Part3
Nの情熱的なフェラに俺はある意味、感謝の思いだった。俺を弄んでいるとはいえ、イケメンでもない俺にそこまでしてくれている。
上目使いのNはなんともいやらしく、強弱をつけた妙技による刺激がそのまま脳内に突き刺さる様だった。
俺「ゴメン!もうダメッ。出る。」
その瞬間、Nは口からモノを離し、その綺麗な顔で精液を受け止めた。膣内とはまた違った快感が、俺に襲いかかっていた。
N「このあたしにぶっかけるなんて・・・ったく、生意気なオチンチンやね(笑)」
それだけ言うと顔についた精液をティッシュで拭き取り、流し目で俺を見ていた。
流石に二回連続で出したので、モノは萎えていた。だが、まだまだNは満足していない様子だった。
萎えたモノを気にもとめず、手コキをしながら俺の首筋を責め立てる。性感帯と思われる場所を責めてくるNは、どこか楽しんでいる様だった。
様々な場所を刺激されながら、俺はその新たな快感に耐えていた。萎えていたモノも、少しずつ復活していくのが分かる。執拗なNの責めに強制的に復活したモノを確認すると、
N「それじゃあ、あたしを抱いてみ?」
俺「えっ、責めるの?俺が?」
N「感謝しな。こんなチャンス、滅多にないぜ?」
言われてみれば確かにその通りだ。Nに言われるがままにすり寄ると、Nの首筋にキスをした。首筋から徐々に下に移り、形の良い乳房を責める。
Nの乳首はピンクが少し残った感じで、それを口に含むと先のほうがピンと硬くなる。感度が良いのか、今までのNの震えの中で一番のものが来た。
硬くなったNの乳首をなおも責めながら、右手でNの股間を優しく撫でた。直に中指で責めたりする事はなく、あくまで優しく撫で回す。Nが股を今まで以上に広げ、マンコを押しつけてくる。
N「焦らすなんてどこで覚えた?他の女とかだったら、マジでお前殺すよ〜(笑)」
恍惚な表情をしながら、サラッと恐ろしい言葉を吐く。
そんなNの華奢な身体を引き寄せ、挿入しようとするが、なかなかうまくいかない。あれこれしていると、Nがモノに手をやり、膣内に導く。Nの中に入った事を確認すると、ゆっくりと腰を動かした。
前後するモノをしっかりと締め付けてくるNの膣は、言い様もないほどの気持ちよさだった。Nの騎乗位での責めも良いが、受け身になった時のNもまた違った良さがあった。
普段の主従関係が逆転したこの状況を一番楽しんでいたのは、Nだろう。形式上は俺が責めていても、所詮は手のひらの上で踊らされているだけだった。
慣れてきた俺は、徐々にそのスピードを速めた。
Nに激しく腰を当て、快楽を互いに貪る。見下している俺から犯されている異質な快感を楽しむNと、全く余裕が無い俺。主従関係がそのまま現れていた。
激しくNを求めていた俺は、段々と射精欲に溺れていった。3度目の射精は、流石に体力の全てを持って行かれる感じだった。
俺「Nさん、もう俺っ・・・俺っ!」
N「良いよ、○○。あたしも準備はできてるから。いっぱい出して。」
Nの言葉と共に、怒張したモノを引き抜くと、熱い欲望の塊を腹部に出した。全ての感覚が麻痺する感じだった。Nは嫌な顔一つせずに、それをティッシュで拭き取ると、
N「おいで、○○。」
そう言いながら、俺の頭を抱き締め、2人で微睡んだ。Nは微笑んでおり、俺はNの腕の中で眠っいった。
目が覚めると、Nが俺の寝顔を覗き込んでいた。何か愛おしい物を見るかの様に、微笑んでいた。
N「起きた?」
俺「うん、少しぼーっとするけどね。」
N「○○の寝顔、バッチリ撮らせてもらいましたんで。ちょっと可愛かったよ。」
