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世にも奇妙っぽいタイトルを書いたら、誰かがそれっぽいあらすじをつけてくれるスレ

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Part3
162 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:40:16 ID:DPa
すれ違う影

181 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:51:08 ID:s29
>>162
男は今日もある女を待つ。
男はいつも女と影が触れ合うか触れ合わないかの位置で女をちらちら見る。
男は女の彼氏と思われる男が来ると去ってしまう。
このままじゃ駄目だと思った男はおんjでどうしたら彼女と付き合えるか聞いてみる。
勿論レスは酷いものしか来ない。
ストーカーだのキモイだの書かれているレスにたちに男はあるレスを見つける。
「殺して自分のものにすればええやん」
男は思いつめすぎていたのか、これだ!と思って実行してしまう。
実行の日、男は刃先の鋭い物を隠しもち、女に刺そうとした瞬間ー
背後から、
警察官がなぜか俺の手を持っている。
後ろを向くと女と彼氏が俺の方を見つめる。
女「その人です!」
女とすれ違うかと思った影は
俺と警察官だった。

164 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:41:29 ID:cRs
真夏の夜の夢

206 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:02:39 ID:rUT
>>164
苦学生の男にとって厳しい季節がきた 夏だ
部屋のアパートにはエアコンがなく網戸にしても中々眠る事は出来ない 中々眠れない日々が続いた男は薬剤師にある薬を処方された
浅い睡眠しか保証出来ない代わりに長時間の睡眠が出来るという新薬だった 薬の値段が安かった事もあり男は迷わず手を出した
その薬を飲むと確かにしっかりとした睡眠、そして毎日夢を見るようになった
夢の中での美しい女性との出会い、ありえない様な出世、そして成功…普段の男の生活ではありえないような豪勢な生活…
男は夢の生活が現実であり実世界こそ幻なのではないかと思うようになって行った
通り魔として20人もの人間を襲った極悪犯の裁判が行われた 容疑者席には男がいた
夢の世界が現実であり現実こそ幻…男の夢は死刑の首吊りで幕を閉じた

172 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:44:55 ID:NpQ
天国病院


194 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:58:21 ID:W2M
>>172
孫に囲まれ、幸せな最期を迎えた男
当然ながら天国に昇っていった
天国で男が見たのは、立ち並ぶ大量の病院と、駆け回る白衣を着た天使たちだった
それもそのはず、死後の世界だからといって、若返るわけではない
みな死んだときの年齢のまま、永遠を過ごさなくてはならないのだ
男もかなりの年になっていたため、天国について早々たおれてしまう
天使たちの声が聞こえる
先生、先程の女性で病院のベッドは埋まってしまいました!
薄れゆく意識の中、最後に別の天使の声が聞こえた気がした
確認取れました!地獄病院、スペースがまだ開いているようです!

173 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:45:12 ID:DPa
人生レンタルショップ

192 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:57:03 ID:je9
>>173
「人生レンタルショップ」
会社員の岩間はある日、知り合いに「人生レンタルショップ」という店を勧められる。
この店では人生を他人に貸し借りする事が出来るというものだ。
専用の装置に入れて専用のゴーグルを着用する事で、使用者はその人生を最初から最後まで追体験出来る。
日頃の生活に退屈していた岩間は幾つかの人生を借りた。
岩間が借りた人生の中には歩けない少女の人生や戦場で若くして散った男の人生等、色々あった。
徐々に岩間は人生レンタルに夢中になり、より刺激的なものを求める様になった。
殺人鬼の人生、幸せな家庭で育ったがおかしな化物に追われて最後を迎えた女子高生、不幸な少年の人生。
一つの人生を追体験するのに現実時間では一秒も掛からない。
レンタルした人生を全て見終えた岩間は仕事も上手くいく様になった。
恋愛も上手くいった。出世し、結婚し、子供も二人生まれた。
ある日、岩間は家族と共に眠りに就いた。
目を覚ますと其処は病院のベッドのだった。
身体を動かそうにも上手く動かせず、岩間はベッドから転がり落ちる。
ベッドから落ちた岩間の目に、鏡が見えた。
そこには「人生レンタル」のゴーグルを身に着けた、全身に包帯を巻き、手足の無い、自分の姿が写っていた。

