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毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2019/06 スレ

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Part1
8: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:05:38
ある蒸し暑い夏の夕暮れ時、俺は2階で昼寝をしていた。
「ピンポ〜ン、ピンポ〜ン」
誰か来たようだ。
俺以外家には誰もいないし面倒くさいので無視して寝ていた。
「ピンポ〜ン、ピンポ〜ン」
「ピンポ〜ン、ピンポ〜ン」
それからしばらく一定のリズムをつけつつ、なり続けるチャイム。
なんだよ、しつこいなあ。一体誰が来たんだ?
2階の俺の部屋から玄関をそっと見ると、白っぽい服を着た40歳位のおばさんが麦藁帽子をかぶった、お揃いの白い服を着た女の子を連れてチャイムを押しているようだ。
最近流行りの子連れ宗教勧誘か?
全く面倒くさいなあ、とりあえず出てやるかと思い、下に下りて玄関を開けると誰もいない。
なんだよ、もう行ったのか。せっかく出てやったのに。もう1回寝ようと再び2階の自分の部屋で横になった。すると、
「ピンポ〜ン、ピンポ〜ン」
また鳴った。窓から見るとまたあの親子だ。なんなんだ一体!
俺は半分キレぎみで下へ駆け下りた。
その間もず〜と一定のリズムで鳴り続けるチャイム。
玄関のドアをバーンと開けて、怒鳴りつけようとして…誰もいない。ドアを開ける直前まで確かに鳴っていたのに。
隠れる場所なんてどこにもないし、どんなに足が速くても一本道の突き当たりにある家から見えなくなるはずがない。
しばらくポカ〜ンとその場で立っていると…
「ピンポ〜ン、ピンポ〜ン」
目の前のインターホンに誰もいないのにチャイムが鳴り響いた…
俺はダッシュで家に入り鍵を閉め、部屋のカーテンをして布団に入って震えつづけた。
それからしばらくチャイムは鳴り続けた。
もう1回窓から玄関を見下ろすことはどうしても出来なかった。
次の日の朝、親にたたき起こされた。
「あんたに手紙。女の人からみたいよ」
にやにやしている。新聞を取りにいって見つけたらしい。
白い封筒に名前は書いていない。なんでこれで女だって分かるんだよ!
とりあえず開けて見ると綺麗な文字で
「なにかがあなたの家へ入ろうとしています」
とだけ書いてあった。

9: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/06/23(日) 20:11:55
|ω・` ) あらーチャイムを鳴らした親子が家に入っちゃったの?
その手紙の女の人は何者なの…近所の方かしら

10: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:12:09
ある被災地跡の記念館では、不思議な看板が立っているそうです。
「看板」って表現が曖昧なので、ちょっと補足すると
「ここでタバコを吸わないでください」
というような注意をうながす系の看板です。
その看板というのが、
「声を掛けられても振り返らないでください」
という看板だったそうです。
何が起こるのか知りません、何があったのかも知りません…

11: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:18:45
>>9
|A-) 親子が入ろうとしてたのか警告してくれたのか曖昧なとこあるけど
    たぶん入ろうとしてたんだろうなあ…
    警告してくれたのは通りがかったなにかが見える人かなあ?

12: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/06/23(日) 20:27:17
>>10
|ω・` ) 「声をかけられても振り返らないでください」と言われたら振り返りたくなるよね振り返らないけど!
>>11
|ω・` ) 通りすがりかー
近所の人だったらなーでも入った後だから無理かー


13: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:32:38
>>12
|A-) 声をかけられたい!
    まだ入ってないんじゃない?w
    チャイムは聞こえてたしw

