初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
2:🎏 1:2011/9/14(水) 23:06:13 ID:8OHTIHnybw
魔王「とりあえず勇者来たから倒したけどさー」
側近「おめでとうございます、魔王様」
魔王「ああ、うん、ありがとう。まあそれはいいとして」
側近「はい」
魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
側近「……はい?」
魔王「これ勇者SSだろ!普通魔王か勇者のどちらかが女の子だろうが!」
側近「いや、知りませんよ……」
3:🎏 1:2011/9/14(水) 23:10:52 ID:8OHTIHnybw
魔王「それか両方女の子の百合展開とか!」
側近「……」
魔王「仮に魔王も勇者も男だったとして!」
側近「仮にっていうか、それが現実ですけども」
魔王「勇者のパーティに一人くらいいるだろ!女僧侶とかさー!」
側近「勇者の一味は全員が男性でしたね」
魔王「それか魔王の側近が女の子ってパターンだろ!何でお前男なんだよ!」
側近「性別を怒られたって、どうすりゃいいんですか……」
4:🎏 1:2011/9/14(水) 23:16:11 ID:8OHTIHnybw
魔王「もー、なんで野郎しか来てねえんだよ!」
側近「女性と比べて男性の方が戦闘には向いてるからでしょうね」
魔王「誰がマジレスしろっつったよ!」
側近「すみません……」
魔王「ああもう!女の子が一人も出てこない勇者SSとか許されるのかよ!」
側近「許す許さないの話なんですか?」
魔王「……腐女子か?」
側近「は?」
魔王「腐女子をターゲットとしたSSなのか、これは!?」
側近「いや、ターゲットがどうとかは知りませんけど……」
5:🎏 1:2011/9/14(水) 23:22:41 ID:8OHTIHnybw
魔王「確かに近年の腐女子パワーはすごい。味方につければ強力かもしれん」
側近(なんか語り始めた……)
魔王「このSSの書き手がそこにすがって人気を得たい気持ちはわからんこともない。だがな!」
側近「はい……」
魔王「これの登場人物はもちろん、書き手も男なんだよ!女の子が登場しなかったら、俺らは皆辛いんだよ!」
側近「城に女性がいなくても我慢してくださいよ……プライベートで満喫すればいいじゃないですか」
魔王「プライベートで仲良くできる女の子なんていねえよ!俺にも書き手にも!」
側近「わー、負け組ですね……」
6:🎏 1:2011/9/14(水) 23:29:10 ID:8OHTIHnybw
側近「仮にも魔界の王なのに何で負け犬街道まっしぐらなんですか?」
魔王「うるせえな!お前だって彼女いないだろ!」
側近「いますよ」
魔王「……は?」
側近「ハーピー族の娘なんですけど、すっげえ可愛いんですよ」
魔王「……」
側近「ちょっと……睨まないでくださいよ。ポケモンのファイヤーじゃないんですから」
魔王「ちくしょう、こんな悲しみが許されていいのかよ……」
側近「俺はあなたに仕えることになった悲しみをどうにかしたいですよ……」
7:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/14(水) 23:32:08 ID:9IE8RmUIDY
おもしろい
支援
8:🎏 1:2011/9/14(水) 23:41:19 ID:8OHTIHnybw
魔王「ちくしょう、勇者一行が女の子であることだけを希望に魔王やってきたのに……」
側近「そんな理由で魔王に就いたんですか!?」
魔王「Sっ気のある女勇者ちゃんにボコボコにされて土下座させられて座られたかったのに……」
側近(うわあ……)
魔王「女戦士ちゃんには切り刻まれた後に傷口を踏みにじってほしかったし」
魔王「女武闘家ちゃんには三角絞めで絞め落としてほしかったし」
魔王「そしてボロボロになったところで優しい女僧侶ちゃんに回復魔法かけてもらいたかったのに!」
魔王「実際の勇者パーティ野郎だけとか……こんなのってないよぉ……」ポロポロ
側近「いや、今一番泣きたいの俺ですからね?」
9:🎏 1:2011/9/14(水) 23:48:57 ID:8OHTIHnybw
側近「……魔王様」
魔王「なんだよ?深爪でもしたのか?」
側近「そうだとしても魔王様に報告はしませんよ。そうじゃなくてですね」
魔王「うん」
側近「先ほど倒されました勇者達は生きているのですか?」
魔王「うん、生きてるよ。医務室に運んでおいたしね……何でそんなこと訊くんよ?」
側近「魔王様は女性の勇者が来ることを所望してますよね?」
