憧れの1人暮らしで隣人に恋した
Part29携帯の電源を切り、俺は川辺に行ってボーッと座っていた。
ここはまりあと、初めてデートをした場所だ。
あの時は、まりあが大きなおにぎり作って・・・。
油田に借りた網で、小魚を追って・・・。
俺が川に落ちて・・・。
2人で笑ったよな・・・。
「楽しかったな・・・。」
俺はポツリとそう呟いた。
なんで、こんな事になってしまったんだろう?
仕方ないよな・・・。
誰も悪くはないよ。
たまたま運命の歯車が、そうやって動いてしまったんだ。
仕方がない・・・。
仕方がない・・・・・・。
俺はそうやって、自分を納得させると腰を上げた。
部屋には帰れない。
いや・・・。帰りたくない。
あんなに楽しかった、あのマンションに
自分の居場所が、無くなったような気がした。
その夜も俺は会社に帰って、1人寂しく眠りについた。
580 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 16:53:03.51 ID:8W626o6o
うああああああああああああああ
583 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 16:55:50.76 ID:aWFBRgAO
いきなりキター
584 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 16:56:03.05 ID:wztdTNQ0
この先読むのが怖い
586 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 16:56:43.95 ID:xDrAwNEo
悟が俺のマンションに来て、丁度1ヶ月。
全てが崩壊する日は、あっさりと訪れた。
俺はその日、会社を23時頃に出た。
いくらなんでも、ずっと家に帰らないわけにはいかない。
あそこは俺の部屋である。
逃げ隠れして、気を使う方がおかしい。
会社を出た俺はある決意をしていた。
悟には出て行ってもらおう!
そして元の生活を取り戻そう!
かなりの勇気が必要な決断であった。
電車でも、悟にどうやって伝えるべきか?
そればかり考えていた。
駅に到着してから、マンションまでの道のりも気が重い。
俺は今日、1番大切な親友を失うかもしれない・・・。
怖い怖い怖い
590 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:00:15.05 ID:nLniufk0
うわああああああああああああ
俺は今この場から逃げ出したい!!!
599 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:04:12.31 ID:xDrAwNEo
とうとうマンションに着いた。
俺はエレベーターで3階に上がり
自分の部屋のドアを開けた。
真っ暗だ・・・。
リビングに上がり、電気を点けようとして手を止める。
悟が寝ていた。
いま起こすのは可哀想だな。
そう思って、俺は暗闇の中でボーッとしていた。
その時、部屋の片隅で何かがピカピカと光った。
悟の携帯・・・?音は出ていなかった。
俺は携帯を手に取って、悟を起こしてあげようとした。
しかしその瞬間、手に持っていた携帯の光がピタリと止まった。
そして着信か、受信を知らせる光に切り替わった。
俺はそのまま、悟の携帯を元の場所に戻した。
その瞬間、俺の頭が別のことを考えた。
携帯・・・。悟の・・・。
俺の中で凄まじい葛藤が起こる。
その葛藤は数分間続いた。
そして・・・。
俺は震える手で、もう一度悟の携帯を手に取った。
609 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:08:37.53 ID:xDrAwNEo
やってはいけないという思い。
でも確認したいという思い。
そして安心したいという思い。
俺はそばらくの間、悟の携帯を握りしめたまま
立ち尽くしていた。
「悟・・・。」
俺は眠っている悟に対して、小さく呟くとその携帯を開いた。
1度限りにしよう・・・。
2度とこういうマネはよそう・・・。
それは賭けであった。
もし今の着信が、俺の思うその人物でなければ・・・。
それ以外は何も見ない。
着信履歴もメール受信も見ない。
この着信の主・・・。
その確認は、俺の中で勝手に決めた賭けであった。
ドクン。ドクン。ドクン。ドクン。・・・・。
心臓がもの凄いスピードで脈打つのが分かる。
携帯の小さなボタンに指を添えた。
その指が震えている。
俺はボタンを押した。
そのディスプレイから、俺の目に飛び込んできた文字は・・・。
610 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:09:19.27 ID:TryNuCUo
※AA略。見たい方はこちら[写真を見る]
613 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:10:02.78 ID:nLniufk0
ちょwwwwwwwwww>>610wwwwwwwwwwwwwww
614 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:10:17.57 ID:aW.WWlQo
>>610
夫wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwまwwwwwwwwwwwwwwぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwはwwwwwwwwwwwwwwwwww
617 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:10:55.24 ID:OBSb/Yg0
>>610
てめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
どんなタイミングwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
624 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:13:25.12 ID:LuCTtR20
いったいどーなってしまうのかッ
633 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:15:17.79 ID:xDrAwNEo
まりあちゃん
一瞬視界がブレた。
頭に血液が昇っていくのが分かる。
同時に頭がクラクラとした。
しかし俺は体を、ピクリとも動かすことが出来なかった。
数秒だったのか?