14: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:33:45
3年前、家族でI県の海岸にあるキャンプ場に遊びに行った。
キャンプ場は崖の上にあり、そこからがけ下まで階段で下りると綺麗な砂浜があった。
私達の他にもたくさんキャンプに来てる人がいて、その砂浜自体も名所なのかたくさん車で乗り付けてきてる、とても人の多い場所でした。
弟は当時中学2年生、反抗期だったのかこの家族旅行にも参加したくないとゴネていたが父が無理矢理に車に乗せて、キャンプ場まで連れてきた。
皆で海で泳ごう、という段になっても、私や兄とは別れて、崖の真下の岩場や少し沖の遊泳可能範囲に浮いてるブイの所まで一人で泳ぎにいっていました。
正午辺りから泳ぎ始めて、一時間程経った頃、沖のブイの所で弟が何やら叫んでいた。
ゴムボートで弟に近づくと段々ブイにしがみついて、顔を真っ青にしてガクガク震えている様子が見えてきました。
変だなと思い、ボートを漕いで弟に近づきながら聞いてみた。
「何してンのー?足でもつったの?」
「……人っ!人が!腕ひっぱって!」
「人?…誰かに悪戯でもされたん?」
「ぎゃー!…子供!服着てるっ!」
言ってる事がさっぱりわからない。とりあえずブイにしがみついてる弟をボートの上に引っ張り上げた。
よく見たら弟の左腕二の腕の辺りから結構な量の出血が。
弟にその場で話を聞こうとしても、
「人が人が…」
とずっとブルブルしてて全くわからなかったのでとにかく岸までつれていった。
崖上のキャンプ場まで兄に担いでもらってテントに休ませ、簡単な腕の手当てをした。
傷口自体は2cm程だったが、その傷は腕を貫通していた。
少し落ち付いた所で弟に再度話を聞いた。

16: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:35:06
ブイにつかまって沖から海岸を見てぼーっと浮いてたら、同じように離れたブイの辺りに浮かんでいる子供を見付けた
子供一人でこんな沖まで出て大丈夫なんかなと、思った途端何か嫌な雰囲気(気配?)を感じてすぐに目を逸らした。
弟曰く
「何かよくわからんけど、絶対目を合わせたらダメだ。気持ち悪い、死ぬ!」
と思ったそうな。
目を逸らした途端、その嫌な雰囲気がドンドンと弟のトコに近づいてきた。
目を開けたらまた子供を見てしまう、早く逃げないとこの嫌な雰囲気に追いつかれたら死ぬ気がする。
しかし、弟は怖くて泳いで岸まで行く事が出来ず、ブイにしがみついて必死に岸近くで遊んでいた私達に助けを呼んでいたんだそうだ。
私の声が聞こえるまで終始目を瞑っていた弟が、私の声に返事をした瞬間目を開けた時、
「俺の左腕に、顔が半分溶けてる子供がしがみついてたん。指が腕にめり込んだんだ。髪の毛がべったり俺の体にくっついてて巻き付いてて、あのブイなかったら俺死んでた」
弟の体をボートに引き上げた時にそんな体に髪の毛がついてなかったし、腕の怪我は貫通していた。
だからブイにくっついて浮かんでる時に寝てたんだろと、その話をまともに相手にしなかった。
腕の傷は、稀に潜水服とかを貫通する程鋭い体をもった魚がいると聞いた事があったのでそれじゃないか、という事でまったく弟の話を夢扱いにした。
キャンプ場から帰って2週間、弟の腕の傷は一向によくならずそれどころか膿んで物凄く腫れあがってきた。
医者に行って念の為にレントゲンをとると、どうやら傷口の中に何か異物が入っていて、それが原因で膿んでいるらしい。
簡単な手術で摘出すればすぐに治るとの事だったので、すぐに手術をしてもらった。
「異物は全部取り除きました。これで怪我も治るでしょう」
「先生ありがとうございました。」
「…つかぬ事を聞きますが、この傷はどうやってつきましたか?」
「?…どうかしましたか?」
「いえ、中に入っていた異物なんですが…」
そういってお医者さんがバッドに乗せてもってきた「弟から腕から摘出した異物」は「たくさんの長い毛の塊」と「引き剥がしたような生爪」でした。
その後、弟は特に何事もなく過ごしていますが、海には絶対行きたがりません。
弟の言った子供の事は今でも信じられませんが、弟と一緒に医者で見た血に塗れたあの髪の毛の塊と生爪を思い出すと今でも背筋が寒くなります。

18: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/06/23(日) 20:38:53
>>16
|ω・` ) うわ〜フジツボ系の体内から異物怖い!
しかも髪と爪とか!

