毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2019/09 スレ
Part2
72:毒男 :2019/09/23(月) 22:57:04
私は18歳の高校生なんですが、卒業した先輩に洒落にならない実体験を売る程持った人がいたので彼女に聞いた話を紹介したいと思います。
以下、聞いたままを記載します。
「私がまだ生まれる前、お兄ちゃんが2つか3つの頃だったんだけど、家族で一軒家に引っ越したことがあったのね。
特に建物が古いとかってわけでもないしとにかく安いからって理由で買ったんだけど、案の定曰く付きだってことを入居した後に聞かされたんだよ。
どうもうちらが入る1ヶ月だか前に、向かいの家で焼身自殺があったらしいのね。
そんでこの家ーうちらが買った方ねーの前の住人がその場面をモロに見ちゃったとかで、ショック死だか発狂したんだか知らないけどとにかく行方不明になっちゃったんだって。
でも今更そんな話聞かされたってもう手続きした後だったし、もちろん気分良いわけないけど仕方なくそれには目を瞑って暮らしだしたわけ。
けどその日から明らかにお兄ちゃんの様子がおかしくなった。
階段の踊り場の窓から例の向かいの家が見えるんだけど、そこを通る度にお兄ちゃんが言うの。
『人が燃えてるよ!』
って。
まだ3歳の子供がだよ?
他にもお風呂に入ったら入ったでいきなり泣き出すし、ことあるごとに
『怖いおばあちゃんに殺される』
とか口走るしでさすがに親もまずいんじゃないかと思い始めたけど、具体的にどうしたらいいのかわからないまま時間が経ってお兄ちゃんの妙な言動はそのまま幼稚園に上がっても続いてた。
結局そこには2年くらい住んでたんだけど、その2年の間に病気だなんだでお兄ちゃん3回くらい死にかけたって。
入退院も年齢の割にはあり得ない回数だったらしいし、このままじゃ本気でヤバいと思った親がやっと有名な霊能者だかを呼んだんだって。
遅せーよって話だけど(笑)
そんでその霊能者が、お兄ちゃんを見るなり言うのよ。
『この子よく今まで生きてたね、もう10体以上憑かれてるよ』
って。
そんなん言われたらもう引っ越すしかないじゃん。
何とか今の家探して移って来たらしいけど、そんなヤバい家に2年も住んじゃったもんだからもう家族全員バッチリ見える様になっちゃってて、父さん家帰って来た時
『おーい、玄関の前で女が泣いてるから塩まけ塩』
とか言ってるくらい。
しかもその後生まれた私にまで強制的に遺伝してるし、マジ冗談じゃないよね(笑)
80:毒男 :2019/09/23(月) 23:10:27
今はもういい加減慣れたから、お兄ちゃんとゲームしてる時後ろで見てるのがいてもシカトできるし、チョコ(犬)が庭のユズの木の首吊り霊に吠えてても黙って部屋に上げるのがあたりまえになっちゃってるけど、この間久々にまずいと思ったことがあったよ。
夜10時くらいにチョコの散歩に出かけた時、近所の公園の横通った時に中に人影が見えたのね。
最初は気にしてなかったんだけど、よく見たら首に縄ついててしかも顔が血で赤いんだ。
あ、コレやべえと思ったんだけど足が動かなくて、犬も怯えて座り込んでんの。
焦ったよ、何かあっちも気付いたらしくて笑いながら近づいて来てるし、これ本気で死ぬかもってちょっと覚悟したもん。
その時ちょうどお母さんが私が忘れたフン袋持って追いかけて来てて、固まってる私に
『いいから。何も見えないふりしてゆっくりこっちに来なさい』
って言って何とか助けてくれたんだけど、あのテの奴って普段滅多に見ないから油断してたんだね。
あれは本当にギリギリだったと思うよ。
で、今のが2週間前の話なんだけど……あれ、Tちゃん大丈夫?」
この話を箱根の合宿でしてくれた直後、私(T)の身に様々な異変が起こったのはまた別の話ですが、とにかく彼女の体験は並大抵のものではありませんでした。
今は専門学校に進学して逢う機会もありませんが、多分また今日も、背後に視線を感じながら暮らしていることでしょう…。
82: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/09/23(月) 23:14:56
>>80
|ω・` ) やだ…影響されちゃう系のお話?w
