Part1
1 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 07:27:05.87 ID:z8Q5hqdB0
今度こそ最後になるだろう
じゃあ少しずつ語って行こう
あらすじ、前スレ参照
2 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 07:28:14.52 ID:z8Q5hqdB0
前回のスレで俺は悟った
俺の相棒は奴しか居ない
俺の相棒はあの場所にしか居ないと言う事を
8 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 08:03:45.12 ID:z8Q5hqdB0
しかし奴に会うにも迷惑をかける訳には行かない
はっきりと浪速のシューマッハ引退を宣言したからな
ここからどうにかする事は出来ないか・・・
そんな時に皆が
もうその前フリいらねぇよって言われてしまいそうな俺の神が語りかける
9 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 08:04:25.54 ID:z8Q5hqdB0
君さ
第一部とか書いたじゃん
ニート(24・男性)
※AA略
10 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 08:05:55.86 ID:z8Q5hqdB0
そう、俺は勢いだけで第一部とか書いてしまったんだ
コレは重大なミス・・・じゃなくて使命を背負ってしまった
自らハードルを上げる自殺行為
だが・・・やるしかねぇだろ・・・
さぁ、始めようか
俺の生き様をしっかりと心に刻めよお前等!誰もいねぇけどな!
21 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:17:43.28 ID:z8Q5hqdB0
しかし、口実が欲しい
どうしようかと悩んでた俺は自分の立てたスレを読み返す
前回立てたスレにそのヒントはあった
22 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:19:36.28 ID:z8Q5hqdB0
211 名前:
閉鎖まであと 1969429 秒 投稿日: 2007/02/01(木) 00:56:11.80 ID:HYRp+y3g0
立花に1ヶ月おくれの新年の挨拶でもしにいってみたら?ww
・・・
それだよ!!!
それで行こう!!
なんだコイツは!?神か!?
愛してるぜ2月1日のID:HYRp+y3g0
24 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:20:28.53 ID:z8Q5hqdB0
そうと決まればまずは準備
そうだな、新年の挨拶と言えばアレとかアレが必要だな
俺はいくつかの道具をバッグに詰め警察所に向う事にした。
25 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:21:44.73 ID:p9+Mo1PW0
またうまい棒かwwwwwwwwwwww
26 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:22:11.10 ID:z8Q5hqdB0
奴が休みだったら困るので
電話でまずは確認をする
トゥルルルルガチャ
相手「はい、こちら○○署です」
俺「立花さんはいらっしゃいますか?」
相手「○課の立花でしょうか?失礼ですがお名前を伺ってもよろしいでしょうか?」
俺「はい、間違いありません、○○所の清水と申します」
相手「かしこまりました、少々お待ち下さい」
俺「はい」
軽く他人のフリをしておいた
27 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:23:57.00 ID:z8Q5hqdB0
立花「はい、お電話変わりました、立花です」
俺「それがしでござるよ、それがし」
立花「・・・やっぱお前かwww」
俺「お前?誰の事でござる?それがしでござるよ?」
立花「・・・まぁ、ネタには付き合ったる、どうした」
俺「オチは無いでござるwwwww」
立花「捻り出さんかアホ」
のっけからダメ出しを食らう俺
28 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:26:17.53 ID:z8Q5hqdB0
俺「それより新年の挨拶ですよ!」
立花「ああ、あけまs」俺「はええよバカ!言うな!」
立花「アカンのか?」
俺「俺達の恋は出会ってから始まる・・・そうだろ?」
立花「明けましt」俺「シャーーーーラップ!!!」
立花「なんやねんテンション高いなあもう」
30 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:28:17.11 ID:z8Q5hqdB0
俺「お歳暮とかそんなステキなファンシーグッズ持ってくから今日空けとけ!!」
立花「歳の暮と書いて歳暮やぞ?」
俺「んんんん、なんか分かんないツッコミだけどそれするから高級ホテル予約しとけ!」
立花「ホテルは行かんけど暇やからええぞ」
31 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:30:02.78 ID:z8Q5hqdB0
俺「あら、あっさりですね」
立花「どうせ断ってもいつか来るんやろ?」
俺「はいwww」
立花「じゃあ7時に来い、あ、後明けましておめ」
ガチャ!電話を切る俺、本当に油断できねぇ野郎だ
32 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:31:33.69 ID:z8Q5hqdB0
取り合えず立花のイヤそうな顔が見たいので
30分前行動を心がけるようにした
そして時刻は6時20分
決戦の場所へ到着だ