魔王「さっきからそう言ってるじゃん。なに?聞いてなかったの?」
側近「……今の勇者一行を殺せば、人間達は新たな勇者一行を用意するでしょう」
魔王「……え?」
側近「そうすれば女性の勇者が現れる可能性も……」
10:🎏 1:2011/9/14(水) 23:55:54 ID:8OHTIHnybw
魔王「馬鹿野郎!」
側近「うわ!?……え?なんで俺怒られたんですか?」
魔王「お前今勇者を殺せばいいって言ったろ!」
側近「言いましたよ」
魔王「そんなことしたら……勇者がかわいそうだろ!」
側近「……はあ?」
魔王「俺さ、こないだ階段をリズミカルに下りてたら踏み外してな。一番下まで転げ落ちたんだよ」
側近「はあ、災難でしたね」
魔王「それがすっげえ痛くてさあ。俺泣いちゃったもん」
側近「……その話がどうかしたんですか?」
魔王「殺すってことは、これよりもっと痛くて辛いことなんだぞ!そんなの人にしちゃいけないだろ!」
11:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:00:28 ID:ZC1d5RtXdU
つ支援
12:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:02:38 ID:21BIM9cdS2
魔王www
CCC
13:🎏 1:2011/9/15(木) 00:04:57 ID:8OHTIHnybw
魔王「お前だってそんなことされたら嫌だろ!?」
側近「まあ嫌ですけど……」
魔王「自分がやられて嫌なことは人と魔物にしちゃいけないんだぞ!」
側近「勇者は我々魔物の敵なんですよ?」
魔王「敵だって俺らと同じく生きてるだろ!」
側近「甘いですねえ……ビックルくらい甘くて優しい方ですよ、あなたは」
魔王「何だよ?反抗するのか、この野郎」
側近「いいえ。あなたとの戦力差くらいは俺も理解してますから」
魔王「え、いや、暴力で解決したりはしないよ?嘘じゃないよ?」
14:🎏 1:2011/9/15(木) 00:12:35 ID:8OHTIHnybw
側近「……話を元に戻しますが、現存の勇者を生かすのであれば、女性の勇者は諦めるしかないですね」
魔王「え〜、それはそれで嫌だよ」
側近「も〜、じゃあどうするって言うんですか?」
魔王「……あ、いいこと思いついた!」
側近「気のせいですよ」
魔王「なんでだよ!?ちゃんと閃いたよ!」
側近「魔王様が良い作戦なんて考えつくわけがないですから(笑)」
魔王「くそー、(笑)なんかつけやがってー。……とりあえず勇者のとこ行こうよ」
側近「わかりました」
15:🎏 1:2011/9/15(木) 00:16:12 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
>>7>>11>>12
ご支援いただきありがとうございます!
初めて支援していただき、嬉しさのあまり心臓が痛くなりました。
たぶんデスノートに名前書かれるとこんな感じになるんだろうなあって思いました。
今後も死なないよう気をつけながら頑張りますので、よろしくおねがいします!
16:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:32:16 ID:CKfXFt8lHg
いいぞ>>1
もっとやれw
(゜∀゜)つC
17:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 12:27:32 ID:ntXw1aDj9A
あ、もう書き始めてあったww
おにゃのこ……(´;ω;`)
っ支援
18:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 13:35:18 ID:pCnLYaFCAU
支援ww支援ww
19:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 16:40:33 ID:b1fAzRGPyY
死燕
20:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 19:08:03 ID:RfI9.LIjJk
(`・ω・)つC
21:🎏 1:2011/9/15(木) 22:31:30 ID:8OHTIHnybw
>>16-20
支援ありがとうございます!
昨日に続いてたくさんの書き込みをいただき、もう本当に感無量です。
みんなの支援で書き手のやる気がポポポポ〜ンってなりましたので、
勢いそのままに更新を頑張りたいと思います!