ふだん見慣れてると油断しちゃって逆に危ないって事もあるんだねー
83:毒男 :2019/09/23(月) 23:22:07
|A-) そうなんだねえ
ということは危ないのは少ないってことかね
84:毒男 :2019/09/23(月) 23:22:31
俺はF県Tの近くの海の監視員をしていた。
監視対象のプライベートビーチである砂浜の向こう側に切り立った崖と岩場がある。
そこはよく飛び込み自殺があるらしい。
自殺の名所と呼ばれるところの近くだから、そこでしくじった奴はこっちでやるらしい。
そんなある日、きれいな水着のネーちゃん二人がその岩場に行こうとしていた。
「そっちは危ないですよ。近寄らないでください。」
そのネーちゃん達は
「うるせーバカ!」
と怒鳴り返す。
俺は頭に来て無視した。
その夜…
ネーちゃん達の捜索願いが出されていた。
俺だけだろうか。あの場所だと知っていたのは。
同僚の男を連れてネーちゃん達が向かった岩場へ行った。
ライトをつけて岩場を歩く。漆黒の海が怖い。
同僚「おい!あれ見ろ!」
弱々しく岩場にしがみついたネーちゃんの一人が見える。
「…助けて…」
と弱々しい声が聞こえる。
俺は岩場に駆け寄ってネーちゃんの手を掴んだ。
ネーちゃんはもう手だけしか見えない。
その手を俺は思い切り引っ張りあげた。
ギャーーーーーーーーー!!!
同僚が叫んだ。俺はなんのことかわからなかった。
でも引っ張りあげた女を間近で見ると…
別の水死体だった。その死体の下半身はもうなかった。
俺はその水死体を岸辺に上げた。見るも無残な状態だった。
ネーちゃん達はいまだ見つかっていない。
俺は監視員を辞めた。
85: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/09/23(月) 23:27:55
>>84
|ω・` ) オギャー!引っ張り上げたのが下半身ない土左衛門?とかトラウマ物ー!
ネーチャンたちは上がったのの代わりにされたのか
86:毒男 :2019/09/23(月) 23:35:48
>>85
|A-) 海辺の仕事ってこういうこと多いよねw
やってみたい気もするw
あれらはどこいったのやら…
87:毒男 :2019/09/23(月) 23:36:25
この前ビデオでデッドコースターってのを観てたら、昔(14年前)に仲間内であったある事を思い出したのでみんなに聞いて欲しくて書き込んでみた
その当時、ちょうど受験シーズンで皆必死で受験勉強に励んでいた
ある日、友人が仲間内に
『まぁ、俺との思い出だと思って貰っておいてくれよ』
と一枚のテレホンカード配りだした
テレカをみると、その彼の写真がプリントしてあるものだった
俺も含め仲間達がなんで急にこんなものを…?と不思議がっていた
数日後、その友人は交通事故で亡くなった
もちろん皆で葬式に出席し、その友人の母親に彼から貰ったテレホンカードを見せると
『実は…』
と母親はテレカを作ったと思われる数日前の出来事を話し始めた
彼が自分の部屋で受験勉強をしていたら、夜中急に母親のところに行き
『なんでもいいから、何か思い出になるような物を作っておきたいんだ』
と言いだしたらしい。母親が
『どうしたの?いきなり』
とたずねると
『俺もしかしたら近いうちに死ぬかもしれない』
と言いだした
なんでも彼は受験勉強をしてる最中に死神を見たのだそうだ
母親は彼に
『何を馬鹿な事を言ってるの』
とタチの悪い冗談だと思いあまり話を聞いてやらなかった
とは言ったものの、受験勉強による過度のストレスでそんな事を言いだした?とも思ったのだそうだ
まさかこんな事になるとは夢にも思わなかったそうだ
いまでも彼から貰った一枚のテレホンカードは思い出として机の片隅に大切にしまってある
88: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/09/23(月) 23:42:18
>>87
|ω・` ) 事前に死神に会うってどんな気持ちなんだろう
身辺整理は済ませる事ができそうだけど
老いる事なくスィッチを消すように終われるといいのになー
89:毒男 :2019/09/23(月) 23:49:33
|A-) 諦めの気持ちが出てくるのかなあ?
