初めてSSを書かせていただきます。
ギャグ物にしようと思ってまして、そのせいで世界観を無視した発言や行動が多くなると思います。
あと、最終的にはスレタイ詐欺のような展開になるかもしれません。今のところ、そのように予定しています。
以上のような感じで書き進めていこうと思ってます。
問題ないという方は、よければ最後までお付き合いください。
よろしくおねがいします。
※長いため、携帯から読むと途中から読めなくなる可能性があります。読めなくなった場合、こちらから読んでみてください→>>887-891
2: 1:2011/9/14(水) 23:06:13 ID:8OHTIHnybw
魔王「とりあえず勇者来たから倒したけどさー」
側近「おめでとうございます、魔王様」
魔王「ああ、うん、ありがとう。まあそれはいいとして」
側近「はい」
魔王「何で女の子が一人もいないんだよ!」
側近「……はい?」
魔王「これ勇者SSだろ!普通魔王か勇者のどちらかが女の子だろうが!」
側近「いや、知りませんよ……」
3: 1:2011/9/14(水) 23:10:52 ID:8OHTIHnybw
魔王「それか両方女の子の百合展開とか!」
側近「……」
魔王「仮に魔王も勇者も男だったとして!」
側近「仮にっていうか、それが現実ですけども」
魔王「勇者のパーティに一人くらいいるだろ!女僧侶とかさー!」
側近「勇者の一味は全員が男性でしたね」
魔王「それか魔王の側近が女の子ってパターンだろ!何でお前男なんだよ!」
側近「性別を怒られたって、どうすりゃいいんですか……」
4: 1:2011/9/14(水) 23:16:11 ID:8OHTIHnybw
魔王「もー、なんで野郎しか来てねえんだよ!」
側近「女性と比べて男性の方が戦闘には向いてるからでしょうね」
魔王「誰がマジレスしろっつったよ!」
側近「すみません……」
魔王「ああもう!女の子が一人も出てこない勇者SSとか許されるのかよ!」
側近「許す許さないの話なんですか?」
魔王「……腐女子か?」
側近「は?」
魔王「腐女子をターゲットとしたSSなのか、これは!?」
側近「いや、ターゲットがどうとかは知りませんけど……」
5: 1:2011/9/14(水) 23:22:41 ID:8OHTIHnybw
魔王「確かに近年の腐女子パワーはすごい。味方につければ強力かもしれん」
側近(なんか語り始めた……)
魔王「このSSの書き手がそこにすがって人気を得たい気持ちはわからんこともない。だがな!」
側近「はい……」
魔王「これの登場人物はもちろん、書き手も男なんだよ!女の子が登場しなかったら、俺らは皆辛いんだよ!」
側近「城に女性がいなくても我慢してくださいよ……プライベートで満喫すればいいじゃないですか」
魔王「プライベートで仲良くできる女の子なんていねえよ!俺にも書き手にも!」
側近「わー、負け組ですね……」
6: 1:2011/9/14(水) 23:29:10 ID:8OHTIHnybw
側近「仮にも魔界の王なのに何で負け犬街道まっしぐらなんですか?」
魔王「うるせえな!お前だって彼女いないだろ!」
側近「いますよ」
魔王「……は?」
側近「ハーピー族の娘なんですけど、すっげえ可愛いんですよ」
魔王「……」
側近「ちょっと……睨まないでくださいよ。ポケモンのファイヤーじゃないんですから」
魔王「ちくしょう、こんな悲しみが許されていいのかよ……」
側近「俺はあなたに仕えることになった悲しみをどうにかしたいですよ……」
7: 名無しさん@読者の声:2011/9/14(水) 23:32:08 ID:9IE8RmUIDY
おもしろい
支援
8: 1:2011/9/14(水) 23:41:19 ID:8OHTIHnybw
魔王「ちくしょう、勇者一行が女の子であることだけを希望に魔王やってきたのに……」
側近「そんな理由で魔王に就いたんですか!?」
魔王「Sっ気のある女勇者ちゃんにボコボコにされて土下座させられて座られたかったのに……」
側近(うわあ……)