22:🎏 1:2011/9/15(木) 22:37:50 ID:8OHTIHnybw
勇者「……うん?ここはどこだ?」
戦士「俺達は確か魔王に挑んで……」
僧侶「そうだ。負けてしまったんだった」
魔法使い「デコピンの風圧でな」
戦士「あー、壁に叩きつけられてなあ」
勇者「悪夢だよな……」
戦士「魔王強すぎだろ。俺達の今までの努力は何だったんだろう……」
側近「目が覚めましたか」
勇者「っ!お前は魔王の傍にいた……!」
魔王「俺もいるよー」
僧侶「魔王!」
23:🎏 1:2011/9/15(木) 22:44:14 ID:8OHTIHnybw
勇者「ここはどこだ!?俺達をどうするつもりだ!?」
側近「あなたは御自分の立場を理解してないようですね」シャキンッ
魔王「やめろよー!剣を首筋に添えたら危ないだろ!」
側近「いや、そりゃそうですけども」
魔王「いいからその物騒なの仕舞えって!」
側近「魔王様はどちらの味方なんですか……」スチャッ
魔王「悪いね、勇者。こいつ、こんなだけど本当は良いやつなんだよ。ホントだよ?」
勇者「……」
24:🎏 1:2011/9/15(木) 22:51:11 ID:8OHTIHnybw
勇者「そろそろこちらの質問に答えてもらえないか?」
魔王「ああ、めんごめんご。勇者達さ、俺と戦ったら気絶しちゃったから医務室に運んだんだよ」
魔法使い「医務室?」
魔王「治療しておいたんだよ。皆けっこうひどい怪我してたから」
僧侶「治療だと?」
魔法使い「敵を治療するとは……魔王、貴様何を企んでいる?」
魔王「いや、企むも何も怪我してたからさ。勇者達だって痛いの嫌でしょ?」
勇者「……はあ?」
側近「こういう奴なんですよ、うちの大将は」
魔王「とにかく俺から襲ったりはしないから、今くらいは仲良くしようぜ!」
勇者(何なんだ、こいつ?)
25:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 22:57:23 ID:cqmj3kLBho
面白い!CCCC
26:🎏 1:2011/9/15(木) 23:03:44 ID:8OHTIHnybw
魔王「……あ、ごめん。やっぱりちょっと企んでることあるわ」
戦士「え?」
魔王「悪いけど今から皆の力を封印するよ」
僧侶「封印?」
側近「魔界の上級魔法に、敵の戦闘能力を封じる魔法があるんです。まあ使えるのは魔王様くらいのものですが」
勇者「その状態で一方的に殺すつもりか。やはり魔王は魔王だったんだな」
魔王「やるかよ、そんな恐ろしいこと!」
魔法使い「じゃあどういうつもりなんだよ?」
魔王「その状態でさ、おたくらの王様のいる街まで帰ってよ」
勇者「……はあ!?どういうことだよ!?」
27:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 23:11:01 ID:xmSldgrdsw
レベル1でラスボスから帰るって相当厳しい気がする・・・・CCC
28:🎏 1:2011/9/15(木) 23:11:09 ID:8OHTIHnybw
魔王「えーっとね、力を封印しちゃったら皆は勇者的な仕事ができなくなるでしょ?」
勇者「まあそうだけど……」
魔王「そしたら王様は困るでしょ?」
戦士「俺達が戦えなくなったら、魔物との戦争にも敗北するだろうしな」
魔王「俺、そんなことする気ないのになあ……」
側近「先代の魔王様はやる気満々でしたよ」
魔王「……話戻すけど、勇者が戦えなくなったと知ったら、王様は早急に新しい勇者を用意すると思うんだ」
僧侶「そんなことしたって魔王の敵が増えるだけじゃないか」
魔王「馬鹿野郎!俺は女勇者ちゃんにボコボコにしてもらえればそれでいいんだよ!」
側近「すいませんね。魔王様って規格外の馬鹿なんですよ」
29:🎏 1:2011/9/15(木) 23:19:17 ID:8OHTIHnybw
勇者「新たな勇者に会いたいなら、俺達を殺せばいいだけじゃないか」
魔王「だーかーらー!そんなことしたら痛いし怖いだろ!勇者達がかわいそうだろ!」
勇者「かわいそうって……」
魔王「まあそういうことだから王様にそう報告してほしいんだ。もちろん街まで送るし、女勇者ちゃんに会えたら力も返すよ。ダメ?」
勇者「……」
魔王「頼むよ!この通りだ!」ドゲザ
側近「安い土下座ですが了承していただけますか?」
魔王「安くないよ!魔界の王、決死の大土下座だよ!」
勇者「……わかった。俺達はお前に敗北した身だ。断る権限もないだろう」
魔王「いいんだね!?ありがとう勇者ー!」
