犬に勝って、ドドドリランド♪って踊ってたら大変なことになった
|
Part1
1 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 21:39:37.93 ID:
2mtl9vyNO
立つかな?
立ったら聞いてくださいな
2 :
1:2012/02/14(火) 21:42:12.49 ID:
2mtl9vyNO
立った
携帯からだから遅い長いけど暇な人だけ聞いてってくださいな
登場人物
自分 17歳 変態
戦闘力1000
友人A 17歳 普通の人
戦闘力900
田舎の高校に通う自分と友人A(以下A)の楽しみは、週末にAの家でマリカーをすることだ。土曜日は午前中授業なので、昼ご飯を帰り道にあるコンビニで買い、Aの家へ直行。
11月の初旬の土曜日もそんな感じでAの家に行った。
3 :
1:2012/02/14(火) 21:43:08.74 ID:
2mtl9vyNO
ここでAん家の説明。
AとAの父母兄弟が住んでる家のすぐ隣にはAの祖父母の家が建っている。
↓図にするとこんな感じ
┌――――┐犬┌――――――┐
| Aの家|小| Aの祖父母|
└――――┘屋――――――┘
| 駐車場 |
└―――――――――――――┘
私たちがいつもマリカーをするのは祖父母の家だった。
4 :
1:2012/02/14(火) 21:44:07.67 ID:
2mtl9vyNO
Aの祖父母は私がAん家にあそびに来ている昼間はいつも出掛けているらしい。だからAはいつも祖父母の家の鍵を持っているんだが、その日は鍵を忘れたらしく。
A「おばあちゃんに電話する、…もしもしおばあちゃん?」
おばあ『もしもし?今、(Aの弟)くんの音楽会に来とるんよー』
A「鍵…家のなかに忘れた」
おばあ『うーん。あと30分で帰るき、待っちょって』(通話終了)
A「あと30分やって」
自分「30分かーどっか行く?」
A「ゲーセン行くにも時間かかるし…ここ(Aの家)の駐車場で遊ぼうや」
その駐車場には車が1台しか留まっていない。
自分「よし!じゃあ何するよー!」
A「く ー ち ゃ ん 出 そ う」
((((゜д゜;;;;))))
5 :
1:2012/02/14(火) 21:45:29.75 ID:
2mtl9vyNO
ここでくーちゃん紹介。
名前:くーちゃん(別名怪物犬)
二足で立つと身長がhyde以上ある黒色の巨大犬。一度噛みつかれかけた。トラウマ。
戦闘力5000
オワタ
自分「やだ!無理!」
A「大丈夫だって。可愛いじゃん」
そう言い、Aは犬小屋からくーちゃんを出した。
6 :
1:2012/02/14(火) 21:47:32.96 ID:
2mtl9vyNO
誰もいないのか………?
まあいい。続ける
犬小屋のロックが外された瞬間、私に向かって全力疾走してくるくーちゃん。
A「いける!お前ならいける!」
いけるか馬鹿
そのとき
『ドッドッドリランド〜♪』
一瞬、びくっとなる人間二人+犬(怪獣)。
ナイスなタイミングでAの携帯が鳴った
A「あ、もしもしおばあちゃん?」
おばあ『今から帰るきねー』
A「うんわかった」
くーちゃんは電話をしているAに気を取られていた。
7 :
1:2012/02/14(火) 21:48:39.84 ID:
2mtl9vyNO
今だ!!!!!
自分「うおおおおおおおおおおりゃあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」
私はくーちゃんを抱き込む形で襲いかかった。
雄叫びをあげながら犬に突進するJK。いや、もうJKじゃないかもしれない。
くー「ウォワフッ!!!」
自分「っしゃああああ!くーちゃん討ち取ったりいいい!!」
床にねじ伏せる形でくーちゃんにのしかかる自分。動物愛護団体に目撃されてたら多分殺されていただろう。
8 :
1:2012/02/14(火) 21:50:36.12 ID:
2mtl9vyNO
下で暴れているくーちゃんを見て、
自分「ふははは…さぁコイツをどうしてやりやしょうかねェ……」
自分「きゃあ!やめて!(裏声)」
A「人ん家の犬に何やってんだコラああああああああ!!!」
Aに殴られた。
9 :
1:2012/02/14(火) 21:52:03.36 ID:
2mtl9vyNO
A「くーちゃん!大丈夫?!よしよし…大人しく小屋に戻りましょうねー」
Aはくーちゃんのリードを引っ張って小屋に戻そうとする。
しかしくーちゃんは戻ろうとしない。というか自分に敵意剥き出しで唸っていた。
自分「ああ゛?」
くー「う゛ぅぐるる……」
自分「……………Aよ。」
A「何?くーちゃん、小屋に戻ろうね」
自分「Aよ。くーちゃん私にキレてない?」
A「キレてるね」
くー「わ゛ん!わ゛ん!わ゛ん!」
A「あ!くーちゃん!」
Aの力を振り切り、自分のほうへ突進。
車の後ろへ逃げる…が、追いかけてきた。私は必死にAに助けを求める。
自分「A!」
A「任せとけィ!!!」
そう言い、Aが取り出したのは、
う ま い 棒 チ ー ズ 味 。
10 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 21:52:19.25 ID:J58vbw8x0
クソワロタ
11 :
1:2012/02/14(火) 21:53:06.18 ID:
2mtl9vyNO
説明しよう!
