***
壱国城、謁見の間
***
壱王「よくぞ参った……魔力を持つ者、勇者よ」
魔者「……お呼びくださったこと光栄に思います、陛下」
壱王「そう畏まらずともよい、楽にせよ」
魔者「……おそれいります」
769: 少女:2012/3/17(土) 22:04:14 ID:lsB7J5IztA
壱姫「──……わかりました」
女頭「お」
壱姫「そうですね……私の考えは男女差別的ですね」
村娘「…………」
壱姫「考えを少し改めようと思います」
女頭「固いねえ……ま、ガールズトークの続きでもしましょー!」
壱姫「……ああいった話もガールズトークに含めてもよいのでしょうか」
女頭「女が集まって喋りゃー何だってガールズトークだって」ニカニカ
770: 少女:2012/3/17(土) 22:09:39 ID:lhVHwnq4ok
>>763-769今日はここまでに!
意外と恥ずかしがり屋(?)な壱姫でした
(でも本人は下ネタでも平気で話します)
壱姫は自分も女のくせに、女の子に対する理想のようなものを持ってますねw
話している内容より、女の子が下品なことを言っているという状況が恥ずかしいみたいです
771: 名無しさん@読者の声:2012/3/18(日) 08:39:29 ID:NZ0gmpkD7I
つCCCC
772: 少女:2012/3/18(日) 15:48:06 ID:xZgsXzpN3.
すみません!
今日は用事ができてしまったので来れないと思いますorz
また明日m(__)m
773: 少女:2012/3/19(月) 21:57:18 ID:5DJx43eGmI
昨日は突然お休みしてすみませんでした!
用事をすっかり忘れてまして……orz
そして、遅れてすみませんorzorz
>>771
ありがとうございます!
今から投下しますね!
774: 少女:2012/3/19(月) 21:58:03 ID:gJJmjmSKaM
壱姫「そういえば、質問をしてもよろしいでしょうか?」
女頭「ん、私? いいよ、どうぞ」
壱姫「どうして山賊をやってらっしゃるのでしょうか」
女頭「……そりゃまた、いきなりな質問だね」
壱姫「すみません、……けれど正直な疑問です」
村娘「…………」
775: 少女:2012/3/19(月) 21:58:40 ID:5DJx43eGmI
壱姫「山賊の仕事は割に合わないとおっしゃってらしたでしょう?」
女頭「まあねー」
壱姫「そして、察するに討伐屋が主な収入源……」
女頭「……」
壱姫「山賊をやめて討伐屋に専念した方が、稼ぎはいいでしょうに」
女頭「……お嬢ちゃん」
壱姫「はい」
776: 少女:2012/3/19(月) 22:00:35 ID:gJJmjmSKaM
女頭「世の中、頭で考えるようにはうまくいかないもんじゃない?」
壱姫「……」
女頭「そーゆーことさねー」
壱姫「……納得出来ません」
女頭「…………、んー」
壱姫「……」
女頭「……アンタには、立場的に言いにくいけどさ」
777: 少女:2012/3/19(月) 22:01:15 ID:gJJmjmSKaM
女頭「……ほら、公に行動してたら色々なものに縛られちゃうでしょ」
壱姫「……ああ」
女頭「守るべき立場や、土地と財産、周りとの関係とか……あるじゃない」
壱姫「……」
女頭「そんなのに邪魔されて、したいことが出来ないのは嫌だからね」
778: 少女:2012/3/19(月) 22:02:16 ID:5DJx43eGmI
壱姫「……しかし、集団で行動している以上、そのようなものをどうやってもついてくるのでは?」
女頭「んー、あいつらはほら、家族だからさあ」
壱姫「……?」
女頭「そりゃ血は繋がっちゃいないけど……家族は、他人とは少し違うじゃない」
壱姫「……」
女頭「出来が悪かろうとひねくれてようと、嫌いにはならないよ」
壱姫「────」
779: 少女:2012/3/19(月) 22:04:28 ID:gJJmjmSKaM
女頭「まあ、私らのはなりたくてなった『家族』なんだから、本物の家族とは違うだろうけどさ」
壱姫「──あ、はい……」
女頭「わかってくれるかね?」
壱姫「はい……、なんとなくですが」
女頭「よかったよかった」ニカニカ
村娘「……難しい……」
壱姫「はは、ボクも」クス
女頭「……」
女頭「──……それに、「『正義の味方』なんて反吐がでるしね」ボソ
780: 少女:2012/3/19(月) 22:05:56 ID:gJJmjmSKaM
>>774-779今日はここまでに!