30:🎏 1:2011/9/15(木) 23:26:37 ID:8OHTIHnybw
魔王「着いたよー」
勇者「すごい移動魔法だな。一瞬で着いてしまった……」
側近「魔王様は馬鹿ですけど力だけは本物ですからね」
僧侶「力……俺達の力も本当に封じ込めてしまったしな」
戦士「使い慣れたはずの剣がすごく重い。けっこうショックだな……」
魔王「ごめんなあ、本当に最終的にはちゃんと返すからね」
魔法使い「まあ命があるだけでも儲けもんさ。気にしないでくれ」
魔王「ありがとう。じゃあ勇者、例の作戦よろしく頼むね」
勇者「……わかった」
31:🎏 1:2011/9/15(木) 23:32:14 ID:8OHTIHnybw
王「な、なんと!力を封じられた!?」
勇者「魔王との死闘の末、奴の特殊な魔法にかかってしまい……」
戦士「命からがら退却したのでございます」
僧侶「魔王討伐の任務を果たせもせず、おめおめと戻ってしまい、申し訳ございません」
魔法使い「いかなる刑罰も受ける所存でございます」
王「いや、いいのじゃ。よくぞ生きて帰ってくれた」
勇者「ありがとうございます」
王「しかし、その魔法はどうにかならんのか?このままでは勇者達はもちろん、人間界の危機じゃ……」
32:🎏 1:2011/9/15(木) 23:40:40 ID:8OHTIHnybw
勇者「様々な方法を試みましたが、結果はどれも芳しくないものでした」
王「そうか……それはまずいのう」
大臣「王様、今魔物に攻め込まれれば敗北は免れません。ここは早急に新たな勇者を募るべきかと」
王「そうじゃな。至急、勇者の素質がある者を探すのじゃ!」
部下「はは!」
王「……すまんのう、勇者。使い捨てるような真似をしてしまって」
勇者「いえ、王様の判断は正しいです。任務より命をとった我々をお許しくださり感謝したいくらいです」
王「今まで御苦労であった。魔法がいつ解けるかはわからぬが……それまではゆっくり休んでくれ」
33:🎏 1:2011/9/15(木) 23:45:53 ID:8OHTIHnybw
僧侶「……これでよかったんだよな?」
勇者「ああ。これで魔王との約束は果たした」
戦士「俺達にできることはもうなくなった。後は新しい勇者に託そうぜ」
勇者「……」
魔法使い「勇者?」
勇者「……ああ、悪い悪い。俺達は少しの間だけでも一般人に戻るとしよう」
戦士「そうだな」
勇者(あの魔王から邪悪な気配は感じられなかった……あの魔王を倒すことは本当に正しいんだろうか?)
34:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 23:49:59 ID:/dnrTm0hRM
C
先が気になる
35:🎏 1:2011/9/15(木) 23:56:17 ID:8OHTIHnybw
魔王「うふふ〜wwうふふふ〜www」ニヤニヤ
側近「何をニヤニヤしてるんですか。気持ち悪いですよ」
魔王「気持ち悪いとか言うなよ!さわやかスマイルだろ!」
側近「で、何で不快な笑みを浮かべてるんですか?」
魔王「毒舌だなあ……次に来るのが女勇者ちゃんになって嬉しいんだよ!」
側近「ああ、勇者に託した魔王様のへぼ作戦ですか」
魔王「へぼ作戦ってなんだよ!なんでそんなに俺を貶めるの!?」
側近「いやあ、俺の地位もそんなに高くないですから。見下せる相手はとことん見下しておこうと思いまして」
魔王「いや、上だから!俺、お前より地位上だから!」
36:🎏 1:2011/9/16(金) 00:01:20 ID:8OHTIHnybw
側近「とりあえず次に来るのが女性の勇者とは限りませんよ」
魔王「え?いや、あそこまで言ったんだから女の子用意してくれるでしょ?」
側近「勇者となる人間は意図的に決めるのではないと聞いたことありますけど」
魔王「え?」
側近「とある検査法があるそうで、それで素質ありと認定された者が勇者になれるそうですよ」
魔王「そうなの!?……え?じゃあ次来る勇者が女の子じゃない可能性もあるの?」
側近「あるでしょうね、普通に」
魔王「はあ!?聞いてねえし、そんなの!」
側近「そりゃ誰も言ってませんからね」
37:🎏 1:2011/9/16(金) 00:09:27 ID:8OHTIHnybw
魔王「くっそー!俺様の完璧な作戦にそんな落とし穴があったなんてー!」
側近「へぼ作戦(笑)」
魔王「黙らっしゃい!(笑)をつけるんじゃねーよ!」
側近「で、魔王様はどうするんですか?」
魔王「祈る!神様に、女勇者ちゃんが来るようにお願いする!」
