***
壱国城、謁見の間
***
壱王「よくぞ参った……魔力を持つ者、勇者よ」
魔者「……お呼びくださったこと光栄に思います、陛下」
壱王「そう畏まらずともよい、楽にせよ」
魔者「……おそれいります」
781: 名無しさん@読者の声:2012/3/20(火) 19:54:46 ID:J/QHWuCNKY
追いついた!面白い!つCCC
気づいたら、1のレスが壱姫に脳内変換されたw
782: 少女:2012/3/20(火) 21:45:12 ID:SHIfJkK4AE
>>781
うおおお!最初からとか…長ったらしくてすみません!oyz
嬉しいです、ありがとうございます!
どうしてそうなった
姫口調の壱姫ですか敬語だからですか
>>all
敬語壱姫と被ってるので、私の口調素に戻した方がいいんでしょうか……(大分レス返の内容が下品になる気がするが)
というかレス返は私が返してますが魔者たちに返させたがいいんでしょうかね
よかったらご意見お願いします
783: 少女:2012/3/20(火) 21:46:05 ID:SHIfJkK4AE
***
タタン、トンッ…
魔者「……さて、と……到着だな」
魔者「この辺だったかな……うお、砂ぼこりやべぇ!」ガサガサ、ゲホッゴホッ
魔者「んー、結構時間かかるかもなあ……」ハア
側近「お手伝い致しましょうか?」
魔者「おう頼…………って、うわあああああああおおおええおおあああ!!!??」
784: 少女:2012/3/20(火) 21:47:39 ID:eycZAGN556
側近「……」
魔者「うぇ、え……あ、そ……側近?」ドキドキバクバク
側近「……」
魔者「な、なんだよ驚かすなよ……ってかなんでここにいるんだ?」ハアハア
側近「……」
魔者「そ、側近?」
側近「……いえ、驚かせして申し訳ございません」プルプル
魔者「さっきから必死で手をつねってるのはなんでだ」
785: 少女:2012/3/20(火) 21:48:48 ID:eycZAGN556
側近「このような洞穴があったのですね」ニコ
魔者「……おう、ちょっと登らないと入り口がわからないから、普通にしてたらまず見つからない」
側近「ほう……」フムフム
魔者「……」
側近「……それで、このような洞窟で、何をしてらしたのでしょう?」
魔者「え、そりゃ……」
側近「……」
786: 少女:2012/3/20(火) 21:49:18 ID:SHIfJkK4AE
魔者「……、そ、それはいいから、なんでここにいるのか答えろよ」
側近「それは……」
魔者「……」
側近「……壱姫様の御心のままに、勇者様の説得に参りました」ニコ
魔者「……お前って笑ってごまかすよな」
側近「これ以上無くはっきりと申し上げたつもりでございますが……」
魔者「いや、気まずさとかそういう……まあいいか」
787: 少女:2012/3/20(火) 21:54:31 ID:SHIfJkK4AE
>>783-786
今日はここまでに!
言ってるそばからごまかされてますね
でもお互いコイツには勝てないと思い始めてる様子(もちろん違う意味で)
それではまた明日!ノシ
788: 名無しさん@読者の声:2012/3/20(火) 22:26:35 ID:J/QHWuCNKY
>>782
あ…ただ個人的に楽しむ為の妄想なんで
気にしないでw
今の文が好きなんだw
789: 名無しさん@読者の声:2012/3/21(水) 21:29:16 ID:OgdlDKSoRE
そろそろかな、まだかな。
790: 少女:2012/3/21(水) 21:40:03 ID:aG9Ww59lt6
危ない寝るところだった…(・ω・´;)!
>>788
そうですかw了解しましたー
より壱姫に似た口調がよろしければそちらにいたしますけれど?…なんちゃってw
>>789
すみません、遅くなりましたー
布団の魔力怖い(((°Д°;))
今から投下します!
791: 少女:2012/3/21(水) 21:40:46 ID:aG9Ww59lt6
魔者「説得って何言う気だよ」
側近「……そうですね、旅に出ることの利点と、魔王を倒した暁に贈られる品々についてご説明を」
魔者「いらね」
側近「作用ですか」ニコ
魔者「驚かないんだな」
側近「私もそれらに興味はありませんので」
魔者「ふーん」
792: 少女:2012/3/21(水) 21:41:51 ID:aG9Ww59lt6
魔者「あれ? じゃあなんでそんなもんで説得しようとしたんだよ」
側近「あくまでも一般的に価値があると思われるものを挙げさせていただこうかと」
魔者「あー……そんじゃお前の価値あるものって」
魔者「──壱姫か、了解」ハア
側近「……、よくお分かりになりましたね」ニコ
魔者「……慣れた」
793: 少女:2012/3/21(水) 21:42:37 ID:SpmsIsOPoU
側近「それでは、勇者様の価値あるものとは何かお訊ねしてもよろしいでしょうか」
魔者「えあ?」
側近「……」ニコニコ
魔者「そりゃ村……うぅ、な、何でもいいだろ!?」
側近「なるほど、ご婚約者様、女頭様、盗賊様、その他山賊の方々ですか」ニコ
魔者「うわあああああ!!!! 誰もそんなこと言ってねぇだろうがあああああ!!!」///
794: 少女:2012/3/21(水) 21:45:10 ID:aG9Ww59lt6
>>791-793
今日は少なめですが、きりもいいのでここまでに。
ありがとうございました!
795: 名無しさん@読者の声:2012/3/21(水) 22:03:45 ID:OgdlDKSoRE
側近と魔者のやり取り好きだわ
っCCCC
796: 少女:2012/3/22(木) 21:37:29 ID:8EzdbQEYJk
>>795
ありがとうございます!
私も結構好きだったりします…というのも、壱姫がいると側近は自重して喋んなくなりますからねーw
村娘もですが、側近が喋ってくれるとほっとしますw
では今日も少なめですが、投下いきます!
797: 少女:2012/3/22(木) 21:38:18 ID:xZgsXzpN3.
側近「そうですね……それならば金品ではなく、勇者様にとって有用だと思われるものをご用意させていただくことも出来ますが」
魔者「あ?」
側近「例を挙げさせていただきますならば、ご婚約者様の衣装ですやら……」
魔者「衣装?」
側近「壱国城でお召しになったような服になります」
魔者「ああ……べ、別にいらねーよ!」///
798: 少女:2012/3/22(木) 21:39:17 ID:8EzdbQEYJk
側近「それから、この土地の所有権を勇者様にお譲り申し上げますことも可能でしょう」
魔者「所有権?」
側近「ここは国境近くの、人里離れた山の中です。 ゆえに誰が手を出すこともなく、壱国が所有しています」
魔者「……よくわかんね」
側近「簡単に申し上げますと、この土地はそもそも壱国のものであり、勇者様がここに住まれていらっしゃることは違法なのです」
魔者「……まじか」
側近「まじにございます」
799: 少女:2012/3/22(木) 21:40:08 ID:8EzdbQEYJk
側近「ですから、所有権をお渡しするということは、正式にこちらの土地を勇者様のものとするということでございます」
魔者「そんなめんどくせーもんがあんのか……」
側近「はい」
魔者「……で、それだけか?」
側近「他にお望みのものがおありでしたらなんなりとご用意させていただきますが」
魔者「……いや、いいよ」
側近「!」
800: 少女:2012/3/22(木) 21:42:44 ID:xZgsXzpN3.
>>797-799
今日はここまでにします
ありがとうございました!
そして800げと(`・ω・´)!
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