ありがとうございました!
781: 名無しさん@読者の声:2012/3/20(火) 19:54:46 ID:J/QHWuCNKY
追いついた!面白い!つCCC
気づいたら、1のレスが壱姫に脳内変換されたw
782: 少女:2012/3/20(火) 21:45:12 ID:SHIfJkK4AE
>>781
うおおお!最初からとか…長ったらしくてすみません!oyz
嬉しいです、ありがとうございます!
どうしてそうなった
姫口調の壱姫ですか敬語だからですか
>>all
敬語壱姫と被ってるので、私の口調素に戻した方がいいんでしょうか……(大分レス返の内容が下品になる気がするが)
というかレス返は私が返してますが魔者たちに返させたがいいんでしょうかね
よかったらご意見お願いします
783: 少女:2012/3/20(火) 21:46:05 ID:SHIfJkK4AE
***
タタン、トンッ…
魔者「……さて、と……到着だな」
魔者「この辺だったかな……うお、砂ぼこりやべぇ!」ガサガサ、ゲホッゴホッ
魔者「んー、結構時間かかるかもなあ……」ハア
側近「お手伝い致しましょうか?」
魔者「おう頼…………って、うわあああああああおおおええおおあああ!!!??」
784: 少女:2012/3/20(火) 21:47:39 ID:eycZAGN556
側近「……」
魔者「うぇ、え……あ、そ……側近?」ドキドキバクバク
側近「……」
魔者「な、なんだよ驚かすなよ……ってかなんでここにいるんだ?」ハアハア
側近「……」
魔者「そ、側近?」
側近「……いえ、驚かせして申し訳ございません」プルプル
魔者「さっきから必死で手をつねってるのはなんでだ」
785: 少女:2012/3/20(火) 21:48:48 ID:eycZAGN556
側近「このような洞穴があったのですね」ニコ
魔者「……おう、ちょっと登らないと入り口がわからないから、普通にしてたらまず見つからない」
側近「ほう……」フムフム
魔者「……」
側近「……それで、このような洞窟で、何をしてらしたのでしょう?」
魔者「え、そりゃ……」
側近「……」
786: 少女:2012/3/20(火) 21:49:18 ID:SHIfJkK4AE
魔者「……、そ、それはいいから、なんでここにいるのか答えろよ」
側近「それは……」
魔者「……」
側近「……壱姫様の御心のままに、勇者様の説得に参りました」ニコ
魔者「……お前って笑ってごまかすよな」
側近「これ以上無くはっきりと申し上げたつもりでございますが……」
魔者「いや、気まずさとかそういう……まあいいか」
787: 少女:2012/3/20(火) 21:54:31 ID:SHIfJkK4AE
>>783-786
今日はここまでに!
言ってるそばからごまかされてますね
でもお互いコイツには勝てないと思い始めてる様子(もちろん違う意味で)
それではまた明日!ノシ
788: 名無しさん@読者の声:2012/3/20(火) 22:26:35 ID:J/QHWuCNKY
>>782
あ…ただ個人的に楽しむ為の妄想なんで
気にしないでw
今の文が好きなんだw
262.43 KBytes
[4]最25 [5]最50 [6]最75
[*]前20 [0]戻る [#]次20
【うpろだ】
【スレ機能】【顔文字】