バス停で泣き出した女の子を好きになった

603 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/02/22(月)21:30:11 ID:ITx
俺はひとまずゆいちゃんが心配してた下品なゲームや、過度な下ネタは止めてって説明。
俺「あと、ゆいちゃんと俺は今回の合コン参加者じゃないから、あくまでも仲介役なので」
溝端「やめろミギー！！(言いながら殴る真似ww寄生獣ネタww)」
全員爆笑。
俺「あと個人的なお願いです！ゆいちゃんは俺が本気で好きな人なので、絶対狙わないで下さいっ！本当にお願いしますっ！！」
よしむ「AKB前アツかよっ！古いんだよっ！あっ！やめろっ！溝端ミギーww」
溝端「おっと、ヒダリーもいるwwアシーもいるww」(俺を殴ったり蹴ったりの真似)
溝端「よしむ…俺、お前好き」
よしむ「すみません、そっちの趣味はないんで…」
溝端「なに？俺また失恋なの？」
よしむ「冗談は置いといて、やらしくなけりゃ何かしらゲームはやっていいんでしょ？」
俺「うん、盛り上がるならね、俺もゆいちゃんもどう盛り上げるとか何にも考えてないよw」
よしむ「ちっ、使えない幹事だ」
溝端「幹事失格だな」
グッチ「リア充ぶって高みの見物っすよ」
キジ「ユタが…ユタがこんなヤツだったなんて…」
グッチ「泣くなよっ、泣くなキャプテン！」
俺は「ああ、つまりは今日は、俺は味方ゼロなのね？ww」
どうやら男メンツは意気投合したらしいから、皆が楽しめるなら俺イジリは良しとしようw
よしむ「間が空いたらムラオカが『麒麟です』ってやるとしてだな」
ムラ「やらないよ？w」
グッチ「やばいマジイケボww」
俺「そろそろ店の前行きたいかも。歩きながら話さない？」
よしむ「あれ知ってる？コインで質問するやつ」
キジ「印象ゲームとか？」
溝端「番号ゲームって奴と違うの？」
俺「あの移動して、お店行きながら…」
溝端「じゃあ、仕切りは適当に思いついた奴がやるか」
グッチ「女の子が白けるのだけは避けようっ！楽しませようっ！」
全員「おーっ！」
俺「いいから移動っ！ゆいちゃんもう来ちゃうからっ！」
口々に皆にゆいちゃんだけじゃねぇんだよっ！とかうるせぇリア充！！と文句言われながらお店まで移動。
まだゆいちゃん達は来てなかったのでちょっとほっとする。まぁ、時間も15分も前だったけどw
LINEでもうお店の前にいるねって知らせてからしばし男達で雑談。
その間にもLINE見る度に皆に文句言われる。酷いww待ち合わせなのにww
キジ「ユタの好きなゆいちゃんは可愛いんですか？(溝端さんに)」
溝端「ばか、可愛いなんてもんじゃない」
俺「可愛いよ、背が小さくて、目が大きく…」
溝端「お前は黙ってろっ！可愛いよ、背がこんくらいでさ、オメメぱっちり系で、色白で、足が凄い綺麗なんだよ。全体華奢で細いけど、でも胸はそこそこ…」
俺「そういう事言わないで下さいよっ！ってか2度とそういう目で見ないで下さい！目潰しますよっ！」
溝端「んだよっ！まだお前の彼女じゃねぇだろっ！胸は女の大切な魅力だろがっ！」
グッチ「お友達も可愛いのかなぁ」
よしむ「サキちゃんは会った事あるけど、可愛い。女子ーって感じの花柄とか着てて」
ムラ「女子ーっww」
溝端「本当に無駄にイケボだなwww」
LINEに「もうちょっとで着くよ！」って返事が来たから、皆に伝えたら緊張してるのかちょっとだけ皆静かになったww

604 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/02/22(月)21:31:43 ID:ITx
