Part2
30 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:02:39.50 ID:
BunYKnr40
「足を開かせたらそりゃもう素直に開いた」
「とろん、って目で俺を見ながら誘ってくるもんだから、チンコを宛がって」
「腰を掴んでゆっくり挿れてやると、背筋を反らして嬌声を上げてる」
「やっぱヤるなら人間だな。そう思ったよ。男のチンコは女に入れるのが正道だ」
「俺も楽しみたかったからゆっくり、じっくりチンコでアソコを抉ってやった」
「甘い声と一緒にアソコがキュウキュウ締まるんだけど、これがコボルトとは全然違う」
「チンコに合った形の穴っていうのかね。体温から何から、最高の快感だよ」
「ただ難があるとすれば、強い人のチンコでかなり拡がってたことかな」
「正直ちょっと緩かった」
31 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:11:16.78 ID:
BunYKnr40
「単純に快感が欲しい俺と、勝手に愛情を求めてる奴隷じゃ感じ方が違う」
「アソコの奥をコツコツ突いてやるだけで、身体をヒクヒク震わせて愛液を噴き出してる」
「まあイったらその分締まるから俺としては別にいいんだけど」
「キスを求めてくるからしてやると、涙を浮かべながら舌を絡めてくる」
「適当に舌先で撫でてやるとまた積極的に腰を動かして、射精を促してくるんだよ」
「愛情でもなんでもないんだけどね。気持ちいいから別にいいか、って中に出してやったよ」
「その時の声が一番うるさかったな……一際強くイったみたいで、しばらくぐったりしてた」
32 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:16:23.51 ID:
BunYKnr40
「また汚れちゃったから綺麗にしてやってたら、喋る喋る」
「勝手に愛を囁いて勝手に盛り上がってくもんだから辟易したよ」
「何を言ったかって? 在り来たりな言葉ばっかりだったな。しかも意味も無く詩人の言葉を流用するから分かりにくいときた」
「あれなら下層民のたどたどしい言葉の方がいい」
「まだ足が痛むみたいで、歩かせたら全然歩けない。朝になったら困るから背負ったらまた騒ぐ」
「もう黙って強い人の所まで運んでいったよ」
「強い人は本当に良い人で、都市までの間、自分が使ってなかったらいつでも俺が使っていいって言ってくれた」
「去り際に奴隷が良く分からない目で俺を見てたのが印象的だったかな」
33 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:21:43.26 ID:
BunYKnr40
「夜が深くなって奴隷と見張り以外で集まってたとこで、その日の話をしたよ」
「ああ、もちろん。愛を囁かれたこととかも全部ね」
「そしたらもう皆大笑いだ。俺も含めて、あの馬鹿奴隷が滑稽でしかたなかった」
「しかも強い人の所に戻ったあと『私にはあの人が居て必ず助けてくれる。お前を殺して助け出してくれる!』って言い放ったらしい」
「もう大爆笑だね。曲がりなりにも持ち主相手にそんな事を言って、なにがしたいやら」
34 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:28:47.49 ID:
BunYKnr40
「その子はどうしてるかって? 都市に着く前に死んだよ」
「4日目だったかな、強い人から借り出して、野営地の傍の川でセックスしてたんだ」
「いつも通りキスしながら、しっかり愛撫してね。俺は愛を囁いたりしてないけど」
「射精が終わって抱きしめてると、茂みからなんと、赤熊が出てきたんだ」
「どうも縄張りから出て来たらしい。うん、そうだよ。凶暴な赤熊だ」
「俺達を見るや襲いかかって来た。急いで剣を取ったけど、コボルトの時と違って確実に間に合わない」
「ここまでか、って目を瞑ったら、横から衝撃が来てね」
「そう。奴隷が、俺を突き飛ばしたんだ」
「俺を餌に逃げるのかと思って目を開けた瞬間、違うって分かった」
35 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:32:27.19 ID:
BunYKnr40
「……その通りだよ。俺を助けるために突き飛ばして、勝手に死んだ。遺言も残さず一瞬で」
「目を開けた俺が見たのは肉塊だった。熊の剛腕で上と下が千切れて、残ったのは下半身だった」
「実を言うとその時の記憶はあんまりない。気付いたら俺も傷だらけで、赤熊は死んでた」
「俺の剣で殺したらしい。助けに来てくれた強い人が言うには、無表情で熊を真っ二つにしてたと」
「……その後は、奴隷の残った身体を埋めてやったよ」
「名前は知らなかった。何も持ってなかったから遺品もない」
「その子は幸せだった、か……君の言うとおりかもしれないね」
36 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:33:19.57 ID:
BunYKnr40
「……酒を飲む気分でもないね。今日はもうお開きにしよう」
「気が向いたらまた話すよ。君はまだこの宿に居るんだろ?」
「じゃあこれで。ああ、今日の事はどっちでもいいよ。広めても良いし、君の中で留めても良い」
「ただまあ……広めても君が嘘つき呼ばわりされるだけだろうね」
「おやすみ。君に女神の安らぎがあることを祈ってるよ」
37 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:34:19.91 ID:
BunYKnr40
「……酒を飲む気分でもないね。今日はもうお開きにしよう」
「気が向いたらまた話すよ。君はまだこの宿に居るんだろ?」
「じゃあこれで。ああ、今日の事はどっちでもいいよ。広めても良いし、君の中で留めても良い」
「ただまあ……広めても君が嘘つき呼ばわりされるだけだろうね」
「おやすみ。君に女神の安らぎがあることを祈ってるよ」
38 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:35:50.98 ID:
BunYKnr40
とりあえずここまでで。ありがとうございました。
続くかもしれませんが。
