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勇者「魔物とセッ○スした」
Part12


619 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/14(火) 23:26:54.46 ID:InT9U11k0
「ああ、降ってきたね」
「こっち来る? そこだと濡れると思うけど」
「…………」
「君は……」
「いや」
「止むまでは、ここにいよう」

620 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/14(火) 23:28:53.00 ID:InT9U11k0
世界は力に満ちている。人の世界だろうと、神族だろうと、魔族だろうと同じ事だ。
溢れる力は世界からこぼれ、結晶となり、人となる。
自らの意思は持たず、ただ力を持つ存在に。無為に時間を過ごすだけの存在に成り下がる。
「まさか人の世界の貴玉種が、人に捕まってるとは思わなかったぜ」
『我が身は石である。乞われるがままに揺らぐに過ぎぬ』
「は。どこの世界でも貴玉種ってのはそんなもんだろうよ。だが、よく乞われてるって分かったな」
『かの子は原初の父祖と似る。故にその声、我に届いたに過ぎぬ』
「先祖返りってことか。まあいいさ、だが、なんだって荷車の中なんぞに座ってやがる」
『かの子は乞うた。同行せよと。故に我はここに在るに過ぎぬ』
「あ? ってことは、一緒に来てくれって願ったのか。意味がわからんが、まあいい」
問題は無い。ギルドヴォルグにとって、貴玉種を魔族の世界に通じる泉まで連れて行ければいい。
貴玉種は言葉を通じて乞われなければ、何が起ころうと何もしない。そういう存在なのだから。

621 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/14(火) 23:30:00.67 ID:InT9U11k0
「あとはお前に願った人間が死んでりゃ御の字だが」
『否。かの子は息づいている』
「そーかい。じゃあさっさと殺すしかないな」
『なれば我はこの場に留まろう。かの子の魂が無くなるその時まで、同行しよう』
「……相変わらず貴玉種ってのは、融通が利かないもんだ」
舌打ちの一つも漏れるというものだ。ギルドヴォルグであっても、貴玉種ばかりは力では従わせることはできない。
貴玉種を相手にしても、土を殴る様なものだ。あまりにも意味が無い。
「まあいい。その人間が生きてるなら連れて行けばいいだけだ」
要はその人間が生きていればいいのだ。手足を削ぎ落としてでも連れて行けば、貴玉種は大人しくついてくるだろう。
門を開くための力。これがいれば計画遂行が楽になるのだから、それくらいの手間は安いものだ。
そして、人間の願いさえ終えてしまえば、その人間を殺してしまえばいい。
そうなれば次に貴玉種に命じることができるのは、言葉を交わせる自分なのだから。

622 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/14(火) 23:32:15.18 ID:InT9U11k0
「あとはお前に願った人間が死んでりゃ御の字だが」
『否。かの子は息づいている』
「そーかい。じゃあさっさと殺すしかないな」
『なれば我はこの場に留まろう。かの子の魂が無くなるその時まで、同行しよう』
「……相変わらず貴玉種ってのは、融通が利かないもんだ」
舌打ちの一つも漏れるというものだ。ギルドヴォルグであっても、貴玉種ばかりは力では従わせることはできない。
貴玉種を相手にしても、土を殴る様なものだ。あまりにも意味が無い。
「まあいい。その人間が生きてるなら連れて行けばいいだけだ」
要はその人間が生きていればいいのだ。手足を削ぎ落としてでも連れて行けば、貴玉種は大人しくついてくるだろう。
門を開くための力。これがいれば計画遂行が楽になるのだから、それくらいの手間は安いものだ。
そして、人間の願いさえ終えてしまえば、その人間を殺してしまえばいい。
そうなれば次に貴玉種に命じることができるのは、言葉を交わせる自分なのだから。

623 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/14(火) 23:33:28.08 ID:InT9U11k0
今日はこんなもんで。若干やっつけ気味ですみません。
もうちょっとで終わります、多分。

624 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/14(火) 23:34:19.40 ID:wNuOpf+mO
乙乙

625 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/14(火) 23:34:42.46 ID:tpWIfi2J0
おつおつ

627 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/14(火) 23:46:19.56 ID:AzbvTBNsO
まじかよ超期待

628 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/15(水) 00:02:10.42 ID:+RWWZCnsO
終わるのか……
残念なような期待が高まるような

644 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 18:03:39.86 ID:xc8KCN2o0
「雨、止んだみたいだね」
「俺の家? いいけど」
「そっか。別れたばっかりで見られるのは、少しね」
「じゃあ何か食べられそうな物でも買ってからにしようか」
「ビーストミートでいい?」
「安いし美味い。ちょっと臭いに癖があるけど」

645 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 18:12:19.64 ID:bxDQLZQ0o
お!