若いうちだとやりたいこと全てはできなくて後悔しそうだけどなあ
90:毒男 :2019/09/23(月) 23:54:00
昔オジサンが話してくれた事なんだが
当時オジサンは自販機のジュースの補給の仕事をしていてその時にあった怖い話をしてくれたんだが、
その時っていうのはまだ自販機が「ドンッ」って強く体当たりとかしたらジュースとかが出てきちゃうような時代の話で、おじさんは普段どおり補給をしながら最後の設置場所に向かったそうな。
<話の内容>
夕方を少し過ぎていても夏だったんでほんのり明るく蒸し熱い日だったんだよね、それでようやく目的の場所に着いたんだけどね。
そこで異様な光景をみてしまったんだよ。最初着たときはタダ単に「人がいる」ってだけで普通だったんだけどね、
「三人組かな?でも影の形がおかしい」
逆光でよく見えない
その上微妙に薄暗い、まあとりあえず補給するんでどいてもらおうと車を降りて近づいたんだよ。
するとそれがとんでもない異様な状態だったんだよね。
それはどういう風に異様だというと予想したとおり三人組の親子?だったんだけど問題はその状態
父親らしき人物は小銭を入れてボタンを叩き続けている、その横で母親がうつろな目をして何かを抱えている、
その抱えているものとは子供なんだが寝巻き姿で母親は足と胴体を抱えて頭をジュースの取り出し口に突っ込んでいるんだ。
子供の手はダランと下に垂れている。
その光景を目にした時から喉に酸っぱい煮汁のようなものが引っ掛かって声がだせない
その内父親らしき人物が小銭が切れたのか紙コップを描きだしつつ
「ドンッドンッ」
と自販機を叩きつけだした、その音にまじって母親がブツブツ言ってる事も耳がなれ聞こえだした
「おいしい?、おいしい?」
確かにそう言っている。それを聞いて背筋に冷たいモノが流れたね
その内事の異変に気づいた人が増え警察が到着、父親を取り押さえて無理矢理パトカーに母親と一緒に押し込み連れて行ったんだよね、
後日近所の話では子供が長い療養生活も虚しく亡くなってしまい、父母は最後に好きだったジュースをたらふく飲ませてやろうと思いあんな行動を取っちまったんだって
でもショックでよくわかってなかったんだろうね。
いやあの時は怖かったよ。でもねこれで終わらなかったんだよね。
そんな騒ぎがあったにも関わらず例の自販機は撤去もされず、アイも変わらず自分の担当
まあ暫くは何事もなく最後の補給場所の補給も終えて帰れてたらしいんだけどね
ある日喉が凄く渇いてて丁度最後の補給場所についたんで騒ぎもあったけど過ぎたことだし気にせずにジュースを買う事にしたんだよね。それでね小銭を入れてボタンを押したんだ
「カツン、ジョボボボ」
もういいかなと思って手を突っ込んだんだけどね、握ったものが紙コップでなく何か別のもの
握っただけで全然別のものだと思えるもので取り出してみた瞬間また動けなくなり少し前にあった騒ぎの事を思い出さざるを得ないものだったんだよね、それは何だったんだって言うとね
「位牌」
だったんだよね、ジュースが掛かっているのか湿っている、オジサンはそれを放り出して逃げ帰ったそうな、たぶんありゃあ死んだ子供の位牌で親がおいたんだろうな、その後仕事やめたけどね。
<話終了>
小学生の頃聞いた話だったけどカナリはっきりと覚えています
91:毒男 :2019/09/23(月) 23:59:02
|A-) 次で終わるかなあ
92:毒男 :2019/09/24(火) 00:00:25
これは私が祖母に聞かされた昔話で、母が田舎にいた頃に母の祖父(曾祖父?)に聞いたお話です。
母は中国地方にある小さな村で生まれ育ったのですが、その村の裏の山には主(土地神)がいて村人は年に数回お供えをしていたそうです。
そのお供えには村の男が二人で向かうのですが、山へ入る前に
『○○○○(むにゃむにゃ〜と母は言ってました)申すか?申さぬか?』
