい?」
ナルガ「・・・」
男「沈黙は肯定とみなす!!」ッバ!!
ナルガ「しつこい!!」バキッ!!
男「ひでぶ!?」
ナルガ「(いつからこうなったんだろう・・・)」
話は数日前に遡る
260: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 18:56:33 ID:6sRUAGkZIU
イビル「ガァァァァァァ!!」ジタバタブンブンブン
バチン!!
男「ぐっ!!」
ナルガ「男!!逃げろ!!そいつは…そいつは人間が敵う相手じゃ…」
男「逃げないよ」
ナルガ「!?」
男「誓ったんだ、必ず守ると、絶対に大切にすると!!」
ナルガ「男・・・」
イビル「グギャャャァァ!」ブン
男「よっと、そらぁ!!」 ヒョイ、ズバッ!!
イビル「ガゥゥゥゥアアアア!!」
男「うわ!?」キーン
ナルガ「これは!?怒りの咆哮!?逃げろ!!男!!」
イビル「ガァァァァァァ!!」シュバーーー!!
男「しまった!!」
261: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:02:14 ID:6sRUAGkZIU
男「・・・う」
男「痛く…ない?」
ナルガ「え?」
友「ぐっ!!うう…」
男「友!?なぜここに!?今のを庇って?」
友「馬鹿・・・野郎、今は目の前の敵を倒すことに専念しろ」
男「友…とりあえず、これを飲んどけ、つ回復薬グレート」
友「おう」
イビル「ガァァァァァァ!!」
男「第二波か!?まずい!!避けれない!!」
ドンドンドンドン!!
イビル「ガァァァァァァ!?」
男「?」
262: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:11:25 ID:6sRUAGkZIU
後輩「大丈夫ですか!?先輩!!」
男「後輩!!まさか友!!お前が読んで!?」
友「ふぅ、ああ、まあなそれよりどうすんだよ?こんなデカブツ時間がかなりかかるぞ?」
後輩「確かに…体格と体力が比例しているのであれば、かなりやっかいなことになりますね…」
男「僕に…一つだけ方法がある…本当は使いたくないんだけど、背には変えられない」
友「どうすんだ?」
男「イビルジョーの注意を・・・一分間、僕に向けないようにしてくれ…」
後輩「一分間…」
友「無理って言ってる暇は無いなやるしかねぇ!!」
男「頼む!!二人とも!!」
263: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:18:05 ID:6sRUAGkZIU
焦りすぎワロタwww
>>262に誤植発見
「読んで」ではなく
「呼んで」ですね
焦るな!!自分!!
264: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 19:30:25 ID:fxHS/o2xrU
じえん
265: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:30:35 ID:J1gnA8ZFUc
友「せい!!だりゃ!!どりやっさー!!」ズン!!バゴ!!ズバッシャー!!
後輩「通常弾装填!!速射します!!貫通弾装填!!発射します!!拡散弾装填!!離れて下さい!!」
ドンドンドンドン!!ジャコ!!ドンドンドンドン!!ガシャ!!ドン!!ドゴン!!
男「うりゃー!!せい!!はっ!!」ズバッ!!ザン!!ザシュザシュザン!!
男「鬼人大回転切り!!」 ズバーン!!
イビル「ガゥゥゥゥアアアア!!」
男「ぐぅ!!」
友「うお!?」
後輩「きゃっ!!」
266: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:31:34 ID:J1gnA8ZFUc
>>264
もーらん!!
(`・ω・´)
267: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:43:39 ID:6SlGjMPd.k
友「あんだけやって、まだこんな体力が!?」
後輩「しかも、怒り状態の時は肉質に変化が見られるようですね」
友「どおりで弾かれる訳か…だが体格の割に俊敏さも重ね備えている…研ぐ暇がねぇよ!!」
男「体は剣で出来ている…」
イビル「!?ガァァァァァァ!!」ブン!!
男「ぐっ!!」バチン
友「男!!」
後輩「先輩!!」
イビル「グルルルルル」ズンズン
友「エリア移動か…」
後輩「ひとまず安心ですね」
ナルガ「早く…奴を追いかけろ…」
男「ナルガたん!?」
268: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:50:41 ID:J4YZkVOK3.
ナルガ「奴は…他のモンスターと違って…食べる事で体力を回復する…」
ナルガ「加えて、奴は…凄まじい程の大食だ」
ナルガ「早く行かないと…手遅れになるぞ…」
男「ナルガたんは!?」
ナルガ「・・・お前は私たちモンスターに自然治癒力があることを忘れたのか?」
男「でも!!」
ナルガ「私は…ここで休んでるから…絶対に帰ってきてね?」
男「・・・わかったよ、アイツを倒して、必ず戻ってくる!!だから、それまで待ってて!!」
男「友!!後輩!!」
友「行くか!」
後輩「はい!!」
ダッ!!
269: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 19:55:36 ID:um8Iuczxw.
ナルガ「行ったな…」
ナルガ「ごめん、男…私はお前に…嘘をついた…」
ナルガ「もう、私は助からない」
ナルガ「自然治癒力も役に立たないなw」
ナルガ「男…」
ナルガ「やだよ…死にたくないよ、男とまだ一緒にいたいよ、男との約束守れてないよ…」
ナルガ「男…好きだよ…」
ナルガ「ううん、もっとこう、言葉で表せない感情…大好き?違うな…」
ナルガ「男…愛してる」
ナルガ「眠くなってきたな…少し…寝るか…」
270: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 19:57:29 ID:nNpm8ZXgkM
な、ナルガーー!!!?
271: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 20:09:35 ID:J4YZkVOK3.