646 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 18:13:37.04 ID:pchwSNhKo
っ!

647 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 18:13:38.07 ID:mkpUNQv6O
まてました

648 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 18:14:09.19 ID:xc8KCN2o0
「そこに座ってくれればいいよ」
「ああ、定住はしてないから。宿屋暮らしなんだ」
「まあ金はあるからね」
「それで……ええと、竜人が転がってきたとこか」
「キメラが蹴り転がしてたけど、そのうち飽きて来たみたいでさ」
「今度は背中を踏みつけながら髪の毛引っ張ってるんだ」
「まあ、髪の毛っていうか、タテガミみたいに背中当たりまでまっすぐ生えてるんだけど」
「さすがに痛みで気が付いたらしい」
「キメラを見ると、半端ない目力で睨むんだよ」
「俺なんて眼中にない感じ」
「それなのに俺はビビりまくってたよ。格が違いすぎたなあ」

649 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 18:25:50.61 ID:xc8KCN2o0
「『殺すぞ雑種!』『やってみればぁ? 赤ヤモリちゃん、あははぁ!』」
「仲良いね、あの二匹」
「そうこうしてる内に、バカがやってきて竜人の頭を踏みにじる」
「竜人はとにかく抵抗しようとしてたけど、ボロボロだったし」
「なんか話してたよ。エヴェリラーナがどうとか」
「その時は意味わからなかったから、イマイチ詳しい内容は覚えてないな」
「ただ、エヴェリラーナの命令で竜人。というか魔族が動いてるらしい」
「ああ……君の知り合いだったのか」

650 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 18:36:38.52 ID:xc8KCN2o0
「竜人はもう、とにかくバカを罵倒しまくっててさ」
「それでも敬語なのがなんとも言えない」
「まあ、考えれば当然か。魔王だしね」
「けどあのバカ、相当好き勝手やってたんだな」
「途中から竜人が泣きながらエヴェリラーナって魔族の苦労を語ってた」
「それもこれも、魔王とイプスラーナのせいだってさ」
「バカ? 欠伸してた」
「キメラは完全に飽きたみたいで、俺の首にぶら下がってたよ」

651 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 18:41:52.78 ID:qlxCOiWDO
やっぱバカ=魔王だったかそれに魔王とわかって今でもつるんだりしてるのか?
さすが勇者やな

652 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 18:50:35.56 ID:xc8KCN2o0
「ホント長々とした罵詈雑言」
「バカも面倒くさくなったらしい。とりあえず竜人を穢してやろうって言いだしてさ」
「その方が面白い。ゲラゲラ笑って竜人の身体からボロ布も剥ぎ取って」
「後ろから抱え上げて、大きく股を開かせるんだよ。俺に向けてね」
「なかなか面白い体つきだったな。鎖骨からヘソまでは白い肌なんだけど」
「四肢と背中、あと尻やアソコ周りは鱗に覆われてる」
「特にアソコは入り口まで見るからに固そうでさ」
「俺のチンコじゃさすがに負けるだろうし、困ったもんだ」

653 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 18:59:10.70 ID:xc8KCN2o0
「竜人は刺さりそうな目で睨んで来るし」
「というか普通に脅してきたからね。汚らわしい人間がとかどうとか」
「顔も鱗で覆われて、目は三白眼を万倍凶悪にした感じ」
「元は優しい子ねえ……時の流れは残酷だね」
「とはいえ」
「動けないのはバカのお墨付き。じゃあ手を出し放題だし」
「早速そこそこ大きくて柔らかそうな乳房に顔を埋めてみた」
「いい感じだったよ。柔らかいし、少し辛い匂いがした。乳首も少し辛いのが面白かったな」

654 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:03:54.84 ID:xc8KCN2o0
「おぞましい、って青い顔して歯を食いしばってたな。赤い鱗との対比が面白かったよ」
「しばらく乳首をしゃぶって、揉みしだいてたんだけど」
「バカが『ヤらねーの?』って聞いてくるんだよ」
「いやいや。竜人のアソコに挿れたらチンコが潰れかねないし」
「そう言ったらため息なんて吐きやがるから、脚を蹴り飛ばしてやったけど、全然効いてなかったな」
「そしたら竜人がホッとした感じでさ」
「人間に犯されなくて良かった、ってとこだろうね」
「まあ、次の瞬間には青くなってたけど」
「バカのチンコが竜人のアソコにあてがわれたから」