33 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:33:44.45 ID:z8Q5hqdB0
ただ入るだけではつまらない
やはりここは一つ何かをやっておくべきだろう
そこで俺は今をときめく最高の芸人
たむらけんじのモノマネをしようと入口の警官に近づく
声を大にして言ってやった
俺「立花の浮気嫁さんにバレろ!」
34 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:36:55.64 ID:z8Q5hqdB0
警官はうつむいて笑っている
え?そんなに面白かった?普通引くだろ?と、思っていると警官は口を開く
警官「立花さん中にいるよww」
コイツラーメン屋で会った奴じゃん・・・
36 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:40:52.59 ID:07ccVSgPO
ちょwww
久しぶりw
たむけんワロスwww
37 :
以下、能登麻美子に変わりましてVIPがお送りします :2007/02/05(月) 16:42:40.67 ID:g0INLB4h0
久しぶりにシューマッハww
たむけんと新年の挨拶するところで立花に言わせず
電話切るところは流石はシューマッハクオリティだな。
38 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:42:51.35 ID:z8Q5hqdB0
計画は失敗に終わり渋々と立花の部署のドアを開く
そこには下っ端の姿があった
どうやら少年と口論をしているようだ
少年「せぇな!ぶっころすぞ!」
とか言われてる
もう一度言う、コイツはやはり下っ端だろう
39 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:43:33.19 ID:07ccVSgPO
wktk
40 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:44:51.78 ID:z8Q5hqdB0
奥に立花の姿を見つけたので
近寄ってみる
5メートル位の距離で立花も気づき「おお」と言っていた
俺はバッグの中を探り、もろこし輪太郎を取り出す
そして目の前に突きつけてこう言ってやったさ
俺「明けましておめでトウモロコシ!!」
41 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:45:52.11 ID:z8Q5hqdB0
立花「・・・」
あっけに取られる立花と声にびっくりする下っ端達、さらに追い討ち!
俺「おめでトウモロコシ!!」
42 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:46:51.84 ID:07ccVSgPO
うまい棒じゃないのねwwwww
43 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:47:52.37 ID:z8Q5hqdB0
立花「なんや?」
俺「おめでトウモr」立花「まて!まてまて、コレはなんや?」
俺「もろこし輪太郎ですが?」
立花「そんでなんて言うた?」
44 :
以下、能登麻美子に変わりましてVIPがお送りします :2007/02/05(月) 16:48:05.66 ID:g0INLB4h0
輪太郎ワロスwwwwww
紅茶噴いたwwww
45 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:48:29.77 ID:07ccVSgPO
立花のダメ出しktkr!!!
46 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:48:56.27 ID:YBiuWXWaO
そりゃ下っ端も驚くわwwwwww
47 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:50:02.05 ID:z8Q5hqdB0
俺「お・・おめで・・トウモロコシ」
立花「・・・ええもんやるから左手出せ」
ゴソゴソと机の中を探る立花、左手を差し出す俺、次の瞬間
ガチャン!!!
手錠かけられました
48 :
愛のVIP戦士 [sage] :2007/02/05(月) 16:50:07.64 ID:bo3LljCr0
とうもろこしwww
49 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:50:42.93 ID:07ccVSgPO
公務執行妨害かwww
50 :
以下、能登麻美子に変わりましてVIPがお送りします :2007/02/05(月) 16:51:20.09 ID:g0INLB4h0
ついにシューマッハもここまでか…
51 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:51:58.79 ID:z8Q5hqdB0
机の足と結ばれた俺の左手
俺「ちょwwwなんでwwww」
立花「正座しろ」
俺「・・・はい」
52 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:53:21.21 ID:z8Q5hqdB0
真剣な目をした立花が口を開く
立花「ええか?今の挨拶は、口に出した時点でもう犯罪や」
俺「なるほど、犯罪を犯したから俺は手錠をかけられたって訳ですね。ってコラ」
立花「下手なノリツッコミやなwww」
( ^ω^)許せねぇ・・・
53 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:54:41.62 ID:07ccVSgPO
そりゃ本場の乗りツッコミには敵わねえよなww
54 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:55:26.34 ID:z8Q5hqdB0
俺「コレ俺に使っちゃヤバイだろ!?」