側近「神に祈る魔王って……」
魔王「神様、一生のお願いです!どうか次の勇者を可愛い女の子にしてください!」
側近「魔王様の一生のお願いって、先月だけでも十回くらい聞いた気がするんですけど」
魔王「神様は優しいから何回でも聞いてくれるもん!」
側近「もんって……」
38:🎏 1:2011/9/16(金) 00:14:33 ID:8OHTIHnybw
魔王「お願い完了!これで次の勇者は超絶美少女だ!やったね!」
側近「そんなことで本当に願いが叶うんですか?」
魔王「あ、お前、神様ディスってんだろ?あ〜あ、知らねえよ、天罰下っても?」
側近「はいはい、勝手にどうぞ」
魔王「俺が先に死んだら言ってやるからな。地獄に落としてもらうからな!」
側近「あなたに仕える今がもう地獄みたいなもんですからね。今更な話ですよ」
魔王「マジっすか!?え〜、ショック〜……」
39:🎏 1:2011/9/16(金) 00:22:34 ID:8OHTIHnybw
魔王「……まあいいや。これで後は女勇者ちゃんの到着を待つだけだ!」
側近「男だったらどうするんですか?」
魔王「神様に祈ったから大丈夫だしwww」
側近「……」
魔王「何だよ、その軽蔑しきった顔はよー?」
側近「いえ、なんでもありません」
魔王「あ、そう。じゃあ女勇者ちゃんが来るまで遊んでようぜ。側近、Wiiマリオやろうぜ!」
側近「はいはい……」
側近(スレタイ的に次も男だろうけど……まあ最後まで付き合ってやるか)
40:🎏 1:2011/9/16(金) 00:29:00 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
>>25>>27>>34
支援ありがとうございます!
昨日もそうだったんですけど、支援してもらえると嬉しくて、体のどこかがなんか変になります。
今はちょっとお腹痛いですね。でもこんなに嬉しい腹痛は今まで経験したことないです。
今後は体長管理に気をつけつつ、頑張りたいです!
>>27
もう書いちゃいましたけど、ドラクエでいうところのルーラ的な呪文で事なきを得ました。
でもこの魔王のことだから、仮にルーラ的魔法を覚えてなくても、部下に「襲うなよ!絶対襲うなよ!」
って感じで命令するんじゃないかと思います。
部下に上島竜平ファンでもいない限り、勇者達の安全な帰宅は約束されたものだったと思います。
41:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/16(金) 01:08:32 ID:MeGnG3ZwHU
けっこうおもしろいw
42:🎏 名無しさん@読者の声:2011/9/16(金) 04:15:47 ID:rMHO5Kl4qg
アッー展開期待しててすんませんでした
しえーん
43:🎏 1:2011/9/16(金) 22:03:22 ID:8OHTIHnybw
>>41
面白いって言ってくれてありがとうございます。
実は今日見た夢の中ではこのSSのレスが批判と中傷しかなかったんですけど、現実ではそんなことなくて安心しました。
>>42
支援ありがとうございます。
俺も魔王も女性大好きなので、アッー展開は今後もないと思います。
スレタイに関係する本編だけ書いていこうと思ってたんですが、
無性に書きたくなっちゃったので、次の勇者が来るまで魔王と側近の日常編みたいなのを書こうと思います。
あまりに不評だったら黒歴史にしてさっさと本編に戻ろうと思いますが、少しの間だけ泳がせていただけると助かります。
44:🎏 1:2011/9/16(金) 22:09:12 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近、お腹すいたー」
側近「食事の時間までまだ少しありますよ」
魔王「えー、お腹すいたってー」
側近「じゃあコンビニで何か買ってきてください」
魔王「そうだね、行ってくるわ」
側近「ついでに俺の分も何か買ってきてください」
魔王「わかったー」
魔王「ただいまー。側近、ポテチ買っといたよー」
側近「ありがとうございます」
魔王「……」
側近「どうしました?」
魔王「こういうのってお前がやることじゃね?」
側近「いえ、魔王様の仕事ですよ」
魔王「そうかー?」
側近「そうですよ」
45:🎏 1:2011/9/16(金) 22:16:02 ID:8OHTIHnybw
魔王「さかなさかなさかなー♪」
側近「……」
魔王「さかなーをー食べーるとー♪」
側近「……」
魔王「あたまあたまあたまー♪」
側近「……」シュッ!