19: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:47:00
>>18
|A-) そんなん入ってたら手当する時点でわかるだろうにねw

20: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 20:48:10
洒落にならないな…と今でも思うのが、身内の霊の話。
祖母が他界したのはもう20年前になるが、その数日後に、叔母のところに祖母が現れたという。
叔母は、いわゆるキャリアウーマン人生を選択した女性で、会社勤めの一人暮らし。
独居にて、夜は和室に布団を敷いて寝る。
その和室からまっすぐ伸びた廊下の突き当たりが玄関。玄関の明かりだけはいつも一晩中つけっ放しだったそうだ。
その晩、叔母は何故か寝室の障子をわずかに開けて寝入り、夜中目を覚ますと足元に明かりがあった。
「あ、そうか、障子開けっ放しで。玄関の明かりが入って来てるんだ」
…と。これはその通りだったが、ふとその足元に目をやると、玄関の明かりの色合いがいつもの色と異なり何となく青白い。
あれ、と思い起き上がって金縛りになった。布団の上に上体を起こしたかっこうで叔母は固まった。
玄関に祖母が立っていたのだ。
祖母は、一直線の廊下を、すーっと叔母のほうへ近付き、自分が祖父(夫)より先に逝くのでひどく心配である、祖父のことをどうか宜しく頼むと何度も手を合わせて叔母に頭を下げたという。
叔母は金縛りながらぼろぼろ涙を流し、
「大丈夫、お母さん、大丈夫、お父さんのことは私が全部面倒見るから」
と答えた。すると、祖母は安心したのか、またすーっと後方(玄関)に後退し、そして、玄関の明かりのすぐ下でふたたび合掌し目を閉じると、ゆっくりと、玄関上の電灯の中に吸い込まれるように消えたという。

21: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 21:09:38
オレの部屋の前にある家はかなり金持ちで、毎週ワイキキやサンフランシスコに出かけるような富豪っぷりだった。
オレが二十歳になって2週間目の夜。
月が奇麗な夜だったのを覚えている。
夜中にネットしてて(エロ画像収集w)まだダイアルアップだったから落ちてくるのがめちゃくちゃ遅くてイライラしてたので窓の外を見た。
お向かいの屋根が見える。
月に照らされて青白い屋根に見えた。
だが、真ん中らへんに黒いものが居る。
猫にしては大きい。
大型犬ぐらいの黒いものがいる。
オレはそれをしばらく観察してた。
画像はなかなか落ちてこないんで暇つぶしだった。
とにかく黒いものだったとしか形容はできなかった。
最初はうずくまっているアヒルのようだったがしばらくするとすくっと立ち上がった。
驚いた。
二本足だった。
月明かりに煌煌と照らされているにもかかわらずそれは黒いまんまで屋根の上をじわじわと歩き始めた。
なんだよなんだよ!もしかして泥棒?110番!?こんな夜中に繋がるのか?
と思いながらもその黒いものにオレの目は釘付けだった。
目がそらせない。
手は無いようだった。
歩き慣れてないかのようにゆらゆらじわじわと屋根の上をそれは歩き回る。
時折、瓦の隙間を覗いたり窓越しに中を覗いたりしながら歩き回っていた。
空気が変わったのが分かった。
夏なのに湿度も気温も下がっている。
冷や汗が出て来た。
やがてそいつは白いお向かいさんの壁をなで回し、数回なで回したあと突然ばんばん!!
と叩きだした。
夜中だから相当な音だった。
近所の住人が起きてくるんじゃないか?っていうぐらい叩きまくっていた。
案の定、隣のアパートの住人が起きだしてきてそれの姿を見るなり
「あっ!」
と小声で叫んで部屋に戻ってしまった。