それとも数分だったのか?
俺は我に返った。
賭けは・・・。俺の負けだった。
悟・・・。悪いけど・・・。全部見させてもらう。
最初に感じた、罪悪感は全く無くなっていた。
着信・発信・送信・受信。
最近のものは、全てまりあだった。
635 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:15:33.80 ID:bQqr1ggo
うわああああああああああああああああああ
637 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:15:59.04 ID:W6pQ/oAO
悟てめぇぇぇ!!!!!!!!!!
647 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:18:26.41 ID:E2JzUmAo
まあ、落ち着け。
まだ電話だ。
まだな・・・
648 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:19:28.19 ID:nLniufk0
本当の恐怖はここからなのかッ
649 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:19:38.01 ID:81TuUME0
そうだそうだ、ちょっと電話もメールもいっぱいしてただけd…ってあれ?
受信ボックスから1番古い「まりあちゃん」の文字を見つけた。
それは悟が来てから、まだ日の浅い時のものであった。
こんなに早くの段階で、2人は番号とアドレスを交換していたのだ。
俺の時とは大違いだよな。
俺は1番古い受信メールを開いてみた。
「光輝くんがかぇってこなくて寂しぃぃぃ"(ノ_・、)" グスングスン」
最初の数日は、似たような内容の物ばかりであった。
俺が忙しくて、帰ってこないまりあの寂しさが綴られている。
しかし光輝という文字は、日が新しくなっていくにつれて
その数が序々に減っていった。
「きょぅのごはんゎナニがィィ??(〃∇〃) 」
「ぃまから部屋ぁそびぃってよぃ??(*^o^*) 」
「なんか光輝くんにぉこられたよ。。(。>_<。) えーん」
これは俺が電話で怒鳴った日だな・・・。
それから2〜3通あとのメール。
「(。-_-。)ポッ」
なんだこれ??
俺はそのメールの日時に1番近い、悟の送信を探した。
開いてみる。
「俺まりあちゃんのこと好きだぜぃ!」
・・・・・・・・・・。
俺は自分に問いかけた。
もう・・・。切れていいよな?
もう・・・。我慢する必要はねーよな?
651 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:19:55.37 ID:LuCTtR20
二宮よ今こそ復讐だ!!!
655 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:20:54.26 ID:nLniufk0
や っ ち ま え
656 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:21:07.62 ID:OBSb/Yg0
今まで我慢してきた事をぶちまける時が来たな!二宮!
我慢する必要なんかないぞ!
662 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:21:37.67 ID:8W626o6o
悟完全に黒じゃないか
まりあから行ったんじゃなくて悟からとか・・・
667 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:22:22.53 ID:2mi4mCA0
なんかもう言葉にならない...
ぶっ壊れてくかんじだ(゜∀。)
691 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:25:48.86 ID:xDrAwNEo
俺は横で寝ている親友の、胸倉を掴んで殴ろうとした。
悟・・・!!!