『申す!』
とおまじない(?)みたいな掛け合いをしていくらしいです。
ちなみに、山の主とは猿の妖怪(老猿?)で目が合うと襲い掛かってくるそうです。
(普通の猿でも目が合えば襲い掛かってきそうですがw)
万が一山で主に遭遇した時には目を合わせずに
『申す!』
と言うと
退散していくとの言い伝えがあるとのこと。
妖怪は自分の正体がばれると力を失うらしいく、申(猿)を『申す』に変えて呼んでいたのではないかと母は言ってました。(お前は猿だ!って意味なのかな)
その村には別の村から嫁にきた女が一人居たのですが、ある日、その女が行方不明になったそうです。
村中でその女を捜索したところ、山のふもとで見つかりました。
女は体中に引っかき傷を負っていて髪の毛は毟り取られ、片目は潰れもう一方の目もえぐられていたらしいです。
村の老人はそれを見て山の主さんと目を合わせてしまい、襲われたんだろうと言いました。
村人達は昔から山の恐ろしさを教えられているので迂闊に山に入ったりはしなかったらしいのですがその女は好奇心が勝ってしまったのでしょう。
女はなんとか一命は取り留めたそうですが、よほど怖かったのか意識を取り戻した時、うわ言のように
『申す…もうす…』
と言っていたそうです。
(おまじないは効かなかったのでしょうか?)
93:毒男 :2019/09/24(火) 00:01:01
恐怖のあまり気が触れたのか、それ以来その女の前で山の主の話をすると狂ったように
『申す!申す!』
と繰り返すようになってしまったそうです。
ところが村の子供達はそれを面白がり、女の旦那が仕事に出ている間にその女のところへ行き
「やまぬしさん!」
「やまぬしさん!」
と面白がって脅かしていたそうです。
その心労に絶えかねたのか、女はついには首を吊って自殺してしまったそうなのですが…村に異変が起き始めたのはそれからしばらくした頃だそうです。
村に女の霊が現れるようになったそうで、
驚いて声を出したり物音を立てたりすると、髪をつかまれ、目玉を潰された後に殺される。
静かにしていれば何もしてこないそうなのですが、両目の潰れた女の霊のあまりの恐ろしさに発狂してしまう者も居たそうです。
恐れおののいた村人は山の反対側、村のはずれに社を建て、女の怒りを鎮める為に村人全員の髪の毛と一緒に祀ったということでした。
この話を聞いた私は母におまじないを聞こうとしましたが、母の祖父が
「このまじないを知ってる奴の所にも女は現れる」
「社のある村の中に居れば滅多なことは無いが、女のお前は嫁入りして村をでていくだろうから知らない方が良い」
と教えてくれなかったそうです。
以上、読みにくい文章で申し訳ありませんでした。
しかも、あんまりこわく無いですね…
小さい頃は凄く怖かったんだけどなぁw
96: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/09/24(火) 00:04:19
>>93
|ω・` ) 昔話みたいな怖い話だw
なぜ教えないのかという理由を教えてくれるタイプは珍しいかもしれないw
99:毒男 :2019/09/24(火) 00:10:03
|A-) 今回の怖い話と音楽はここまでー
おつかれさまでしたw
元スレ:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/radio/30500/1552233598/
私は18歳の高校生なんですが、卒業した先輩に洒落にならない実体験を売る程持った人がいたので彼女に聞いた話を紹介したいと思います。
以下、聞いたままを記載します。
「私がまだ生まれる前、お兄ちゃんが2つか3つの頃だったんだけど、家族で一軒家に引っ越したことがあったのね。
特に建物が古いとかってわけでもないしとにかく安いからって理由で買ったんだけど、案の定曰く付きだってことを入居した後に聞かされたんだよ。
