Part1
彡(゚)(゚)「・・・・・・オリオン座?」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1450505537/
※携帯で見やすいように画像は縦にしています。もしガラケーで容量オーバーのため見れない画像がありましたら教えて下さい。
1 :
名無しさん@おーぷん:2015/12/19(土)15:12:17 ID:
pxn
(´・ω・`)「うん、『オリオン座』のこと教えてよ」
彡(゚)(゚)「なんやねん急に。オリオン座の何が知りたいんや」
(´‐ω‐)「何がと言われても・・・まぁ全般的にいろいろと」
彡;(゚)(゚)「全部なんて無理やで。前にも”何が分からないのかハッキリさせろ”って言ったやろ?」
(´・ω・)「言ってたっけ?」
もう忘れたんか!腐れ原住民が!
※AA略。
(#´・ω●`)「思い出しました」
彡(゚)(゚)「ほな蹴りは済んだから本題に入ろか」
(#´・ω●`)「理不尽だね」
〜 彡(゚)(゚) と (´・ω・`) で学ぶ『オリオン座』 〜
3 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:13:59 ID:PW5
ブラックホール二キやんけ!
期待
4 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:16:49 ID:6SE
うちうのおにいちゃん久しぶりやね
5 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:17:24 ID:
pxn
彡(゚)(゚)「んで、どこから教えればええんや?」
(´‐ω‐)「オリオン座とはなにか・・・かな?」
彡(゚)(゚)「何も分からんってことやな」
彡(゚)(゚)「『オリオン座』は星座の一種で、数ある星座の中でも最もポピュラーなものの一つやな。
こういうの、どっかで見たことあるやろ?」
[
写真を見る]
(´・ω・)「見覚えはあるね。でも一番有名なのはやっぱり『北斗七星』じゃない?」
彡(゚)(゚)「あぁ、よく勘違いされとるんやけど、”北斗七星は星座ではない”んやで。
おおぐま座の一部分をそう呼んどるだけや」
彡(‐)(‐)「大きくて見つけやすいし、北斗七星が有名なのは確かやけどな。
どこぞの暗殺拳の使い手の影響もあって、日本人なら知らん人は居ないやろってくらいやし・・・」
(´・ω・)「括りが違うんだね。それじゃあオリオン座を実際に見るにはどうすればいいの?」
彡(゚)(゚)「オリオン座は冬に見頃を迎える星座や。
観測だけなら秋〜春にかけて可能やけど、一番見やすいのはこれからの時期やな」
彡(^)(^)「形もハッキリしてて分かりやすいし、明るい星が多いから結構目立つで。
冬の晴れた夜中に適当に空を見上げれば簡単に見つかるはずや」
(´・ω・)「これからが見頃なんだね」
6 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:20:10 ID:6SE
今回は星座か
10 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:25:24 ID:
pxn
(´‐ω‐)「あれ、でも星座に見頃なんてあるんだ」
彡(゚)(゚)「せやで、見える星座は季節によって少しずつ変わるんや」
(´・ω・)「どうして変わるの?」
彡(゚)(゚)「季節で見える星座が変わる理由は図で見ればわかりやすいやろ」
[
写真を見る]
彡(‐)(‐)「太陽が明るすぎて弱い光はかき消されるから、星が見えるのは基本的に夜だけや。
でも昼の間に向いている方向と夜の間に向いている方向は、地球の公転によって1年サイクルで変化するやろ?」
彡(゚)(゚)「その季節の昼の方向にある星座は太陽に邪魔されて見えず、逆に夜の方向にある星座は見やすくなるわけや」
(´・ω・)「そっか、考えてみたら当たり前の事だね」
彡(゚)(゚)「オリオン座は冬の時期に夜の方向に位置する星座や。
せやからこれからの時期が見頃で、逆に夏の間は見えないってわけや」
(´‐ω‐)「ということは同時に全部の星座を見る事はできないんだね。ちょっと残念」
彡(゚)(゚)「”季節によって違う星座を楽しめる”と言い方を変えることもできるで。
無理なもんはしゃーないしな、ものは考えようやで」
13 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:32:15 ID:
pxn
(´・ω・`)「それじゃあ、オリオン座にはどんな星があるの?」
彡(゚)(゚)「星数の多い星座やから全部は説明できんけど主要な天体はこんな感じや」
※GIF
[
写真を見る]
※GIF表示されない方はこちら。
[
写真を見る]
(´・ω・)「どこかで聞いたような名前も有るね」
彡(^)(^)「せやろな。特に『ベテルギウス』、『リゲル』、『オリオン大星雲』あたりは有名どころや」
彡(゚)(゚)「ベテルギウスとリゲルは1等星(※1)やし、その他も2等星が多いからかなり目立つ星座やな。
中央の三ッ星(アルニタク、アルニラム、ミンタカ)もオリオン座を見つける際の目印になるで」
(´・ω・`)「それはわかったけど、もう少し綺麗な写真は無いの? 天体写真はもっと派手なイメージがあるよね?」
彡;(゚)(゚)「しゃーないやろ。ワイが撮影するにはコレが限界だったんや」
彡(‐)(‐)「安物のカメラやけどな。複数枚撮影して合成したり補正かけたり、これでも色々工夫はしたんやで?」
(´・ω・`)「道具のせいにするんだね」
黙れ腐れ原住民が!