201 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:00:59 ID:iIW
>>173
妻は娘を連れて出て行った
毎日仕事ばかりで家庭を顧みなかった罰だろうか
「そうは言っても仕事をしないと生活ができないじゃないか」
そんなことはわかっていた
それでもろくに休みも取れず働きづめの自分の人生が嫌になった
『働いたら負けだと思ってます(笑)』
働きもせず楽しそうに過ごす人間もいるのにな、と昔見たテレビに出てきた若者を思い出す
守る者もないしニートにでもなってやろうか
ふとそんな思いが頭をよぎるが、それでは生きていけないことくらいわかっている
お試しニート生活なんてものができたらなぁ
くだらない妄想をしながら、もう帰っても誰もいない家へと帰る
なんとなく、本当になんとなく路地の方に目がいった
「人生レンタルショップ?」
こんな店があっただろうか
いつもなら絶対に入らない胡散臭い店構えだが、疲れていたせいだろうか、なぜか入ってみようと思った
「どうせ帰っても誰もいないんだ」
入ってみるとごく普通のレンタルビデオ屋のようだ
「なんだ普通の店じゃないか」
少し落胆しながらせっかくだから懐かしい映画でも借りようかと棚を探す
ところが目当ての映画は見つからない
それどころか映画らしいタイトルのビデオが1つもないのだ
並んでいるタイトルは、大学生、社長、医者、ホスト、芸人、お父さん、などと言うものばかりだ
「いったいなんなんだ」
やはり胡散臭い店だったかと思っていると後ろから声がかかる
「どのような人生をお求めですか?」

186 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:52:57 ID:SNm
約束を破る男

216 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:08:10 ID:TE4
>>186
昔から約束を破る男がいる。
この男は小学生からの仲で、人生におけるほぼすべての約束を破ってきたのを見てきた。
約束を破る男と20歳祝いをしようと約束をしたが、早速約束の時間から5時間は遅れている。
仕方なく1人で家にいたが、突然チャイムがなる。
まさか…と思い開けてみるとまさかの約束を破る男がいた。来るだけでも感動なのだが、男と過去の事や未来の事を話していたら主人公は泣けてきた。主人公はこの日を一緒忘れないと思いながら約束を破る男が時間だと言うので、見送ることにした。
約束男は家を出てからずっと俺の方に手を振っていた。
ー突然、車が飛び出してきて約束男が死んでしまった。
数日後、男の葬式が開かれた。
主人公が「男…」とボソッと言うと
男「なに?」突然男が棺桶が飛び出してきてきた。
男「ここどこ?」
なんと、男は気絶していただけだったのだ。
この男はどこまでも約束を破る男だったのだ。

188 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:54:02 ID:QCa
誰も守っていない

204 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:02:27 ID:qzK
>>188
男が公園を散歩していると、看板が目についた
「ボール遊び禁止」
しかし子供たちが野球をしている。男は特に気にせず通り過ぎた
さらに進むとまた看板があった
「ポイ捨て禁止」
しかし足元はゴミだらけ、男は特に気にせず持っていた空き缶を地面に放り投げた
さらに進むとまたまた看板があった
「殺人禁止」
男は

193 :名無しさん@おーぷん :2018/04/17(火)23:58:02 ID:lW8
15分の箱

268 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:32:33 ID:rd3
>>193
ある男が、古びた骨董品屋に立ち寄った
その骨董品屋は、いかにも古そうでそして価値のありそうな骨董品を多く展示していたが、その中にただ古いだけの木でできた箱を見つけた
男はその木箱が気になり、店主にこの箱はなんなのかと質問すると、店主はこういった
「これは“15分の箱”です。人々が秘密にしたいと思った15分をこの中に吹き込み、様々な15分が溜まったものになります」
男は説明を聞いても釈然とせず、ふと値段の方に目を落とすと、1500万円と書かれていた
こんな箱が150万もしてたまるかと店主に言うと、もう展示をやめようと思っていたものだからタダで売ると言ってきたので、男はその箱を買った
その箱を持ち帰ろうと棚から降ろそうとすると、とんでもなく重いことに気が付くが、気づいたときには箱を棚から持ち上げており、男は重みに耐えきれず箱を落としてしまった
するとその箱は地面にたたきつけられ、バラバラに壊れてしまった すると店主は怒り出した
「なんてことをするんですか!これには人々の秘密が詰まってるんですよ!その秘密がばらまかれてしまったら、どうなるか分かってるんですか!」
男はその店主の怒りようにびっくりしてしまったが、まもなくして壊れた木箱から様々な声が聞こえてきた
どんな秘密がその箱に入っているのか、男は気になり壊れた木箱に目を向けた
だが、そこから飛び出してきたのはぐちゃぐちゃで全く繋がりのない話だらけ、すると店主がこういった
「箱の中にあった様々な15分が、全部混ざってしまった!」

