初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
90: 1:2011/9/21(水) 23:17:08 ID:8OHTIHnybw
新勇者「追い詰めたぞ、魔王!」ドアバーンッ
新戦士「貴様の命もここまでだ!」
新僧侶「長かった戦い、今日ここで終わらせる!」
新魔法使い「覚悟しろ、魔王!」
魔王「」
側近「www」
新勇者「……あれ?魔王がいない?人間の……青年が二人?」
新戦士「君達、ここで何をしている?ここは魔王城だぞ?」
側近「……我々は人間ではありませんよ。人型の魔物です」
新僧侶「な、何!?」
側近「俺は魔王様に仕える側近という者です。そして……」
魔王「」
側近「新しい勇者一行も男だけだったショックで放心してるこの間抜け面が……ぷっww魔王、です……www」
91: 1:2011/9/21(水) 23:31:37 ID:8OHTIHnybw
魔王「糞があああああ!!」
新勇者「!?」
側近「wwwww」
魔王「何が神だよ!!この世に神なんていねえよ!!ちくしょおおお!!」
新僧侶「な、なんて強大な魔力だ……」
側近「最底辺に位置する魔王様ですが、頭の悪さと戦闘能力だけは規格外ですからね」
魔王「おれは信仰をやめるぞ!ジョジョーーー!!」
側近「別にジョジョに報告しなくていいですよww……さて、勇者の皆さん」
新勇者「……え?」
側近「俺は巻き添えくらって怪我したくないから、城から脱出しますね」
新戦士「え?」
側近「優しい魔王様のことだから大丈夫とは思いますけど……死なないように気をつけてください」
新僧侶「え?え?」
側近「じゃあ精々頑張ってください。それでは」
新魔法使い「ちょ、ちょっと……」
魔王「おらあああ!!」デコピンアタック
新勇者「ぎゃああああ!!」
92: 1:2011/9/21(水) 23:37:50 ID:8OHTIHnybw
側近「ただいま戻りました。戦闘は終わりましたか?」
魔王「……終わった。ついでに希望も潰えた」
側近「まあまあ、生きてりゃいいこともありますよww……勇者の姿がありませんが?」
魔王「……医務室に運んだ」
側近「また生かしたんですね。まあ予想はしてましたけど」
魔王「……側近」
側近「何ですか?」
魔王「俺達は何のために生まれてきたのかなあ?」
側近「少なくとも女性にボコられるためではないですよ」
93: 1:2011/9/21(水) 23:52:49 ID:8OHTIHnybw
魔王「明日の行方もわからない不安の中で、ひたすらに希望を信じて生き続けた結果がこれなんて……ひどすぎるよ!!」
側近「魔王様の希望は歪みすぎですよ」
魔王「まず女遊び人ちゃんにぱふぱふしてもらって気持ちよさのあまり腰砕けになって」
魔王「そこを女勇者ちゃんに蹴られて踏まれて口に足を突っ込まれて」
魔王「その最中で女盗賊ちゃんにまんまと童貞を盗まれて」
魔王「ズタボロになったところで女賢者ちゃんに優しく見守られながら賢者になりたかったのに!」
魔王「こんなふざけたエンディングなんて……誰が望んだんだよぉ……」ポロポロ
側近(言葉が見つからない……こんなのに仕えてる俺って……)ポロポロ
94: 1:2011/9/21(水) 23:59:30 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近も泣いてくれるんだね?ありがとう」ポロポロ
側近「涙の理由は劇的に違うと思いますけどね……」ポロポロ
魔王「……泣いてる場合じゃないか」
側近「そうですね(今すぐ存在を悔い改めるべきだろ)」
魔王「俺には一緒に泣いてくれる素晴らしい仲間がいるんだ!へこたれてる場合じゃない!」
側近「あ〜、そうなっちゃうんですか……」
魔王「何度苦しんだっていい!……女勇者ちゃんが来るまで、俺の作戦を続けるぞ!!」
側近(……もうこの仕事辞めようかなあ)
95: 1:2011/9/22(木) 00:03:09 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
いまさら何言ってんだろうって感じもするでしょうが、SSって書くの難しいですね。なめてるつもりはなかったけど、めっちゃ難しいです。
頭の中で想像しただけで書けそうと判断してスレ立てるのは自殺行為だと学びました。
