Part2
92:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:42:58.90 ID:
OEEVYdSD0
電車1,2分くらい遅れたんじゃないかなとかドキドキしながらも、なんだか普段絶対入らないような
小さな机とパイプ椅子が並べられた部屋に連れて行かれた。
もう学校のことなんか考えていなかったね。
駅員(救世主)に「ここで待っててね」って言われて、小部屋にババァと優しそうな若い駅員さんの3人になった。
待ってる間、メール見てたら友達から「録画してたトリビア今見たんだけど、禁断のトリビアわかんない」って来てたから
「うんこになる」って送信しといた。あれうんこっぽくなるだよね?ごめん友達。
で、さっきの駅員(救世主)が、お茶を持ってきてくれた。
駅員(救世主)の後ろに警察がいて、飲みたくても飲めなかったんだけど。
駅員(救世主)と警察2人が自分たちの目の前に座り、
ババァと私は結構な距離をあけて隣に座った。
95:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:46:08.77 ID:BrRj5QYG0
電車でそんな口論できる精神力はないなwwww
101:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:50:59.53 ID:
OEEVYdSD0
警察がいるってことは私テロリストって誤解されてる!?
爆弾なんて持ってないのに!てかババァが悪いだけなのに!
そんな感じでドキドキしながら下向いてた。ババァも。
そしたら駅員さんが
「君、爆弾なんて持ってなさそうだよねー」
軽い感じで言った。
その一言で緊張が解けて、体中の力が抜けた。
「いやー、なんか電車内に爆弾持ってる女の子がいるって聞いてたから警察きたんだけど。
なんかの間違いだねー、ごめんねー」
やはり駅員さんは救世主だった。まぎれもない救世主だった。
でもババァは救世主の言うことを認めなかった。
「いいや!この子は爆弾持ってる!持ってたの!」
電車ないほど強気ではないものの、ババァは高らかに言った。
「私聞いたんだから!見たんだから!この子はテロリストで、あの荷物に爆弾入ってるって!」
自分のまっぴんくの荷物を指すババァ。駅員(救世主)と警察、全然緊張してない。
102:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:52:13.30 ID:SDdJQk9GO
ババァwwww
103:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:52:24.13 ID:ZbJyPTT80
ババアざまぁwwwwww
104:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:52:27.97 ID:4+VzenWD0
駅員(救世主)
↑もうメシアでいいよ
打つのに時間かかるだろ
111:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:58:57.02 ID:
OEEVYdSD0
>>104
おk。メシアでいこう。
メシア「はいはい。見たのは偽物かもね」
ババァ「違うの!この子はテロリストで!!爆弾所持なの!」
警察「ははっ。一応確認しますよ」
警察が自分に鞄触っていいか確認して鞄開ける。
警察「中身、全部出していい?」
自分「どうぞ」
中からはリラックマやらワンピースのエースのフィギュアやらおかしやら。
見た感じ景品とわかるものだったよ、当然。
メシア「どう?これで安心できた?」
警察「爆弾入ってないですよ」
警察の人がありがとね、とか言いながら荷物をもとに戻してくれてる最中、
ババァ警察の腕をバシッと叩いた。
ポッキーの箱が1箱潰れた。
ババァ「なに!?私が間違ってるって言いたいわけ!?」
メシア「そうですねえ。今回ばかりはこの子何も持っていませんし」
ババァ「だって私に生意気な態度とったんだから、テロリストに決まってるでしょ!?」
意味わかんねぇよババァ。
105:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:53:29.10 ID:dL8/Y5i70
文読んでイライラすんの久しぶり
106:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:55:21.25 ID:qqXiv+C7O
ババァは構ってちゃんなのか。
112:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:59:02.94 ID:DkxN9IIo0
こんな危ない目にあうなら外出れんな
113:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 00:59:38.87 ID:3g5eIKX60
どんだけだよババァwww
120:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:02:22.91 ID:SDdJQk9GO
めんどくせえwwww
123:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:04:58.67 ID:
OEEVYdSD0
メシア「じゃあ聞きますけど、どんなことされたんです?」
ババァ「……」
多分ババァの中で事態の収拾がつかなくなってきてるんだろうな。
少し無言になって、思い出したかのように言った。
ババァ「私がこの子に床に荷物置くなって言ったら『じゃあどこ置けばいいんだよ!』とか言って来たの!」
メシア「君、それ本当?」
自分 「いえ。この人にそう言われたのは本当ですけど、手で持ったら『邪魔だから上に置け』って言われました。
そのあと上に置いたら『落ちてきたらどうするの』って言われたんで、どこに置けばいいんですか?って聞いただけです。そんな言い方してないです」