手錠を外しながら口を開く
立花「まぁ、お前なら大丈夫や」
俺「どういう意味だ!?」
立花「自分で考えろ、後コーヒー買ってきて」
200円を渡される
俺「パシリですか!?しかも自分の分だけかよ!?」
立花「ああ、もうあっちの紙コップの奴買うてこい安いから、俺クリーム増量な」
55 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:56:01.05 ID:8RQZLJSA0
立花さん甘党wwwwwwwwwwwwwww
56 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:57:32.82 ID:z8Q5hqdB0
俺「クリーム増量?俺ブラックなのに?」
立花「文句あんのか?」
俺「俺がブラックなんですよ?」
立花「・・・」
俺「ニートより子供なんですか?」
立花「・・・ブラック買うてこい!!」
俺「はい喜んで!!」
立花は単純
57 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 16:59:30.99 ID:YBiuWXWaO
立花モエスwwwwww
58 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 16:59:33.10 ID:z8Q5hqdB0
俺「その前に、はい年賀状」
立花「手渡しかい、しかもティッシュやんけ!」
俺「ティッシュじゃねぇよ!それに今回はちゃんと字読めるだろ?」
立花「・・・お前わざとやってるやろ?」
筆ペンで裏表両方に書いたから読めるハズが無い
60 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:00:33.16 ID:07ccVSgPO
二人の息合い杉wwww
61 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 17:01:02.71 ID:z8Q5hqdB0
俺「それがVIPクオリティ」
立花「は?」
俺「いえ、なんでもありませんコーヒー買ってきます」
62 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:02:06.64 ID:07ccVSgPO
立花がvipperではない事が判明
63 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 17:02:25.01 ID:z8Q5hqdB0
自販機に辿りつきコーヒーを二つ買う
当然、俺は砂糖、クリーム入りだ。
立花はブラック
64 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 17:05:16.55 ID:z8Q5hqdB0
立花の元に戻りコーヒーを渡す
一口飲んだ立花が「にが・・」と言っていたのに笑いそうになる
そして俺のコーヒーと俺の顔を交互に見つめる反復運動
俺「首でも鍛えてるんですか?首長族の間で首を伸ばすのはナンセンスになったのに」
立花「取り合えずあっち行っとけ」
なぜか突っ込まれなかった
67 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 17:07:51.82 ID:z8Q5hqdB0
またガラス張りの部屋で色んな人間から視線を送られる俺
イラつくのでガラスに張り付き面白顔を披露して過ごす
その顔を見ながらニヤニヤしているガードの甘い警官を見て俺もニヤニヤしていた
そして突然、カチャ、と言う音がしたので後ろを向くと
俺のコーヒーがブラックになってる摩訶不思議
68 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:09:43.88 ID:07ccVSgPO
面白顔披露に夢中になりすぎww
69 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 17:09:48.95 ID:z8Q5hqdB0
おかしな事もあるもんだと報告をしに立花の元へ向う
俺「立花さん」
立花「んー?」
俺「コーヒーブラックになっちゃった」
目を合わせずに立花が口を開く
立花「何言うてんねん、お前ブラックやって言うてたがな。仕事中やからあっちで待っとけ」
おかしいよな
70 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 17:12:44.73 ID:z8Q5hqdB0
俺「ああ、そっか。はーい」
と返事をして部屋に戻る俺
戻る際に立花が「おい!」と言ってたが気にしないでおこう
なぜか俺の手にはクリームと砂糖の入ったコーヒー
そこからは一進一退の攻防が繰り広げられたがまぁ置いておこう。
71 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:13:49.23 ID:g0INLB4h0
>>70 その間に何があったんだ…
72 :
浪速のシューマッハ ◆YjzjI32Lw6 :2007/02/05(月) 17:15:00.20 ID:z8Q5hqdB0
7時20分
仕事を終えた立花が格好良くブラックコーヒーを飲みながら俺の元にやって来た
俺「おせえええええええ」
立花「お前のせいじゃ!しばくぞ!」
俺「そうやって人のせいにするー」
立花「んで、どうすんねん?メシでも行くんか?」
俺「本当に暇なんですね」
立花「無職に言われたく無い」
俺「就職しましたよ?」立花「うそやん!?」俺「うそだよ!?」
立花「・・・しばくぞホンマにwww」
73 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:16:03.69 ID:07ccVSgPO
いつもの流れが戻ってきたwwwww
74 :
愛のVIP戦士 :2007/02/05(月) 17:17:14.09 ID:UdWH8vIn0
ホント仲いいなwww