魔王「女戦士ちゃんには切り刻まれた後に傷口を踏みにじってほしかったし」
魔王「女武闘家ちゃんには三角絞めで絞め落としてほしかったし」
魔王「そしてボロボロになったところで優しい女僧侶ちゃんに回復魔法かけてもらいたかったのに!」
魔王「実際の勇者パーティ野郎だけとか……こんなのってないよぉ……」ポロポロ
側近「いや、今一番泣きたいの俺ですからね?」
9: 1:2011/9/14(水) 23:48:57 ID:8OHTIHnybw
側近「……魔王様」
魔王「なんだよ?深爪でもしたのか?」
側近「そうだとしても魔王様に報告はしませんよ。そうじゃなくてですね」
魔王「うん」
側近「先ほど倒されました勇者達は生きているのですか?」
魔王「うん、生きてるよ。医務室に運んでおいたしね……何でそんなこと訊くんよ?」
側近「魔王様は女性の勇者が来ることを所望してますよね?」
魔王「さっきからそう言ってるじゃん。なに?聞いてなかったの?」
側近「……今の勇者一行を殺せば、人間達は新たな勇者一行を用意するでしょう」
魔王「……え?」
側近「そうすれば女性の勇者が現れる可能性も……」
10: 1:2011/9/14(水) 23:55:54 ID:8OHTIHnybw
魔王「馬鹿野郎!」
側近「うわ!?……え?なんで俺怒られたんですか?」
魔王「お前今勇者を殺せばいいって言ったろ!」
側近「言いましたよ」
魔王「そんなことしたら……勇者がかわいそうだろ!」
側近「……はあ?」
魔王「俺さ、こないだ階段をリズミカルに下りてたら踏み外してな。一番下まで転げ落ちたんだよ」
側近「はあ、災難でしたね」
魔王「それがすっげえ痛くてさあ。俺泣いちゃったもん」
側近「……その話がどうかしたんですか?」
魔王「殺すってことは、これよりもっと痛くて辛いことなんだぞ!そんなの人にしちゃいけないだろ!」
11: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:00:28 ID:ZC1d5RtXdU
つ支援
12: 名無しさん@読者の声:2011/9/15(木) 00:02:38 ID:21BIM9cdS2
魔王www
CCC
13: 1:2011/9/15(木) 00:04:57 ID:8OHTIHnybw
魔王「お前だってそんなことされたら嫌だろ!?」
側近「まあ嫌ですけど……」
魔王「自分がやられて嫌なことは人と魔物にしちゃいけないんだぞ!」
側近「勇者は我々魔物の敵なんですよ?」
魔王「敵だって俺らと同じく生きてるだろ!」
側近「甘いですねえ……ビックルくらい甘くて優しい方ですよ、あなたは」
魔王「何だよ?反抗するのか、この野郎」
側近「いいえ。あなたとの戦力差くらいは俺も理解してますから」
魔王「え、いや、暴力で解決したりはしないよ?嘘じゃないよ?」
14: 1:2011/9/15(木) 00:12:35 ID:8OHTIHnybw
側近「……話を元に戻しますが、現存の勇者を生かすのであれば、女性の勇者は諦めるしかないですね」
魔王「え〜、それはそれで嫌だよ」
側近「も〜、じゃあどうするって言うんですか?」
魔王「……あ、いいこと思いついた!」
側近「気のせいですよ」
魔王「なんでだよ!?ちゃんと閃いたよ!」
側近「魔王様が良い作戦なんて考えつくわけがないですから(笑)」
魔王「くそー、(笑)なんかつけやがってー。……とりあえず勇者のとこ行こうよ」
側近「わかりました」
15: 1:2011/9/15(木) 00:16:12 ID:8OHTIHnybw
今日はここまでにします。
>>7>>11>>12
ご支援いただきありがとうございます!
初めて支援していただき、嬉しさのあまり心臓が痛くなりました。
たぶんデスノートに名前書かれるとこんな感じになるんだろうなあって思いました。
今後も死なないよう気をつけながら頑張りますので、よろしくおねがいします!
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