ババァ「ほら!最終的的には私に暴言はいてる!」
メシア「……」
警察 「……」
2人、なんか呆れてた。
129:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:11:42.92 ID:sDSFr/6i0
災難すぎるだろ
でもワロタwwwテロリストwww
130:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:12:27.02 ID:SDdJQk9GO
ババァ逮捕していいと思うんだ
132:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:12:43.17 ID:
OEEVYdSD0
メシア「もしかしたら君の言い方も悪かったかもね」
自分 「はい……」
メシア「あなたの言い方も悪かったですね」
ババァ「はぁ!?なんで!?」
メシア「電車はみんなが乗るものですから、色々な荷物を持って色々な人たちが乗ります。
荷物が大きくて、周りの人に迷惑かけまいと一生懸命邪魔にならないようにしてる人だっているんですよ」
ババァ「でも荷物が人を圧迫するっておかしい!電車は物を運ぶんじゃなくて人を運ぶものじゃないの!?」
メシア「ではあなたは荷物を一切持たないで電車に乗りますか?あなたのバッグも荷物ですよ」
ババァ「そんな返事いらない!いいからこいつを逮捕しなさい!」
メシアがこんだけ丁寧に言っても、ババァの中では自分はテロリスト。
メシアと警察にかばってもらって余裕な自分はババァ必至wwwとか思ってた。
あと残念ながら釣りじゃない。釣りができるほど話をうまく作れないんだ。
134:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:14:18.76 ID:dL8/Y5i70
イラついたから壁殴った
137:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:15:42.13 ID:SRU6latD0
ババア逮捕まだー?
138:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:15:47.66 ID:SDdJQk9GO
拳が痛ぇ
140:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:16:20.20 ID:9QQl/LMs0
メシア様KAKKEEEEEEEEE
141:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:19:32.40 ID:6gDDYlFh0
壁殴り代行二時間コースで
142:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:20:35.42 ID:aTEYOu2E0
理不尽で会話にならん奴と喧嘩になる時のイライラ感ははんぱないな。
味方がいるだけで救われるわ。
143:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:23:25.10 ID:
OEEVYdSD0
お前が逮捕されろやババァwwwとか思いながら、ババァが暴れているのを眺めること数十分。
ババァは息を切らすほど暴れたらしく、終わったころには疲れきってた。
警察 「もうこのように騒動は起こしませんね?」
ババァ「でもこの子の目上の人に対する態度が」
警察 「次起こしたらあなたが逮捕されることになりますよ?」
ババァ「だからそれが納得いかない!私だけ悪者みたいで!」
メシア「この子も悪いですよ。あなたにつられて電車内で大声で騒いだことは」
ババァ「ああああああ!もういい!帰るわ!早くここから出して!買い物に行かなくちゃいけないんだから!」
そんな自分の言葉にババァはピンときたらしく、メシアと警察にバカみたいなことを言った。
ババァ「私が買い物に行けなかった間の時間返して!」
「「「(゚д゜)」」」
ババァの催促が始まる
144:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:24:36.59 ID:b4Uv5CUc0
金よこせパターンか?
145:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:24:50.85 ID:ay5u9L880
お前が返せよBBA
と言いたい
147:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:25:07.02 ID:qqXiv+C7O
まだ言うかババァww
150:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:26:59.35 ID:3g5eIKX60
いい加減にしろBBA
156:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:35:02.88 ID:b4Uv5CUc0
明日電車乗るんだけどなんだか怖いな
157:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:36:46.00 ID:
OEEVYdSD0
ババァ「私だって好きでここにいるわけじゃないんだけど!?こいつがいかに悪い奴かを教えるためにわざわざ協力したのに!」
メシア「でも最終的にはあなたがほとんど悪いってことに……」
ババァ「うるさい!他人の時間を奪っていいと思ってんの!?訴えるけどいい!?」
警察 「わけのわからないこと言わないで。帰るなら帰ってくださってかまいませんから」
ババァ「いーや!私帰らない!こいつ逮捕するか時間に相当するものをくれないと帰らない!」
メシアと警察はなぜか自分のことを見て、肩を落とす。
あれれー、これもしかして自分またまきこまれた?