それだけ言うと軽いキスを交わす。それからNと向き合いながら、以前書いた話をした。
Nに頬や頭を撫でられ、俺は飼い猫の様にNに甘えた。Nもそれを楽しげな表情で、甘えさせてくれた。単純に嬉しかった。
時間を見ると、5時を回っていた。2人で着替えながら、他愛もない話で盛り上がっていると、玄関の方から声が聞こえた。
声の主は、Nの妹と母だった。2人でリビングに居ると、妹の方が入って来た。挨拶をしようとすると、
N妹「あっ、ドーモです〜。」
N母「あら、こんにちは。××(Nの下の名前)の彼氏さん?」
N「ハハハ、まさか。ただの男友達だよ。」
N妹「お姉ちゃんの男友達って、こんな系の人居たかな?」
N母「真面目な人が彼氏だと、本当に助かるんだけどね〜。」
完全に放置プレイで、話が進む。色々と聞かれるが、「はぁ」「まぁ」「そうですね」の3つで答えた記憶しか無い。なんだかんだで、夕食を食べていけとの流れになった。
N父は遅くなるので、先に3人と共に頂く事になった。
夕食の間もNとの関係を問われた。こんな雰囲気の中で、「娘さんの肉奴隷です」とは口が裂けても言えない。
ふとNを見ると、他人ごとの様に涼しい顔をしていた。N妹は色恋話に興味があるお年頃だった。後に聞けば、N妹は中2で中学でも人気なんだとか。顔はNとそっくりだった。
そんなN妹は食事後も興味津々な表情で、関係や学校でのNの様子などを聞いてくる。どう答えて良いか分からずにいると、
N「そろそろ帰る時間じゃあないのか?親御さん、心配するぜ?」
Nに率いられる形で家を出た。5月の爽やか夜風に吹かれながら、Nと一緒に話しながら道を歩く。話そのものよりも、Nが近くにいることに悦びを感じていた。
途中まで送ってもらい、大通りに出たところでNと別れた。Nと別れて気づいたが、身体だけでなく心まで奴隷化していた。
遅れましたが、4人のスペックは次の通りです。
I
顔はそこそこ。強いて言うなら、今度公開のインディージョーンズの女悪役みたいな感じ。肌は色白。スレンダーでショートカット。
N
顔は可愛い系。元ポルノ女優のトレーシー・トップスみたいな感じ。髪は肩くらいまで。胸はおとなしめ。足が綺麗。家は金持ち。
T
顔立ちは綺麗。田中麗奈をドSにした感じ。言葉使いは一番汚い。胸は普通より少し大きい。足が長くて色白。
Y
顔は綺麗な方だが、Tほどではない。有名人では分からないが、目はぱっちりしている。肌は色白で、胸が大きい。大きさで言えば学年で一番。
バストカップについては、以下の通りだったと思います。
IがCカップ
NがBカップ
TがEカップ
YがGカップ
今回は修学旅行(一年時)を書きます。
ウチの高校は、12月の上旬から中旬にかけての一週間、修学旅行の時期を迎える。通常なら二年時に修学旅行に行くのだが、ウチの高校は本当に変わっていた。当事者の俺達も、時期が間違っている等の文句はあった。
しかし、そういった文句も、説明会で立ち消える。海外での観光やら、沖縄でのお気楽バカンスコース、北陸地方でのスキー三昧、北関東での美味い物巡り、関西での寺院散策などなど。
そんな中、俺はそういった事に面白みを感じなかった。田舎で育った反動からか、都会的なものに興味があった。今でもそうだが、東京自体に憧れを持っていた。
そんな俺にとって興味が湧いたのは、一週間まるまる関東コース。みなとみらいやディズニーランド、当時開通したばかりの海ほたる等の見学等々。一日まるまる都内自由行動も、相当な魅力だった。
説明会後、教室に戻ると、早速1人で自由行動の計画を考えた。