しばらくして女の子の集団登場。
こんばんはーとか初めましてーなんて挨拶があちこちで起こる。一気に場が華やいだ。女の人の存在って凄い！
ゆいちゃんはすぐにこっちに来てくれた。
今日は短いパンツにブーツ合わせてて、いつものゆいちゃんらしい格好だった。
ちょっと跳ねるみたいな走り方で小さい動物みたいだなって微笑ましく思った。
ゆいちゃん「ユタくんっ！お待たせ！あいにくの雨だね〜」
俺「足元悪くて大変だったでしょ？場所迷わなかった？」
ゆいちゃん「大丈夫！あ、よしむくん、お久しぶり。溝端さんwwww」
溝端「ん？なんで俺見て笑うの？好きなの？」
ゆいちゃん「違いますw」
俺「ひとまず入ろうか」
溝端「シカトかよこの野郎ww」
男女共に適当にぞろぞろと店内へ、お座敷の個室へと通されて、皆で靴脱いで上がる事に。
ゆいちゃんがブーツ脱ぎずらいらしく、ちょっと貸してって俺の腕掴んできたから、俺も荷物持ってあげて少し支えてあげてたら、速攻で溝端さんが「そこっ！早くもイチャつかないっ！」って言って笑いが起こった。
上がったはいいけど、女の子達がどう座るか迷ってる。
すかさず、よしむと溝端さんが誘導し、男女交互で座る感じに。なんとなくあの人らに任せとけば安心かなって俺も気楽になったw
ゆいちゃんはやっぱり構えてるのかずっと俺の横にいるから、俺らは一番出口の所に並んで座る。誕生日席ってやつだ。
ゆいちゃん「ひとまずお互い挨拶かな？」
俺「うん…だよね、端からにしてもらう？」
なんて小声で話してたら、お店の人が来ちゃって、料理の話から飲み放題の説明が始まったので大人しく聞いて、1杯目のドリンクを選ぶ事に。
各自飲み物を注文してる内に、俺はなんとなく間合いが分からなくなってしまったww
が、溝端さんが「じゃあ、ドリンク来たら俺から右回りで自己紹介ねっ！」なんて言ってくれて、女の子も「名前だけじゃなくて、仕事とか特技とかも聞きたいー」なんて言っててちょっと場が和んだ。

605 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/02/22(月)21:34:42 ID:ITx
一応ゆいちゃんの方の女の子もあだ名付けとく。人間多くてややこしくてごめん。こっちも今後どこを入れるかであまり出てこないかもだけど。
クルミちゃん→(略クル)少し骨格しっかりした体格の外見だけど、お母さん的な落ち着いた雰囲気がある。教員さんだって聞いて納得！ゆいちゃんとは幼稚園が一緒で、中高でまた一緒になったらしい。よく笑う子だから凄い話しやすい。前にゆいちゃんと映画に行ってた子だって途中で知ったw
カツちゃん→(略カツ)自称オタク女子。腐女子ではない。大学の途中で海外へ留学して、帰国後に学部変えて他の大学に移動したから、まだ学生さん。外見はちょっと奇抜な個性的な感じ。はっきりしてて物怖じしないw
マユミちゃん→(略マユ)サキちゃんみたいな感じのOLさんって外見。サキちゃんより格好はクールで大人びてる。シュッとした目元の和風美人。甘え上手。男慣れしてそうな感じがちょっとする。
リョウコちゃん→(略リョウ)ゆいちゃん曰く、自分並に男の子と縁がない子らしい。お仕事はちょっと変わってるので書けない。
外見は少しふっくらしてるけど清楚。大人しくて、控えめ。おっとり喋る。
飲み物がきて皆でひとまず乾杯！
各自挨拶して、運ばれてきた料理つまみつつ、挨拶絡めたお互いの話で盛り上がる。
溝端さんが上手いこと全員に話ふるから本当に助かった。溝端さん、感謝w
ある程度場が和んだの見計らって、よしむが膝だちして呼びかける。