39 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:36:05.57 ID:n/Noy7Omo
急にシリアスだな…
40 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:41:34.80 ID:pvpdlBa/0
乙
できれば続けてほしいかな
41 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:43:06.00 ID:6Gr4GeD3o
乙
明日以降の話も待ってる
43 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:50:44.04 ID:D0LEqYeCo
これは最高にいいな
44 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 14:58:25.12 ID:q0wWNMAE0
乙です
とりあえず、トリップを付ける様にお願いします
49 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/26(金) 20:21:07.70 ID:
酉つけておきますね
50 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 20:47:55.26 ID:Y+r0ZXPDO
意外と面白いので続き希望
51 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/26(金) 21:16:42.91 ID:
1
勇者コルネギス卿は辺境の町ファスにて生まれた。少年の頃より自らを鍛える彼の姿を、当時の町の人は「まるで自ら英雄になることを知っているようだった」と語ったという。
後に天神の加護を受ける彼であるから、自らに降りかかる使命を知っていたのだろう。
未練を捨てるように手持ちの物を破棄し、誰にも悟られぬよう生家を旅立ったのである。
この頃のコルネギス卿を語ろうというのであれば、アルエレナとの悲恋を抜きにはできない。
52 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/26(金) 21:20:58.76 ID:
中層の民として生まれたアルエレナは詩を嗜み、知に富み、礼節を知っていた。
またその美貌は実際に彼女を見た詩人ですら言葉を紡ぐことができず、ただ黙って顔を伏せたという。
彼女は美しく聡明だったが親の愚行により立場を奴隷に落とされ、悲嘆に暮れる日々を送っていた。
そして今まさに売られようという時、まだ若い男であったコルネギスと出会ったのである。
53 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/26(金) 21:22:34.14 ID:
二人は出会った瞬間から激しい恋の炎に身を委ねた。それも当然であろう。
だが二人の愛は悲劇によって切り裂かれる。その逸話はもはや語るまでも無いほど知られているはずだ。
演劇、歌、物語。数えきれないほど語り継がれ、赤熊が恋人の縁切りの象徴とされた理由でもある。
そしてアルエレナの没した土地には今、立派な墓標があり静謐を保っている。
残念ながら当時コルネギスが作ったという墓標は今は残されていないが、歴史を辿る意味でも、観光としても良い場所である。
ーーコルネギス英雄伝、一巻よりーー
54 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/26(金) 21:24:43.47 ID:
ありがとうございました
55 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 21:29:55.01 ID:jYvqDDqxo
物は言い様だな・・・
56 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 21:38:07.52 ID:nBBqYYQU0
いいね!
57 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/26(金) 22:34:22.59 ID:cN4yhxIxO
グリム童話みたいに残酷な話をなるべく美化させるのは当たり前の事だしねぇ……
69 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 19:08:59.91 ID:1X/05gI00
「や、また会ったね」
「この間の続き? 物好きだね、君も妙な性癖でもあるのかな」
「まあいいさ。俺も時間はあるし……どこまで話したかな」
「そうそう、都市に着いたところだった」
70 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 19:10:39.86 ID:ACq7bv6QO
次のきたか
71 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 19:16:48.43 ID:1X/05gI00
「都市といってもほとんど辺境だから、はっきり言って王都周辺の町と変わらないよ」
「けど辺鄙な場所から出てきた俺から見れば、立派な都市だった。もう嬉しくて嬉しくてね」
「強い人と奴隷商、一緒に来た人たちに礼を言って冒険者の集まりに向かったんだ」
「いや凄かったよ。見た事も無い武器や防具を纏った人があんなに居るなんて思ってなかった」
「俺ときたら皮の鎧も無くて、剣も安物だったから場違いも甚だしい」
「相当右往左往してたんだろうね。近くにいた戦士が声を掛けてくれたよ」
「どうも初めての奴は同じような動きをするみたいで、丁寧に教えてくれてね」
「いや、本当に丁寧というか親切だったよ。なにせ『一緒に行ってみるか』って誘ってくれるくらいだから」
「どう見ても素人の年下の男を、魔物退治に誘うかい? ありえないだろう」
72 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 19:17:07.02 ID:Ki3MawXIo
昆虫モンスター急いで!