22: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 21:10:06
しばらくするとその黒いものは元居た位置にまたうずくまりそのまま色が薄くなって消えてしまった。
「居なくなった…」
オレは安心感からか釘付けになった視線が動かせるようになったことに気がついた。
「居なくなったよな?」
とオレは安心感と一気に吹き出た恐怖感でしばらく周囲をきょろきょろと見回してしまった。
居なくなってはいなかった。
いつのまにかそれは向かいの道路に立っていた!
電柱の端までずるずると進んで行ったあと電柱の下で街灯に照らされて立ち尽くしていた。
何かを待っているように。
時々、やはり同じように電柱をばんばんと叩いたりしていたのが奇妙だった。
オレは恐ろしくなり、回線切って(エロ画像よりも恐怖が先に立ったw)布団ひっかぶって寝てしまおうとした。
寝付けなかったけどさ。
翌朝、いやな夢を見て最悪の寝覚めを迎えた俺は戦慄することになった。
まず、例のお向かいの白い壁に黒いすすのようなあとが無数に残っていた。
いやなことに電柱も途中がすすで汚れたように黒くなっていた。
「うわー、夕べはやなもの見ちゃったな。」
と頭を入れ替えようと煙草に火をつけた。
煙を吐くと同時に煙草が床に落ちた。
オレの目の前にある自室の窓。
そこには黒いすすのような手形がいくつもついていた…。

23: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 21:10:43
後日談
あまりにインパクトの強い怪現象を目の当たりにしてオレ、寝込んじゃったんですよ。
三日ぐらいは寝てたかな?
で、どうにか動けるようになったんですよ。
窓の手形は速攻で拭き取りました。
で何か因果臭い出来事だったので、ばぁちゃん(現在故人)に聞いてみたんですね。
すると、ばぁちゃんも若いとき同じようなものを見た。と言うんです。
「あれはKさん(向かいの家の名字)の親父さんだと思う。」
と言うのです。
ボケたか!ばぁちゃん!!と思いつつももっと聞いてみると嫌な因果を語ってくれました。
「Kさんには、死んだ旦那さんがいてねその人の死に方が非常に惨くてね。」
「お前は知らないだろうが、お向かいのKさんの家は一回燃えてるんだよ。」
「奥さんは買い物に出かけていて留守だったけど、旦那さんは家にいてタバコの火の不始末で自分に燃え移ったらしいんだ」
「それはひどい燃え方でね、全焼にはならなかったが旦那さんは炭のようになってたんだよ。」
「戦争中に空襲で焼かれた人を見たけど同じような感じだった。真っ黒焦げで。」
「でも不思議だったのはそんなに大火事でないのになんで旦那さんだけあんなに黒焦げになったんやろうねぇ…」
「煙草の不始末だけであんなに黒焦げになるもんやろか。わしにはそれがわからんのよ。」
と、ばぁちゃんは因果を語ってくれた。
「それからやね。奥さんがしょっちゅう外国へ出かけるようになったのは。」
「家におると落ち着かんそうや。なんか見られてるような気がするゆうて。」
「訳を聞いても口はばったいらしくて、はぐらかされるんやけどな。」
「あんま人に言いなや。これは因果や。巡り巡った因果や。」
いまでも向かいの家の奥さんはしょっちゅう外国に出かけてる。
いまも居ない。
向かいの家に何の因果があったかは分からないが、ばぁちゃんもオレもその「もの」を見ている。
そしてばぁちゃんはその因果の一部を知っていた。
だけど、まだ何かあるような気がしてならない。
ばぁちゃんはすべてを語ってはくれずにこの世を去った。
因果はあれだけでは済まない筈だ。
オレはそう確信している。
もっとも調べる気はさらさらないが。
調べてはいけない気がする。
何十年も前に起こった不可解な事件。
十年前に起こった不可解な出来事。
いまは何も無いが留守がちな向かいの家。
願わくば因果の鎖がもうほどけていることを祈る。