よしむ「ひとまず、ただ話しててもあれなので、ちょっとしたゲームしない？」
マユ「でたっ！でもヤバくない？ゆいから始まる前から怒られたんだけどww」
溝端「あ、今回は紳士の集まりなのでね、ボディタッチと下ネタはないよww」
サキ「マユ内心残念でしょww」
マユ「はぁ？なにそれ、サキひどくない？」
ゆいちゃん「よしむくん、どんなゲーム？」
よしむ「オレも正式名称知らないんだけどさww印象言うやつあるじゃん」
よしむの説明によると、例えば「ゆいちゃん」の番になったら、その他の皆が「可愛い」「優しい」「素直！」みたいにその人の印象を言っていくやつらしい。
ゆいちゃんがツンツンって俺の袖丈引っ張ってきたので、話聞くために少し顔を近づけた。
ゆいちゃん「私達もやんの？」
俺「これは無害だからやろうよ、まだ変な流れにはなってないじゃん」
ゆいちゃん「ん…そっか…うん」
溝端「よしむっ！(←俺に近い)ユタ1発叩いてww」
よしむ「仰せのままにっ！(殴る真似)」
ゆいちゃん「なにっ？！www」
俺「今日は俺はこんな扱いなのwww気にしないでwww」
ゆいちゃん「なんで？wwww」

606 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/02/22(月)21:37:17 ID:ITx
溝端「じゃあ俺から時計周りでどう？」
よしむ「じゃあ、溝端さんの印象からっ！はいっ！マユちゃん！」
マユ「残念イケメンww黙ってたらイケメンw」
溝端「wwイケメンだけで良くない？？」
そんな感じで全員が溝端さんの印象を言う。
溝端さんの切り返しもあってかなり盛り上がる。
全部が言い終わったら次の人って感じで、どんどん回って、俺の番にもなった。
溝端「血管男子を武器にした痩せてる野球マニア」
サキ「溝端さんウケるwww」
俺「マニアじゃないですww普通の元野球部員ですww」
よしむ「実はメガネ取ると目つきが犯罪者」
俺は「よしむっ！順番勝手に飛ばすなよww」
基本男からはフルボッコ発言が飛ぶww
女の子は無難な感じで「優しそう？」「痩せてる」とか答えてた。
よしむ「はいっ、ゆいちゃん！」
ゆいちゃん「えー…」
わざとらしく男共が身を乗り出したり、耳に手を当てるからゆいちゃんが笑っちゃう。
ゆいちゃん「優しい…し、楽しい」
溝端「つまんなーいっ！普通すぎーっ！」
ゆいちゃん「じゃあ、血管男子？w」
よしむ「それ溝端さんが言ったでしょ？あと一声っ！」
ゆいちゃん「ええっwwwじゃあ、カッコイイ！」
俺「えっ？」
男「えっ？！」
ゆいちゃん「えっ？えっ？」
溝端「ゆいっちーだから早く眼科行きなって何度も言ったでしょ？」
ゆいちゃん「そんなの初めて言われたww」
よしむ「脳神経ならいい所あるらしいよ〇〇にww」
ゆいちゃん「ひどいっ！wwってか、それはユタくんにもひどいっwww」
俺、ゆいちゃんも勢いで言ったって分かってるのに、本当にカーッって顔に血が登っちゃって、たぶん顔赤くなってた。
と、急に自称オタ女子のカツちゃんが口を開く。
カツ「私もそう思いますよ。というかですね、ゆいに遠慮なくはっきり言えばユタさんは私、好きな顔ですよ」
ゆいちゃん「カツ？ww」
カツ「あのですね、イケメンって定義が世間でどうなのか知りませんけどね、ユタさんは鼻筋も通ってて、輪郭も癖が無くて、全体の作りとしてはまとまってると思うんですよ、塩系ですか？世間ではそう呼びますかね？」
カツちゃん本当にこんな感じの話し方なの。なんか変わってるんだよね。