悟・・・・・・!!!
悟・・・・・・・・・・!!!
しかし、出来なかった。
俺は小2から、中3までボクシングをしていた。
7年間ボクシングで鍛えたこの拳・・・。
それを無防備な相手の顔面に、思いっきり打ち込んだら・・・。
鼻が潰れるどころの騒ぎではない・・・。
俺は奥歯をグッと噛み締めた。
悟の携帯をその場に置いて、俺はそっと自分の部屋を出た。
698 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:26:27.02 ID:P8ToNB2o
だいたい好き放題旅して自由人きどってる奴が常識あるわけないから
はっきり言ってただプーだしww
こうなることも普通に予想できたと思うけどな
699 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:26:28.90 ID:8W626o6o
二宮がいい奴すぎて泣ける
701 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:27:37.55 ID:9shmwvs0
にの・・・。・゚・(ノд`)・゚・。
707 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:28:43.22 ID:2mi4mCA0
二宮...
あんたは偉いよ....
偉いけどなんかひとつ香辛料が足りてない未完成のカレーみたいだ
709 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:28:49.50 ID:iJXrNwAO
あ、この展開…
ただ二ノが誤解しただけなんじゃね?
本当は悟とまりあは何にも無いのにさ。
720 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:30:35.98 ID:9shmwvs0
>>709
少なくともまりあはまんざらでもない
721 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:30:47.93 ID:xDrAwNEo
ごめん。1回オチるね。
今日はこんな感じで
小出しになると思うよ。
またね・・・。ノシ
722 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:31:15.47 ID:.JyASwI0
ここでストップとかwwwwwwwwwwwwwwwwww
724 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:31:22.26 ID:VL0g2xQ0
焦らされて死にそうだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
734 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 17:32:09.25 ID:xDrAwNEo
焦らしてるわけじゃないんだよ。
鬱になるのww
まぁそれは俺の理由だけどね。
みんなごめんね
744 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:33:25.08 ID:klkuVEDO
ニノ書くの辛かっただろうね・・・
乙!
745 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 17:33:32.84 ID:81TuUME0
>>734
分かってる、分かってるよ二宮ぁぁぁぁぁ!!!!!!
ゆっくりでいいから私生活に支障がない程度に投下してってくれ
16 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 21:32:33.10 ID:Waoz7Zk0
>>1乙!
やっとおいついた!
まりあが好きになった勢いで俺的まりあを描いてみた
[写真を見る]
まりあ可愛いよまりあ
あくまで俺的まりあ(二宮の証言無視)だから、
他の皆のイメージ壊しても華麗にスルーしてくれ
二宮がんばれよ!!けど無理スンナよ!
30 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 21:51:31.16 ID:xDrAwNEo
1乙。
>>16
すごいなこれはww本当に絵書ける人羨ましい。
34 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 21:52:22.58 ID:Xp6wPEDO
きたwwwwwwwwニノちゃんさんがきたぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
35 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 21:52:23.12 ID:hTztu0Ao
二宮帰宅キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
41 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 21:54:25.33 ID:s6nDkxw0
二宮、さ、さあつっつつっづきを
46 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 21:55:20.68 ID:xDrAwNEo
気がつくと俺は、304号の前に立っていた。
とにかく誰かと、話したかった。
インターホンを押す。
しばらくすると「はい?」という渡辺の声が聞こえた。
「遅くにごめん。二宮です・・・。」
「どうしたの!?」
「ごめん。少し話したくって・・・。」
「ちょっと待ってね。」
すぐにドアが開いた。
トレーナー姿の渡辺が姿を現す。
「どうしたの?二宮くん?」
俺はうつむいて、黙っていた。
俺の深刻な状況が伝わったのか
「とにかく入って。」
そう言うと、渡辺は俺を部屋に招き入れてくれた。
61 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:01:29.65 ID:xDrAwNEo
「二宮くん。どうしたの?話してみて?」
渡辺の優しい声が、逆に悲しくなってくる。
自分の頭の中での、整理も兼ねながら
俺はポツリ・・・ポツリと、今までの出来事を話した。
全てを聞き終わった渡辺が一言
「ひどい・・・。」と呟いた。
渡辺は立ち上がると、玄関に向かった。
「おい!渡辺!!」
渡辺が玄関のドアを開けて、飛び出して行った。
俺も慌てて、渡辺を追いかけた。
渡辺は302号のインターホンを押している。
「はい?」まりあが応答した。
「彩です。ちょっと開けて欲しい!」
「渡辺。何をする気だよ?」
渡辺は、俺の言葉を無視している。
俺は渡辺が、こんなに怒っている表情を初めて見た。
ガチャリとドアが開く。
渡辺の表情を見たまりあは
「彩さん・・・。」と言って驚いた表情をした。
まさに一瞬だった。
バチン!!!