どうもうちらが入る1ヶ月だか前に、向かいの家で焼身自殺があったらしいのね。
そんでこの家ーうちらが買った方ねーの前の住人がその場面をモロに見ちゃったとかで、ショック死だか発狂したんだか知らないけどとにかく行方不明になっちゃったんだって。
でも今更そんな話聞かされたってもう手続きした後だったし、もちろん気分良いわけないけど仕方なくそれには目を瞑って暮らしだしたわけ。
けどその日から明らかにお兄ちゃんの様子がおかしくなった。
階段の踊り場の窓から例の向かいの家が見えるんだけど、そこを通る度にお兄ちゃんが言うの。
『人が燃えてるよ!』
って。
まだ3歳の子供がだよ?
他にもお風呂に入ったら入ったでいきなり泣き出すし、ことあるごとに
『怖いおばあちゃんに殺される』
とか口走るしでさすがに親もまずいんじゃないかと思い始めたけど、具体的にどうしたらいいのかわからないまま時間が経ってお兄ちゃんの妙な言動はそのまま幼稚園に上がっても続いてた。
結局そこには2年くらい住んでたんだけど、その2年の間に病気だなんだでお兄ちゃん3回くらい死にかけたって。
入退院も年齢の割にはあり得ない回数だったらしいし、このままじゃ本気でヤバいと思った親がやっと有名な霊能者だかを呼んだんだって。
遅せーよって話だけど(笑)
そんでその霊能者が、お兄ちゃんを見るなり言うのよ。
『この子よく今まで生きてたね、もう10体以上憑かれてるよ』
って。
そんなん言われたらもう引っ越すしかないじゃん。
何とか今の家探して移って来たらしいけど、そんなヤバい家に2年も住んじゃったもんだからもう家族全員バッチリ見える様になっちゃってて、父さん家帰って来た時
『おーい、玄関の前で女が泣いてるから塩まけ塩』
とか言ってるくらい。
しかもその後生まれた私にまで強制的に遺伝してるし、マジ冗談じゃないよね(笑)
80:毒男 :2019/09/23(月) 23:10:27
今はもういい加減慣れたから、お兄ちゃんとゲームしてる時後ろで見てるのがいてもシカトできるし、チョコ(犬)が庭のユズの木の首吊り霊に吠えてても黙って部屋に上げるのがあたりまえになっちゃってるけど、この間久々にまずいと思ったことがあったよ。
夜10時くらいにチョコの散歩に出かけた時、近所の公園の横通った時に中に人影が見えたのね。
最初は気にしてなかったんだけど、よく見たら首に縄ついててしかも顔が血で赤いんだ。
あ、コレやべえと思ったんだけど足が動かなくて、犬も怯えて座り込んでんの。
焦ったよ、何かあっちも気付いたらしくて笑いながら近づいて来てるし、これ本気で死ぬかもってちょっと覚悟したもん。
その時ちょうどお母さんが私が忘れたフン袋持って追いかけて来てて、固まってる私に
『いいから。何も見えないふりしてゆっくりこっちに来なさい』
って言って何とか助けてくれたんだけど、あのテの奴って普段滅多に見ないから油断してたんだね。
あれは本当にギリギリだったと思うよ。
で、今のが2週間前の話なんだけど……あれ、Tちゃん大丈夫?」
この話を箱根の合宿でしてくれた直後、私(T)の身に様々な異変が起こったのはまた別の話ですが、とにかく彼女の体験は並大抵のものではありませんでした。
今は専門学校に進学して逢う機会もありませんが、多分また今日も、背後に視線を感じながら暮らしていることでしょう…。
82: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/09/23(月) 23:14:56
>>80
|ω・` ) やだ…影響されちゃう系のお話?w
ふだん見慣れてると油断しちゃって逆に危ないって事もあるんだねー
83:毒男 :2019/09/23(月) 23:22:07
|A-) そうなんだねえ
ということは危ないのは少ないってことかね
