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ガチホモと一緒にストーカー捕まえたら妙なことになった
Part2


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:17:53.99 ID:gY54/MdK0
蝶野(弟)「うう…すいません…」
最初っからしょげている蝶野弟。正座する巨漢二人を見て、俺は、こいつらとどこであったかを思い出す。
俺「あ、Aさん、こいつら確か一カ月前くらいにうちの店に来てましたよ。確かBさんが相手してました」
蝶野「あ、そうです!その時です!」
なぜか嬉しそうな顔をする蝶野。
Aさん「…そうだっけ?記憶にないけど…」
なぜか寂しそうな顔をする蝶野。
俺「やけにデカイ二人が小さい車見てて、なんか記憶に残ってたんですよね」
だんだん記憶がはっきりしてくる。
俺「そういえばあの時、ヒトミさんも車の点検に来てましたよ。その時に目つけられたのか」
ヒトミさんの車にツバかけて目撃されたのはおそらく弟のほうか。

78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:20:06.73 ID:gY54/MdK0
俺「で、あんたがさっきから違う違うって言ってたのはこういうことか。
  一人じゃなくて二人でストーキングしてた、と」
蝶野「あ、そうですそうです!」
我が意を得たり、といった様子で嬉しそうに同意する蝶野。
タケさん「なおさらタチ悪いじゃねーか」
スパン!と蝶野の頭をはたくタケさん。まったくもってその通りだ。

79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:21:39.10 ID:OcbGFIocO
蝶野嬉しそうにすんなwwww

80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:22:15.51 ID:gY54/MdK0
とりあえずタケさんが顔面ハタキ、ケツ鞭打からのタマ掴みの制裁コンボを蝶野弟にも決め、
再び蝶野ブラザーズを正座させて話しを聞く。
俺「…えーっと、つまり、あんたらは二人でこのAさん達にストーカー行為をしていた、と」
蝶野「はい…すいません…」
俺「好きになっちゃったけど、どうしたらいいかわからないから、つけまわしてた、と」
蝶野「はい…すいません…」
俺「んで、勢い余って、車にツバかけちゃったり、嫌がらせに精子ぶっかけたりしたわけだ」
蝶野「はい…あ、いえ、その…逆です」
ん…?逆?

81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:23:21.99 ID:gY54/MdK0
俺「逆って何が?」
蝶野「いえ…ツバかけたのは嫌がらせですけど、ぶっかけちゃったのは、気持が抑えられなくて…」
気持ちの悪い告白をしてくる蝶野。
……こいつら、つけまわしてたくせに対象の車間違えてやがる。
Aさん「って、おいおい、お前ら俺とヒトミの車、間違えてるよwww俺の車にぶっかけてどうすんだよ」
蝶野「間違えてません」
はっきりとそう言う蝶野。
……ん?

82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:24:07.52 ID:algSMC150
アッー♂

83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:24:11.78 ID:/cXabiUy0
☆北斗のゲイ☆
A    トキ
ヒトミ ユリア
1 ケンシロウ
タケさん ラオウ
兄 フドウ1
弟 フドウ2
でお送りしています。

84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:24:35.89 ID:gY54/MdK0
俺「えーっと、ちょっと整理すると、君たちは好きな相手の車にぶっかけちゃって、その恋人に嫉妬して
ツバかけたわけだよね?」
蝶野「はい」
俺「んで、ぶっかけられたのはAさんの車で、ツバかけられたのはヒトミさんの車ね?」
蝶野「はい」
嫌な予感がする。

85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:25:13.51 ID:BzBAnmbk0
ホモ大杉

86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:25:30.82 ID:5Aq6Scw/O
蝶野KIMEEEEEEEE!!

87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:25:41.96 ID:7Z1i62jT0
アッー!

89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:25:52.28 ID:C3fuAdse0
みんなホモw

90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:26:13.86 ID:f+unUu+U0
タケさんの制約が解かれるwww

91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:26:14.81 ID:gY54/MdK0
俺「それで、対象が間違ってないってことは…つまり、君たちがストーキングしてたのって…?」
蝶野「はい…」
Aさんを見つめ、少し恥ずかしそうに頬を染める蝶野。
蝶野「…ずっと、見てました……ッス」
フリーズするAさん。ケツが引き締まる俺。

92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:27:01.72 ID:algSMC150
ソイヤッ!ソイヤッ!