655 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:05:04.22 ID:xc8KCN2o0
「容赦も躊躇もないのはさすがバカ」
「一気に突き上げると、ゴリゴリバキバキ音がするんだよ」
「あれはセックスの音じゃなかったね」
「そもそも濡らしたりしてないから、竜人もさすがに歯を食いしばって悲鳴を殺してた」
「可愛い顔なんだけど、キスしたら食い殺されるかもしれないし」
「仕方ないから俺は胸を弄りまわすだけ」
「でも、そこで気付いたんだよ」
「この大きさなら、チンコ扱くのに使えるなってさ」

656 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:07:58.15 ID:xc8KCN2o0
「胸使うわ。そう言ったらバカも素直に騎乗位になって、そのまま仰向けに寝かせてさ」
「鱗は固そうなのに、身体は柔らかいみたいだった」
「仰向けのままでセックス…というかレイプを続けてるし」
「魔族のいいところは、そのまま竜人の腹に上に乗ってもビクともしないとこかな」
「チンコを胸で挟んで、体重を掛けて前後に動けるのが良いね」
「無理やり胸で潰すみたいにチンコを挟むから、人間なら痛いだろうけど竜人にはそれほどでもないらしい」
「ただそのぶん睨む勢いが凄まじいんだけどさ」
「牙が割れそうなくらい歯を食いしばってるのがまた」
「ああいう、殺意まみれの目も悪くない。安全が保障されてる場合に限るけど」

657 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:15:47.69 ID:xc8KCN2o0
「乳首で遊びながら胸を上下させて、そろそろ射精しようかなって頃になってバカが待ったをかけてきた」
「コイツが感じていない事が申し訳ない、なんて言うんだよ。そりゃレイプだし当然だろ?」
「それを聞いて、バカがニヤニヤ笑いながら指パッチン」
「俺の中じゃ、指パッチンは転移魔法なんだけどさ。バカは違ったらしい」
「そもそもアイツなら指を鳴らす必要ないんだけどね。言うまでもないけど」
「指パッチンの途端に尻の下の竜人が悶えるったら」
「いきなり息が荒くなったと思ったら、バカにチンコで突かれる度に喘ぎまくり」
「それどころか、動かない腕を無理やり動かして自分でパイズリなんて始めてさ」
「必死に首を上げて舌を伸ばしてる」
「竜人の舌って結構長いね。蛇ほどじゃないけど、亀頭をレロレロ舐めてた」

658 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:16:17.56 ID:xc8KCN2o0
「乳首で遊びながら胸を上下させて、そろそろ射精しようかなって頃になってバカが待ったをかけてきた」
「コイツが感じていない事が申し訳ない、なんて言うんだよ。そりゃレイプだし当然だろ?」
「それを聞いて、バカがニヤニヤ笑いながら指パッチン」
「俺の中じゃ、指パッチンは転移魔法なんだけどさ。バカは違ったらしい」
「そもそもアイツなら指を鳴らす必要ないんだけどね。言うまでもないけど」
「指パッチンの途端に尻の下の竜人が悶えるったら」
「いきなり息が荒くなったと思ったら、バカにチンコで突かれる度に喘ぎまくり」
「それどころか、動かない腕を無理やり動かして自分でパイズリなんて始めてさ」
「必死に首を上げて舌を伸ばしてる」
「竜人の舌って結構長いね。蛇ほどじゃないけど、亀頭をレロレロ舐めてた」

659 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:21:03.79 ID:xc8KCN2o0
「ああいうのってどうやるんだ?」
「真名と呪文……なるほど、それで名前をよこしたのか」
「ん? ああ、その時も使ってたみたいだ。呪文は無かったけど」
「名前っぽい単語だけは呼んでたからね」
「しかし……魂を縛る魔法ってまた遠慮が無いな」
「俺としてはありがたかったからいいんだけどさ」
「ん?」
「……それはまあ……でも、竜人の心を完全に壊したわけじゃないらしい」
「舐めてる最中も涙は流れてたから」

660 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:21:57.73 ID:xc8KCN2o0
「胸の感触を楽しみながら、セックスしてるとこを横目で見たんだけど」
「バカのチンコが凄いデカくなってるんだ」
「さっきからバキバキ言ってたのは、アソコの鱗が壊れた音か。なんとなく納得」
「そう思うと体が震えてるのも、感じてイってるというより痙攣してる感じだし」
「その状態でピストンなんだから激しすぎるよ」
「アソコから血が出てるのも、破瓜じゃなくてアソコが壊れ始めてたんだろうね」
「そこでもう一段階、バカのチンコが巨大化するもんだから」
「凄かった。下腹部がボコッと膨らんで、アソコは完全に裂けてたよ」
「白目剥きながら、まだ舌で舐めてパイズリ。魂に刻まれた命令ってあそこまでのもんなのか」
「可愛いね」
「さすがに射精したよ。胸の谷間にね」