秋葉原の駅前空き地見学(当時、大日本プロレスにハマっていた為)&電器店巡りや、アメ横の田中商店での軍服漁り、新橋駅前のSLでの記念撮影、水道橋の場外馬券売り場等々。
田舎の高校生が絶対に行かないだろう、マニアックな場所ばかりを巡ってやろうと思っていた。また当時地元には無く、99のオールナイトでネタになっていたスタバにも行きたかった。
仲の良い男友達ともその手の話で盛り上がり、絶対に関東コースに行こうという話になった。
放課後、wktkしながら「るるぶ」を買いに行こうと思い席を立とうとすると、突然髪を引っ張られた。そのまま教室の出口まで引っ張っていかれた。
髪を引っ張っていたのはTだった。
俺「痛い、痛いよTさん」
そう俺が言っているにも関わらず、どこか楽しげなTが印象的だった。髪から手を離し、俺をYの席に強制的に着かせる。すると4人が俺を取り囲んだ。4人が4人とも、意味深な笑みを浮かべていた。
I「○○、どこのコースにするんだ?」
Y「沖縄にしようぜ?な?結構きわどい水着、持って行くからさぁ。」
N「お前がスクール水着が良いなら、それでも良いぜ(笑)」
T「沖縄で、あたしらと毎晩のお楽しみコースに決まってるよな?お前のココは正直者だからな〜。」
4人共、沖縄コースに決めていたらしい。俺は4人に恐る恐る本心を打ち明けた。
俺「俺、関東コースに決めてたんだけど。」
そう言うと、4人は一斉に不満を吐いた。
I「あんたなんか、怖い思いするだけだって。東京って怖いだけだよ。」
N「地下鉄とか幾つも乗り場があるんだよ?迷子になるのがオチだって。」
Y「あれだ。お前、吉原に行きたいんだろう?子供はダメなんだよ〜?」
T「ゴチャゴチャ言わずに、あたしらと同じコースにすりゃあいいんだよ!」
こんな事を言ってきた。流石に今回ばかりは俺も譲れないところがあった。正面からぶつかってもダメなので、4人に甘える様に話すことにした。
俺「正直に言うと、沖縄コースで4人の水着が見たいよ。でも、4人の水着姿が他の男に見られるのは癪だなぁ。そんなの堪えられないよ。」
俺「関東コースだったら、二回も一日自由行動があるから、結構楽しめると思うよ?」
俺「買い物するにしても、迷う程いっぱい店もあるし。目移りしちゃうよ。」
俺は懸命に4人にお願いする感じで、なんとかアピールした。
4人は俺の言葉に耳を傾けてくれた。しかしそれでも、全く意見を変えなかった。4人は俺に考え直せとか、お前の為だとか言ってくる。
その日は結局、4人と遅くまで話し合った。4人に迫られる様に説得されると、固い決心も揺らいでしまった。
翌日の放課後、改めて4人と修学旅行の行き先について話そうと思っていると、Yが寄ってきた。
Y「修学旅行の事、考えたか?」
俺「うん、考えたよ。やっぱり・・・」
Y「あたしら4人とも関東コースにする!これで決定。お前に拒否権は無い。ついて来な。」
言われたのは意外な言葉だった。全く予期していない言葉に、思わずYに抱きついた。
俺「ありがとう〜Yさん!めちゃめちゃ嬉しいよ。」
Y「こらこら(笑)誰が抱きつけと言った?」
行き先が決定して、単純に嬉しかった。Yに抱きついたのも、嬉しさを分かって欲しかっただけだった。そんな俺を見ていたTは、
T「○○〜、あたしには感謝無し?抱きつきはYにだけ?」
俺「勿論Tさんにも感謝してるよ。ありがとう。」
Tに抱きつこうとすると、小突かれた。
T「言葉のアヤってもんくらい分かんだろ〜。オツムの弱いヤツはこれだから・・・」
仕方ないなという感じで、軽くあしらう。IとNもそれを見ながら笑っていた。