607 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/02/22(月)21:39:44 ID:ITx
リョウ「あー、カツ分かる。そうなんだよねー、全体の造形っていうか、そういうのねー」
カツ「でも、リョウコの好みはムラオカさんだと思ってます」
ムラ「え？俺？！」
リョウ「えっ！///」
カツ「イケボ、地味メン、リョウコの好み2つもクリアです」
リョウ「カツ！ちょっとぉ！///」
カツ「あー、今日は合コンですからね、そこらは素直に出さないと損です。とにかく、ユタさんは私の中でイケメンの部類です。ついでに言うならば、今回の中に不細工はいないと思ってます。さらに言うなら、キジマさんのお顔立ちが個人的にとても好きです」
キジ「えっ！！俺っ！！！///」
カツ「はい。とてもキリッとされてますよね。お人柄が出てます。真面目ですよね、几帳面で。私はとても好きなお顔ですね。日本男児といった力強さがあります」
カツちゃんの独壇場に、一気に皆が盛り上がるww凄いキャラだっwww
ゆいちゃんが笑いながら「カツ凄いでしょww」って言って来たから、俺も「凄いねっ」って答えた。
そこから印象ゲームは消えて、白状大会にと変更されて、もしも相手がかぶっても文句なく、相手にフラれても文句なく、一番気に入ってる人、もしくは好みの人を言うってやつに溝端さんが変更。
さっきと逆回転ねってまた溝端さんから始まる。
溝端「じゃあ俺から言うね！ゆいちゃんー！って言いたいとこだったけど、俺、もうはっきりとフラれてまして……ははっ笑えよ…」
全員爆笑。
溝端「笑うなぁっ！wwwまぁ、真面目に言うと……クルちゃん！」
クル「えっ？えっ？冗談ですよね？」
溝端「なんで？クルミちゃん、凄いさっきから気遣い屋さんで関心してたんだよね」
クル「えっww///」
溝端「はい、クルミちゃんの番だよ」
クル「えっwwあ…えっと」
溝端「ほら、溝端、溝端でしょ？」
クル「顔の好みとかでいいんですよね？」
数人「そうそう！恨みっこなし！」
クル「よしむ…さん」
溝端さんが大袈裟に「そこは溝端でしょっ！」って倒れたから、よしむも大袈裟にガッツポーズ！
よしむ「えっ？これ、何でとか理由聞いていいの？」
皆んなもお好きにーって笑いながら答えて、クルミちゃんも照れつつ、優しそうな印象だからと答えて、なぜか皆で拍手。
そこから全員が言い合って、色々ズレはあったり、2人あげる人もいたり、お互いなんか照れたりしつつもかなり盛り上がった。
俺とゆいちゃんは「そんなん聞きたくないわっ！」って溝端さんに勝手に飛ばされたw
↑↑↑今日はここまで！また明日投下するね↑↑↑

608 ：名無しさん＠おーぷん ：2016/02/23(火)00:17:01 ID:fn0
イッチ青春してるねー。
楽しんでるみたいで羨ましいよw

609 ：名無しさん＠おーぷん ：2016/02/23(火)07:31:16 ID:V8C
朝からwktkがとまらないー

611 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/02/23(火)17:49:34 ID:TQC
ごめん、移動中だから環境が悪いみたい。
某有名肉まんをお土産に買ったけど、賞味期限切れる前にゆいちゃんに渡せないwwバカしたw時間あるから今日は早め投下です！
>>608 そうか、青春かっ！社会人になってすっかり心がおっさんモードだったwwまだ年齢的には青春だよね！
>>609 あざっす！o(･ω･//)o
ゆいちゃんに教えて貰った顔文字打てるキーボードアプリ入れたけど便利だね。LINEでも使える( '-' )
