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ゲーセンで出会った不思議な子の話

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Part5
724:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:28:36.27 ID:x9+/iUde0
その日は、カレーだった。
ウチのカレーはレトルトは使わず、スパイスとかも使って、
無意味に凝っているものだった。
みんなで食卓に着く。
俺は若干の気まずさを隠しきれなかったw
彼女「こんなに本格的なカレー、おうちで作れちゃうんですね〜」
母「まーこだわりだすとキリがないのよね」
母さんは鼻高々だった。

725:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:30:35.15 ID:x9+/iUde0
彼女「おいしい!美味ですよこれ!」
彼女が笑ってそういうとみな口々においしいと言い出した。
俺「うん、やっぱりおいしいね。」
妹「たしかに美味、だねw」
ご飯が進みだすと、妹と母さんが動き出す。

728:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:35:55.72 ID:x9+/iUde0
母さんは、「うちの息子の何がよかったの〜?」
とか笑いながら聞き出すし、
妹は妹で、彼女がオタ気質であることを知ると、
途端に自分の好きな漫画とかの話を振りだす。
彼女は彼女で、「わたし一発芸とかできるんです」とか
ワケの分からないことを言い出すし、そうするとうちの妹も悪ノリしだすし、
色々とてんやわんやなんだけど、楽しかったよ。
初めて食卓を共にしたのに。

729:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 22:37:16.93 ID:qqaCxJ9bO
幸せ過ぎて逆にツラい・・・

731:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 22:37:58.74 ID:WdAtM8AuO
ごくり・・・・(; ・_・)


734:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:42:02.65 ID:x9+/iUde0
そのあとも、妹が「今日は面白いテレビやってないから」と
言い出してアメトークのDVDを見だしたりした。
妹は終始馬鹿笑いしていて、
彼女も「正気ですか!?」とかケンコバのものまねを始めだして、
母さんがなんか果物食べる?と聞けば
彼女は味をしめて「正気ですか!?」と返したり、
いや、楽しかったんだよ。本当に。

737:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:48:51.19 ID:x9+/iUde0
夜も更けて、そろそろ寝る体制に入る。
彼女は、俺のベッドに寝かせてあげた。疲れてるだろうし、明日もあるし、
なにより体調を崩さないかすごく心配だったので、俺たちは早めに寝ることにした。
俺は毛布をしいて、床で寝ることにした。明日も、ある。明後日も。
明後日も、終わったら、その次は…?
夜になると途端に辛くなる。
部屋で二人になると彼女に言われた。
彼女「今日はすごく楽しかった。本当楽しかった。」
かみしめるように言う。

739:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:52:19.64 ID:x9+/iUde0
彼女と日常を共にしていると、あの病室に帰ることが途端におぞましく思えた。
でも、彼女はもっと、ずっと、帰りたくないんだろう。
俺は彼女に「楽しかったよ。今日は疲れたし、早く寝よう。」
とだけ言ってから、ずっと考え込んでいた。
母と妹に、病気のことを言ってないのが辛かった。
正直、俺も誰かに相談したくてしょうがなかった。

742:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 22:56:02.95 ID:x9+/iUde0
彼女も寝て、妹たちも部屋にいるのを確認してから、俺は勝手口に一服しに行った。
電話をかける決心をした。
親父に電話をかけた。
俺はもう、誰かに話さないとどうしょうもなく辛くなっていた。

748:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:05:31.72 ID:Qca1klCr0
文を綴る才能あるね。
ホントに上手いね。

749: 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/01/16(月) 23:08:48.34 ID:RNSTcwT40
このあたりまえの生活が
できてることに本当感謝だ(T_T)

750:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:12:40.62 ID:x9+/iUde0
親父「おう、どうしたー?」
俺「遅くにすまん、実は…」
俺は、彼女のこと、彼女の病気のこと、今すごく不安なこと、
すべてを親父に赤裸々に離した。
男同士で、話したかった。聞いて欲しかった。
親父は多くは語らなかった。そして、俺に言った。
「絶対、最後までそばにいてあげろよ。つらいと思う。
でもお前が弱音吐いちゃだめだろ。
いつだってそばにいてあげろ、男と男の約束だ。」

753:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:14:10.69 ID:BtQKZFO00
>>750
お父さんの強さと優しさを感じた
いいお父さんだ、大事にしろよ

752:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:14:09.91 ID:xGHrZAy10
親父…

754:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:15:02.31 ID:x9+/iUde0
親父は古風で、頑固な人間だった。
そんな親父の言葉は、俺の胸に強く響いた。
絶対に最後まで一緒にいよう。何が待ってるか、分からないけど。
青臭い小僧の俺が一人でずっと抱えていたことが、
親父に話したことで、とても軽くなった気がした。

755:名も無き被検体774号:2012/01/16(月) 23:18:12.49 ID:txRiV3MN0
親父…

756:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:19:07.33 ID:zpt17khU0
いい親父で羨ましい

757:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:19:42.78 ID:1T5A/N4b0
親父でかいな

758:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:20:48.60 ID:x9+/iUde0
俺は親父に話して、すっきりした。
部屋にもどると、さっきまでの不安が嘘のように、スムーズに眠りに落ちた。
気付くと、窓から明かりがさしていた。
実家の俺の部屋は一つの窓にカーテンがなく、朝日は入り放題なのである。
起きると、彼女は俺の机で何かをしているようだった。
俺は寝ぼけていて、状況を読み込めず、目覚めて彼女がいること自体に驚いた。

762:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:26:24.63 ID:x9+/iUde0
朝飯を食べて、いざ出かけよう、となる。
前々から話していたが、彼女はとりあえず俺の育った町や場所を見て回りたいのだという。
俺は本当に楽しいのだろうか、と若干の不安があったが、
彼女がやっぱりどうしても、というのでそうすることにした。
彼女「今日は一日動きまわるねー!」
俺「無理しちゃダメだかんね。」
俺はさっそく車のキーを握って車をだそうとした。


766:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:30:52.43 ID:x9+/iUde0
すると彼女は珍しくぐずった。
俺はよく分からなくて、車乗らないの?と聞く。
彼女「自転車、あるよね…?自転車乗りたい」
俺「あ、そうなんだ。でも2台あったっけなー?」
彼女「そうじゃなくて。二人乗り…しようよ。」
俺「え?」
彼女「ずっとしてみたかったんだ…二人乗り」

768:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:34:49.85 ID:x9+/iUde0
俺「だめだよ、あぶないし、体に負担かかって疲れちゃうよ…」
彼女「わたし一度も二人乗りってしたことないんだよ…」
そう言われると、弱い。
かくいう俺も人生で一度も二人乗りをしたことがなかった。
だから怖い、ということもあったのだが。
俺「分かったよ。じゃあすぐ近くの俺の小学校まで、だけね。」
彼女「やったー!じゃあグローブ持ってこうよ!」
笑顔になってはしゃぎだすのを見ていると、仕方ないかって思えた。

774:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:40:03.70 ID:x9+/iUde0
彼女は「どう座るんだ?」ってつぶやきながら荷台にちょこんと座って笑った。
俺「それでいいんじゃないかなw
よし、じゃあ俺が乗るから一回降りて」
彼女「やったー!」
荷台に乗せて気付いたが、彼女は嘘のように軽かった。
家を出て、ろくに車も通らない農道のような坂道を下っていく。
彼女は、とてもごきげんだった。

781:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:50:21.01 ID:x9+/iUde0
彼女は歌い出した。
「かーみーさーまー!ひとつきいてくれよー!」
それは彼女が好きだった藍坊主のテールランプだった。
俺も楽しくなって、一緒に歌う。
「かーぜーきるー!あしをーぼくにくれよー!」
はたから見たら馬鹿丸出しなんだけど、
もう、どうでも良かった。

782:名も無き被検体774号+:2012/01/16(月) 23:51:17.41 ID:kFBf6rpii
せつねえええええええ
なにこれせつねえええええ

787:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/16(月) 23:55:54.10 ID:x9+/iUde0
彼女はごきげんだった。色んな歌を俺に歌ってみせてくれた。
彼女は歌い終わると、
彼女「こら、拍手しろ!」
俺「どうやってすんだよww」
このやりとりを数回に渡って繰り返したw

805:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:12:11.95 ID:WJObiXhX0
そんなこんなで、近所の俺の母校の小学校に着いた。
土曜だったので、がらんとしていた。
少年野球のチームが、練習している以外、校庭もほかに人はいない。
俺「懐かしいなあ〜。ここでよく、野球したんだー」
彼女「そうなんだー。すごい広いね…」
無駄に校庭だけは広い小学校だった。

807:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:18:52.97 ID:WJObiXhX0
彼女は少女のごとく駈け出した。
思いっきり走りだしたもんだから、印象的だった。
あまり息上がるのもよくないのにね…。
彼女「こっちに来て!」
彼女「これ、うんていだよ、なつかしーw」
彼女は無邪気に色んな遊具で遊びはじめた。
彼女は滑り台の階段を上がって、俺が登ると滑り降りた。
彼女「無限ループだ!」
俺「そうなの?w」
こんな調子だった。

809:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:21:52.50 ID:WJObiXhX0
俺たちは何故か滑り台の無限ループがツボに入ってしまい、
いい年してしばらくそこで笑いながら滑り台に興じた。
俺「いつまで経っても捕まらないww」
彼女「はやく追いついてww」
こんな繰り返しだった。

818:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:29:48.04 ID:WJObiXhX0
しばらくすると冷静になって二人して、
「え、これ何が面白かったの?」的な感じになった。
遠くから少年野球の声が聞こえる。
彼女「ねえ、あの少年野球にいたの?」
俺「うん、懐かしい。もうずっと前のことだけどね。」
彼女はしばらくぼーっと駆けまわる少年たちを見つめていた。
彼女「キャッチボールしよう。」
俺「大丈夫?無理しないでね。」
彼女はまた歌い出す。
「べーすぼーるのおとが鳴ったー、だれもぎゃらりーいないぐらうんどーってね。」
俺「何それ?」
彼女「知らないの?」
彼女は音楽の造詣も深くて、たまに俺の知らない曲も歌う。
そうするとちょっとぐずるんだけど、そういう時は決まって
すぐiPodとかで教えてくれる。

822:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:35:54.74 ID:WJObiXhX0
その曲はフジファブリックのベースボールは終わらないだった。
「フジファブリックか…」
その日はその曲にピッタリだった。
晴れ渡っていて、広いグランドに二人だけ。
俺はその曲に則って、「あとで炭酸飲料を買いに行こう。」
というと、彼女はやたら喜んだ。
「いくよ!」
俺がボールを投げると、彼女はしっかりキャッチ。
そしてイイ感じに返してくる。運動神経がよかったのか、
昔からあまり運動が得意でない俺はちょっとだけうらやましくもあり、楽しくなった。

825:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:37:02.24 ID:WJObiXhX0
1レスに書く量を増やしても、どう考えても次スレにいってしまいそうだ…
どうしよう次スレに行ったらまずいんですかね…?

829:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 00:38:43.84 ID:oFRpJmqF0
>>825
まずくないと思う
むしろ中途半端なのが一番きつい

833:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 00:40:08.80 ID:Z6zgQtM+0
>>825
全然おっけー
むしろお願いします

836:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:41:18.87 ID:WJObiXhX0
よく分からないけど、とりあえず1000まで行けばスレ自体は
残ってそのあともこのスレは見れるんですかね?
そういうことなら続けようと思います。

844:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:52:18.09 ID:WJObiXhX0
ひとしきり小学校で遊ぶと、俺は彼女を連れて小学校の近くの駄菓子屋に行った。
正直、まだあるか不安だったけど、小学生の時はよく入り浸っていた。
彼女「すごい…こういうのって本当にあるんだね。」
俺「ま、田舎だからね…w」
駄菓子屋のおばちゃんには可愛がってもらった。
おばちゃん「はい、いらっしゃい。」
俺「こんにちは、富澤ですー」
おばちゃん「あら、富澤くん…久しぶりだねえ…」
彼女も笑って、
「こんにちは」と言った。
3人でしばらく談笑した。

849:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 00:58:08.94 ID:WJObiXhX0
おばちゃんは、
「この前〇〇君来てさ…とか、〇〇先生がね…」
と懐かしい話をたくさんしてくるため、俺は楽しかった。
店を出る。
彼女は退屈だったかな、って思うと彼女は買った駄菓子を抱えながら
彼女「すごいね…すごいね。あったかい。こういうの本当にあるんだ。」
とすごく喜んでいた。
彼女「富沢のこともっと知れた気がして嬉しいんだー
これが田舎かーふるさとかー」
彼女は高揚して何度も言っていた。
俺がいつも飲んでいたって教えてあげたチェリオを嬉しそうに飲んでいた。

857:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:06:29.44 ID:WJObiXhX0
そのあとは、彼女を連れて歩いて、疲れたら休んで、での繰り返しで
そこら一帯、俺にゆかりのある場所をめぐった。
路端の小川を指して、「中学の時この場所によく自転車をつっこんで走って、
水上自転車大会って
言って遊んだんだよ。」とか、
「このお宮にいつも初詣にきたんだ」とか、
「中学の通学路はここで、片想いの子が彼氏と歩いてるの見てショック受けたんだー」とか。
それは、まったく中身のないしょーもないツアーだった。
でも彼女は、「わーすげー!」「こんな感じ?」
とか一つ一つ本当に生き生きとリアクションをとった。
小学校からさほど遠くない母校の中学校まで来て、彼女は突拍子も無いことを言い出す。

860:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:11:18.56 ID:WJObiXhX0
彼女「毎日、ここの中学校に通ってたんだね…」
俺「そうなるね。いやーなつかしいww」
彼女は正門からの道を指した。
彼女「で、ここを帰ったと…」
俺「うん、そうだね。」
彼女「わたしたち今から中学生ね、同級生の。ひゃーどうしよう。」
俺「ええー!?」
その日は時間が経つのも早く、時分はそろそろ夕方にさしかかろうと
している頃だった。

871:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:16:32.04 ID:WJObiXhX0
彼女「あ、富澤くんだ…!ねえねえ、良かったら一緒に帰ろ?」
俺「そのノリ続けんのー?」
急にこっ恥ずかしくなった。
彼女はこうなるとひかない。
俺「吹石じゃん…ま、いいよ。帰ろうか?」
彼女「やったー!」
彼女が手を差し出して手をつなぐ。
それまで幾度と手を繋いだことはあったけど、この時ばかりはなんていうか
すごく恥ずかしかった。
ちなみに、自転車は小学校に置いてあった。

873:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:19:28.91 ID:OETuPCP70
心が揺さぶられすぎて
鳥肌たってる。

875: 忍法帖【Lv=37,xxxPT】 :2012/01/17(火) 01:23:36.50 ID:VDgxQ9Thi
もうだめだ
これ以上読むのが怖い

870:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:16:23.67 ID:t/bOhu8z0
そういえばゲーセンに会う以前の彼女の事は語ってなかったな

876:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:23:49.01 ID:WJObiXhX0
>>870 のちのちふれますね。
普段爛漫な彼女が、この時は中学生になっていたのか、
急に無口になりだすもんだから、俺は焦った。
空も夕焼けに近づいて、俺は手に変な汗をかきそうだった。
俺たちには珍しく、話す言葉が浮かばなかった。
よく分からないけど、なんだかすごく初々しい気持ちになっていた。
彼女がそういう風にしていたからなのか、なんかいつもの調子とは違っていた。
どうせ自転車取りに行かなきゃ行けないから絶対行くのに、彼女は意味ありげに
「ねえ、ちょっと小学校寄り道してこっか。」と言った。

878:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:31:26.04 ID:WJObiXhX0
小学校につくと、彼女は疲れちゃったのか、校舎と校庭をつなぐ階段に腰掛けて
「ふう」と息を大きくはいた。
おれは気になって、「待ってて」と言ってすぐに自販で飲み物を買ってきて
彼女に手渡した。
彼女「ごめんね、いつもいつも迷惑かけちゃって…」
俺「何言ってんのさーwおいしそうに飲んで笑顔を見せてくれたらいいんだよw」
そう言うと、彼女はにっこり笑って、立ち上がった。
校舎の脇の犬走りにあったじょうろを持ちだして、水をくみ始めた。
俺「?何すんのー?」

889:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:39:21.40 ID:WJObiXhX0
彼女は、もう誰もいなくなった校庭に、じょうろで何やら描き始めた。
何をしているんだろう?
「ありがとう」
そこにはこんな文字が浮かび上がった。
俺はハッとした。
急いで彼女のもとに駆け寄った。
そうすると彼女の方から抱きついてきた。
彼女は泣いていた。
彼女「ずっと…これからもずっとずっと…一緒にいてくれますか?」
彼女の言葉が脳内をこだました。

900:1 ◆WiJOfOqXmc :2012/01/17(火) 01:44:36.71 ID:WJObiXhX0
俺「ずーっと一緒にいるよ。ずっとね。」
俺は深く抱きしめた。
彼女が泣き止むまで、頭をを撫でながら、
彼女は泣きながらも「うぇ…わんわん…」とおどけて見せた。
俺は、心が傷んだ。
俺はこの子にこれから何をしてやれるんだろう?
一緒にいて、共に歩く、それしかないと分かりながら。
彼女は半泣きのまま、背負っていた小さなリュックから、何やら取り出そうとした。

903:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:45:10.03 ID:lA2XLBU50
二人が今も幸せであって欲しいね

905:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 01:45:24.82 ID:lUkJbhw50
うわぁ…昔を思い出しちまった

920:名も無き被検体774号+:2012/01/17(火) 03:45:33.06 ID:u+UbXpU4i
親父がイケメンすぎてまじ泣けるわ、、、

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