しかもなんで自分いつまでもテロリスト扱いなんだよ。いい加減認めろよ。
椅子に座って脚組んだババァから距離をとる。
時間を確認したら学校はもう確実に間に合わない時間で、そんな自分に気付いたのかメシアが話しかけてきた。
メシア「そういえば、君はこれからどこ行くつもりだったの?」
自分 「学校です。でも冬期講習なんで午前中だけだったんで大丈夫です」
警察 「悪いことしたなー。学校に連絡して事情説明しようか?」
自分 「大丈夫ですよーすいません」
ババァほったらかしで3人で話してると
ババァ「どーするのーー??」
仲間はずれなババァがこちらを見ていた。
自分が学校に行くはずだったという話を聞いたからか、ここでメシアが動いた。
メシア「未成年がいるんで、今そういう話はできません。今この子を一旦外に出すので、それで改めて話をしましょうか」
おいおいメシアさんどういうこと、とか思いながらもメシアに「外で待っててくれる?」って120円渡してきたから言われたから外に出た。
自販機でホットカフェオレ買って待ってた。ちなみに警察は中に残りました。
そして多分10分後くらい。
メシアと警察がババァの左右に並んで部屋から出てきた。
ババァ「迷惑かけてごめんなさいねぇ……やりすぎたわぁ……」
弱気なババァが姿を現した!
160:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:38:27.67 ID:uhBHDcV30
どうしたどうしたwwwwww
161:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:38:29.54 ID:P3HiErIB0
BBAwwwwwwwwwww
166:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:39:54.30 ID:9QQl/LMs0
BBAくそすぎだろwwww
171:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:40:45.11 ID:HUfZbuKJ0
なにがあったwwwwwwww
189:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:46:50.18 ID:
OEEVYdSD0
え?え?え???
自分は軽く混乱して、多分固まってた。
泣いているわけではなさそうだけど、先程までの強気な態度はどこにいったのか。
どんなに自分に不利なことを言われてもへこたれなかったババァが、すっげぇ別人になってる。
メシア「じゃあ行ってください。もうこんなことしないでくださいよ」
ババァ「はい……すみません……」
ババァはメシアと警察と自分に一回ずつ頭を下げると、電車に乗るためにホームに向かっていった。
取り残された自分に警察が話しかけてきた。
警察「今の人はね、こういうことするの3回目なんだよ」
3w回w目ww
ババァどんだけ駅員警察に世話になってるんだw
警察 「全部僕が担当したけど前はサラリーマン捕まえて痴漢扱いして、その前はギャルのつけまつげかな?が自分に落ちてきたことを怒ってたよ」
メシア「全部この駅で発見されるから怖いよねーたまには他の駅にお世話になればいいのに」
ババァは常習犯だった。
結局、部屋の中で何が行われたのかはわからなかったけど、色々お世話になったメシアと警察にお礼を言って
どう言い訳しようか考えながら自分も学校に向かった。
案の定先生は信用してくれなかったから、やっぱり警察の人に証言してもらえばよかったなぁと後悔した。
192:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:47:59.45 ID:VThIJy8S0
>>1
お前に惚れた!
結婚してくれ!
199:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:49:45.69 ID:
OEEVYdSD0
>>192
大量のホモエロ本が付いてくるがいいかな!?
みんな読んでくれてありがとうございました!
ただ言っておくけど、ババァ全員がこんなんじゃないからな。
211:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:56:41.75 ID:GZwJeqJc0
>>1
とんだ一日だったな、乙!
BBAざまあああああああって思ってゆっくり寝てくれ
218:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 01:58:31.62 ID:9QQl/LMs0
恐ろしいBBAだったな 1乙!
236:
名も無き被検体774号+:2012/01/06(金) 05:44:01.78 ID:uBWDRYCO0
最後がスカッっとする話でよかった
>>1お疲れ様