えー…ちょっと今回、あまり宜しくない内容も含むよ。あと情けないよ(←あ、これはいつもか)大切な部分多すぎて、これ以上削れなかった…。
↓↓↓じゃあ続きです↓↓↓
すっかりカツちゃんの発言から場が盛り上がって、皆の会話も勢いを増してた。
俺とゆいちゃんも近くにいたリョウコちゃんとよしむに、ゆいちゃんのロールケーキがめちゃくちゃ美味しい事とか、デカかったバーガーとパンケーキの話、インド料理屋でゆいちゃんがしつこく口説かれた事なんかを話した。
ゆいちゃんもあったねーなんて次々と思い出したエピソードしてくれて、俺が気にしてなかった箇所とか、すっかり忘れてた出来事を話しながら思い出したりもした。
マユちゃんとキジマともたまに話してた。
ゆいちゃんもちょっとずつ警戒解けてきたのか、男相手にもにも普通に話してたけど、言葉に詰まったり、困った時に俺を見るのが頼られてるって感じて嬉しかった。
よしむとキジマも、ゆいちゃんのことを俺に聞いたり、ゆいちゃんの友達がゆいちゃんの事を俺に聞いてくる度に、なんかすっかりペア扱いなんだなって喜び感じた。
途中途中であの子とはこういう時にこういう事してなんて、俺に友達との話もしてくれた。
程度の差はあれ女の子も学生時代時代は下らない遊びをするんだって、何個か爆笑する話もあった。
俺も中高の頃の自分が忘れてたアホな話を周りとのやり取りで思い出したりして、面白おかしくネタにしたり、されたりした。
ゆいちゃんが笑いすぎて俺にもたれるようにしてきたり、腕を取って揺らしたりしてきて、本当に可愛いかったし、ドキドキした。
少し見上げて目で懇願されたり、同意求められたり、気付いたら前より目線合うのを恥ずかしがらなくなったなってるななんて思った。
俺もゆいちゃんの後ろに手を付いて身体寄せたり、背中に手を回して冗談混じりに肩叩いたりするのはすっかり無意識に近くやってた。
酒と周りの空気ですっかり緊張が少なくなってて、ゆいちゃんもお酒入ってないのにかなり砕けてきてて俺の太股パンパン叩かれたりもしたw幸せw
何度も溝端さんの指示で近くのやつが殴る真似してきたり、溝端さん自身もこっち来る度に必ず何かネタにしてきた。
ゆいちゃんが途中からその流れになると「やめてっww」って庇う真似してくれたw嬉しいwww
でも、余計に俺への攻撃が増えて、取り皿にパセリやレモンだけ載せられたりしたww
人生初のイジメです…切ないです…でもゆいちゃんとからかわれるのは嬉しいし、そのネタにかなり助けられてた。場も和んだしね。もう、好きにしてww
一度席替えしない？って流れになったので、よしむが割り箸の袋でクジを作り始める。
ゆいちゃん「ね、私達も入るよね？」
俺「嫌なら隣のままにしてもらうよ？」
ゆいちゃん「…大丈夫…困ったら女の子に逃げるw」
俺「多分交互だから、誰かしら女の子も近くにいるよ…俺のとこ逃げてきてもいいよww」
ゆいちゃん「ありがと。でもね、ユタくんのお友達、皆いい人だし、私、凄い構えちゃってたけど、今回は本当に楽しいよ！」
俺「良かったー。そう言って貰えて安心した、どいつもいい奴だよ」
ゆいちゃん「あの…今考えると、私、ユタくんの友達なのに失礼だったね…ごめんね」
俺「大丈夫ww前の合コンが散々だったからトラウマだったんでしょ？w」
ゆいちゃん「そうww本当にトラウマ！最悪だったもん！今回とは大違い！！ww」
俺「良かった良かった」
言いながらゆいちゃんの頭ポンポン撫でた。
ゆいちゃんもふふふって笑いながら、また溝端さんが殴れって言うよwって言う。
案の定、立ち上がってお皿こっちに避けにきたサキちゃんに向かって「ユタにかましてよ！」って指示してて、サキちゃんが笑いながら「男の焼きもちみっともなーい！」とか返した。