くーちゃんはうまい棒チーズ味が大好きなのだ!
A「くーちゃん!新しいうまい棒よ!(A裏声)」
Aはうまい棒を開け、オレンジ色の中身をくーちゃんの方へ投げる。
犬に食べさせて大丈夫なのかと思いながら、くーちゃんがうまい棒を食べている隙に私は逃げた。
12 :
1:2012/02/14(火) 21:56:18.70 ID:
2mtl9vyNO
くーちゃんは必死にうまい棒チーズ味を食べている。正直いってかなりグロい。
A「おいしいー、うまい棒おいしいー(裏声)」
自分「A、くーちゃん小屋に戻そう」
A「じゃあ二人で挟み込んで小屋に誘導しよっか」
うまい棒チーズ味を貪り食ってるくーちゃんを二人で囲む。
13 :
1:2012/02/14(火) 21:58:57.65 ID:
2mtl9vyNO
すいません少し落ちます
12時くらいに戻ってきます
14 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 22:00:05.59 ID:J58vbw8x0
おい
くーちゃんはよ。
15 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 22:25:43.13 ID:H7Zx1AeF0
おい
風邪ひくからはよ
16 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/02/14(火) 22:28:03.83 ID:/mukuClG0
続きはよ
17 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 22:40:13.34 ID:4N5OGonAO
これは本物のJK!
18 :
名も無き被検体774号+:2012/02/14(火) 22:53:00.91 ID:Ta/HBnZ00
jkだと!?
ねえパンツ脱いでいい?
19 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 00:37:55.21 ID:6Xwy5IDB0
まだか
20 :
名も無き被検体774号+:2012/02/15(水) 00:43:01.68 ID:pgGfGTln0
くーちゃん!くーちゃん!
21 :
1:2012/02/15(水) 09:55:13.49 ID:
RJcMoCBRO
すいません昨日志望理由書書いてたw
今休み時間なう
続き
Aがうまい棒チーズ味を2本ポケットから取り出し、私に1本渡す。
私は受け取り、袋を開ける。
自分「くーちゃんー、よしよしー、うまい棒だよー(ダミ声)」
A「小屋に帰りましょうーねぇー(ダミ声)」
(゜д゜)っ!!??
みたいな顔をして、私たちが持っているうまい棒を交互に見るくーちゃん。
( ゜д゜三 ゜д ゜)シュバッ
↑こんな感じ
22 :
1:2012/02/15(水) 09:56:12.06 ID:
RJcMoCBRO
うまい棒のカスを口につけたまま、くーちゃんは飛びかかってきた。
何 故 か 私 に 。
自分「うなああああああ!!!??」
くーちゃんの肉球パンチをよける。
A「くーちゃん!なんで>>1なの!?私には興味がないってわけ?!(浮気された女風)」
自分「くーちゃん!浮気してたの…?嘘でしょ?!」
くー「う゛るるる………」
話 が 通 じ な い ら し い。
また一度落ちますノシ
27 :
1:2012/02/16(木) 00:35:57.93 ID:
87vNNdgoO
ただいまっす!
