ほんのりと怖い話
Part4
62 :名無しさん :2014/04/21(月)22:12:44 ID:i7JTon06Y
中学校の同級生の話。
又聞きなんで、ヤマもオチもない。勢いで事実のみを描く。
中学の同級生T、高校入学後DQN化。
高校のDQN仲間とつるんで心霊スポット巡り。ウェーイ。
ある日、車に乗ったまま線路で立ち往生。電車とドカーン。
車に乗っていた4人のうち、2人死亡。2人大けが。
行き残った2人のうち、1人は病院から抜け出し線路でうずくまっていたところを電車とドカーン。自殺。
もう一人はオリのついた病院に収容中。
地元じゃ、あそこの心霊スポットに行ったのではないかという噂が先走り。
まあ、真相はわからん。でも、入っちゃいけない場所ってあるのかな、という話。
63 :名無しさん :2014/04/22(火)22:18:44 ID:sUckdKZaQ
>>62
最初の事故まではともかく、なんで電車自殺選んだのかとか、なんで生き残りはおかしくなってしまったのかとか考えるとじんわり怖くなるな。リング思い出した
あれも生き残りが逃げ切れない話だもんな。
64 :名無しさん@おーぷん :2014/05/03(土)02:58:50 ID:MqReULA6x
あんまり、というか全然怖くないけど貴重な実体験。
自分は大学生女で、友人と一緒に全く面識がない人の家を訪ねなければならない機会があった。
詳しくは伏せるけど、「村」ってかんじの場所。
呼び鈴を鳴らすと、中から返事が。こちらから戸を開け、出てきたのは30前後くらいの女性だった。
後からついてきたのは小学生ぐらいの女の子だ。ピンク色のTシャツが可愛かった。
玄関先で用事を済ませる。友人が女性と話をしている時、女の子と目が合ったので笑いかけてみた。女の子は恥ずかしそうにニコニコとしてくれた。
その家を後にした帰り道、友達に言った。「さっきの子、可愛かったね」
友人は半笑いで言う。「は?ごめん何のこと?」
よくよく話を聞いてみると、どうもふざけてはいないらしい。「そんな子いなかった」の一点張りだった。
自分だけが女の子を認識していた…というより友人が緊張して認識できてなかっただけとは思う。自分は怖い話好きだが幽霊否定派なんだ。
たぶん生きてる子だった、はず。たぶん。
65 :名無しさん@おーぷん :2014/05/05(月)08:45:53 ID:xJDcD23yn
普通、二十歳までに霊体験しないと、
その後見える事はないと言う。
でも、自分の霊体験は二十歳越えだった。
一人暮らしのアパートの部屋の中、
台所と部屋を仕切る扉が開いた気配があった。
自分はロフトベッドの上で壁側を向いて寝てた。
部屋の中を真っ直ぐ横切ってベッドへ近付いてくる気配がある。
足音はしないのに一歩一歩近付いてくる。
自分は手を顔の上に乗せてたんだが、
その手をぐいっと押され
「ちょ、顔、痛い」状態。
抵抗しようとしたら
何故か胸も揉まれる。
その瞬間
「あ、こいつ遠距離恋愛中の彼だ!」
と気が付くが、そのまま意識がなくなる。
玄関は開いた気配無かったし、
鍵も掛かってたのでリアル人間ではなかったのは確か。
その後、その彼とは別れた。
66 :名無しさん@おーぷん :2014/05/05(月)09:45:49 ID:hFFUO6sVn
>>65
生き霊で来るほど慕ってたのにw
67 :名無しさん@おーぷん :2014/05/06(火)10:25:43 ID:0gTH4QqWG
>>66
生霊でくるのは良いけど、
胸揉むだけって、酷くありません?
この次に付き合い結婚した人が霊感持ち。
この人は仕事の休憩時間に肉体置いて帰ってくる人だった。
臨月の頃、昼寝してると廊下を歩く気配がして
隣にきて寝る、私の足の上に足を乗せる、
「おかえり〜」と目を開けてもいない。
あれ?帰ってきたよね?ってのがしょっちゅうだった。
68 :名無しさん@おーぷん :2014/05/06(火)10:35:57 ID:0gTH4QqWG
何年か前のお盆に鬼籍の祖父の墓参り目的で
祖母宅へ子供連れて行った。
従弟もいて、みんなで墓参りの事は忘れて
明日、中華料理食べに行こうと盛り上がった。
その時、廊下をドスドスドスドスと大きな音を立てて
歩いていく人が。
皆で顔を見合わせる。何の音?