でもまあ結果として立ててしまってる以上、きちんと完結できるよう頑張りたいと思います。
96: 名無しさん@読者の声:2011/9/22(木) 00:47:28 ID:Z2aP.X.1b6
悩め悩め。
悩んだ末に、何かが出る。
でも出来れば、長めに読みたいかな。このSS好きだし。
97: 名無しさん@読者の声:2011/9/22(木) 03:10:07 ID:KPqOarLut6
支援CCC試演CCC私怨
98: 名無しさん@読者の声:2011/9/22(木) 18:31:57 ID:mX5nqDIy9c
ひ〜〜は〜〜www
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCMCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCC
99: 1:2011/9/23(金) 00:25:10 ID:8OHTIHnybw
>>96-98
支援いただき、ありがたいお言葉もいただきありがとうございます。
こうやって支援していただくと、やっぱりすごい嬉しいですね。一種の麻薬みたいなものですね、やる気とテンションがMAXです。
けっこうその場でやりくりする感じになってきたので、その場の雰囲気で作風も変わってくかもしれませんが、一応ギャグ物なので出来る限りふざけていくよう気をつけます。
どういう結末になるか知りませんけど、支援くださった皆さん、見てくださってる皆さんを裏切らぬよう頑張っていきます。
>>98
そんなにたくさんのCを並べて、しかも地味にMを混ぜるなんてどうかしてるぜ!ありがとう!
100: 1:2011/9/23(金) 00:32:28 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「こうして魔王様は立ち直りまして」
スライム「側近様の言うへぼ作戦を続けることを決意したのですが」
ゾンビ「現実は残酷でした」
ドラゴン「何度やっても攻めてくるのは男性勇者だったのです」
スライム「どんな苦しみも耐えると覚悟していた魔王様でしたが」
ゾンビ「想像を遥かに超えた絶望に魔王様は気を病んでしまい」
ドラゴン「今日、「おれは引き籠るぞ!ジョジョーーー!!」と宣言してから」
スライム「自室に籠ってしまったのです」
ゾンビ「魔王様が籠ってからもう5時間が経過しようとしてます」
ドラゴン「魔王様はどうなってしまうのでしょうか?……なあ」
スライム「何?」
ドラゴン「俺達、誰に何を言ってるんだろうな?」
ゾンビ「知らないよ……」
101: 1:2011/9/23(金) 00:42:26 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「魔王様ー、出てきてくださいよー」ドンドン
スライム「きっと次こそはうまくいきますよー」
ゾンビ「ゲームでもして気分を晴らしましょう」ドンドンッポロッ
魔王「うるさい!お前達は……確証のない希望のために、無駄かもしれない努力を続ける辛さを、怖さを知らないからそう言えるんだ!」
側近「……お前ら」
ドラゴン「あ、側近様!側近様も説得に参加してください!」
側近「いや、もう説得を切り上げて行くぞ」
スライム「え?でも魔王様が……」
側近「構うから調子に乗るんだよ、こいつは。ほっときゃ自分から出てくるって。ほら、ゾンビは腕拾え」
ゾンビ「あ、はい」
102: 1:2011/9/23(金) 00:49:56 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「食事の時間になりましたけど、魔王様出てきませんよ?」
側近「いいや、出てくるね。諭吉さん賭けてもいいぜ?」
スライム「相棒の側近様がそう言うと説得力ありますね」
側近「……相棒って何だよ?」
ゾンビ「だって二人が話してると、二人共活き活きしてますからね」
スライム「意思疎通だってばっちりですし」
ドラゴン「城の皆が名コンビだと称えてますよ」
側近「マジかよ……悪評甚だしいよ、それ」
魔王「……側近〜」
側近「あ、魔王様。もう引き籠らないでいいんですか?」
魔王「お腹減ったから……今日のご飯何?」
側近「カレーです。人参は入ってないですよ」
魔王「そっか。じゃあ食べる」
ドラゴン「……」ニヤニヤ