95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:27:41.36 ID:gY54/MdK0
タケさん「…なんだ?お前ら兄弟そろってホモか?」
蝶野「はい…」
蝶野(弟)「違います!僕はバイです!」
そんなに強調するほど大事なことではないだろう。

96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:27:50.02 ID:OcbGFIocO
きめえええええ

97:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:27:51.60 ID:WigP2hqB0
タケさんが猛り始めました

98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:28:08.07 ID:zXMnOAmz0
地味に笑える

103:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:29:36.82 ID:gY54/MdK0
俺「え、と、つまり君たちはAさんに気があって、その恋人のヒトミさんに嫉妬して
  嫌がらせをした、と」
蝶野「はい…」
弟「そうなりますね。でも僕はヒトミさんもかわいいとおもいます!」
普通にストーキングされるよりひどくないかコレ。
まさかホモのストーカーのとばっちりとはヒトミさんが不憫過ぎる。

104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:30:05.01 ID:NBfQHtrM0
おいお前の住んでる国ホモ多すぎだろ
俺日本でよかったー

106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:30:47.39 ID:gY54/MdK0
蝶野「お店に行って、Aさんを見て…一目惚れ、っていうんでしょうか…フフ」
気持ちの悪い告白をする蝶野。
蝶野「それで、Aさんのこと考えてたら、気持が、その、抑えられなくて…」
蝶野(弟)「ぼ、僕もです!僕はぶっちゃけ二人ともスゲー好みの体型だなって思ったり、フフ」
蝶野「それで、弟も同じ気持ちだっていうことで、二人で、『やっちゃおうか』ってことに
  なりまして…」
なりまして。じゃねえ。
蝶野(弟)「で、どっちかと、その、肉体的な関係とか、なれたらな、と!」
客観的に弟のほうがクズ度が高い気がする。ていうか正直過ぎるだろ。

110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:32:37.14 ID:gY54/MdK0
俺「…ところでAさん、身に覚えあります?」
Aさん「たしかに、俺のとこにも無言電話とか架空請求とか来てたけどそんなんしょっちゅうだし…」
どうやらこの男もストーキングされてることに気づかなかったらしい。
俺が呆れていると、もはや爆発寸前といった風情のタケさんが蝶野ブラザーズの前に立った。
タケさん「テメーはAと付き合いたかったと…」
蝶野「はい…」
タケさん「で、テメーもAと、あわよくばヒトミともなんとかなりたかったと…」
弟「はい!」
タケさん「つまり、ヒトミは完全にとばっちりってわけだな?」
顔を見合わせ、嬉しそうにうなずくホモ兄弟。
蝶野&弟「はい!」
タケさん「死ねオラァ!!」
タケさんのドロップキックがホモ兄弟の顔面にブチ込まれた。

111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:34:00.79 ID:gY54/MdK0
正座のまま、礼拝中の巡礼者のようにのけぞるホモブロス。
タケさん「テメェらあんまりナメてんじゃねえぞコラ!」
馬鹿馬鹿しさにテンションの上がるタケさん。
こんな理由で身の危険を感じていたヒトミさんが不憫すぎる。
タケさん「こりゃもうお仕置きソープコースでもすまねえなぁオイ!!」
一体何をするつもりなのか。そしてなぜズボンを脱ぐのか。
タケさん「おう!後は俺にまかせろ!テメエらは先に帰ってろ!」
俺「あ、はい」
下手に逆らうとヤバそうなので完全に怯えているAさんを連れて脱出する俺。

112:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:34:01.77 ID:zFcp9i2v0
想像以上だったwwwワロスwwwww

113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:34:59.55 ID:f+unUu+U0
なんでズボン脱ぐかって
わかってる く せ に

115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:35:26.25 ID:gY54/MdK0
コンビニに非難。コーヒーを買い、しばらく無言でコーヒーを飲む我々。
俺「…凄いっすね、Aさんモテモテじゃないっすか」
Aさん「全然嬉しくねーよ。どうせなら美少女姉妹とToloveりてえよ。ほんとにただのトラブルじゃねーか」
確かに。いちご100%どころか戸愚呂100%だ。
Aさん「…ヒトミになんて説明しよう…」
俺「あー…」

117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:36:01.29 ID:cP7SzGFU0
もしかしてヤクザに顔射したって人?

120:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:38:25.74 ID:gY54/MdK0
>>117
yes まあ暇だったらよろしく
俺「でもまあ、ヒトミさんがストーキングされてたのも確かだから、タケさんが話しつけて
 くれたってことでいいんじゃ…ん?」
Aさんが「やっちまった!」という顔をしていることに気づく。
俺「…どうしました?」
Aさんがポケットから財布を取り出す。見覚えのあるデザインに目をつぶる俺。
Aさん「タケさんの財布持ってきちゃった…」
さすがAさん!俺に出来ないことをやってのける!そこに痺れないし憧れないし
どっちかっていうと死ねって思う。

124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:41:42.31 ID:gY54/MdK0
俺「なんで持ってるんですか?」
Aさん「いや、車の中に隠れる時邪魔だから持っててくれって…」
俺「明日返して…いや、でもタケさん帰り無免許になっちゃうからな…」
もし検問にでもひっかかろうものならとばっちりは必死。今夜のタケさんのテンションを考えると
俺たちのケツが危うい。
俺「返しに行くしかないか…」
Aさん「超取り込み中だけどな…」
取り込み中というかブチ込み中というか。

125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:42:56.39 ID:rSTMislO0
Aさんを囮にすれば逃げられるな

126:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:44:00.00 ID:gY54/MdK0
仕方なく魔窟に戻る我々。中の様子をうかがってみると、ドアの奥でタケさんがハッスルしている
声がもれてくる。
……ケツを…上に……親指か…ら……3本目……麺棒…を…
謎のワードを前に帰宅を検討する我々。
俺「ダメっす。今行くのは超アウトっすよ」
Aさん「待つしかないか…」
その間にも漏れ聞こえてくる、俺たちのケツを震わせる謎のワード。
Aさん「寒いなあ…」
俺たちが震えてるのは寒さのせいだけじゃない。

127:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:45:00.84 ID:f+unUu+U0
怖ェwww

128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:45:22.92 ID:gY54/MdK0
そのまましばらく待っていると、タケさんが出てきた。ビビリながら近づくAさん。
Aさん「お疲れさまです!タケさん、これ…」
タケさん「ん?おお、なんだ、お前ら待ってたのか。上がればよかったのに」
完全に一仕事終えたツラで親戚のオッサンのようなセリフを吐くタケさん。
タケさん「おう、完全にカタにハメてやったからよ。もう大丈夫だと思うぜ」
俺&Aさん「お疲れ様です!」
タケさんを見送る。家の中を確認するのは怖すぎるのでそのまま帰宅する俺たち。

129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:47:14.68 ID:gY54/MdK0
そのまま一週間が過ぎる。ヒトミさんが感じていた視線や無言電話もなくなり、
どうやら収まったようだ。Aさんもヘルスいったりピンサロいったりいつも通りだ。
そして、その日も何事もなく仕事が終わり、店を閉め、さて帰りましょうか、
といっていた俺とAさんの前に、何の前触れもなく、蝶野が現れた。
蝶野「あの、ほんとうにすいませんでした…」
咄嗟にケツを鞄でガードするAさん。
Aさん「あ、どうも…」
それでも一応曖昧スマイルで笑顔を浮かべるAさん。社畜の鑑だ。

130:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:49:21.50 ID:gY54/MdK0
どうやら改めて謝罪に来た様子の蝶野。
蝶野「ほんとにすいませんでした…あのこれ、つまらないものですが…」
某高級チョコを差し出してくる蝶野。
俺「あ、どうも…?」
なんとも言えないがとりあえず受け取る俺。
蝶野「ほんとは、あの、弟も謝罪にうかがうべきだと思うんですが、
   なにぶん、その、ケツを痛めてまして…」
そんな欠席の理由初めて聞いたわ。しかしタケさんはケツを痛めるほど一体何をしたのか。

132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:50:35.67 ID:f+unUu+U0
ケツを痛めましてwww

139:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:52:20.17 ID:7X59yzQw0
ケツを痛めて欠席わろたwww

134:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:50:44.91 ID:gY54/MdK0
蝶野「ほんとにすいませんでした!」
突然土下座する蝶野。
Aさん「いやいや、そんな、いいですから」
蝶野「いえ、ほんとにすいませんでした…!」
土下座を強める蝶野。
俺「いやほんと、いいですから」

137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:52:04.47 ID:gY54/MdK0
蝶野「つきましては、弟もぜひ、謝りたいと言ってますので、ぜひ一度、うちに来てもらえないでしょうか?」
   土下座のまま懇願する蝶野。顔を見合わせる我々。
Aさん「いやいや、反省してくれたならもういいですから…」
蝶野「いえ、私も弟も気が済みませんので…!」
俺&Aさん「いやいやいや」
蝶野「いやいやいやいや」
いくら言っても土下座をやめない蝶野に閉口する我々。
Aさん「…しょうがない。行くか」
俺「えー…?」

