Part1
彡(゚)(゚)と学ぶうつ病治療の歴史
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1491476449/
1 :
名無しさん@おーぷん:2017/04/06(木)20:00:49 ID:
k9L
需要あるなら書いてく
4 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)20:59:24 ID:EFr
見るで
5 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)20:59:27 ID:cue
期待
13 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:09:22 ID:
k9L
古代ギリシャにて
(´・ω・`)「なんだか元気が出ない……ゆううつ」
彡(゚)(゚)「お、原住民やんけ!どうしたんや?」
(・ω・`)「やきうのお兄ちゃん……最近ずっとゆううつで……
楽しいこともないし死んでしまいたいよ」
彡(^)(^)「それはメランコリーやな!黒胆汁が原因や!」
メランコリーとは……
古代ギリシャにおいてはヒトは四つの液、すなわち「血液」「黄胆汁」「黒胆汁」「粘液」のバランスが崩れることによって病気になると考えられた
例)血液が優勢で黄胆汁が腐敗すると下痢
この時、黒胆汁が優勢になるとヒトはゆううつになるとかのヒポクラテスの時代には考えられていた
ゆううつを意味するメランコリーは、黒胆汁に由来する言葉である
16 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:10:29 ID:H7o
治療なんて薬以外にあるんか
20 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:12:41 ID:enJ
>>16
食事、睡眠環境、運動、ストレスの改善など
17 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:10:45 ID:kMj
古代ギリシャの時点である程度医学的な根拠は考えられてたんやね
18 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:10:48 ID:lCk
一応病気扱いはしてたんすねぇ
21 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:20:52 ID:
k9L
(;ω;`)「黒胆汁が原因なのはわかったけど、どうやったら治るの?ずっとこのままは辛いや」
彡(゚)(゚)「問題は黒胆汁が多すぎることやな……」
彡(^)(^)「せや!下から全部出せばええんや!」
。゚_・゚ 。。'。゚
(;ω;`)⌒。゚_・゚ 。。'。゚
と。と,ノ、(,__つ ブリブリブリィー
黒胆汁が多くなるのが原因と考えられていたので、治療は必然的に黒胆汁を体から追い出す方向へと向かった
瀉下療法と呼ばれ、人類初のクスリとも言われる下剤(薬草)を用い、ただ脱糞させた
驚くべきことにこの瀉下療法は、1870年代まで続いたという
22 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:22:37 ID:lCk
えぇ...
鬱だと脱糞させるのか...
23 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:23:08 ID:W5h
>>22
体から悪いものを出すって考え方はよくある
25 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:25:40 ID:lWL
現代ではケツデカピングーという抗鬱剤があるんやで
26 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:28:27 ID:
k9L
(´。ω゜`)「お腹が……お腹が……」
(´;ω;`)「他の治療法はないの……?」
彡(゚)(゚)「わがままな奴やな」
彡(-)(-)「しかしどないしたもんかな……
黒胆汁は血液から作られる……せや!」
彡(^)(^)「血抜いたろ!」
( °ω° /)
これは瀉血療法と呼ばれ、要は血抜きである
中世の西欧では好んで行われ、瀉血療法のしすぎで血の一滴まで抜き去って死亡したという悲しい例がある
27 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:32:25 ID:lWL
えぇ…
30 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:35:09 ID:K3P
草
31 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:35:35 ID:blE
その辺の時代は何かあったら瀉血してたししゃーない
33 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:37:41 ID:lCk
今でこそ笑ってるけど
ワイらの治療法も未来から見ればアホみたいなもんなんかもしれんな
34 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:41:33 ID:
k9L
(´。ω゚`)(。ω゚`)(´。ω゚)「」
彡(゚)(゚)「しかし瀉血療法でも瀉下療法でもダメか……」
彡(-)(-)「いったいどうしたら……」
彡(゚)(゚)「あの人を訪ねてみるか」
???「ワタシ、どいつカラ来タダイジョーブ博士デース」
……………………
「あひゃひゃひゃ」
ダイジョーブ博士「科学ノ進歩、発展ニ犠牲ハツキモノデース」
彡(^)(^)
なんのことだかわからないが、ようは阿片である
ケシの実に傷を入れ、乳液を取り出し乾燥させたもので鎮痛、多幸感などの効果が得られるため、うつ病の治療にも使われた
いうまでもなく麻薬である
依存が問題となったためか、次第に治療法としては中心的な位置からは離れいくが、近年になって注目も浴びた
36 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:42:43 ID:mja
麻薬は続けて投薬出来たらさいつよ
なお依存
38 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:43:22 ID:UdM
もしかしてロボトミーよりは麻薬のがよっぽど健全なのでは
42 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:48:23 ID:K4G
まあ気分が鬱やから薬でええ気分にしたろ!
いうのは依存のことを除けば間違ってはないというか
だいぶんまともよな
43 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:50:57 ID:
k9L
(´・ω・`)「ひどい目にあったよ……もう治療はしなくていいかな」
彡(゚)(゚)「ほーん、まだ他にも治療法が……」
(´;ω;`)「もうお腹いっぱいだから他の人にしてあげて!」
彡(゚)(゚)「そういうならしゃーないわ(ただの生活指導なんやけどな)」
ここで四体液説のおさらいである
血液、黄胆汁、黒胆汁、粘液のバランスが崩れるとヒトは病気になる
血液や粘液はそのまま血液と粘液であり、黄胆汁は嘔吐した際に見られた胆汁そのものであると思われる
黒胆汁の実態のみは不明だが、飲食によって作られるとした
そのため生活習慣を整えることが指導された
運動、食事、風呂、セックス、休養などである
加えて、精神療法的なアプローチに力を入れた医者も存在した
ローマ時代のケルススは希望を与え、褒めるなどといったことを重視した
44 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:51:44 ID:K3P
普通だな!