側近「おい。何見てんだ?この野郎」
103: 1:2011/9/23(金) 00:57:21 ID:8OHTIHnybw
魔王「ごちそうさまー」
側近「……魔王様、勇者に関してはどうするんですか?」
魔王「嫌なことを訊くねえ、あなたも。……もう諦めようかなあって」
側近「あれ?諦めるんですか?」
魔王「スレタイ的に叶わぬ夢かなあって思い始めたんだよね」
側近「引き籠ってる間にですか」
魔王「うん。こんなスレタイでありながら、あんなに可愛いハーピーちゃんと過ごせたわけだし……もういいやって感じになった」
側近「そうですか。それはよかったです」
魔王「もうラブプラス買って余生を有意義に過ごしていこうかなって、そう思ったんだ」
側近「魔王様はまだお若いですけどね」
104: 1:2011/9/23(金) 01:06:34 ID:8OHTIHnybw
側近「それでは勇者は殺して、街は焼き払って、人間との戦争に終止符でも打ちますか?」
魔王「発想が恐ろしいよ!お前はリアルGTAか!」
側近「(GTA?)殺さないのであれば、人間共にどう対処するのですか?」
魔王「勇者を無力化したら実質安全でしょ。だから勇者のいる街の周りに強い魔物を配置するよ」
側近「強い魔物ですか」
魔王「こないだの勇者の力を封じて間もないからさ、まだ新しい勇者はいないと思うんだ」
側近「はい」
魔王「新たな勇者が誕生する前に強い魔物を配置したら、勇者はレベル1で挑まなきゃならないでしょ?」
側近「はい」
魔王「そうなると勇者はもう街から遠出することも叶わないじゃん。これで人間を滅ぼさなくても安全に生きていけるよ!」
側近「まあ魔王様は安全でしょうけど……」
105: 1:2011/9/23(金) 01:14:23 ID:8OHTIHnybw
魔王「だからそんな感じでよろしく!俺はラブプラスでハァハァしとくから」
側近「……じゃあ俺は強い魔物を手配しておきますよ」
魔王「そうだよ、別に三次にこだわらなくたって、俺には二次の嫁がたくさんいるんだ!」
側近「ダメ魔王ですね。じゃあ俺はハーピーとイチャイチャするとしますよ」
魔王「……」
側近「どうしたんですか?三次にはもうこだわらないとか言ってませんでしたっけ?」
魔王「ぶっ殺されてえのか?お前はよ」
側近「ちょっと……暴力はいけませんよ。嫉妬で有用な部下を殺さんといてください」
魔王「もー!!俺も勝ち組になりたいよー!!うわーん!!」
106: 1:2011/9/23(金) 01:18:42 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
なんていうかSS書いてるとキャラに愛着湧きますね。
魔王はいろいろ散々な目にあってますけど、どうにか幸せになってもらいたいですね。それぐらい愛着湧いてきてます。
もうそうする予定はないから暴露しますが、スレ立てた当初は最終的には死んでもらうつもりでいたんですけど、少しずつ未来は変わってます。
本当にどうにか明るい未来にたどり着いてもらいたい物です。なんで書いてる俺が他人事なんでしょうね。
107: 名無しさん@読者の声:2011/9/23(金) 01:50:16 ID:ictaEbdeBI
支援っ
魔王と側近が人型ならSS絵スレで描いてみたい…です。(・∀|壁
108: 名無しさん@読者の声:2011/9/23(金) 22:05:35 ID:ifWLe71bIY
し〜えん♪
109: 1:2011/9/23(金) 22:41:30 ID:8OHTIHnybw
>>107-108
支援ありがとうございます。いやー本当に嬉しい言葉です。
この二文字が俺のベホマです。気力がぐんぐんグルトです。
>>107
描いていただけるのであれば是非ともお願いしたいです。YOU描いちゃいなよって感じです。
で、なんか設定とかの説明ってしたほうがいいんでしょうか?と言っても、俺の中でも設定と言い切れるほど細かに設定してないわけですけど。
「作者さんのイメージあるほうが描きやすいので教えてください」って感じなのか、
「僕の、私のインスピレーションの邪魔すんじゃねえよボケ」って感じなのか、俺はどうすればいいか……できればレスください。
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