143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:53:19.80 ID:gY54/MdK0
若干、というか大分不安だが、ここまで粘られたら仕方ない。まあチョコも貰ったことだし、
狙われてたのはAさんだし、大丈夫か、と蝶野の家に向かうことに。
超嬉しそうな顔の蝶野に連れられるまま、蝶野宅へ向かう。
リビングで蝶野弟が土下座で出迎えてくれた。
蝶野弟「ほんとにすいませんでした…!」
弟はどうやらほんとにケツを痛めてるらしく、土下座のケツがこころなしか上に上がっていて、
ちょっとクラウチングスタートみたいになっている。

144:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:53:47.21 ID:enYR53XW0
バカだろwwwwなんで行くんだよwwwww
ストーカーされてた男の家に、被害者の女が上がりにいくようなもんだろうがwwww

145:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:54:40.13 ID:gY54/MdK0
Aさん「いや、まあ、反省してくれてるならそれでいいんで…頭上げてくださいよ」
蝶野弟「許してくれるんですか!」
Aさんの手を握る弟。
Aさん「いや、まあ、ね」
Aさんが弟の手を離そうとするが離れない。

148:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:56:37.65 ID:gY54/MdK0
蝶野「いや、僕たちも、タケさんに「指導」されて目が覚めまして…」
目覚めまして、の間違いじゃないですよね?
蝶野「タケさんが、言ってたんです。男ならストーカーなんて女々しい真似しないで、
  当たって砕けろって…」
蝶野がじりじりとAさんとの距離を詰めている。何かよくない雰囲気を察する俺。

152:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:57:55.67 ID:QnYf4s2V0
やばいな

153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:58:02.41 ID:gY54/MdK0
Aさん「あ、あーそうですか。じゃあ俺たちはこれで…」
危険な臭いを感じたのか、帰ろうとするAさん。しかし弟がAさんの手を離さない。
目の前には何かを決心した顔つきの蝶野。そして弟が、
蝶野(弟)「兄さん…ファイトッ!」
女子高生のようなウゼェノリで後押しをする。これもう完璧に告白の流れじゃないですか。

158:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 22:59:53.45 ID:gY54/MdK0
意を決し、深呼吸してから胸に手を置いて、Aさんに熱い眼差しを向ける蝶野。乙女か。
蝶野「ですから、Aさん!僕と、その、付き合ってもらえないでしょうか!?」
   なぜか少し勝算ありげに告白する蝶野。こいつ根本的にダメだ。
Aさん「いや、無理無理無理!」
当然、即答するAさん。
蝶野弟「そこをなんとか!」
 この状況で告白した度胸だけは認めたいが上手くいくとでも思ったのだろうか。

160:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:00:50.75 ID:7X59yzQw0
なんとかならねぇよww

162:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:01:38.88 ID:gY54/MdK0
Aさん「いや無理だって!ヒトミいるし!ていうか俺ホモじゃないしね!?」
なぜかショックを受けている蝶野。勝算が一ミリでもあったと思っているとしたら鋼のハートだ。
蝶野「そうですか…わかりました」
意外にも?ものわかりのいい蝶野。しかしAさんとの距離は以前として詰め続けている。
もう完全に嫌な予感しかしない。

163:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:02:21.68 ID:C3fuAdse0
まさか…

166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:02:54.70 ID:gY54/MdK0
蝶野「でしたら…一度だけ…思い出をください!」
昭和のドラマのようなことを言い、Aさんに襲い掛かる蝶野。
Aさん「うおおおおお!?」
蝶野「好きです!」
弟「俺もです!」
Aさんに殺到するホモブロス。

167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:03:14.40 ID:f+unUu+U0
ホモだらけwww

172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:04:24.23 ID:gY54/MdK0
蝶野「Aさん!さぁ、こっちに!」
Aさんの襟首を掴み、寝室に連れ込もうとする蝶野。
Aさん「はわわわわわわわ!?」
蝶野に引きずられ、若干萌えキャラのようになるAさん。
実際はガチホモにオッサンがベッドに引きずりこまれるという地獄絵図ですが。