耳の遠い祖母以外、全員に聞こえたもよう。
一軒家だし、家にいるはずの人は皆居間に揃ってたしで
これは泥棒か!と廊下へのふすまを開けるけど
誰も居ない。
廊下の奥の玄関は閉まってるし、人もいない。
廊下の向かいの誰もいない台所……から、音がする。
誰もいないなら台所の屋根の上か!?と
外へ出て見たけど、誰も居ない。
従弟は天袋から天井裏まで入ったけど、誰も居ない。
結論、怒ると足踏みしてアピールする祖父が
自分の事を忘れて美味しい物を食べに行く話をしてた私達に
怒りまくって存在をアピールしてきたんだ。
と、いう事にして
次の日、お墓を丁寧に磨いて謝ってきた。
69 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:40:30 ID:AfwhUZVsu
昔、とある施設で研修をした時のこと。
よく話し相手になってくれる、Aさんという50代の男性入所者さんがいた。
Aさんは穏やかな人で、私が病気の親の面倒を見てる話をすると、色々励ましてくれた。
Aさん自身は、幼い頃に両親と兄妹をいっぺんに亡くしたとのこと。
家族は大切だよね、大変だろうけど、親孝行できるのは幸せだよと言ってくれた。
Aさんとは出身地も同じで、よく地元の話で盛り上がった。
ある時私は、何のはずみかは忘れたけど、地元の心霊スポットになっている廃屋の話をした。
いつも穏やかなAさんの表情が、その時一瞬とても険しくなって
「君はその廃屋に行ったことあるの?」と聞いてきた。
私は、「いえ、私は心霊スポットとか肝試しとかは嫌いなんで。
しかもそこでは、肝試しに行った人が大怪我したらしんですよ。
何でそんなところに行くのか理解できませんよね」と答えた。
70 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:59:53 ID:AfwhUZVsu
するとAさんはホッとした表情になって
「そうだよね。肝試しなんてする連中の気がしれないよ」と頷いていたが
そのうち、「うんうん、ああいう、肝試しなんて言って荒らしに来る連中は
屑だ、あいつらは屑だ」と、急に人が変わったように呟きだした。
私は驚いて、Aさん? Aさん? と呼び掛けたんだけど、Aさんは上の空で
「…心霊スポットだと? 人の魂を何だと思ってる、ゲラゲラ笑いやがって。
何の罪もないのに、殺されたあげく笑い物にされなきゃならんのか。
ふざけるな、糞野郎どもめ。あいつらは殺されて当然だ
女は犯してやった、ざまあみろ!!!」
異変を察した職員が飛んできて、Aさんは静養室に連れて行かれた。
私はスーパーバイザーからこっぴどく叱られた。
あとから聞いた話では、Aさんの家族は強盗に皆殺しにされ
空き家になったその家が、のちに心霊スポットと言われるようになった。
大人になって久しぶりに家に訪れたAさんが
肝試しに来たDQNとトラブルになり傷害致死 とのことだった。
71 :名無しさん@おーぷん :2014/05/22(木)13:12:06 ID:utGNkxLy5
>>70
うわあ救いがない話だな。
72 :名無しさん@おーぷん :2014/05/25(日)13:11:03 ID:mBfQ954eE
もし、「私も肝試しに行ったことありますよ〜w」とか答えてたら
どうなったんだろうな
78 :名無しさん@おーぷん :2014/06/03(火)19:41:11 ID:p7tghAxHU
俺の知り合いが友人宅に遊びに行った時にあったという聞いた話
その友人宅っていうのが周りに誰も住んでいないような環境だったらしく
結構遅くまで周り気にせず二人で飲んで盛り上がってたらしい
飲みが落ち着いたらお決まりの怖い話しないかという流れになって夜中2時ごろ怖い話始めたんだって
そこで話したのが霊とコンタクトが取れる心霊スポットの話で、そのスポットに扉があるんだけど
「あなたはユーレイですか?NOなら返事1回を、YESなら返事2回を」
で、ノックが“コンコン”と聞こえる、みたいなよくありそうな作り話
それでこの話のオチは「ここにユーレイは何人いますか?その数だけノックを…」
と聞くと激しく何回も“コンコンコンコンコンコンコンコン…”って、しょーもない話なんだけど
その友人がこの話をした瞬間に玄関のドアが急に
“ドンドンドンドンドンドンドンドン!!”って叩かれる音がしてビックリしてたんだけど
近くに住んでる人もいないし、外に出てもやはり誰もいなかったんだってさ
79 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:43:10 ID:Y0Zr1QaAu