84:毒男 :2019/09/23(月) 23:22:31
俺はF県Tの近くの海の監視員をしていた。
監視対象のプライベートビーチである砂浜の向こう側に切り立った崖と岩場がある。
そこはよく飛び込み自殺があるらしい。
自殺の名所と呼ばれるところの近くだから、そこでしくじった奴はこっちでやるらしい。
そんなある日、きれいな水着のネーちゃん二人がその岩場に行こうとしていた。
「そっちは危ないですよ。近寄らないでください。」
そのネーちゃん達は
「うるせーバカ!」
と怒鳴り返す。
俺は頭に来て無視した。
その夜…
ネーちゃん達の捜索願いが出されていた。
俺だけだろうか。あの場所だと知っていたのは。
同僚の男を連れてネーちゃん達が向かった岩場へ行った。
ライトをつけて岩場を歩く。漆黒の海が怖い。
同僚「おい!あれ見ろ!」
弱々しく岩場にしがみついたネーちゃんの一人が見える。
「…助けて…」
と弱々しい声が聞こえる。
俺は岩場に駆け寄ってネーちゃんの手を掴んだ。
ネーちゃんはもう手だけしか見えない。
その手を俺は思い切り引っ張りあげた。
ギャーーーーーーーーー!!!
同僚が叫んだ。俺はなんのことかわからなかった。
でも引っ張りあげた女を間近で見ると…
別の水死体だった。その死体の下半身はもうなかった。
俺はその水死体を岸辺に上げた。見るも無残な状態だった。
ネーちゃん達はいまだ見つかっていない。
俺は監視員を辞めた。
>>84
|ω・` ) オギャー!引っ張り上げたのが下半身ない土左衛門?とかトラウマ物ー!
ネーチャンたちは上がったのの代わりにされたのか
86:毒男 :2019/09/23(月) 23:35:48
>>85
|A-) 海辺の仕事ってこういうこと多いよねw
やってみたい気もするw
あれらはどこいったのやら…
87:毒男 :2019/09/23(月) 23:36:25
この前ビデオでデッドコースターってのを観てたら、昔(14年前)に仲間内であったある事を思い出したのでみんなに聞いて欲しくて書き込んでみた
その当時、ちょうど受験シーズンで皆必死で受験勉強に励んでいた
ある日、友人が仲間内に
『まぁ、俺との思い出だと思って貰っておいてくれよ』
と一枚のテレホンカード配りだした
テレカをみると、その彼の写真がプリントしてあるものだった
俺も含め仲間達がなんで急にこんなものを…?と不思議がっていた
数日後、その友人は交通事故で亡くなった
もちろん皆で葬式に出席し、その友人の母親に彼から貰ったテレホンカードを見せると
『実は…』
と母親はテレカを作ったと思われる数日前の出来事を話し始めた
彼が自分の部屋で受験勉強をしていたら、夜中急に母親のところに行き
『なんでもいいから、何か思い出になるような物を作っておきたいんだ』
と言いだしたらしい。母親が
『どうしたの?いきなり』
とたずねると
『俺もしかしたら近いうちに死ぬかもしれない』
と言いだした
なんでも彼は受験勉強をしてる最中に死神を見たのだそうだ
母親は彼に
『何を馬鹿な事を言ってるの』
とタチの悪い冗談だと思いあまり話を聞いてやらなかった
とは言ったものの、受験勉強による過度のストレスでそんな事を言いだした?とも思ったのだそうだ
まさかこんな事になるとは夢にも思わなかったそうだ
いまでも彼から貰った一枚のテレホンカードは思い出として机の片隅に大切にしまってある
88: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/09/23(月) 23:42:18
>>87
|ω・` ) 事前に死神に会うってどんな気持ちなんだろう
身辺整理は済ませる事ができそうだけど
老いる事なくスィッチを消すように終われるといいのになー
89:毒男 :2019/09/23(月) 23:49:33
|A-) 諦めの気持ちが出てくるのかなあ?