73 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 19:18:49.58 ID:7d9APcA2o
……カモネギ扱い?
74 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 19:28:15.29 ID:1X/05gI00
「聞いてみると新人の育成が趣味のようなものらしくてね」
「筋骨隆々の身体を揺らして豪快に笑うけど、どこか愛嬌もあって親しみやすい」
「肩を叩かれただけで衝撃があって、鍛え方からして違った。俺は自分で狩りしてただけだから仕方ないんだが」
「連れて行かれたのは宿屋で、部屋の中には3人の人がいた」
「魔法使い、神官、剣士。ありきたりだけどバランスのいい構成だった。みんないい人達でね」
「仕方ないなあ、なんて苦笑しながら俺を迎え入れてくれたよ」
「魔法使いと神官は女性で、結構美人だったのが印象的でね。魔法使いは影のある美女、神官は清楚な感じで」
「ロマンス? 無理だね」
「その4人、二組の恋人だったから。入る隙間なんて全くなかったし、入る気も無かったよ」
75 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 19:30:09.24 ID:aVHFIbaqO
続きキタコレ!
76 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 19:37:40.65 ID:6bmnbDQ2O
ホモじゃないのか…
77 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 19:41:32.87 ID:1X/05gI00
「あれは本当に運が良かった」
「後から聞いた話じゃ、まず冒険に出るには何年か街で働いたり荷物持ちに従事したりするらしい」
「その点、都市に来た次の日から剣を教えて貰った俺は凄まじく幸運だったね」
「剣士の人は王都で修業した人らしくてね。ザルツブルド。そう、あの将軍の家だ」
「剣士からは剣の振り方、戦士には身体の鍛え方。魔法使いと神官は魔物や迷宮のこと」
「色々と教えて貰いながら都市の周りの魔物を狩ったり、迷宮に入ったりして過ごしたよ」
「有意義だった。有意義だったけど、一つだけ困ったことがあったんだ」
「何がって、決まってるだろ?」
「夜だよ」
78 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 19:41:38.38 ID:Ki3MawXIo
魔法使いと神官は魔物じゃないもんな
79 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 19:49:05.79 ID:1X/05gI00
「恋人が二組いて、俺は一人だからね。夜営の時も見張りの二人は警戒しながらイチャついてるし、見張りじゃない方はヤってるし」
「俺はといえば素振りをしたり持ち物を確認したりすぐけど、どうしても悶々とするわけだ」
「シコシコすればいいと思うだろ? 最初はそうしたよ」
「……段々虚しくなってきてね。欲は溜まるのに発散する気にならなくなっちゃったんだ」
「そんな時、木陰から出てくる剣士と神官を見てふと気付いたんだ」
「俺、前にコボルトやスライムとヤってたなって」
「じゃあまたヤればいいじゃん、って」
80 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 20:08:45.35 ID:1X/05gI00
「半年もした頃には都市周辺なら、俺だけでも倒せるようになってたからな」
「小遣い稼ぎがてら品定めに適当に狩りまわってたよ」
「ちなみにその頃付けられたあだ名が『掃除人』」
「はは、そうそう。都市に暮らす下層民が安全に暮らすための善行だ、って聞いた時は本当に驚いたよ」
「そんな善良な人が居るんだなあ、って感激してたらどうも俺の事らしいし」
「まあともかく、適当に見て周ってたらそこそこ良いのを見つけてね」
「双頭狐って居るんだけど知ってるかな」
81 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 20:34:15.28 ID:1X/05gI00
「文字通り首が2つある狐でね。大体人と同じくらいの大きさで、森の中に住んでるんだ」
「これがコボルトよりも大人しいから基本的に都市の傍までは来ない」
「珍しいってわけでもないけどね、毛並みはそこそこ綺麗で可愛いんだ」
「森に入って2時間くらいしたらすぐに見つかった。また運よくメス一匹なんだ」
「なんだろう。これが天運ってやつかな」
「うん……天運呼ばわりしたら天神に怒られるか」
「とにかくゆっくり近づいたよ。逃げられたりしたら困るからね」
「さすがに俺も敵対しない相手を痛めつけるつもりは無いから、剣は抜かないさ」