霊感が強いNという友達がいた
学校の教室の天井付近に女の人がいたり
下校の途中、電柱の脇に人が立っていたり
夜だけでなく日中でも見えるときがあったそうだ
霊感が強い人と一緒にいると霊感が移るって話は良く聞くけど
Nはよほど霊感が強かったのか彼の周りでは
けっこう多くの人がその犠牲になっていた
だから霊的な話しはNとその友達は結構持っている
例えば彼の家に泊まりに行った友人Bの霊体験は
Nの家は土間があるような古い作りなんだが
部屋がある2階へいくには仏壇のある部屋の脇にある
かなり急な階段を仏壇を見下ろすようにしながら上らなきゃいけない
夜も更けてNの部屋で寝ていると
どこからともなくお経が聞こえてきた
80 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:43:59 ID:Y0Zr1QaAu
夜中にお経?
気になって廊下に出てみると
どうやらお経は階段の下のほうから聞こえてくる
幽霊?と思ってビビリながらも気になってしまい
2階から仏壇のある部屋を覗くと
なんとお婆さんが仏壇に向かってお経を唱えていた
なんだお婆さんか、夜中にお経なんて人騒がせなと
かなりビックリしたけど、とても眠かったのでそのまま布団に戻って寝た
翌朝、起きてNに
「夜中にお婆さんがお経を唱えていてビックリしたよ」と言うと
「えっ婆ちゃん?去年に亡くなったよ。ああ、また出たのかあ」
Nにとっての日常はこんな感じらしい
でも元々が怖がりで幽霊に慣れることはないそうだ
害を与えてこないでただそこに居るだけの霊ならまだしも
寝ているときにふと目を開けたら目の前20cmくらいのところに
女性の顔があったりするのはめちゃくちゃ怖いと嘆いていた
でも、そりゃ誰でもビックリするよね
急に顔がそんなに近くにあったら
81 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:45:35 ID:Y0Zr1QaAu
さて、ここからは私が体験した話
春先にNを含む友達5人で有名な心霊スポットへ
肝試しへと行ったときのこと
山越えの曲がりくねった細い道に古びたトンネルがある旧道と
その山の中腹にある神社はどちらも昔から出るとかなり有名
そして十数年前に新トンネルが出来たけど
ここも色々と霊にまつわる話が多いところだ
男5人が車2台に分乗して新トンネルの脇から旧道へ入り
曲がりくねった山道を進み
神社への入り口となる石段の前に車を止めた
連れのうち二人はまったく暗闇や幽霊が怖くないらしく
ヒャーヒャー言いながら石段を駆け足で登っていった
普通に暗闇や幽霊を怖いと感じる私と真面目なC、
それと余計なことをして幽霊を怒らしたくないと言うNの三人は
石段の下で二人が戻ってくるのを待つことにした
82 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:49:54 ID:Y0Zr1QaAu
しばらくするとNが「なんか喋った?」と聞いてきた
二人とも黙っていたので「いいや」と答えると
N「なんか聞こえる。ああ近くに居る!」
「・・・ァァアアアアア!階段のところいない?」
とNが指差したその先には
全身が月明かりで照らされた人のようにうっすらぼんやりと
白っぽく見える人がこっちを向いて石段を10段くらい
上がったところに座っていた
でもその日は曇っていて月は出ていない
押し黙る三人
見間違いであって欲しいと願い
私「人が座っているように見えるけど」
C「男の人っぽいよね」
私「年は20後半くらい?」
C「そ、そんな気がする」
どうやらお互い見えているのは同じもので間違いなさそうだ
しばらくしてもう一度石段を見るとその姿はもう消えていた
Nの話では危害を与える感じではなさそうだけど
早く立ち去ったほうがいいようだ
あの二人はまだか、もう置いてこうか
なんて話しながら待っていたら二人が戻ってきた
二人には「幽霊が出たからもう行こ!」とだけ伝えて急いで車に乗り込み
前の車はNが、後ろの車は私が運転して新道へと車を走らせた
83 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:57:16 ID:Y0Zr1QaAu
新道と交わる交差点の角には公衆電話のボックスがあり
不気味な緑色に光って辺りの真っ暗な闇をほんのりと照らしていた
左右を見て安全確認しているときに
その電話ボックスの中に髪の長さが1mはありそうな
女性の頭がハッキリと見えた
「ウワーッ!」
気が動転していた私はマニュアル車なのに
シフトアップを忘れてギアを1速に入れたままアクセル全開!
