初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
9: 1:2011/9/14(水) 23:48:57 ID:8OHTIHnybw
側近「……魔王様」
魔王「なんだよ?深爪でもしたのか?」
側近「そうだとしても魔王様に報告はしませんよ。そうじゃなくてですね」
魔王「うん」
側近「先ほど倒されました勇者達は生きているのですか?」
魔王「うん、生きてるよ。医務室に運んでおいたしね……何でそんなこと訊くんよ?」
側近「魔王様は女性の勇者が来ることを所望してますよね?」
魔王「さっきからそう言ってるじゃん。なに?聞いてなかったの?」
側近「……今の勇者一行を殺せば、人間達は新たな勇者一行を用意するでしょう」
魔王「……え?」
側近「そうすれば女性の勇者が現れる可能性も……」
10: 1:2011/9/14(水) 23:55:54 ID:8OHTIHnybw
魔王「馬鹿野郎!」
側近「うわ!?……え?なんで俺怒られたんですか?」
魔王「お前今勇者を殺せばいいって言ったろ!」
側近「言いましたよ」
魔王「そんなことしたら……勇者がかわいそうだろ!」
側近「……はあ?」
魔王「俺さ、こないだ階段をリズミカルに下りてたら踏み外してな。一番下まで転げ落ちたんだよ」
側近「はあ、災難でしたね」
魔王「それがすっげえ痛くてさあ。俺泣いちゃったもん」
側近「……その話がどうかしたんですか?」
魔王「殺すってことは、これよりもっと痛くて辛いことなんだぞ!そんなの人にしちゃいけないだろ!」
11: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:00:28 ID:ZC1d5RtXdU
つ支援
12: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:02:38 ID:21BIM9cdS2
魔王www
CCC
13: 1:2011/9/15(木) 00:04:57 ID:8OHTIHnybw
魔王「お前だってそんなことされたら嫌だろ!?」
側近「まあ嫌ですけど……」
魔王「自分がやられて嫌なことは人と魔物にしちゃいけないんだぞ!」
側近「勇者は我々魔物の敵なんですよ?」
魔王「敵だって俺らと同じく生きてるだろ!」
側近「甘いですねえ……ビックルくらい甘くて優しい方ですよ、あなたは」
魔王「何だよ?反抗するのか、この野郎」
側近「いいえ。あなたとの戦力差くらいは俺も理解してますから」
魔王「え、いや、暴力で解決したりはしないよ?嘘じゃないよ?」
14: 1:2011/9/15(木) 00:12:35 ID:8OHTIHnybw
側近「……話を元に戻しますが、現存の勇者を生かすのであれば、女性の勇者は諦めるしかないですね」
魔王「え〜、それはそれで嫌だよ」
側近「も〜、じゃあどうするって言うんですか?」
魔王「……あ、いいこと思いついた!」
側近「気のせいですよ」
魔王「なんでだよ!?ちゃんと閃いたよ!」
側近「魔王様が良い作戦なんて考えつくわけがないですから(笑)」
魔王「くそー、(笑)なんかつけやがってー。……とりあえず勇者のとこ行こうよ」
側近「わかりました」
15: 1:2011/9/15(木) 00:16:12 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
>>7>>11>>12
ご支援いただきありがとうございます!
初めて支援していただき、嬉しさのあまり心臓が痛くなりました。
たぶんデスノートに名前書かれるとこんな感じになるんだろうなあって思いました。
今後も死なないよう気をつけながら頑張りますので、よろしくおねがいします!
16: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:32:16 ID:CKfXFt8lHg
いいぞ>>1
もっとやれw
(゜∀゜)つC
17: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 12:27:32 ID:ntXw1aDj9A
あ、もう書き始めてあったww
おにゃのこ……(´;ω;`)
っ支援
18: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 13:35:18 ID:pCnLYaFCAU
支援ww支援ww
19: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 16:40:33 ID:b1fAzRGPyY
死燕
20: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 19:08:03 ID:RfI9.LIjJk
(`・ω・)つC
21: 1:2011/9/15(木) 22:31:30 ID:8OHTIHnybw
>>16-20
支援ありがとうございます!