男「(ナルガたん・・・?)」クルッ
友「どうした?男」
男「・・・なんでもない、それより」チラッ
イビル「グヘー」ボタボタ
男「涎が垂れてるな…隙だらけじゃないか?」
友「後輩、持ってきたか?」
後輩「はい、どれを使いますか?」
友「じゃあ、毒でいこう、」
後輩「解りました」
男「なんのはなし?」
友「ああ、お前は知らないのか」
後輩「イビルジョーの涎は強い酸性で触れると防具が溶けてしまうんです」
男「!?」
友「そこで、使うのがこの、罠生肉だ」
友「今回は毒生肉を使う、イビルジョーは空腹が早い代わりに、一度食べたものをすぐ吸収する」
友「それを逆手にとる」
男「把握した」
友「いくぞ!!」ポイッ
イビル「!!」
272: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 20:16:02 ID:yMDOTeggTE
よし、ちょっくらゴーヤを俺のガンランスで爆破させてくる
273: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 20:26:29 ID:.IpzN6SK2w
ゴーヤよりピクルスに似てると思うのは俺だけなのかな…
274: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 20:40:40 ID:qviQorEFqA
男「気づかれたか?」
友「いや、肉に気をとられている、食べ終わったら、いくぞ」
イビル「グルル」バクッバクッ
イビル「ギャアアアアアア!!」
友「今だ!!」ダッ!!
男「よし」シャキ!!
後輩「援護します!!」ジャコ
イビル「!?」
友「せいやぁ!!」ザム!!
イビル「グギャャャァァ!!」ドシーン!!
友「一気に畳むぞ!!」
男「分かった!!」
後輩「はい!!」
イビル「グルルルルル」ギロッ
友「っ!?」
イビル「ガァァ!!」バクッ
友「なっ!?」
イビル「ガゥゥゥ」バクバク
友「うわぁぁぁぁぁ!!」
男「友!!くそっ!!離せ!!」ザンザシュ!!
後輩「友先輩!!」ガチャ
ドンドンドンドン
男「このままじゃ…友が!!」
???「そらっ!!」ボッ!!ジュー
イビル「ギャアアアアアア!?」
男「!?」
275: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 20:51:11 ID:I.ZpwUjV3w
ソル「おいおい、男、何情けねえ面をしてんだ?」
男「ソル!?」
イビル「グルル」ギロッ
ルナ「喰らいなさい!!」サマーソルト!!
イビル「アンギャァァァァ!!」
男「ルナさんまで!?」
ソル「俺達がイビルジョーを足止めする!!今のうちにヘタレにお見舞いした詠唱とやらをやっちまえ!!」
ルナ「私達に任せてください!!男さん!!」
友「モンスターが頑張ってるのに…指くわえて見てちゃ、ハンターの名が廃るなぁ!!」
後輩「はい!!」
男「みんな!!」
男「・・・よし」スーッ
276: 名無しさん@読者の声:2011/10/6(木) 21:33:23 ID:k1SERnf23Q
ついに最終章か
っCCCCC
277: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 22:36:27 ID:oCFwVVGzgU
男「体は剣で出来ている、血潮は鉄で心は硝子、幾たびの戦場を越えて不敗、ただの一度も敗走はなく、ただの一度も理解されない、彼の者は常に独り剣の丘で勝利に酔う、故に生涯に意味はなく、その体はきっと剣で出来ていた」
男「アンリミテッド・ブレイドワークス!!」
ズガガガガガガガガガガ!!
イビル「ギャアアアアアア!!」ヨロヨロ…ズシーン
友「すげぇ…」
後輩「先輩がこんな技を持ってたなんて・・・」
ソル「こいつは予想以上だ…」
ルナ「なんていうか…想像の遥か斜めをいきましたね…」
男「・・・ぅ」グラッ
後輩「先輩!?」
友「男!?」
ガシッ
男「ありがとう、二人とも…でも、僕行かなきゃ…ナルガたんと約束したんだ…必ず戻るって…」
後輩「先輩!!自分の体を…」ギュッ
友「行かせてやれ」
後輩「友先輩!?」
友「約束…したんだろ?」
男「・・・うん」
友「行ってやれ」
男「友・・・ありがとう!!」ダッ!!
278: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 22:48:54 ID:dLCU9OGsOM
男「ナルガたん…?」
男「ただいま…帰ってきたよ」
男「イビルジョー、倒してきたよ…」
男「かなり手強かったよwwwでも、皆がいたから勝てたんだ」
男「ねぇ?ナルガたん、この場所でナルガたんのファーストキス僕が奪っちゃったよね…」
男「ナルガたん可愛かったよ?アタフタしてて、とっても可愛かった」
男「ねぇ?ナルガたん、僕がフラフラで来たときの事を覚えてる?あのときはナルガたんに傷口を嘗めてもらったり、背中に乗せてくれたりして、僕にとって、最高の1日だったよ」
男「ねぇ?ナルガたん、僕が料理した肉を食べてくれたのもこの場所だね。」
男「僕が料理出来るの知って、凄く驚いてたよねwww」
男「・・・ねぇ?約束、したよね?僕の手料理食べにきてくれるって…」
男「ほら、もう、起きないと、風邪…ひいちゃうよ…」
男「ナルガ…たん、起きて?」
男「起きてよ、僕まだ、ナルガたんを幸せにしてないんだよ?料理食べさせてないんだよ?守りきれてないんだよ?」
男「ナルガ…たん」
男「う…ああああああああああああああああ!!」
279: さぎし ◆CmqzxPj4w6:2011/10/6(木) 22:51:51 ID:oCFwVVGzgU
今日はここまでとします
投下は明日に
明日!!衝撃のラストが!!
皆さん、乙狩れ様でした
m(__)m
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