エンジンは ウ"ォヲオオオオオオンオンオンと悲鳴を上げる
助手席からBが
「どうした?シフトアップは?シフトアップしろって!」と叫び
ようやく2速3速へとシフトチェンジ
前の車に追いついたところでライトをパッシングし
車を止めさせて今見たことをみんなに話した
「そんなのいたかー?」
「よし確かめに見に行こうぜ」
と石段を駆け上がったアフォな二人はなんか嬉しそう
戻るのは嫌だったけどみんな行くと言うし
置いて行かれてはたまらんのでみんなで見に行くことに
するとそこには
長い髪のカツラをつけたマネキンの頭の部分だけが
電話機の上に置いてあった
なんてことはない性質の悪いただの悪戯ということが分かり
ホッとした
初めて幽霊を見た怖さは今もしっかりと記憶に残っているが
それよりもあの不気味なマネキンを見た時の怖さといったらもう
マネキンにビビッたのは今は笑い話だけど
あのリアルさは本物の幽霊よりも本当に怖かった
84 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)06:55:21 ID:L5JMywo7z
ほんのりと言えばほんのりだが。
しかし霊感強くて怖がりって難儀な人生送ってんなNは。
85 :名無しさん@おーぷん :2014/06/14(土)19:12:59 ID:1BB67u9AA
いろいろビビる条件そろっちゃったんだねぇ
中学校の同級生の話。
又聞きなんで、ヤマもオチもない。勢いで事実のみを描く。
中学の同級生T、高校入学後DQN化。
高校のDQN仲間とつるんで心霊スポット巡り。ウェーイ。
ある日、車に乗ったまま線路で立ち往生。電車とドカーン。
車に乗っていた4人のうち、2人死亡。2人大けが。
行き残った2人のうち、1人は病院から抜け出し線路でうずくまっていたところを電車とドカーン。自殺。
もう一人はオリのついた病院に収容中。
地元じゃ、あそこの心霊スポットに行ったのではないかという噂が先走り。
まあ、真相はわからん。でも、入っちゃいけない場所ってあるのかな、という話。
63 :名無しさん :2014/04/22(火)22:18:44 ID:sUckdKZaQ
>>62
最初の事故まではともかく、なんで電車自殺選んだのかとか、なんで生き残りはおかしくなってしまったのかとか考えるとじんわり怖くなるな。リング思い出した
あれも生き残りが逃げ切れない話だもんな。
64 :名無しさん@おーぷん :2014/05/03(土)02:58:50 ID:MqReULA6x
あんまり、というか全然怖くないけど貴重な実体験。
自分は大学生女で、友人と一緒に全く面識がない人の家を訪ねなければならない機会があった。
詳しくは伏せるけど、「村」ってかんじの場所。
呼び鈴を鳴らすと、中から返事が。こちらから戸を開け、出てきたのは30前後くらいの女性だった。
後からついてきたのは小学生ぐらいの女の子だ。ピンク色のTシャツが可愛かった。
玄関先で用事を済ませる。友人が女性と話をしている時、女の子と目が合ったので笑いかけてみた。女の子は恥ずかしそうにニコニコとしてくれた。
その家を後にした帰り道、友達に言った。「さっきの子、可愛かったね」
友人は半笑いで言う。「は?ごめん何のこと?」
よくよく話を聞いてみると、どうもふざけてはいないらしい。「そんな子いなかった」の一点張りだった。
自分だけが女の子を認識していた…というより友人が緊張して認識できてなかっただけとは思う。自分は怖い話好きだが幽霊否定派なんだ。
たぶん生きてる子だった、はず。たぶん。
65 :名無しさん@おーぷん :2014/05/05(月)08:45:53 ID:xJDcD23yn