実は4人が沖縄コースから変更したのには、ある理由があった。それを知ったのは、修学旅行二日目の夜の事だった。
修学旅行二日前の放課後、俺はIに呼び出された。そしてIから、ある事を聞かされた。
I「他の3人には言ったんだけど、今回は関東コースはパスするから。」
俺「なんかあったの?」
I「実はさぁ、新潟にいる叔母さんがどうしても逢いたいらしくてね。急遽北陸コースに変わったの。」
Iはバツの悪そうな表情で話した。俺が仕方ないよと言うと、Iはお前なら分かってくれると思ったよと言った。そして、こんな事も言ってきた。
I「3人との夜は、覚悟を決めとけよ。あたし達の肉奴隷としても、男としても。」
それだけ言って、Iは帰っていった。男として、どういった覚悟が必要なのか、その時は深くは考えていなかった。
確かに覚悟が必要になったが、もっと具体的に言って欲しかった。
Iの直前の離脱という波乱はあったが、無事に修学旅行に出発した。
バスで空港まで行く間、俺は寝てしまった。男友達も朝が弱かった為、完全にダウン状態だった。一方の3人も朝が弱いらしく、御寝んね状態だった。
空港到着と共に目が覚めるが、殆どの人間はぐったりしている。が・・・
周り「ウォッ!スゲェ!」
N「見て見て〜○○。雲だよ、雲っ!」
Y「あんた、めっちゃテンション低いのな。楽しくないか?」
T「ダメダメじゃん、コイツ。まぁアレだ、ジュースでも飲めや。」
俺「ほら、まだ先は長いし。体力温存という事も。」
3人「親父臭い発言禁止。」
飛行機に乗った途端、一行が騒ぎ始めた。田舎の高校生ですよって宣言しているも同然。恥ずかしいじゃないですか。
一日目はバスでの見学がメインだった。
海ほたるの見学の際は、中のコンビニの商品が高かったのが印象的だった。展望台に行くと、辺り一面からの海風が凄かった。激しく、冷たい海風は俺には心地良いものだった。
だが女子には、特にあの3人には耐え難い様子だった。3人とも寒がりだったというのもあったが、それ以上に短くしていたスカートが気になっていたのだろう。
普段からギリギリのラインを保っていたので、強い風が吹くと見えてしまうのは必然だった。
またこの頃になると、その短いスカートの中を撮ろうとする輩がいた。知り合いの中にもそういう職人(?)はいた。改造したカメラを自慢してくるので、そういうのがバレたらヤバいと、何回も警告はしていた。
俺が散々警告していたのにも関わらず、この日をチャンスと勘違いした知り合いの職人・H男が事件を起こす。
H男は以前から「Tって綺麗だよなぁ」とか、「Tと一発やりてぇ」なんて事を俺に言っていた。Tのどこに魅力を感じるのかを聞くと、全部に決まっているだろうと言い、何十分もかけて講釈してきた奴だった。
クラスの殆どからはウザい奴と思われていたが、当人だけが気づいておらず、俺も正直近寄りたくは無かった。
T「なんだテメー?今何した?」
Tの怒号に気づき、振り返った。するとH男が3人に問い詰められていた。Tの表情が尋常ではなく、NもYも少し引き気味だった。
問い詰められている側のH男は、Tがキレているのを自分の良い方向に勘違いしていた。
H男「何もしてないよ〜。あっ、もしかして俺に気がある?」
T「あぁ?テメー何抜かしてやがんだ?今、盗撮してただろが!」
Tのキレ方は半端では無かったがH男の飄々とした態度に、段々とTは声のトーンを落としていった。相手にするのが馬鹿馬鹿しく感じたのだろう。
H男が去ると、寒がりながらも3人は俺の近くに来る。短いスカートを懸命に抑えている姿は、なんとも可哀想だった。
