犬に勝って、ドドドリランド♪って踊ってたら大変なことになった
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Part3
138 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:04:42.93 ID:
QR1ksoJiO
しかし自分たちは花屋の一つ手前の信号に引っかかってしまい、しばらく信号待ちをした。
A「………………え?」
いきなりAが声を出した。
自分「どうした?」
A「いや…なんか……>>1、眼鏡かけて見て」
私、目が悪いんです。
眼鏡を掛け、Aが指差す方向を見る。
自分「……………………」
A「……………………」
頭にグラードンの帽子を被った女の子が
花屋の前に立っていた。
(※グラードンとは
ポケモンルビーのパッケージにいる赤色の古代ポケモン。
ちなみに私はカイオーガ派です。)
139 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:05:29.04 ID:
QR1ksoJiO
咄嗟に来た道を自転車で戻る自分とA。
自分「あの頭の何………?!wwwwwwwwwwwwwwwwww」
A「グラードンやった……wwwwwグラードンが頭の上に乗ってた…wwwwwwwwwwwwwww」
自分「しかもさ、あれさwwwグラードンの頭の部分だけ乗ってたよねwwwwwwwwwwwwwww」
A「ヤバいwwwwwあれはヤバいwwww」
自分「wワロタwwww」
A「あれ…www……………待って」
自分「え、何どうした」
A「
あ の 女 の 子 B じ ゃ ね ?
」
自分「…………………」
A「………………」
自分「いやいや」
A「…………」
自分「いやいやいやいやいやいや」
A「とりあえず、Bとの待ち合わせ場所は花屋だし…戻ろうか」
自分「………うん」
Uターンし、無言のまま自転車をこぐ。
信号は赤から青に変わっていた。
140 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:07:44.45 ID:
QR1ksoJiO
花屋の前へ到着。
自分「………あれがBじゃありませんようにBじゃありませんように」
A「………………」
B「あ!A!>>1ちゃん!」
後ろから声がする。
振り返って声の主(B)を見る。
自分「………………………」
A「……………………」
B「呼び出しといて遅いとかないわー!」
Bのwwwwwwwwww頭にwwwwwグラードンがwwwww乗ってましたったったwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
自分「…ぶっ」
A「wwwwwwwwww」
途端に爆笑。
いや笑うしかない。
皆さん、真面目に考えてほしい。
グラードンですよ。
141 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:09:17.65 ID:
QR1ksoJiO
自分「おまwwwwwそれwwwwwグラードンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
A「グラードンがwwwww頭の上にwwww」
自分「マリオがグラードンと合体したみたいになっとるwwwww」
A「wwwwwwwwwwwwwwwグラードンwwww」
B「あーこれ面白いやろー?!家にあったき被ってきたー!」
グラードンの帽子が家にあるってどんな家庭だwwww
聞けば、年下の従兄弟がBの家に忘れていったものらしい。
Bの所有物じゃなくて良かった。
A「ちょwwwwwそれ被ったまま遊ぶんwwwww?」
B「いや、さすがに恥ずかしいし、自転車乗ってたら飛んじゃう可能性もあるからバックの中に入れておくー」
じゃあなんで被ってきたんだよ。
142 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:09:43.67 ID:
QR1ksoJiO
A「wwwwwじゃあ…どこ行く?」
話を遊ぶことに戻した。
自分「どこでもいいよ私は」
B「二人とも決めてなかったの?」
A自分「「うん」」
A「どこかないかねー公園とか」
自分「私金ないんだよね」
A「>>1はフィギュアばっか買ってるからでしょ」
B「じゃあさ!ゴーカート公園行こうよ!」
A「あー!最近行ってない!行こう行こう!」
ゴーカート公園とは、
交通の安全を学ぶために作られた公園で横断歩道、機関車の模型、バスの模型、そしてゴーカート用の道路が公園内にあるというスーパーミラクルな場所だ。
143 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:10:08.75 ID:
QR1ksoJiO
ゴーカート公園に到着。
公園内は広く、自転車専用の駐車場があるのでそこに自転車を留めた。
B「ゴーカートに乗るぞ!」
自分「テンション高いねー」
A「ゴーカートまじ久しぶり」
ゴーカートに乗るためのチケット(たしか200円か300円くらいだった)を買う。
A「あれ?>>1ちゃん乗らないの?」
自分「金がないんだな」
A「えーじゃあB、私と二人乗りしよう」
ゴーカートは二人乗り用と一人乗り用があった。確か同じ値段だったはず。
144 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:11:44.25 ID:
QR1ksoJiO
B「>>1ちゃんどうすんの?」
自分「天使のように見守っているよ」
B「Aー、どっちが運転する?」
スルースキルを発動するBだった。
A「私運転していい?」
B「いいよ。私もそのつもりやったし」
自分「いってらー」
AとBと別れ、私はゴーカートが走るコースラインで二人を見守っていた。
ゴーカートに乗り込む二人。
シートベルトを閉め、Bがバックから何かを取り出した。
そして
グ ラ ー ド ン の 帽 子 を 頭 に 被 る B 。
被るなよ!!!!!!というツッコミを飲み込む。
Bの隣にいるAは爆笑していた。
B「>>1ちゃん!行くよー!」
A「ノシノシ」
グラードンの頭部がBの頭の動きに合わせて揺れていた。
ブルルルッ
ゴーカート発進!