176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:06:39.12 ID:gY54/MdK0
俺「Aさん!」
頑張ってください!と心で叫び、速攻でAさんの救出を諦め脱出するクレバーな俺。
危ないところだったぜ…と一仕事終えたようなツラで夜空を見上げる。
……ローショ……ケツにたら……一気に……
家の中から聞こえてくる不吉な言葉は聞こえないことにした。

182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:08:31.01 ID:gY54/MdK0
さてどうしたもんかな…と思っていると携帯に着信が。ヒトミさんからだった。
ヒトミ「さっきから、Aが電話でないんだけど、大丈夫かな…?」
俺「あー…まあ、大丈夫…ですよ?俺一緒だし…」
どうやらまだ不安な様子。まあ俺としても翌日、ケツに大根の突き刺さったAさんの遺体が
発見されるのもちょっと悲しいので助けることにする。すでにケツは無事ではないかもしれないが。
車の中にあったファブリーズを装備し、魔窟へ。

189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:09:53.44 ID:WigP2hqB0
なぜファブリーズだしww

190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:10:00.17 ID:gY54/MdK0
リビングの奥からAさんの悲鳴?が聞こえる。
Aさん「ヒィイイィイイ!!ヒイイイイ!!」
やばい、Aさん既にヒイヒイ言わされてる?手遅れか、と思いながらもそっと中を覗いてみる。

191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:10:14.30 ID:7Z1i62jT0
Aさんオワタ

193:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:11:29.70 ID:gY54/MdK0
Aさん「ヒイイイ!!ヒイイイ!!」
全裸半泣きで、両手で握りしめたゴボウを必死の形相で神主のように振りまわすAさん。
その隙をついてじりじりと距離を詰めようとしているホモブロス。どういう状況だ。

199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:14:28.91 ID:gY54/MdK0
何これカバディ?と思いながら様子をうかがう。
どうやら、どういうわけかAさんのケツにゴボウをブチ込もうとしたホモブロス。
しかし逆にゴボウを奪われ反撃に会っている、という意味不明な状況らしい
ホモブロスのどちらかが距離を詰めようとするたび、
Aさん「ウオオオォオオ!?ウオウォウオウ!?」
原人のような悲鳴を上げ、ゴボウを振り威嚇するAさん。盤面は膠着状態のようだ。

200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:14:38.94 ID:5Lxk27460
ゴボウww

203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:16:33.16 ID:gY54/MdK0
ちょっと面白いので心の中で歌ってみる。
俺「(イェイェイェイェイェイ)」
Aさん「ウォウォウォウオー!!??」
まさにサバイバルダンス。
笑いをこらえている俺に、Aさんが気づく
Aさん「ウオー!?オー!!」
嬉しさのあまりか日本語を忘れているAさん。
これはいけません。ホモブロスが気づく前に乗り込む俺。

206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:17:40.77 ID:f+unUu+U0
日本語でおkwww

207:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:18:07.10 ID:7Z1i62jT0
何故助けないwwww

208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:18:20.69 ID:gY54/MdK0
ホモブロス「!?」
奴らが俺に気づくと同時に顔面をファブってやる。
蝶野「キャア!?」
弟「イヤァ!?」
超加害者のくせに女のような悲鳴を上げるホモ共。

211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:19:51.00 ID:gY54/MdK0
俺「Aさん!こっちです!」
蝶野「チクショー!!!」
破れかぶれで蝶野が放った手刀がAさんのケツに強烈なカンチョーをかます。
Aさん「ヒャオー!?」
南斗水鳥拳のレイのようになりながらもなんとか逃げ切る。

213:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:21:02.53 ID:gY54/MdK0
無事?ホモ屋敷を脱出する。
Aさん「ウオォウオォォ!!」
まだ日本語を忘れているAさん。よっぽど怖かったようだ。
美人局でヤクザが出てくるくらいなら慣れっこのAさんをここまで恐怖のズンドコに叩き落すとは、
ホモ恐るべし。

214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:21:54.26 ID:CyoB5Vxc0
タケさんがガチホモだろうがそうじゃなかろうが関係なくホモだらけ

215:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/09(月) 23:22:12.23 ID:gY54/MdK0
その後、タケさんに報告。
怒り狂ったタケさんの「もうフィストでも済まねえ」の一言により、
徹底的に痛めつけられたホモブロスはタケさんの兄貴ネットワークの力により、
県外追放されることに。
Aさんはあれ以来、ニンジンやゴボウなど、棒状の野菜が食べられなくなっている。
                                     終わり