俺「災難だったね。あいつなんか無視しちゃえば良いのに。」
T「お前の為だろ!盗撮されたやつが売られてたら。それ以前にオナネタにされたら、お前どーする?」
俺「うん・・・H男を軽蔑するね。というか、なんか腹立つ。」
T「だろう?ったく、けじめつけさせてやろうか。」
なにやら物騒な雰囲気になりつつあった。NとYが気を利かせて話題を変えたおかげで、その場はなんとか治まった。
その後横浜方面に行き、夕方頃、みなとみらい周辺で自由時間となった。観覧車のイルミネーションがとても綺麗だった。
俺「これが目的の一つだったんですよ。どうです、お姉様方?」
N「うーん、なんとなく分かる。地元じゃあこんなの無いしね。」
T「アンタ、軽いナルシスト?」
Y「顔に似合わねー(笑)雰囲気は良いけど、○○じゃあお話しになりませんよ。」
言われ放題で少し傷ついた。その後、中華街で夕食をとった。おかわりをしたら、3人に笑われた。
ホテルに着くと、明日の予定を長々と聞かされ、部屋に戻った。部屋に戻ると、別グループの男友達を誘って麻雀をした。結構白熱していたので、完全に時間を忘れていた。
ふと時計を見ると1時。そろそろ寝るかと言われ、それに同意。片付けを始めた。だが、俺の部屋の男子達は戻って来ない。
俺「そう言えば麻雀の最中、誰か言ってたな。」
麻雀の最中、どこかの部屋で枕投げがあっているとか、プレステ持ち込んでゲームしてるとか、乱交しているとか。噂になっていた。
コンビニで買った近代麻雀を読みながら、オールナイトニッポンを聞いていると、ノックされた。ドアを開けると生活指導の先生がおり、部屋の男子はどこに行ったかと聞いてきた。
「麻雀をしていたので、分かりません」と言うと、そのまま出て行った。時間が時間なので寝ようとしていると、またもやドアをノックされる。
出てみると、3人がジャージ姿で立っていた。そのまま部屋に上がり込み、ベッドに寝ころんだり座ったりしてくつろいでいる。Tが開口一番、とんでもない事を口走った。
T「お前さぁ、明日の夜部屋に来い。面白い事しようぜ。」
なんてストレートなんだと思いつつ聞いていると、
N「今日、H男がちょっかい出しただろう?あいつに身の程を教えてやるんだよ。お前の手でな。」
Y「アンタには初めて言うけど、あたしらの修学旅行の目的は、アンタの手であたしらを犯して欲しいんだよね。」
何を言っているのか分からないと言うと、
T「あたしはH男、Yはしつこく付きまとってくるK男、NはムカつくA。それぞれの目の前で、お前とやるところを見せつけてやるのさ。」
俺「以前、Iさんがした事を、明日するの?」
Y「正解(笑)」
N「お前にやられてるってだけで、精神的なダメージがあるぜ。楽しみだなぁ、オイ。」
またあんな事があるのかと思うと、いたたまれない気分だった。
二日目の朝、朝食を取りながら昨晩の意味を考えていた。
Tの件は分かる。Tのあれだけの顔つきは、今まで見たことが無いものだった。
Yの件も分からないでもない。確かにその手の話は小耳に挟んだ事がある。
Nの件はどうだろう?Aは男子の中でも人気はある。顔だけなら、Nと人気を二分するくらいの可愛い系。面と向かって話しをした事がないから分からないが、噂では性格も悪くないとの事だった。
まぁ、難しく考えたところで、彼女達の行動を抑えられる訳ではない。
ホテルを出発し、都内へとバスは向かう。バスの中では相変わらずの3人。あんな事を口走った人間とは、到底思えない程のはしゃぎっぷりだった。今日はバスで回るから、気楽に明日の事でも考えようと思った。