若いうちだとやりたいこと全てはできなくて後悔しそうだけどなあ
90:毒男 :2019/09/23(月) 23:54:00
昔オジサンが話してくれた事なんだが
当時オジサンは自販機のジュースの補給の仕事をしていてその時にあった怖い話をしてくれたんだが、
その時っていうのはまだ自販機が「ドンッ」って強く体当たりとかしたらジュースとかが出てきちゃうような時代の話で、おじさんは普段どおり補給をしながら最後の設置場所に向かったそうな。
<話の内容>
夕方を少し過ぎていても夏だったんでほんのり明るく蒸し熱い日だったんだよね、それでようやく目的の場所に着いたんだけどね。
そこで異様な光景をみてしまったんだよ。最初着たときはタダ単に「人がいる」ってだけで普通だったんだけどね、
「三人組かな?でも影の形がおかしい」
逆光でよく見えない
その上微妙に薄暗い、まあとりあえず補給するんでどいてもらおうと車を降りて近づいたんだよ。
するとそれがとんでもない異様な状態だったんだよね。
それはどういう風に異様だというと予想したとおり三人組の親子?だったんだけど問題はその状態
父親らしき人物は小銭を入れてボタンを叩き続けている、その横で母親がうつろな目をして何かを抱えている、
その抱えているものとは子供なんだが寝巻き姿で母親は足と胴体を抱えて頭をジュースの取り出し口に突っ込んでいるんだ。
子供の手はダランと下に垂れている。
その光景を目にした時から喉に酸っぱい煮汁のようなものが引っ掛かって声がだせない
その内父親らしき人物が小銭が切れたのか紙コップを描きだしつつ
「ドンッドンッ」
と自販機を叩きつけだした、その音にまじって母親がブツブツ言ってる事も耳がなれ聞こえだした
「おいしい?、おいしい?」
確かにそう言っている。それを聞いて背筋に冷たいモノが流れたね
その内事の異変に気づいた人が増え警察が到着、父親を取り押さえて無理矢理パトカーに母親と一緒に押し込み連れて行ったんだよね、
後日近所の話では子供が長い療養生活も虚しく亡くなってしまい、父母は最後に好きだったジュースをたらふく飲ませてやろうと思いあんな行動を取っちまったんだって
でもショックでよくわかってなかったんだろうね。
いやあの時は怖かったよ。でもねこれで終わらなかったんだよね。
そんな騒ぎがあったにも関わらず例の自販機は撤去もされず、アイも変わらず自分の担当
まあ暫くは何事もなく最後の補給場所の補給も終えて帰れてたらしいんだけどね
ある日喉が凄く渇いてて丁度最後の補給場所についたんで騒ぎもあったけど過ぎたことだし気にせずにジュースを買う事にしたんだよね。それでね小銭を入れてボタンを押したんだ
「カツン、ジョボボボ」
もういいかなと思って手を突っ込んだんだけどね、握ったものが紙コップでなく何か別のもの
握っただけで全然別のものだと思えるもので取り出してみた瞬間また動けなくなり少し前にあった騒ぎの事を思い出さざるを得ないものだったんだよね、それは何だったんだって言うとね
「位牌」
だったんだよね、ジュースが掛かっているのか湿っている、オジサンはそれを放り出して逃げ帰ったそうな、たぶんありゃあ死んだ子供の位牌で親がおいたんだろうな、その後仕事やめたけどね。
<話終了>
小学生の頃聞いた話だったけどカナリはっきりと覚えています
91:毒男 :2019/09/23(月) 23:59:02
|A-) 次で終わるかなあ
92:毒男 :2019/09/24(火) 00:00:25
これは私が祖母に聞かされた昔話で、母が田舎にいた頃に母の祖父(曾祖父?)に聞いたお話です。
母は中国地方にある小さな村で生まれ育ったのですが、その村の裏の山には主(土地神)がいて村人は年に数回お供えをしていたそうです。