※AA略。
※1:『1等星』
太陽を除いて視等級(見かけの明るさ)が1.5より明るい恒星を1等星と呼び、全部で21個存在する
ややこしい表現だが、1等星の中には視等級がゼロを通り越してマイナスになっている恒星もある
17 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:40:53 ID:
pxn
(#´・ω×`)「それじゃあオリオン座の天体について教えてよ」
彡(゚)(゚)「了解や。但しWikipediaから持ってきた情報も多いから鵜呑みにしたらアカンで。
順番はさっきの画像で上から写ってる順や」
◇「ヘカー」
別名「メイサ」。オリオンの頭に当たる星だが、4等星なので都心など光害の多い場所では見づらい。
条件が良ければヘカーの傍にさらに2つの星が見える。
◆「ベテルギウス」
1等星であり、恐らくオリオン座で最も有名な星。明るさが変化する『変光星』と呼ばれる部類の恒星で、
明るさが最大の期間は『リゲル』を超えてオリオン座で最も明るい星となる。肉眼でも赤みを帯びているのが分かる。
◇「ベラトリックス」
天体の名前としてよりも某魔法映画の悪役の名前として有名。ラテン語で女戦士という意味を持つ。
直径は太陽の6倍弱、質量は8〜9倍程度で、隣り合うベテルギウスとは対照的に青い色をした2等星。
◇「ミンタカ」
三ッ星を形成する星の一つであり2等星。
見かけは1個の星に見えるが実際には4個の星が集まった多重星であると考えられている。
◇「アルニラム」
三ッ星の真ん中に位置する2等星。隣のアルニタクと名前が似ていてややこしい。
質量は太陽の40倍程度と見られており、かなり重い星である。
◇「アルニタク」
三ッ星を形成する星の一つであり2等星。隣のアルニラムと名前が似ていてややこしい。
ミンタカと同様見かけは1個の星だが、実際には3個の星が集まった多重星である。
◆「オリオン大星雲」
1つの星ではなく『散光星雲』と呼ばれるガスや塵の集まり。
散光星雲の中でも最も見やすい部類であり、天体望遠鏡を使わなくても双眼鏡で見ることができる。
◇「ハチサ」
オリオン座の中では少し目立ちにくい3等星。
肉眼ではオリオン大星雲と同程度の明るさに見え、見かけの位置も近いので2つがセットで見える事が多い。
◇「サイフ」
2等星ではあるがオリオン座の他の2等星と比べるとやや暗く、
周囲に明るく有名な天体が多いためちょっと存在感が薄い。
◆「リゲル」
1等星であり、ベテルギウスが頑張ってる時以外はオリオン座で最も明るい星。
直径が太陽の約70倍と割と大きい恒星である。
21 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:47:43 ID:
pxn
(´・ω・)「それぞれ違った特徴を持つ天体なんだね」
彡(゚)(゚)「質量も直径も太陽を上回っていて、強く青白い光を放つのはほとんどの恒星で共通やけどな。
まぁベテルギウスだけはちょっと例外やけども」
(´・ω・`)「直径が太陽を上回るって、どれくらい大きいの?」
彡(゚)(゚)「さっき挙げた恒星の中には直径がハッキリしてないものもあるから全部は無理やけど、
大まかに判明してるオリオン座の恒星と太陽を比較するとこんな感じになるで。色と形は目安や」
[
写真を見る]
(;´・ω・)「・・・・・・太陽はどこ? というか突っ込みどころ満載だね」
彡(゚)(゚)「この画像やと太陽はちょうど1ピクセルほどの大きさになるで」
彡(‐)(‐)「でも見づらいやろうしな、拡大した画像も用意してあるで」
[
写真を見る]
(´・ω・`)「25倍まで拡大してやっと太陽がまともに見えてきたね。こんなに大きさが違うの?」
彡(゚)(゚)「せやで。推測されるそれぞれの直径は以下の通りや」
◆オリオン座の恒星の直径(太陽を1としたとき)
・ベテルギウス:約1000
・リゲル:70
・アルニラム:26
・アルニタク:20
・サイフ:11
・ベラトリックス:6
・太陽:1
25 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)15:56:13 ID:
pxn
(;´・ω・)「随分差があるんだね。オリオン座の恒星はこんなに大きいものばかりなの?」
彡(゚)(゚)「大きい恒星しか無いわけではないで。地球からの距離が遠いから大きくて強く光る星が目立つだけや」
彡(‐)(‐)「というかそもそもの話やけど、一つの星座を構成する天体同士であっても