続き
仕方ない。最終手段だ。
自分「A!最終手段よ!いい?」
A「いえっさー!!!!!」
A「もうあなたとは付き合えきれないわ!(浮気された女風)」
それじゃねーよ。
28 :
1:2012/02/16(木) 00:36:40.42 ID:
87vNNdgoO
自分「くーちゃんを小屋に戻すよ!」
うまい棒をくーちゃんに差し出す。
自分「くーちゃん…よぅしよぅし。これだろ?これが欲しいんだろ?この雌犬がぁ!!」
A「>>1はどういう目でくーちゃんを見てるの?!」
Aを無視し、くーちゃんの鼻の先にうまい棒を差し出す。
自分「この硬くて大きいのが欲しいんだろ?欲しいって言えよ…」
今思ったけど、私何言ってんだ。
あとパンツは履いておいてください
29 :
1:2012/02/16(木) 00:39:47.96 ID:
87vNNdgoO
くー「わ゛ん!!!」
くーちゃんは口を開け、うまい棒にかじりつこうとする。
自分「そうはさせるかァ!」
私はうまい棒を!小屋のほうへ!投げた!!
飛んでいくうまい棒を追いかけ、小屋のなかへダッシュするくーちゃん。
飛んで小屋に入る秋の犬とはこのことだ。
30 :
1:2012/02/16(木) 00:44:00.06 ID:
87vNNdgoO
そしてくーちゃんが小屋のなかへ入った瞬間、うまい棒チーズ味を食べていたAが小屋の鍵を閉めた。
つーかなんでお前が食べてんだ
自分「くーちゃん討ち取ったり!」
A「ばりばりっ!!(うまい棒を食べる音)」
そのとき。あまりの嬉しさに私はJKにあるまじき行為をしてしまった。
さ て こ こ で ス レ タ イ を 思 い 出 し て い た だ き た い
31 :
1:2012/02/16(木) 00:44:40.96 ID:
87vNNdgoO
見てる人いるかな?
32 :
1:2012/02/16(木) 00:51:12.54 ID:
87vNNdgoO
まあいい続ける
Aの着メロ。
『ドドドリランド〜♪』
くーちゃんを小屋に閉じ込めた瞬間、何故かこの曲が私の頭のなかで流れた。
自分「ドッドッドリランド〜♪ドッドッドリランド〜♪」
私はドリランドを口ずさみながら、志村けんのヒゲダンスをその場で回り踊り始めた。
本当に私何やってんだろ………。
33 :
名も無き被検体774号+:2012/02/16(木) 00:51:40.33 ID:YJnzUPRt0
くーちゃんの犬種は?
35 :
1:2012/02/16(木) 00:53:23.28 ID:
87vNNdgoO
>>33
犬種名はわからない…ごめん
強いて言うならゴールデンレトリバーの黒版みたいな感じかな
かなりでかい
34 :
名も無き被検体774号+:2012/02/16(木) 00:52:04.93 ID:Kbr3uAc3O
見てるよ
37 :
1:2012/02/16(木) 00:57:31.80 ID:
87vNNdgoO
見てる人いた!良かった!
続き
自分「ドッドッドリランド〜♪」
私は口ずさみながら、その場で舞い、風を感じていた。
A「………>>1???………!!」
Aは何かに気づいたらしく、
A「ドッドッドリランド〜♪」
自分「いやっほう!!ドリランド〜♪」
A「ドッドッドッドドッドリランド〜♪」
JK二人が住宅街の駐車場で「ドッドッドリランド〜♪」と歌いながらヒゲダンスを延々と踊っている姿を想像していただきたい
38 :
1:2012/02/16(木) 01:01:50.47 ID:
87vNNdgoO
私………何やってんだろ…
そう思い始めたとき(まだ歌い踊っていたけど)、
知らないおじさんが話しかけてきた。
おじさんをJとする。
J「楽しそうやねぇ………」
自分「ドッド……………………あ…」
A「ド……………………」
固まるJK二人。
駐車場にはくーちゃんがうまい棒をバリバリ食べる音だけが響き渡る。
39 :
名も無き被検体774号+:2012/02/16(木) 01:03:10.58 ID:YJnzUPRt0
本当に楽しそうだね・・・・・・・・・・・・・・・・
40 :
1:2012/02/16(木) 01:07:42.41 ID:
87vNNdgoO
ここでJさん紹介!
J(推定年齢80代)
戦闘力10、頭が波平レベル、人の良さそうな顔、もうすぐお迎えが来そうな顔
J「楽しそうやねぇ………」
それさっきも聞きました。
自分「あ…、はい」
J「二人とも☆☆高校(私たちが通ってる学校)やろ?」
A「はい………………」
くー「バリッバリ!!!」
J「元気やねぇ…………………」
自分「あ…、ありがとうございます。」
そのとき、私たちの後ろにあった小屋から音がした。
ガチャガチャ、バン!