215 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:06:45 ID:DQJ
電脳聖母

221 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:09:56 ID:awp
>>215
母親のいない男は怪しいセールスが電脳聖母なるものを買ってしまう
いままで何も行かなかった男は口うるさい電脳聖母ににいうとおりすると仕事も何もかもうまくいった
大金持ちになった男は何年も会ってない母に会いたくなる
母に会うべきか尋ねると電脳聖母はなにも答えない
必死になって母を探すと母はもう亡くなっていた
遺影には電脳聖母が写っていた
うまくかけない

222 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:10:19 ID:VtV
二人目の自分

308 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:58:59 ID:i3A
>>222
彼女は大女優だった。世界中の映画に出演し、もはや彼女を知らぬ者はなし、人気は絶頂。
しかし、老いは避けられない。彼女はあらゆる手段を使って、複製人間の開発に成功していた裏の研究所に赴いた。新しい肉体を作り、記憶も移植できるのだ。
莫大な資金を投じて、自身の若いクローンを造るよう説得に成功した。これで新しい、若い肉体が手に入る!
しかし彼女の血液を採取し、なにやら調べていたドクターが言った。
「すでにあなたは二人目です。クローンにはオリジナルの遺伝子情報が……」
彼女は目の前が真っ暗になり、ぶるぶる震えて床に手をついた。
ちょうどそのとき、研究所を尋ねる者があった。彼女と同じ顔をしたその女は、ドクターを見るなり、
「ねぇ、私の若いクローンを作ってちょうだい!」
二人目の自分

224 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:11:20 ID:awp
3番目の男


357 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)02:14:16 ID:y94
>>224
その男は何をするにしても3番目だった
テストの成績も体育の成績もモテ度合いも
男は悩んだ
「どうやったら一番になれるのか」
それから男は神に祈った
「何でも良いから一番にして下さい。出来れば世界一が良いです」
数ヶ月後、男は新聞に載った
世界で一番高い所から飛び降り自殺した男とした

367 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)07:05:15 ID:Lv0
>>224
3番目の男
俺は3番目の男。いつでも1番目になれるが、あえて3番目に収まっている。
なぜかって?1番目はやたらと目立って窮屈だろ。色々狙われるしな。
2番目も危ない。1番目がやられたらすぐ次の1番目だからな。
安全が一番長いのは3番目ってわけだ。
この人食いモンスターが棲むダンジョンでも定石通り3番目を歩いている。
1番目「駄目だ行き止まりだ。一番後ろの3番目よ引き返してくれ」

225 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:11:23 ID:6ZL
だじゃれサミット

228 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:13:54 ID:awp
>>225
20xx年長きに続いた戦争を治めるために
だじゃれサミットが開かれる
各国の首脳が揃い、だじゃれを言い合う
会は和やかに進んでいく
終盤になると戦争はやめようという条約をサミットに参加した国全体で結ぼうとした時
どこかの国の首相が言った
なんておそロシア
そのだじゃれをきっかけにまた戦争は激化した

233 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:15:22 ID:awp
大人用日記帳

290 :名無しさん@おーぷん :2018/04/18(水)00:43:38 ID:rUT
>>233
ある日1組の冷え切った夫婦に日記帳が手渡された 法律により大人でも日記を付けるのが義務化されたらしい
男は面倒臭がりつつも日記を付ける事にした
日々の生活の愚痴やストレス、夫婦喧嘩や妻の欠点などあらゆる愚痴を日記に書いていった
男は自分の生活があまりにも退屈である事に嫌気が刺した 何とか今の生活から逃げ出したい…男は逃げるように実家に帰っていった
後日、警察から連絡があった 妻が行方不明らしい
若干後ろめたさを感じ家に戻ると部屋に妻のノートがあったので覗いてみる事にした
中には男を気遣う言葉、男への感謝、愛してるという台詞が大量に書かれているのであった
男の涙は止まらなかった

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