普通、二十歳までに霊体験しないと、
その後見える事はないと言う。
でも、自分の霊体験は二十歳越えだった。
一人暮らしのアパートの部屋の中、
台所と部屋を仕切る扉が開いた気配があった。
自分はロフトベッドの上で壁側を向いて寝てた。
部屋の中を真っ直ぐ横切ってベッドへ近付いてくる気配がある。
足音はしないのに一歩一歩近付いてくる。
自分は手を顔の上に乗せてたんだが、
その手をぐいっと押され
「ちょ、顔、痛い」状態。
抵抗しようとしたら
何故か胸も揉まれる。
その瞬間
「あ、こいつ遠距離恋愛中の彼だ!」
と気が付くが、そのまま意識がなくなる。
玄関は開いた気配無かったし、
鍵も掛かってたのでリアル人間ではなかったのは確か。
その後、その彼とは別れた。
66 :名無しさん@おーぷん :2014/05/05(月)09:45:49 ID:hFFUO6sVn
>>65
生き霊で来るほど慕ってたのにw
>>66
生霊でくるのは良いけど、
胸揉むだけって、酷くありません?
この次に付き合い結婚した人が霊感持ち。
この人は仕事の休憩時間に肉体置いて帰ってくる人だった。
臨月の頃、昼寝してると廊下を歩く気配がして
隣にきて寝る、私の足の上に足を乗せる、
「おかえり〜」と目を開けてもいない。
あれ?帰ってきたよね?ってのがしょっちゅうだった。
68 :名無しさん@おーぷん :2014/05/06(火)10:35:57 ID:0gTH4QqWG
何年か前のお盆に鬼籍の祖父の墓参り目的で
祖母宅へ子供連れて行った。
従弟もいて、みんなで墓参りの事は忘れて
明日、中華料理食べに行こうと盛り上がった。
その時、廊下をドスドスドスドスと大きな音を立てて
歩いていく人が。
皆で顔を見合わせる。何の音?
耳の遠い祖母以外、全員に聞こえたもよう。
一軒家だし、家にいるはずの人は皆居間に揃ってたしで
これは泥棒か!と廊下へのふすまを開けるけど
誰も居ない。
廊下の奥の玄関は閉まってるし、人もいない。
廊下の向かいの誰もいない台所……から、音がする。
誰もいないなら台所の屋根の上か!?と
外へ出て見たけど、誰も居ない。
従弟は天袋から天井裏まで入ったけど、誰も居ない。
結論、怒ると足踏みしてアピールする祖父が
自分の事を忘れて美味しい物を食べに行く話をしてた私達に
怒りまくって存在をアピールしてきたんだ。
と、いう事にして
次の日、お墓を丁寧に磨いて謝ってきた。
69 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:40:30 ID:AfwhUZVsu
昔、とある施設で研修をした時のこと。
よく話し相手になってくれる、Aさんという50代の男性入所者さんがいた。
Aさんは穏やかな人で、私が病気の親の面倒を見てる話をすると、色々励ましてくれた。
Aさん自身は、幼い頃に両親と兄妹をいっぺんに亡くしたとのこと。
家族は大切だよね、大変だろうけど、親孝行できるのは幸せだよと言ってくれた。
Aさんとは出身地も同じで、よく地元の話で盛り上がった。
ある時私は、何のはずみかは忘れたけど、地元の心霊スポットになっている廃屋の話をした。
いつも穏やかなAさんの表情が、その時一瞬とても険しくなって
「君はその廃屋に行ったことあるの?」と聞いてきた。
私は、「いえ、私は心霊スポットとか肝試しとかは嫌いなんで。
しかもそこでは、肝試しに行った人が大怪我したらしんですよ。
何でそんなところに行くのか理解できませんよね」と答えた。
70 :名無しさん@おーぷん :2014/05/21(水)11:59:53 ID:AfwhUZVsu