魔王「あたまーがよグゥッ!?げほっげほっ!……なんで喉突くんだよ!?」
側近「いや、食事中に鬱陶しかったので」
魔王「言葉で伝えようよ!喉とか突かれた日にはビックリしちゃうよ!」
側近「そのままショック死したら面白かったんですけどね」
魔王「俺からすればただただ遺憾だよ!」
側近「うるさいですねえ……もう一回喉突きますか?」
魔王「……もう黙ります」
46:🎏 1:2011/9/16(金) 22:25:03 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近、見て見てー!」
側近「カブトムシでも捕まえたんですか?」
魔王「違うよ!……俺の左手の親指を右手で掴みます」
側近「はい」
魔王「すると……はい!なんと親指がとれてしまいましたー!」ドヤァ
側近「……魔王様」
魔王「ん?何?」
側近「今からトランプを口から出してみせます」
魔王「いやいやwwそんなことできるわけ……ひぃー!めっちゃ出たー!?」
側近「ドヤ顔するならせめてこれぐらいのことはしてください」
魔王「うわー……ほんまもんの魔術やでー……」
側近(魔法使える奴が何言ってんだよ……)
47:🎏 1:2011/9/16(金) 22:33:17 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近ー、肩揉んでー」
側近「はい」ギュッ
魔王「……っ!……っ!ぷはぁ!な、なんで首絞めるんだよ!?」
側近「いやあ、魔王様の惨めな人生なんてさっさと終わらせてあげた方がいいかなって」
魔王「惨めじゃないよ!俺の人生、アオカナブンぐらいの輝きは放ってるよ!」
側近「だいたい魔王様はそんな肩こるほど仕事してるんですか?」
魔王「してるよ!」
側近「たとえば?」
魔王「え?えっと……その、ゲームとか?」
側近「……」
魔王「ご、ごめんって。そんな睨まんといてよ」
48:🎏 1:2011/9/16(金) 22:39:28 ID:8OHTIHnybw
魔王「ヨガっぽいことに挑戦してみようと思ってさー」
側近「はい」
魔王「いろんなポーズを試してみたんだよ」
側近「はい」
魔王「その流れで両足を後頭部にひっかけたらさー」
側近「はい」
魔王「戻んなくなっちゃったんだよーwww」
側近「はい」
魔王「……側近、助けてくれない?」
側近「仕事があるので俺は行きますね」
魔王「待ってよー!股関節が限界なんだよ、側近ー!!」
49:🎏 1:2011/9/16(金) 22:51:21 ID:8OHTIHnybw
魔王「キーファ!キーファあああぁぁ!!」
側近「何を叫んでるんですか?」
魔王「ああ、側近。今ドラクエ7やっててね」
側近「ゲームですか」
魔王「側近はゲームしないんだよね?ドラクエっていう有名なRPGでね」
側近「ドラクエくらいは知ってますよ」
魔王「そっかー」
側近「……魔王様」
魔王「んあ?」
側近「魔王様は、勇者のくせになまいきだをやるべきなのではないですか?」
魔王「……これ書いてる人がやったことないんだ」
側近「そうなんですか」
魔王「ていうかお前ゲームしないくせに何でそんなの知ってんだよ?」
側近「細かいことは気にしないでください」
50:🎏 1:2011/9/16(金) 22:58:00 ID:8OHTIHnybw
魔王「側近!俺のプリン食っただろー!」
側近「俺じゃないですよ(実は俺だけど)」
魔王「もー、これだけを希望に今日まで生きてきたのにー!」
側近「安い人生ですね。他人に食べられるのが嫌なら容器に名前書いたらどうですか?」
魔王「おお!それナイスアイディアだな。ちょっと明日の分に名前書いてくる!」
側近「行ってらっしゃいませ」
魔王「もー!名前書いたやつも食べられてんだけどー!」
側近「酷い奴もいたもんですね(食ったの俺だけど)」
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