そのお供えには村の男が二人で向かうのですが、山へ入る前に
『○○○○(むにゃむにゃ〜と母は言ってました)申すか?申さぬか?』
『申す!』
とおまじない(?)みたいな掛け合いをしていくらしいです。
ちなみに、山の主とは猿の妖怪(老猿?)で目が合うと襲い掛かってくるそうです。
(普通の猿でも目が合えば襲い掛かってきそうですがw)
万が一山で主に遭遇した時には目を合わせずに
『申す!』
と言うと
退散していくとの言い伝えがあるとのこと。
妖怪は自分の正体がばれると力を失うらしいく、申(猿)を『申す』に変えて呼んでいたのではないかと母は言ってました。(お前は猿だ!って意味なのかな)
その村には別の村から嫁にきた女が一人居たのですが、ある日、その女が行方不明になったそうです。
村中でその女を捜索したところ、山のふもとで見つかりました。
女は体中に引っかき傷を負っていて髪の毛は毟り取られ、片目は潰れもう一方の目もえぐられていたらしいです。
村の老人はそれを見て山の主さんと目を合わせてしまい、襲われたんだろうと言いました。
村人達は昔から山の恐ろしさを教えられているので迂闊に山に入ったりはしなかったらしいのですがその女は好奇心が勝ってしまったのでしょう。
女はなんとか一命は取り留めたそうですが、よほど怖かったのか意識を取り戻した時、うわ言のように
『申す…もうす…』
と言っていたそうです。
(おまじないは効かなかったのでしょうか?)
93:毒男 :2019/09/24(火) 00:01:01
恐怖のあまり気が触れたのか、それ以来その女の前で山の主の話をすると狂ったように
『申す!申す!』
と繰り返すようになってしまったそうです。
ところが村の子供達はそれを面白がり、女の旦那が仕事に出ている間にその女のところへ行き
「やまぬしさん!」
「やまぬしさん!」
と面白がって脅かしていたそうです。
その心労に絶えかねたのか、女はついには首を吊って自殺してしまったそうなのですが…村に異変が起き始めたのはそれからしばらくした頃だそうです。
村に女の霊が現れるようになったそうで、
驚いて声を出したり物音を立てたりすると、髪をつかまれ、目玉を潰された後に殺される。
静かにしていれば何もしてこないそうなのですが、両目の潰れた女の霊のあまりの恐ろしさに発狂してしまう者も居たそうです。
恐れおののいた村人は山の反対側、村のはずれに社を建て、女の怒りを鎮める為に村人全員の髪の毛と一緒に祀ったということでした。
この話を聞いた私は母におまじないを聞こうとしましたが、母の祖父が
「このまじないを知ってる奴の所にも女は現れる」
「社のある村の中に居れば滅多なことは無いが、女のお前は嫁入りして村をでていくだろうから知らない方が良い」
と教えてくれなかったそうです。
以上、読みにくい文章で申し訳ありませんでした。
しかも、あんまりこわく無いですね…
小さい頃は凄く怖かったんだけどなぁw
96: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/09/24(火) 00:04:19
>>93
|ω・` ) 昔話みたいな怖い話だw
なぜ教えないのかという理由を教えてくれるタイプは珍しいかもしれないw
99:毒男 :2019/09/24(火) 00:10:03
|A-) 今回の怖い話と音楽はここまでー
おつかれさまでしたw
元スレ:https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/radio/30500/1552233598/
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