二日目は特に事件も無く、様々な場所を巡った。東京ドーム、お台場のフジテレビ、皇居周辺等。夕食は浅草でとった。初日の夕食と比べて、比較的落ち着いた雰囲気だった。
正直な事を言えば、この後の事で頭が一杯だった。ホテルに着くと、Tと夜の事について話した。
T「大丈夫。お前が心配しなくても、こっちで手を回しておくから。安心して部屋においで。」
抜け目の無いTの事だから、大丈夫だとは思うが、それでも少しビビっていた。
しかし時間が経つと恐ろしいもので、俺の不安感は次第に言い様もない苛立ちに変わっていた。気付けば、「H男如きにTが奪われるなんて許せない」という事を考えていた。
今思えば、人間の汚い部分が出ていた。
訳の分からない怒りが頭の中を駆け巡っていた。
部屋では他の男子達がブラックジャックで賭けをしていた。通常なら、俺もその場に参加していたが、この日だけは別だった。
11時を回ったところで、Tが部屋に来た。
T「オイ!○○ッ!テメーちょっと来いコラ!」
と怒鳴りながら俺を引っ張っていった。他の男子達には怪しまれたが、Tの表情を見るなり、皆我関せずといった態度で賭けを続けていた。Tの演技とはいえ、結構迫力があった。
部屋の前まで来ると、Tが言った。
T「わりぃな。演技って言っても、急に部屋で怒鳴って。」
俺「いいよ、分かってた事だし。それより俺、打ち合わせ通りにはしないから。少し乱暴にするから、最初に謝っとく。」
それだけTに告げると、一緒に部屋へと入った。
後から聞いたが、この時の俺の目つきはかなり異常だったらしい。
部屋に入ると予想に反して、誰も居なかった。少し拍子抜けしたが、そんな事はどうでも良かった。
ベッドに近くと無言でTを背後から押し倒し、上から覆い被さった。
T「ちょ・・・ちょっと待て。まだやる事が・・・」
Tの口を強引にキスで塞ぐと、下を一気に脱がせ、股間を弄った。いつもならそういった事はTの得意分野だが、頭に血が上った俺にはどうでも良かった。
Tのマンコの辺りを優しく指でなぞり、指を上下させる。痛がらせるのは嫌だったし、傷つけたくなかった。むず痒い程度だと、Tも悦んでくれると思ったからだ。
Tの息づかいが荒くなると、一気に上も脱がし、露わになった柔肌にむしゃぶりついた。荒々しく乳首を口に含み、激しく舌で責め立てた。Tの苦しそうな声が、更に俺を興奮させた。
T「○○っ、ダメよ。アンタはっ・・・あたしの奴隷よ。立場ってモンが・・・」
俺はTの言葉が演技だと思っていた。事前の打ち合わせで、こんな感じの言葉を言うからと言われていたからだ。しかし、そんな事も気にせず、Tの身体を貪り続けた。
胸からへそ、綺麗な太ももと舌を這わせ、本命のマンコへと辿り着く。淫らなTの部分に顔を埋め、必死に舌で舐め回した。自分自身、頭がおかしくなりそうだった。
ある程度舐め終わると、顔を上げて、Tに宣言する様に言った。
俺「俺はTさんの奴隷だよ。だけどね、自分以外の男にオナネタにされたり、抱かれるのは嫌だ。Tさんは・・・俺だけの御主人様だ!」
そう言うと、咆哮寸前のモノをTの目の前に突き出した。何も言わず、Tはモノをしゃぶってくれた。
不満も言わずフェラしてくれるTは、どこか安心した様な表情だった。強弱をつけた絶妙な舌使いに、耐えるのに必死だった。
Tの口からモノを離すと、名残惜しそうな目つきでモノを見ていた。モノをTの秘部に当て、挿入の準備をしようとすると、
T「なぁ、○○。入れてくれよ。指で遊ばれてたら、我慢できなくなって・・・」