乾いた音が廊下に響き渡った。
63 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22:02:08.62 ID:Waoz7Zk0
うわああああああああああああああああああああ
67 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:03:31.66 ID:s6nDkxw0
うおおおおおおおおおあおおあおあおあおあおああああああああああああああ
73 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:04:09.83 ID:s6nDkxw0
しぎゃああぴいいいいいいいいいいいいい
79 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22:05:01.84 ID:9pulI1so
わたなべいいよーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
80 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:05:08.17 ID:.rg4cgg0
俺も渡辺に叩かれたいわ
81 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:05:31.93 ID:s6nDkxw0
ああはあああはあああああああああーーーーーーーん
彩さん、お、おれもぶってえてってえええええええええええええ
84 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:06:01.07 ID:0hue3jg0
>>81
必死だなwwww
89 名前:二宮 ◆htHkuunP2I[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:06:36.89 ID:xDrAwNEo
渡辺が力いっぱいまりあの頬を叩いた。
「あんたなんか!二宮くんがどんな思いで、仕事をしているか知らないくせに!」
まりあは叩かれた方の頬を押さえて、うつむいている。
いま俺の目の前で起こっている事が、現実のこととは思えなかった。
しかし・・・。
でも・・・。
そうだよな。
この辺りでそろそろ決着つけないとな。
俺は黙って部屋に戻った。
そしてリビングの電気を点けると悟を起こした。
「起きろ。悟」
う〜ん。と言って伸びをしながら悟は起きた。
「どした光輝?今帰ってきたのか?」
悟は目を擦りながらそう言った。
「悪いけど出て行ってくれ。この部屋から」
悟の動きが急に止まった。
俺の顔を凝視している。
俺はもう1度言った。
「出て行ってくれ。この部屋から」
92 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22:07:20.67 ID:jp94nyko
>>89
よく言った!!!
93 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:07:34.74 ID:dw0dKZ20
>>89
言うのおそいっつーの・・
102 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:08:43.75 ID:6Igdk.AO
二宮「引っ越しッ!引っ越しッ!さっさと引っ越しッ!シバくぞ!」
107 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22:09:17.30 ID:.JyASwI0
>>102
やwwwwwwwwめwwwwwwwwwwwwぅおwwwwwwwwwwww
110 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22:09:47.62 ID:mSAvxYDO
>>102
ちょwwwwwwwwww
111 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[sage] 投稿日:2008/06/28(土) 22:10:00.74 ID:5O3nyIYo
>「あんたなんか!二宮くんがどんな思いで、仕事をしているか知らないくせに!」
まりあからしたら渡辺からこんなこといわれたら
前に二宮が渡辺の部屋からでてきたこともからんで
渡辺は二宮を好きって思わないだろうか?
120 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/28(土) 22:11:46.41 ID:S.7NI9c0
>>111
うん、それに充分な説明もなしに「知らないくせに!」は可哀想過ぎる
知らせなかったのはニノだし
憧れの1人暮らしで隣人に恋した
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