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魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
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1:🎏 :2011/9/14(水) 23:03:02 ID:8OHTIHnybw
初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。

※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891


100:🎏 :2011/9/23(金) 00:32:28 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「こうして魔王様は立ち直りまして」

スライム「側近様の言うへぼ作戦を続けることを決意したのですが」

ゾンビ「現実は残酷でした」

ドラゴン「何度やっても攻めてくるのは男性勇者だったのです」

スライム「どんな苦しみも耐えると覚悟していた魔王様でしたが」

ゾンビ「想像を遥かに超えた絶望に魔王様は気を病んでしまい」

ドラゴン「今日、「おれは引き籠るぞ!ジョジョーーー!!」と宣言してから」

スライム「自室に籠ってしまったのです」

ゾンビ「魔王様が籠ってからもう5時間が経過しようとしてます」

ドラゴン「魔王様はどうなってしまうのでしょうか?……なあ」

スライム「何?」

ドラゴン「俺達、誰に何を言ってるんだろうな?」

ゾンビ「知らないよ……」
101:🎏 :2011/9/23(金) 00:42:26 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「魔王様ー、出てきてくださいよー」ドンドン

スライム「きっと次こそはうまくいきますよー」

ゾンビ「ゲームでもして気分を晴らしましょう」ドンドンッポロッ

魔王「うるさい!お前達は……確証のない希望のために、無駄かもしれない努力を続ける辛さを、怖さを知らないからそう言えるんだ!」

側近「……お前ら」

ドラゴン「あ、側近様!側近様も説得に参加してください!」

側近「いや、もう説得を切り上げて行くぞ」

スライム「え?でも魔王様が……」

側近「構うから調子に乗るんだよ、こいつは。ほっときゃ自分から出てくるって。ほら、ゾンビは腕拾え」

ゾンビ「あ、はい」
102:🎏 :2011/9/23(金) 00:49:56 ID:8OHTIHnybw
ドラゴン「食事の時間になりましたけど、魔王様出てきませんよ?」

側近「いいや、出てくるね。諭吉さん賭けてもいいぜ?」

スライム「相棒の側近様がそう言うと説得力ありますね」

側近「……相棒って何だよ?」

ゾンビ「だって二人が話してると、二人共活き活きしてますからね」

スライム「意思疎通だってばっちりですし」

ドラゴン「城の皆が名コンビだと称えてますよ」

側近「マジかよ……悪評甚だしいよ、それ」

魔王「……側近〜」

側近「あ、魔王様。もう引き籠らないでいいんですか?」

魔王「お腹減ったから……今日のご飯何?」

側近「カレーです。人参は入ってないですよ」

魔王「そっか。じゃあ食べる」

ドラゴン「……」ニヤニヤ

側近「おい。何見てんだ?この野郎」
103:🎏 :2011/9/23(金) 00:57:21 ID:8OHTIHnybw
魔王「ごちそうさまー」

側近「……魔王様、勇者に関してはどうするんですか?」

魔王「嫌なことを訊くねえ、あなたも。……もう諦めようかなあって」

側近「あれ?諦めるんですか?」

魔王「スレタイ的に叶わぬ夢かなあって思い始めたんだよね」

側近「引き籠ってる間にですか」

魔王「うん。こんなスレタイでありながら、あんなに可愛いハーピーちゃんと過ごせたわけだし……もういいやって感じになった」

側近「そうですか。それはよかったです」

魔王「もうラブプラス買って余生を有意義に過ごしていこうかなって、そう思ったんだ」

側近「魔王様はまだお若いですけどね」
104:🎏 :2011/9/23(金) 01:06:34 ID:8OHTIHnybw
側近「それでは勇者は殺して、街は焼き払って、人間との戦争に終止符でも打ちますか?」

魔王「発想が恐ろしいよ!お前はリアルGTAか!」

側近「(GTA?)殺さないのであれば、人間共にどう対処するのですか?」

魔王「勇者を無力化したら実質安全でしょ。だから勇者のいる街の周りに強い魔物を配置するよ」

側近「強い魔物ですか」

魔王「こないだの勇者の力を封じて間もないからさ、まだ新しい勇者はいないと思うんだ」

側近「はい」

魔王「新たな勇者が誕生する前に強い魔物を配置したら、勇者はレベル1で挑まなきゃならないでしょ?」

側近「はい」

魔王「そうなると勇者はもう街から遠出することも叶わないじゃん。これで人間を滅ぼさなくても安全に生きていけるよ!」

側近「まあ魔王様は安全でしょうけど……」
105:🎏 :2011/9/23(金) 01:14:23 ID:8OHTIHnybw
魔王「だからそんな感じでよろしく!俺はラブプラスでハァハァしとくから」

側近「……じゃあ俺は強い魔物を手配しておきますよ」

魔王「そうだよ、別に三次にこだわらなくたって、俺には二次の嫁がたくさんいるんだ!」

側近「ダメ魔王ですね。じゃあ俺はハーピーとイチャイチャするとしますよ」

魔王「……」

側近「どうしたんですか?三次にはもうこだわらないとか言ってませんでしたっけ?」

魔王「ぶっ殺されてえのか?お前はよ」

側近「ちょっと……暴力はいけませんよ。嫉妬で有用な部下を殺さんといてください」

魔王「もー!!俺も勝ち組になりたいよー!!うわーん!!」
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