82 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 20:44:32.84 ID:1X/05gI00
「まずは手を伸ばしてみたわけだ。賢い魔物と聞いてたから、敵意がなければあるいは、と思ったから」
「その予想通り、狐も警戒してたけどゆっくり撫でてるうちに落ち着いてきてね」
「しまいには片方の頭が俺の匂いを嗅いで、鼻先を擦りつけてきた」
「いやもう、この成功は本当に嬉しかった。思わず首を抱きしめるくらいには」
「もう片方の頭? 俺の身体をガジガジ噛んでたよ」
「単なる甘噛みだったから気にしなかったけどね。どうやら両方とも俺を気に入ってくれたらしい」
「段々首から身体を撫でていって、お腹を撫でまわすうちに少しずつ身体を寄せてくる」
「本当に賢い魔物だよ」
83 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 20:55:45.53 ID:1X/05gI00
「俺の匂いから、発情してるって分かったのかな」
「指でアソコを弄ってやるといい感じで濡れてる。話が早くて助かった」
「魔物だろうとそのための穴だからな。加えてコボルトと違って湿り気もあんまり獣臭くないから遥かに気が楽でね」
「もっとも狐に人間みたいな体勢は取れないから、こっちに尻を向けるよう言ったんだけど」
「そしたら何故か頭が喧嘩を始めてね」
「どうも、片方が俺に甘えて離れないから身体を回せないらしいんだ」
「俺を噛んでた方は素直に回りたいみたいで、イライラしてる感じだったよ」
「可愛いもんだ」
84 :
以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/06/29(月) 21:01:02.33 ID:zNfqcgKOo
現実の狐はエキノコックスだかで触るとヤバいんだっけ?
85 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 21:02:49.92 ID:1X/05gI00
「俺としては発散したいだけだから、別にアソコに突っ込む必要はない」
「それで、閃いたんだよ。別に離れなくても気持ちよくなれればいいわけだ」
「善は急げっていうだろ? 服を脱ぎ散らかして、俺はそのまま横になったよ」
「狐は目を白黒させてた。まあそうだろうね」
「さっさと狐の身体の下で横になって、頭を狐のアソコの下に突っ込んだ。仰向けでね」
「また呆れた顔をして……ああ、舐め合いの格好だよ」
88 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 21:13:50.53 ID:1X/05gI00
「何も言わなくても本能で悟るっていうのかな」
「狐がゆっくり身体を伏せたと思ったら、目の前にはアソコが置いてある」
「身体を抱きしめてやってね、口ごと顔を埋めて、頑張って舌を伸ばしてみたんだ」
「いや。これが意外と獣臭くないから意外だったよ」
「さすがに甘いとかそういうことはない。でも舐めとっても嫌じゃない程度なんだ」
「これなら薬草の混ぜ汁も飲まないでいいかと思ったけどそれはそれで別問題だろうな」
89 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 21:23:15.88 ID:1X/05gI00
「また毛だらけなんだけど、舌で撫でると素直に倒れてくれるくらい柔らかい」
「足元の方からは二頭の高い声が聞こえたよ。感じてる、って思えるような声だったな」
「ますます気合いが入ってね。舌を入れて激しく責めてみた」
「『きゅいぃ』って鳴き声がまあ、森の中でやたらと良く響いて、他の魔物が来なくて本当に良かったよ」
「なにせ俺も狐も行為に没頭してたからね」
「ん? ああ、狐も頑張ってくれてたんだよ。なにせ頭が二つあるだろ?」
「二つの舌がチンコを左右から舐めまわしてくるんだ。そりゃもう、根元から先端まで」
「競い合うみたいに舐めまくるから腰までベットベトだ」
90 :
◆.s5ziYqd8k :2015/06/29(月) 21:30:08.90 ID:1X/05gI00
「負けじと俺も舌突っ込んだり指で責めたりするけど、獣の舌使いにはさすがに勝てん」
「かなり早かったね。多分三分ももたなかったかな」
「出る、って叫んだら甘えてくる方が咥えたみたいで、やたらネットリする口の中にぶちまけた」
「やたら喜んで飲み込んだよ。そしたらその後どうなったと思う?」
「……正解。もう片方が怒ってそっちの口に射精するように舐めまくられた」
「その後のことも聞きたいかい? 今度は量で争う二匹の話」
「分かった分かった。俺もあんまり話したくないから……」
「……ま、そんな感じで金玉から尻穴まで下半身全部舐められたんだ」
「上半身は獣液でベトベト。全裸になって良かったよ、身体を拭くだけで済んだからね」