145 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:13:16.25 ID:
QR1ksoJiO
書くの忘れてたが、
ゴーカート公園には信号機や横断歩道がある。
私はその信号機にもたれかかるように立っていた。
ゴーカートに乗った二人が信号機まで来る。信号機は赤色を表示していた。
キッと音を立て、信号機にもたれかかる私の近くでゴーカートは止まった。
自分「乗り心地どう?」
B「いや、まだ飛ばしてないみたい」
A「信号の色が変わった瞬間本気出す」
そんな、明日から本気出すみたいなwwwwwwwww
自分「グラードン、飛ばされるんじゃない?」
私の問いに、Bは両手の親指を立て、
B「大丈夫だって!自転車と同じくらいのスピードやし、
両手で押さえるから大丈………………
……………………ぶ っ」
Bが話してる最中に
ゴーカートが急に発進した。
146 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:14:09.56 ID:
QR1ksoJiO
ぽーんっ
グラードンはゴーカートのスピードについていけず、宙を舞う羽目になった。
想像していただきたい。
グラードンの頭部が宙に舞う姿を。
B「グラードンンンンンンン!!!!!!!!!!!!!!!」
自分「うあああああ!!!!」
A「あはははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!」
Aは満面の笑みを浮かべ、ゴーカートを飛ばしまくってた。
Bはあまりのスピードに、叫んでいた。
私は宙を舞うグラードンの頭部をキャッチし、無事捕獲。
自分「ふぅ………」
グラードンの帽子を頭に被り、AとBを目で追う。
叫び声が聞こえる…。まあ楽しそうだからいいや。
ゴール地点で二人を待とう、と思い振り向く。
??「おい、お前」
147 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:15:01.27 ID:
QR1ksoJiO
下腹部に、割り箸と輪ゴムで構成された拳銃を突きつけられた。
??「それグラードンだろ?俺知ってるもんね」
目線を少し下げると、小学2、3年くらいの男の子3人(デブ、普通、普通)が私を見つめていた。
私に拳銃を突きつけているのは真ん中にいる男の子(デブ)だった。
デブ「俺ルビー全クリしたし」
私もだよデブ。
男の子普通1「たっちゃんすげぇー!」
普通2「俺ダイヤモンドしかやったことないー!!」
登場人物紹介!!!
たっちゃん(デブ)→クソガキ。ジャイアンみたいなやつ
男の子普通1(以下、普通1)→普通のクソガキ。
男の子普通2(以下ry)→普通のクソガキその2。
148 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:15:51.90 ID:
QR1ksoJiO
たっちゃん「お前全クリしたことないやろ」
私を下から見上げながら偉そうに胸を張るたっちゃん。
自分「えーと、君たち誰?」
たっちゃん「はぁ?なんでお前には言わなきゃなんねーんだよ」
自分「ルビーやったことあるの?」
たっちゃん「あるね!全クリ楽勝!」
拳銃は私に突きつけたままだ。
自分「サファイアは?エメラルドは?」
たっちゃん「ある…よ」
たっちゃんやったことないだろ絶対wwwww
自分「ふーん。で、何の用?」
たっちゃん「それ。貸せよ」
私の頭の上を指差す。
自分「グラードンの帽子貸してほしいわけ?何に使うのかなー?」
149 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/17(金) 06:16:38.87 ID:
QR1ksoJiO
たっちゃん「ポケモンごっこだよ!」
自分「へー。けどこれは貸せない」
たっちゃん「は?何お前ナメてんの?」
普通1「ナメてんじゃねーよ!」
普通2「そうだそうだ!このイ●ポ野郎!!」
私にち●こはついてない。
自分「イ●ポ野郎…?あ?」
たっちゃん「いいから貸せよイ●ポ野郎!」
ぱちんっ
たっちゃんが放った輪ゴムが私の頬に当たった。
落ちます
続きは近いうちに(´д`)
150 :
名も無き被検体774号+:2012/02/17(金) 06:31:06.13 ID:IgcrTYbm0
乙!!