612 ：◆H3mLWPGv9Y ：2016/02/23(火)17:53:55 ID:TQC
サキ「お2人遠いからなかなか話せないね、どう、ゆい、楽しんでる？」
ゆいちゃん「楽しんでる！前のアレなんだったんだろうねww」
サキ「あれ、マジ最悪だったよね、私マユ心配してたけど大丈夫そうだね」
ゆいちゃん「マユ普通にそんな子じゃないってば！」
サキ「はいはい、ユタくん、あんま飲んでないでしょ？」
俺「そうでもないよ？」
サキ「嘘だぁ、あんま注文してないじゃん、なんで？飲むとヤバいの？変わるの？」
俺「うーん…少しおしゃべりになるくらいかな。ほら、今日は幹事的な役割だし、お会計もあるしってちょっと控えてるだけ」
サキ「ゆいっ！飲ませなっ！酒癖は付き合う前に知っといた方がいいよっ！」
ゆいちゃん「えっwwそうなの？」
サキ「そうだよ！酒乱とか、飲むと絡むとか、記憶飛ぶとか、酒は怖いよー！」
ゆいちゃん「そうか…ユタくん、飲んでっ！」
俺「えっ？飲んでるよww」
ゆいちゃん「前に電話してきた時より飲んでないでしょ！声が違うもんっ！飲んで！」
俺「wwwじゃあ怖いから先にお会計していい？」
ゆいちゃん「大丈夫！私が計算するからっ！お会計は気にしないでっ！」
サキ「何にする？生？冷？早くっ！店員さん呼んじゃったから来ちゃうよ！」
俺「え…え、じゃあ(メニューざっと見て)白桃おろしサワー」
サキ「女子かよっwww」
ゆいちゃん「何それ名前美味しそうww私も桃のジュースあったら頼むw」
サキ「あとさ、ゆい席替え参加するよね？」
ゆいちゃん「うん、今その話してた」
サキ「大丈夫そうでしょ？皆していい人じゃん」
ゆいちゃん「うん」
サキ「他の子にユタくんが鼻の下伸ばしたら、そのままフレばいいんだよww」
俺「ないっ！ないないっ！それないからっww」
サキ「ゆいのが主導権あんだから、どんと構えてなっ！」
俺「オレも心配なんですが？w」
サキ「知らんっwwゆいがそんな子に見えるなら、もうその時点でユタくんゆいを分かってないよっ！」
あ、そうかって、なんかすんなりと納得できた。サキちゃん、やっぱりゆいちゃんの友達だよね。
俺「だね、そうか」
サキ「ったく、めんどくさいっ2人だわぁ！」
ゆいちゃん「サキwwお酒入ると怖いよwww」
サキ「怖くないってのww」
よしむのくじが出来たから皆で席替え。
俺は右隣がサキちゃん(ちょっと安心)、もう片方がクルちゃん、サキちゃんの横はグッチで、クルちゃんの横にはムラオカ君がいた。
ゆいちゃんはマユちゃんと1度並んだけど、男女ってルールでズレてキジマとよしむに挟まれてる。
初め少し緊張して感じで俺とサキちゃん見てたけど、少ししたらよしむとマユちゃんと何か話し出した。よしむ！頼むっ！！でも程よい距離感も頼むっ！w
グッチ「ゆいちゃんマジで可愛い」
俺「やめてww」
グッチ「取らねぇよっ！ただ、可愛いってのは本当だった」
俺「うん本当に、へへっ、可愛いしいい子w」
グッチ「キモイわっ！見ててもすっかりいい感じだけど、まだ付き合ってはないんだろ？」
サキ「ねー、合コンなんですけどぉw」
グッチ「ごめん！サキちゃん！！サキちゃん可愛いなって思ってたよ、隣になれて嬉しい！！」
サキ「本当に？wありがと！グッチ君も元野球部なの？」
グッチ「俺は怪我で高校2年の途中で続けられなくなってさ…」
しばらくサキちゃんとグッチと野球部ネタで話してたけど、しばらくしたら、なんとなく俺だけ手持ち無沙汰にww
隣のムラオカ君とクルミちゃんは2人で話してるしww