するとAさんはホッとした表情になって
「そうだよね。肝試しなんてする連中の気がしれないよ」と頷いていたが
そのうち、「うんうん、ああいう、肝試しなんて言って荒らしに来る連中は
屑だ、あいつらは屑だ」と、急に人が変わったように呟きだした。
私は驚いて、Aさん? Aさん? と呼び掛けたんだけど、Aさんは上の空で
「…心霊スポットだと? 人の魂を何だと思ってる、ゲラゲラ笑いやがって。
何の罪もないのに、殺されたあげく笑い物にされなきゃならんのか。
ふざけるな、糞野郎どもめ。あいつらは殺されて当然だ
女は犯してやった、ざまあみろ!!!」
異変を察した職員が飛んできて、Aさんは静養室に連れて行かれた。
私はスーパーバイザーからこっぴどく叱られた。
あとから聞いた話では、Aさんの家族は強盗に皆殺しにされ
空き家になったその家が、のちに心霊スポットと言われるようになった。
大人になって久しぶりに家に訪れたAさんが
肝試しに来たDQNとトラブルになり傷害致死 とのことだった。
71 :名無しさん@おーぷん :2014/05/22(木)13:12:06 ID:utGNkxLy5
>>70
うわあ救いがない話だな。
72 :名無しさん@おーぷん :2014/05/25(日)13:11:03 ID:mBfQ954eE
もし、「私も肝試しに行ったことありますよ〜w」とか答えてたら
どうなったんだろうな
78 :名無しさん@おーぷん :2014/06/03(火)19:41:11 ID:p7tghAxHU
俺の知り合いが友人宅に遊びに行った時にあったという聞いた話
その友人宅っていうのが周りに誰も住んでいないような環境だったらしく
結構遅くまで周り気にせず二人で飲んで盛り上がってたらしい
飲みが落ち着いたらお決まりの怖い話しないかという流れになって夜中2時ごろ怖い話始めたんだって
そこで話したのが霊とコンタクトが取れる心霊スポットの話で、そのスポットに扉があるんだけど
「あなたはユーレイですか?NOなら返事1回を、YESなら返事2回を」
で、ノックが“コンコン”と聞こえる、みたいなよくありそうな作り話
それでこの話のオチは「ここにユーレイは何人いますか?その数だけノックを…」
と聞くと激しく何回も“コンコンコンコンコンコンコンコン…”って、しょーもない話なんだけど
その友人がこの話をした瞬間に玄関のドアが急に
“ドンドンドンドンドンドンドンドン!!”って叩かれる音がしてビックリしてたんだけど
近くに住んでる人もいないし、外に出てもやはり誰もいなかったんだってさ
79 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:43:10 ID:Y0Zr1QaAu
霊感が強いNという友達がいた
学校の教室の天井付近に女の人がいたり
下校の途中、電柱の脇に人が立っていたり
夜だけでなく日中でも見えるときがあったそうだ
霊感が強い人と一緒にいると霊感が移るって話は良く聞くけど
Nはよほど霊感が強かったのか彼の周りでは
けっこう多くの人がその犠牲になっていた
だから霊的な話しはNとその友達は結構持っている
例えば彼の家に泊まりに行った友人Bの霊体験は
Nの家は土間があるような古い作りなんだが
部屋がある2階へいくには仏壇のある部屋の脇にある
かなり急な階段を仏壇を見下ろすようにしながら上らなきゃいけない
夜も更けてNの部屋で寝ていると
どこからともなくお経が聞こえてきた
80 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:43:59 ID:Y0Zr1QaAu
夜中にお経?