面白かった!!
151 :
名も無き被検体774号+:2012/02/17(金) 06:44:15.18 ID:l0Iy7QGnO
続き楽しみ
待ってるよ
158 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 00:00:01.11 ID:9+vlZiYN0
ド ド ド リ ラ ン ド !
159 :
忍法帖【Lv=15,xxxPT】 :2012/02/18(土) 01:39:00.39 ID:024+h60y0
ぬ ぬ ぬ る ぬ る ぽ!
160 :
名も無き被検体774号+:2012/02/18(土) 03:27:31.16 ID:NsKx2LiH0
保守 ガッ!
165 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/18(土) 23:14:48.78 ID:
73dvVwnqO
今更なんだけど、台詞とか行動とかうろ覚えだからこの話はフィクション:
ノンフィクション=7:3くらいで書き込んでます。大まかな流れは同じだけど!
続き>>
自分「……………あ?」
グラードンを頭に載せたままブチキレるJK。
たっちゃん達は調子にのったまま、
たっちゃん「おら!いいから寄越せよ!」
普通1「お前俺らより背ェ高いから届かねーんだよ!」
普通2「ばーか!イ●ポ!!」
こ こ で J K が 行 動 に 出 る
自分「イ●ポじゃねええええええ!!!!!!!!!!」
ごんっ
たっちゃんの頭にげんこつをかましてやった。
たっちゃん「痛って!!!!」
自分「年上に向かっていい加減にしろおお!!!!」
ごんっごんっ
普通12にもげんこつを食らわす。
普通1「痛っ!!」普通2「痛い!」
自分「何?!ナメてんの?イ●ポの意味わかってんの?ああ?」
たっちゃんが持っていた割り箸ゴム拳銃を奪い、目の前で真っ二つに折った。
自分「こんな武器使うな!男なら拳で来い!」
たっちゃん「うわ!こいつ折りやがった!」
普通1「最低やろ!カス!」
自分「カスじゃない!!!」
167 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/18(土) 23:16:08.16 ID:
73dvVwnqO
続き
そして私が割り箸ゴム拳銃の残骸を投げつけようとすると、クソガキ共は逃げだした。
普通1「ばーか!死ね!」
普通2「イ●ポ!」
たっちゃん「拳銃のこと忘れねえからな!」
そのまま公園の外まで走っていったクソガキ共を見ていると、ゴーカートから降りてきたABが話しかけてきた。
A「大人げないね」
B「小学生じゃん」
自分「…………確かに」
A「輪ゴム拳銃は小学生の夢なのに…私も好きやった」
自分「私、指でやる派だよ」
そしてグラードンの帽子をBに返し(返した瞬間被った)、ゴーカート公園の遊具でしばらく遊んだ。
し か し 事 件 は ま だ 終 わ っ て な か っ た 。
168 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/18(土) 23:17:16.42 ID:
73dvVwnqO
続き
空がオレンジ色と水色が混じった色になった頃、「飽きてきたし別の公園に行こう」となった。
3人で公園の駐輪場に自転車を取りに行く。
自分「あ、ちょっと喉乾いたから飲み物買ってきていい?」
A「公園に行く間にコンビニ寄ってもいいよ?」
自分「紙コップのやつが飲みたいし、あとお金がちょっとしかないしね」
B「あーw最近なくなって来たよね紙コップの自動販売機」
ゴーカート公園には紙コップにジュースを入れて販売する自動販売機があった。
普通のジュースより2、30円ほど安く、氷もついてくる。
金欠だった私にとっては神コップ自動販売機だった。
自分「二人はどうする?」
A「自転車取ってるよー待ってるね」
B「私もー」
Bはお茶を持参していた。
ABと別れ、自動販売機へ走った。
ふと、自動販売機付近を見ると、憎たらしい顔が。
あのクソガキ共だった。
169 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/18(土) 23:18:04.70 ID:
73dvVwnqO
クソガキ共にバレないように遠回りし、自動販売機の裏から近寄る。
まだ公園にいたのかよ、と思いながら自動販売機の裏からこっそり覗いた。
すると、
A「え、!!!?????」
B「ちょwwwww!え!???」
AとBの慌てた声が駐輪場から聞こえてきた。駐輪場の方を見ると、AとBが慌てながら自転車を引っ張り出している。
何やってんのwwwと思っていると、クソガキ共の笑い声が聞こえた。
普通1「あいつら引っかかってやんのwwwww馬鹿だwwwww」
普通2「ばーか!ばーか!wwwwwマジうけるwwww」
たっちゃん「俺を敵にまわしたからそうなるんだよ!wwwww」
私は後ろからこっそり近づき、右手でたっちゃんの小さい頭を掴んだ。
170 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/18(土) 23:19:33.74 ID:
73dvVwnqO
続き
たっちゃん「!!!!?????」
自分「何が?何したんだコラ」
そのまま右手に力を入れる。
たっちゃん「痛い!痛い!痛い!」
普通2「お前!手ぇ離せよ!」
普通1「後ろからとか卑怯だろ!」
お前らのほうが卑怯だろ。
自分「何したの?グラードンの恨みか」
たっちゃん「グラードンと俺の拳銃の恨みだよ!いたたたたた!!!!」
自分「ふーん、だから何したの?」
たっちゃん「言うかよばーか!」
A「あ、>>1!」
AとBがクソガキの頭を掴んでる私に気づいたらしく、私のところへ走ってきた。
そのとき普通1と2が逃げ出そうとしたが、空いてた左手で奴らのシャツを掴み、逃がさない。
自分「どうした?」
B「なんか…私たちの自転車がチェーンで繋がれてて………、>>1ちゃんのも繋がれてたよ」
A「多分あれ100均だね」
自分「お前らがやったの?」
逃げ出そうと必死に私の手を叩いているクソガキ共に聞いた。
たっちゃん「そうだよ!!ばーか!ざまあ!!!!」
普通1「俺らのチェーンだから番号、俺らしか知らないもんね!」
数字を揃えて開錠する式のチェーンらしい。
171 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/18(土) 23:20:15.53 ID:
73dvVwnqO
A「え、何この子らがやったの?」
B「はあ?」
驚く二人。
自分「番号教えてよ」
たっちゃん「やだね!!!」
自分「あ?」
B「まあまあ>>1ちゃん落ち着いて。私あのチェーンの番号わかるよ」
A「え?本当に?」
B「うん。あれ100均でしょ?私同じチェーン使ってるから」
ナ イ ス B 。
自分「なんだ。じゃあいいじゃん」
クソガキ共から両手を離す。
B「あ、けどねー。Aのは違うチェーンだよ。あれは鍵がいるやつだね」
Aの顔が般若の顔になった。
A「あ?」
自分「鍵がいるチェーンとかあるんだ」
素直に私は感心する。私は小学生までずっと100均の番号式チェーンだったのだ。
A「ねえ、あれ誰のチェーン?3人のなかにいるよね?犯人、」
じりじりとクソガキ共3人に近寄るA。
たっちゃん「は…はん!俺のだよ!ばーか!」
たっちゃん……君死んじゃうよ…。
Aはかなり怖い。
172 :
コンポタJK ◆haBUeiICyw :2012/02/18(土) 23:20:54.55 ID:
73dvVwnqO
Aはぶち切れながら、たっちゃんの胸倉を掴んだ。
このとき、普通12の顔は(´;∀;`)だった。私とBは('A`)だった。
A「鍵………出して。私帰れない」
普段大人しいAだが怒ると滅茶苦茶怖い。
たっちゃん「や、やだね!」
A「は?いいから鍵出してよ」
そのあいだに、普通12が逃げ出そうとする…が、そうはさせるかと私は二人の襟元を掴んだ。
普通12「「離せよ!」」
B「それは無理っしょ(チャラ男風)」
A「いいから鍵!出して!」
たっちゃん「…………俺に勝てたらな!もしくはそれ(Bの頭のうえに載っているグラードン)寄越せ!」
B…お前まだ被ってたのかよ
A「勝てたら?ふーん、いいじゃんやってあげるよ。何をする?」
あ、いかん。この人ノリノリだ。
たっちゃん「あれだよ!あれで俺に勝てたらな!」
たっちゃんはある遊具を指差しした。
ジャングルジムだった。