Tの言葉に俺は黙って頷くと、Tの中に挿入した。何回も経験しているが、やはりこの時はいつでも新鮮な感覚だった。
中に入って暫くすると、Tの締め付けがきつくなった感じがした。そのまま出したい衝動に駆られたが、耐えながら腰を動かした。Tの腰を支え、打ちつける様に前後させる。
腰を前後していると、やはり締め付けが気のせいではないことに気づいた。しかし、俺自身の限界も近づいていた。
俺「Tさんを絶対にH男に奪わせない!俺の・・・俺だけのTさんなんだっ!」
そう言って、Tの中で俺は果てた。締め付けや様々な興奮する要因があったと思うが、いつも以上に出たと思う。
行為が終わっても、異常な興奮が続いたままの俺は、もう一度Tを抱いた。バックからTを貫き、二度目はTの顔に出した。
綺麗なTの顔が俺の精液で汚される。雪化粧をしたTの顔は、いつも以上に淫らだった。
全ての行為が終わり、余韻に浸っていると、目の前のカーテンが少し開いている事に気づいた。
そしてTが立ち上がってそれを勢いよく開けると、ベランダには涙目のH男を縛りつけているNとYの姿があった。
縛られているH男は下半身を露出させられ、モノが勢いよく起っていた。
NとYは面白いものでも見るかの様に、それをじっくり観察していた。また、Nの手には部屋に置いてあったお絞りが握られていた。ガラス扉を開けると、
Y「ご両人、よ〜く見ておいてね〜。こっちもそろそろ終わらせるから(笑)」
そう言うと、Nがお絞りをH男のモノに被せ、その上から手コキを開始した。握られただけでも反応したH男のモノは、あっという間に暴発した。
T「いい気味だ。散々お前には手を焼いたからな。なぁ、○○?」
俺は、そう言うTを後ろから抱きしめ、これでもかと首筋にキスの雨を降らせる。
T「コラッ、誰もそこまでやれなんて言ってないんですけど(笑)」
俺「嫌だ。二度とTさんに近づけさせたくない。俺、嫌だよ。」
Y「うわぁ〜。見せつけちゃってますよ。どうします、奥さん?」
N「正妻(笑)のあたしとしても、やっぱり退けませんわ。コイツでストレス発散ですよ。」
暴発したH男のモノを足で弄り、顔や腹部をその足でなぞる。H男は目を閉じ、我慢していた。
Tがその輪に加わると、さらに激しさが増した。勢い余って顔を蹴ったり、俺が出した精液を塗りつけたり。最後はもう軽いリンチの状態。
H男はその後、ジャージ姿に戻され、部屋に帰っていった。Tは満足気に俺を撫でると、
T「部屋に戻れ。後はこっちで処理するから。それと・・・ご苦労様。結構面白いな、コレ。」
と笑顔で言った。俺は部屋に戻り、そのまま眠りについた。時計は1時近くになっていた。
三日目は都内見学第二弾。昨日の出来事の余韻からか、3人はバスの中で俺にセクハラをしてきた。スカートの中をわざと見せたり、手を股間に当ててきたり。
流石にバレるのが目に見えていたので、必死に3人をなだめた。3人の独壇場はその日の夜も続いていた。夕食時、今日はYの番だと話し、昨日と同じシチュエーションでやろうという話になった。
YにつきまとっていたK男は、高校ではそんなに目立った方ではなかった。しかし、H男と同様、盗撮が好きというどうしようもない人物。
K男とは直接の知り合いではなかったが、H男が数少ない同志だと話していた。そんな事で連帯感を生んでも仕方ないのにと感じていた。
夕食が終わり入浴時間になっても、昨日の夜の出来事が頭をよぎった。Tはあれを受け入れてくれたが、Yはどうだろうか。
演技とはいえ、無理やり犯す様な真似は、Yの自尊心を傷つけるのではないのか?そんな事を考えていた。