くーちゃん、鍵を食いちぎって脱走。
41 :
名も無き被検体774号+:2012/02/16(木) 01:09:15.89 ID:gvZDJf5R0
くっそワロタwwww
42 :
名も無き被検体774号+:2012/02/16(木) 01:10:13.22 ID:fBtwL9M10
波平が危ないっ!
43 :
1:2012/02/16(木) 01:10:46.00 ID:
87vNNdgoO
自分「うわあああああ!!!」
A「あ!くーちゃん!!!」
くーちゃんは、私を狙って突進してきた。
自分「なあああああああ!!!!」
くーちゃんの頭突きを避ける。
しかしくーちゃんは勢いが止まらないらしく、そのまま私の後ろにいた人物に突進した。
つ ま り J さ ん に 。
44 :
1:2012/02/16(木) 01:15:33.21 ID:
87vNNdgoO
J「………………」ばたっ
無言のまま倒れるJさん。
自分「おええええええ??!!!」
このおじさん私のすぐ後ろにいたの?!え?!ヤバい!
くーちゃんは突進する相手を間違えたことに気づいたのか気づいていないのか、そのまま住宅街へ去っていった。
A「くーちゃん!!!」
くーちゃんじゃねええええええ!!
A「くーちゃん!!そっちはダメ!!!!!」
自分「ちょ!?A!!!」
くーちゃんの後を追いかけ、Aも住宅街へ消えていった。
45 :
1:2012/02/16(木) 01:22:49.23 ID:
87vNNdgoO
え、どうするよ!??
おじさん?おじいさん?これ死んだ?
Aの家の駐車場前で倒れているおじいさん。近所の方に見られたらマズい。
自分「もしもし??大丈夫ですか?」
聞くも、反応なし。
ヤバいヤバい。
私は急いで携帯を取り出し、くーちゃんを追いかけているであろうAに電話する。
A「こちらA!!!くーちゃん、只今そっち(Aの家の駐車場、つまり私がいる所)に向かってるよ!捕獲して!!」
自分「は!???というかおじさん?おじいさん倒れてるってば!意識ないよ!救急車呼んだほうがいいよね!!」
A「とりあえず、くーちゃん捕獲して!そのおじいちゃんはうちん家の車の後ろにでも運んでおいて!!!(つまり駐車場内におじいさんを連れ込め)」
こいつ、おじいさんの遺体(仮)を隠蔽するつもりか。
(あとでAに聞いたんですが、駐車場前にいると車に跳ねられる可能性があったから↑のように言ったらしいです)
46 :
1:2012/02/16(木) 01:28:33.92 ID:
87vNNdgoO
とりあえず、意識のないおじいさんを引きずり駐車場内に連れ込む。
自分「おじさん…?あの、大丈夫ですか??おじさん…?」
J「………………………」
返事がない。ただの屍のようだ。
自分「おじさん!ちょ…おじさん!」
たったったったっ
足音がする。
この軽快なステップは…奴しかいない。
自分「おじさん!ちょっと待っててください!!すいませんマジで!」
そう言い、私はポケットから武器を出した。
う ま い 棒 コ ン ポ タ 味 だ 。
47 :
1:2012/02/16(木) 01:34:22.34 ID:
87vNNdgoO
うまい棒チーズ味の次に奴(くーちゃん)が好むのはコンポタ味らしい。(A情報)
私はチョコ味の次にコンポタ味が好きで、たまたまその日近所のコンビニで3本購入していた。
それを胸ポケットに一本、そして制服のブレザーの左右についているポケットに一本ず入れていた。
おじいさんから目を離し、敵を見据える。
くー「ハッハッハッ…」
荒い息遣いで走ってくるくーちゃん。
A「>>1!!!頼んだ!」
両手にうまい棒チーズ味を握り締めたままくーちゃんの後ろを追いかけているA。
私は左右のポケットから出した、計2本のうまい棒コンポタ味の包装を開け、構えた。
(ちなみにノンフィクションです。)
50 :
1:2012/02/16(木) 01:42:49.42 ID:
87vNNdgoO
たったったったっ
舌を垂らしながら走ってくる敵。
自分「……来い!」
まずうまい棒を一本、くーちゃんに投げつける。
くーちゃん、見事に口でキャッチ。
うまい棒を噛み砕きながら、突進の体制に入った。
うまい棒コンポタ味1本では止められないか…。
くーちゃんが走ってきた道にはうまい棒コンポタ味のカスが散乱していた。汚い。
私は胸ポケットからもう3本目のうまい棒を出す。そして両手に1本ずつうまい棒を構えた。