気になって廊下に出てみると
どうやらお経は階段の下のほうから聞こえてくる
幽霊?と思ってビビリながらも気になってしまい
2階から仏壇のある部屋を覗くと
なんとお婆さんが仏壇に向かってお経を唱えていた
なんだお婆さんか、夜中にお経なんて人騒がせなと
かなりビックリしたけど、とても眠かったのでそのまま布団に戻って寝た
翌朝、起きてNに
「夜中にお婆さんがお経を唱えていてビックリしたよ」と言うと
「えっ婆ちゃん?去年に亡くなったよ。ああ、また出たのかあ」
Nにとっての日常はこんな感じらしい
でも元々が怖がりで幽霊に慣れることはないそうだ
害を与えてこないでただそこに居るだけの霊ならまだしも
寝ているときにふと目を開けたら目の前20cmくらいのところに
女性の顔があったりするのはめちゃくちゃ怖いと嘆いていた
でも、そりゃ誰でもビックリするよね
急に顔がそんなに近くにあったら
81 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:45:35 ID:Y0Zr1QaAu
さて、ここからは私が体験した話
春先にNを含む友達5人で有名な心霊スポットへ
肝試しへと行ったときのこと
山越えの曲がりくねった細い道に古びたトンネルがある旧道と
その山の中腹にある神社はどちらも昔から出るとかなり有名
そして十数年前に新トンネルが出来たけど
ここも色々と霊にまつわる話が多いところだ
男5人が車2台に分乗して新トンネルの脇から旧道へ入り
曲がりくねった山道を進み
神社への入り口となる石段の前に車を止めた
連れのうち二人はまったく暗闇や幽霊が怖くないらしく
ヒャーヒャー言いながら石段を駆け足で登っていった
普通に暗闇や幽霊を怖いと感じる私と真面目なC、
それと余計なことをして幽霊を怒らしたくないと言うNの三人は
石段の下で二人が戻ってくるのを待つことにした
82 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:49:54 ID:Y0Zr1QaAu
しばらくするとNが「なんか喋った?」と聞いてきた
二人とも黙っていたので「いいや」と答えると
N「なんか聞こえる。ああ近くに居る!」
「・・・ァァアアアアア!階段のところいない?」
とNが指差したその先には
全身が月明かりで照らされた人のようにうっすらぼんやりと
白っぽく見える人がこっちを向いて石段を10段くらい
上がったところに座っていた
でもその日は曇っていて月は出ていない
押し黙る三人
見間違いであって欲しいと願い
私「人が座っているように見えるけど」
C「男の人っぽいよね」
私「年は20後半くらい?」
C「そ、そんな気がする」
どうやらお互い見えているのは同じもので間違いなさそうだ
しばらくしてもう一度石段を見るとその姿はもう消えていた
Nの話では危害を与える感じではなさそうだけど
早く立ち去ったほうがいいようだ
あの二人はまだか、もう置いてこうか
なんて話しながら待っていたら二人が戻ってきた
二人には「幽霊が出たからもう行こ!」とだけ伝えて急いで車に乗り込み
前の車はNが、後ろの車は私が運転して新道へと車を走らせた
83 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)04:57:16 ID:Y0Zr1QaAu
新道と交わる交差点の角には公衆電話のボックスがあり
不気味な緑色に光って辺りの真っ暗な闇をほんのりと照らしていた
左右を見て安全確認しているときに
その電話ボックスの中に髪の長さが1mはありそうな
女性の頭がハッキリと見えた
「ウワーッ!」
気が動転していた私はマニュアル車なのに
シフトアップを忘れてギアを1速に入れたままアクセル全開!
エンジンは ウ"ォヲオオオオオオンオンオンと悲鳴を上げる
助手席からBが
「どうした?シフトアップは?シフトアップしろって!」と叫び
ようやく2速3速へとシフトチェンジ
前の車に追いついたところでライトをパッシングし
車を止めさせて今見たことをみんなに話した
「そんなのいたかー?」
「よし確かめに見に行こうぜ」
と石段を駆け上がったアフォな二人はなんか嬉しそう
戻るのは嫌だったけどみんな行くと言うし
置いて行かれてはたまらんのでみんなで見に行くことに
するとそこには
長い髪のカツラをつけたマネキンの頭の部分だけが
電話機の上に置いてあった
なんてことはない性質の悪いただの悪戯ということが分かり
ホッとした
初めて幽霊を見た怖さは今もしっかりと記憶に残っているが
それよりもあの不気味なマネキンを見た時の怖さといったらもう
マネキンにビビッたのは今は笑い話だけど
あのリアルさは本物の幽霊よりも本当に怖かった
84 :名無しさん@おーぷん :2014/06/08(日)06:55:21 ID:L5JMywo7z
ほんのりと言えばほんのりだが。
しかし霊感強くて怖がりって難儀な人生送ってんなNは。
85 :名無しさん@おーぷん :2014/06/14(土)19:12:59 ID:1BB67u9AA
いろいろビビる条件そろっちゃったんだねぇ
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