45 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:51:59 ID:blE
ここにきてマトモなの混じってて草
47 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:52:23 ID:UdM
やっぱ日々の生活を整えるのが一番なんやね
48 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:52:26 ID:mja
まともやんけ!
ここだけ有能
50 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:53:01 ID:Gjz
セックス混ざってて草
51 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:53:01 ID:EFr
時代を先取りしすぎたんやな
52 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:53:06 ID:blE
なぜ脳の一部を切り取ったり電気ショック浴びせたりする方向に走ってしまうのか
55 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:55:04 ID:9vV
>>52
治療法が分からないならしゃーない
今の病気の治療だって先人が研究して治療法確率させたしな
57 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:56:25 ID:aVY
>>52
なお、拷問みたいに見える電気痙攣療法は重度鬱が一発で軽快するときがあるくらい有用な模様
62 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:57:58 ID:mja
>>57
絶対脳の一部が欠損するして麻痺してるだけやろ
65 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)21:59:24 ID:lCk
それほとんど壊れたケータイにとりあえず電気流したら治ったみたいなもんやない
68 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:00:27 ID:W5h
>>66
根本的な原因を直さないと
69 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:00:44 ID:K3P
>>67
はぇ〜日本でもやってるんやろか
71 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:02:51 ID:aVY
>>62
>>65
気分の落ち込みには、落ち込んだ気分によって新たに落ち込んだり
悪い方悪い方考えたりすることもあるんや
それをいったんリセットできる
あと薬への依存がないというメリットもある
>>68
基本的には難治性で薬機効きつらかったり
重度の希死観念で自殺しそうなやつとかに使うらしい
>>69
やってるで
75 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:04:23 ID:
k9L
番外編〜中世の精神病〜
(´・ω・`)「見えない人が話しかけてくる!」
(´・ω・`)「なんか急に怒りっぽくなっちゃう!」
彡(゚)(゚)「あっ……(察し)」
パラケルスス(有名な医者)「う〜ん、これは魔女w」
J( 'ー`)し 「火あぶりね」
(´・ω・`)「えっ!でもやきうのお兄ちゃんはメランコリーじゃないの?」
ヨハン・ワイヤー「メランコリーは黒胆汁っていう、体の病気ですし……」
J( 'ー`)し 「でもどうせだし火あぶりがいいわ」
(´・ω・`)彡(゚)(゚)
(´^ω ^`)彡(^)(^)
中世において魔女狩りが行われたのは周知の通りである
以前思われてたより小規模ではあるものの、周りと違うものが異端=魔女として火あぶりに処せられた
この中には多くの精神病者がいたとされる
それに反しうつ病の患者では、治療法が発展しなかったことと引き換えに、体の病気という考えは根強く、魔女狩りを免れていた
おそらくゆううつ気分は誰もが体験するためではないだろうか
77 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:05:36 ID:lCk
はえ〜
まぁ落ち込んだだけで魔女扱いもなぁ
79 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:06:36 ID:feT
>>75
神様を信じていれば落ち込まないから異端みたいな流れだと思ってたけど
体の病気のままやったんやね
80 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:06:39 ID:UdM
糖質は昔は神のお告げが聞けるってことで聖職者から嫉妬されてたって聞いたわ
しかしなんで鬱だけ他の精神病と違う扱いやったんやろ
84 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:08:01 ID:aVY
>>80
基本的に動きがなくなっていくから
家に閉じこもったりで周りに迷惑かけたり関わったりしなかったんじゃない?
82 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:06:57 ID:r8A
魔女狩り怖いンゴ・・・
83 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:07:29 ID:rXN
怖E
88 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:14:08 ID:
k9L
18世紀にて
彡(-)(-)「時代は啓蒙主義や……今までの古い考えは捨てなあかんな」
彡(゚)(゚)「おい、ちょっとこっち来てくれや」
(´・ω・`)「わかったよやきうのお兄ちゃん
でもどこ連れてくの?」
彡(●)(●) 「ええから、ええから」
ドババババァァァァッッッッッ!!(穴に落ちた音)
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∵;;":●;":●;":●;":''`゛:;●;:● ●:●:●゛∵;,":
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と 。 。と,ノ、(,_つ●;.●`●'。゚_・゚ ''`゛∵;,":●; ":●●;'`●●,;:;";i●;;. ''`゛∵;,":●; ":●●;'`●●,;:;";i●;;.
(´。ω゚`)「わっ!なにここ、うんちがたくさんある!助けて!」
彡(^)(^)「wwwwwwwwwwww」
18世紀後半、なぜかメランコリーは怖がらせれば治るという精神療法が生まれた
実際にはうんちではなく蛇がうようよいる穴に落としたり、橋の途中が抜けるようになっており池に落とすなどの手法が考案された
なお実際にメランコリーの患者が強盗に襲われ、川に飛び込み格闘をしたらメランコリーが治ったという逸話がある
89 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:14:50 ID:feT
>>88
ええ・・・
90 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:15:10 ID:UdM
ショック療法かな?
93 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:15:33 ID:r8A
あんまりにもびっくりしすぎると人間ってポジティブになるんやな・・・
95 :
名無しさん@おーぷん :2017/04/06(木)22:16:30 ID:lCk
死にかけたら鬱も治る理論