”地球から見たら近くにあるように見えるだけで実際には前後方向に遠く離れてる”天体が大半や」
彡(゚)(゚)「”同じ星座の天体でもお互いが近くにあるとは限らない”ってことやな」
(´‐ω‐)「そっか。大きい恒星が一箇所に集まってるわけじゃなくて、
地球からは偶然星座の形に見えてるだけなんだね」
(´・ω・`)「ということは、太陽の近くでもオリオン座の星がある場所でも、
大きい星と小さい星の数はあまり変わらないの?」
彡(‐)(‐)「おおまかにはそうやな。太陽系程度のスケールで見れば近くには小さな恒星しかないように感じるかも知れんけど、
銀河レベルのスケールで見れば大きな恒星の分布なんてどこを見ても大して変わらんのや」
彡(゚)(゚)「まぁ『散開星団』(※2)と呼ばれる巨大な恒星が集中的に生まれるパターンもあるから一概には言えんけどな」
(´‐ω‐`)「なるほどね」
(´・ω・)「それにしても、ベテルギウスだけ桁違いに大きいんだね。
あえて突っ込まないでいたけど形も歪だし、色も一つだけ違うし・・・」
彡(゚)(゚)「ベテルギウスは数ある恒星の中でも特に注目度が高いものの一つや。
オリオン座について話すなら触れないわけにはいかない存在やし、特別扱いして解説するで。」
※2:『散開星団』
大量のガスや塵から同時に多くの恒星が生まれ、互いの重力によって集団の状態を保っているもの
材料となるガスや塵が多いため、太陽と比べると質量も直径も大きな恒星が生まれることが多い
富士重工業の自動車ブランド「スバル」の名前の由来にもなっている「プレアデス星団(和名:すばる)」が有名
27 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:04:08 ID:
pxn
彡(゚)(゚)「まずはベテルギウスの基本情報からやな」
『ベテルギウス(オリオン座α星)』
分 類:M型超巨星、SRC型変光星
直 径:約13〜14億km
質 量:約20太陽質量
距 離:約642±147光年
視等級:0.0〜1.3
光 度:約13万5000太陽光度
(´・ω・)「なんだかよく分からない単語ばっかり出てきたね」
彡(゚)(゚)「まず『M型超巨星』ってのは”スペクトル分類がMのかなり巨大な恒星”という意味やで。
スペクトル分類ってのは要は星の色の事で、M型は赤い色を示す分類や。
橙色を示すK型の超巨星と合わせて『赤色超巨星』と表記される事が多いわな」
彡(゚)(゚)「まぁ簡単に言えば”赤く光る超巨大な星”ってことやな。赤星や」
(´・ω・`)「太陽はどんな分類になるの?」
彡(゚)(゚)「”太陽はG型主系列星”や。G型は黄色、主系列星は恒星の一生の中でも最も安定した段階を示す分類やで」
彡(^)(^)「ちなみに藤田太陽はGではなくて、TからLに行って最後がSや」
(´・ω・)「・・・・・・・・・?」
彡;(‐)(‐)「・・・いや、まぁええわ。ついでに書いておくと、主なスペクトル分類は以下の通りやで」
[
写真を見る]
29 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:05:44 ID:A18
藤田太陽は一番期待してたンゴ
30 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:06:07 ID:wHJ
藤田太陽復帰するんやろ?
33 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:07:24 ID:
pxn
>>30
ファッ!?
どういうこっちゃ
34 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:08:09 ID:A18
>>33
https://pbs.twimg.com/media/CWQrP2NU4AAQU_j.jpg
364364
※画像見つかりませんでした。
35 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:08:59 ID:wHJ
>>33
プロではないけど社会人で野球再開するんやで
37 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:10:35 ID:
pxn
>>34
>>35
サンガツ!
こんな朗報知らなかったとは恥ずかしいンゴねぇ
38 :
名無しさん@おーぷん :2015/12/19(土)16:12:12 ID:wHJ
>>37
名前以外は地味やからしゃーない