661 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:22:48.37 ID:xc8KCN2o0
「だいたい2時間くらいかな」
「一切反抗できないから、俺も安心してセックスできる」
「アソコ? 壊れて人間サイズのチンコサイズじゃ締まらなくなったから、お尻の穴を使ったよ」
「二穴セックスも悪くない。ただ、バカがチンコをデカくし過ぎて、俺のチンコは圧迫されたけど」
「バカに頭を掴まれて、魂の命令を加えられたのかな」
「あがががが、って壊れた声を出しながら、イってイってイキまくり」
「俺とバカが満足した頃には、大体どの穴も使い物にならなくなってた」
「まあ後で治してたけどね。さすがに」
「竜人の地獄の始まりだ。今まで? 入り口じゃないかな」

662 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 19:23:19.89 ID:xc8KCN2o0
一旦ここまでで

663 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 19:29:43.19 ID:qlxCOiWDO
入り口だったのか…

664 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :2015/07/19(日) 20:00:31.55 ID:Zx9ka7bMo
これで入り口とはすばらしい! 股座がいきり立つぞ!!

669 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 22:58:24.79 ID:xc8KCN2o0
「体が治ると恨み言を吐くんだけど、それにニヤつくバカがもう一回犯しだした」
「俺? さすがに疲れたからね。鱗を撫でながら、尻穴に棒を捻じ込んだり」
「それを見たバカがまた命令を書き替えて、今度は快楽無しの痛み増し増し」
「かと思ったら10秒ごとに快楽と激痛の感覚を入れ替えた、って笑ってた」
「顔色悪いよ。大丈夫?」
「まあ……知り合いがそんな目に合えば気分悪いか」
「ああ。強制発情と絶頂の命令は残ったままだから、今度は1時間で動かなくなってたね」
「また治すのかな、って思ったらその通り」
「治しては壊し、治しては壊し」
「殺してください、って泣き叫ぶけど治してケツ穴をほじくり返したりね」

670 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 22:59:43.08 ID:xc8KCN2o0
「一通りやったかな」
「首絞めセックス、食べ物は全部精液まみれ、身動きできないままで逆鱗を剥がしたり」
「あれは凄かった。目を血走らせて、窒息するまで叫び続けてたよ」
「俺じゃないよ。バカが全部やった」
「精液は俺だけどさ」
「最後には魔界の豚小屋と泉を繋げて、そこにポイッと」
「魔界の豚って、普通に他の生物のメス相手に発情するんだってね」
「しばらく酒の肴にしてたけど、途中で飽きておしまい」
「それから? 今もそこに居ると思うけど……バカなら知ってるんじゃないかな」

671 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 23:00:43.03 ID:xc8KCN2o0
「俺達はどうすんのかな、って思ったけど、バカは悠長にタバコ吸ってるし」
「『一週間待つ。手は打ってあるから心配しなくていーぜ』って言うんだよ」
「まあ、俺が何を出来るわけでもないし」
「大人しくキメラの身体を撫で回しながら、星を見て寝っ転がったり」
「固かった目玉が少しずつ柔らかくなってね。しかしまあ、よく見えるんだ」
「キメラを抱き寄せると、空気を読んで抱かれてくれる」
「たまにキメラ形態に戻って甘えてくるのも可愛いもんだ」

672 : ◆.s5ziYqd8k :2015/07/19(日) 23:03:44.98 ID:xc8KCN2o0
「一週間経って何があるか?」
「正直そう思ったけど、まあ驚いた」
「来るわ来るわ。王国からは騎士団と冒険者連中が」
「聖都からは最高位巫女と聖騎士が来て、商都からも冒険者と物資が続々運ばれてくるし」
「どうもバカが手を回してたらしい」
「……魔王の細工で世界が動くって手遅れな感じだけどね」
「まあそれはどうでもいいんだけど」
「集まった連中にバカが言うんだよ」
「『みんな! ここまで集まってくれてありがとう。知ってのとおり、ここにいるコルネギスは万に届く魔族の先兵を打ち滅ぼした!』」
「俺は知らないんだけど、他の連中は知ってるんだってさ」
「不思議なもんだね」