昨日に続いてたくさんの書き込みをいただき、もう本当に感無量です。
みんなの支援で書き手のやる気がポポポポ〜ンってなりましたので、
勢いそのままに更新を頑張りたいと思います!
22: 1:2011/9/15(木) 22:37:50 ID:8OHTIHnybw
勇者「……うん?ここはどこだ?」
戦士「俺達は確か魔王に挑んで……」
僧侶「そうだ。負けてしまったんだった」
魔法使い「デコピンの風圧でな」
戦士「あー、壁に叩きつけられてなあ」
勇者「悪夢だよな……」
戦士「魔王強すぎだろ。俺達の今までの努力は何だったんだろう……」
側近「目が覚めましたか」
勇者「っ!お前は魔王の傍にいた……!」
魔王「俺もいるよー」
僧侶「魔王!」
23: 1:2011/9/15(木) 22:44:14 ID:8OHTIHnybw
勇者「ここはどこだ!?俺達をどうするつもりだ!?」
側近「あなたは御自分の立場を理解してないようですね」シャキンッ
魔王「やめろよー!剣を首筋に添えたら危ないだろ!」
側近「いや、そりゃそうですけども」
魔王「いいからその物騒なの仕舞えって!」
側近「魔王様はどちらの味方なんですか……」スチャッ
魔王「悪いね、勇者。こいつ、こんなだけど本当は良いやつなんだよ。ホントだよ?」
勇者「……」
24: 1:2011/9/15(木) 22:51:11 ID:8OHTIHnybw
勇者「そろそろこちらの質問に答えてもらえないか?」
魔王「ああ、めんごめんご。勇者達さ、俺と戦ったら気絶しちゃったから医務室に運んだんだよ」
魔法使い「医務室?」
魔王「治療しておいたんだよ。皆けっこうひどい怪我してたから」
僧侶「治療だと?」
魔法使い「敵を治療するとは……魔王、貴様何を企んでいる?」
魔王「いや、企むも何も怪我してたからさ。勇者達だって痛いの嫌でしょ?」
勇者「……はあ?」
側近「こういう奴なんですよ、うちの大将は」
魔王「とにかく俺から襲ったりはしないから、今くらいは仲良くしようぜ!」
勇者(何なんだ、こいつ?)
25: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 22:57:23 ID:cqmj3kLBho
面白い!CCCC
26: 1:2011/9/15(木) 23:03:44 ID:8OHTIHnybw
魔王「……あ、ごめん。やっぱりちょっと企んでることあるわ」
戦士「え?」
魔王「悪いけど今から皆の力を封印するよ」
僧侶「封印?」
側近「魔界の上級魔法に、敵の戦闘能力を封じる魔法があるんです。まあ使えるのは魔王様くらいのものですが」
勇者「その状態で一方的に殺すつもりか。やはり魔王は魔王だったんだな」
魔王「やるかよ、そんな恐ろしいこと!」
魔法使い「じゃあどういうつもりなんだよ?」
魔王「その状態でさ、おたくらの王様のいる街まで帰ってよ」
勇者「……はあ!?どういうことだよ!?」
27: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 23:11:01 ID:xmSldgrdsw
レベル1でラスボスから帰るって相当厳しい気がする・・・・CCC
28: 1:2011/9/15(木) 23:11:09 ID:8OHTIHnybw
魔王「えーっとね、力を封印しちゃったら皆は勇者的な仕事ができなくなるでしょ?」
勇者「まあそうだけど……」
魔王「そしたら王様は困るでしょ?」
戦士「俺達が戦えなくなったら、魔物との戦争にも敗北するだろうしな」
魔王「俺、そんなことする気ないのになあ……」
側近「先代の魔王様はやる気満々でしたよ」
魔王「……話戻すけど、勇者が戦えなくなったと知ったら、王様は早急に新しい勇者を用意すると思うんだ」
僧侶「そんなことしたって魔王の敵が増えるだけじゃないか」
魔王「馬鹿野郎!俺は女勇者ちゃんにボコボコにしてもらえればそれでいいんだよ!」
側近「すいませんね。魔王様って規格外の馬鹿なんですよ」
547.89 KBytes
[4]最25 [5]最50 [6]最75
[*]前20 [0]戻る [#]次20
【うpろだ】
【スレ機能】【顔文字】