24: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 21:15:43
オレの田舎には「ジュンサイ池」って呼ばれてる池がある。
食べるジュンサイを栽培していた名残の池です。
そこで変死体が上がったんです。第一発見者はたまたま帰省していたオレ。
年齢は50代とおぼしき男性。
溺死のようなのだがえらく奇麗な死体でした。
一応現場検証に立ち会ったんですが、警官も俺と同じ印象を持ったらしく第三者が関与している可能性が高い。と言われた。
まずは引き上げて岸辺で検死をしている横でオレはあれこれ聞かれました。
根掘り葉掘り聞かれるのでいい加減うっとうしくなったオレは仏さんに目を移した。
革靴を履いた男性の溺死体。
気分のいいものではない。
そこで異変に気がつきました。
検死官は気づいてないようなのですがどうも足が少しづつ池に動いてる!
冷や汗をかきながらオレはその異様な光景に釘付けになった。
少しづつ足は池へと動いている。
「検死官は気づいてないのか!?」
オレは必死に目配せをしたが検死官はレポートや写真撮影に忙しい。
死体の足はなおも池へと動いている。
「このままだと池にまた転げ落ちるぞ…」
内心そう思いながら釘付けの視線が離せないまま警察官の質問にはうわのそらで答えていた。
じりじり…。
足はもうぎりぎりで池に転げ落ちるところまで動いていた。

25: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 21:16:05
警察官が
「分かりました。あとは当方が処理致しますので。ご協力感謝します。」
と言うか言わないかの瞬間、仏さんが池に転がり落ちた。
その瞬間オレの耳に粘ついた声が聞こえた。
「か”え”る”!」
すごい水音がして、周りはどよめいた。
オレは別の意味で驚いて、池に目をやったが仏さんは浮かびもしなければ沈んでもいなかった。
アオミドロの繁茂する池に「消えて」しまったのだ。
警察官たちは棒やさす叉のようなもので池をつつき回すが結局仏さんは見つからなかった。
「か”え”る”!」??
「帰る」ってことか?
どこに?
なんで?
どうやって?
とにかく、恐怖よりも疑問符が多い夏のある日の出来事だった。
結局未解決事件として処理された。と後に伯父から聞かされた。
その後、ジュンサイ池はいまではコンクリでできた浅い水遊び場になっている。
伯父に帰省するたびに聞いてみるが特に変なことは起きてない。という。
本当だろうか?
あの仏さんは結局どうなったのだろう?
今年も帰省する。
今度は足を運んでみようと思う。

26: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/06/23(日) 21:17:18
>>20
|ω・` ) 泣ける(´;ω;`)心配だったんだねー
>>23
|ω・` ) これ奥さんがなんか…うん…
タバコの不始末ってこわいねー

27: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 21:18:31
俺の近所に台風になると必ず現れる不思議なおっちゃんがいる。
上下を濃いグリーンの雨合羽を来て暴風雨の中、住人に警鐘を鳴らすのだ。
「川の水量が増してきたぞ〜〜気を付けろー!」
「風がひどいぞ〜!屋根飛ばされんようにしろよ〜!!」
などなどアドバイスをしながら町内を歩き回るのだ。
毎年毎年現れるので、近所の住人は気にもせず逆にもてなそうともしてたようだ。
事実うちでも麦茶とお菓子ぐらいは。と思い用意をしたのだがいつも
「自分は忙しいですから。また呼ばれます。」
と言って暴風雨の中警鐘を鳴らしに行くのだ。
そんなおっちゃんの秘密を知ってしまったのは去年のことだった。
台風一過の晴天の中、おっちゃんが俺の前を歩いていた。
こんなに天気がいいのに雨合羽脱ぎゃいいのに思った。
そう、おっちゃんは快晴の天候にも関わらす、やっぱり濃いグリーンの雨合羽なのだ。
知らない人でもないので声をかけてみようと思い少し近づいた。
だが、そこで俺の勘みたいなものがブレーキをかけた。
「そういえば毎年くるけどおっちゃんの顔を知らないな。」
「普段は何してるんだろう?」
「なんで台風の時になると現れるんだ?」
「自治会の人かな?」
ブレーキかけつつ、おっちゃんに近づく俺。
近づくにつれ、むっと獣の匂いがした。
外飼いの大型犬のような匂いを湿っぽくしたような匂い。
何だこの匂い?
きょろきょろ辺りを見回すが犬を飼ってるうちは見当たらないし、そんな匂いの元になるものは無かった。
やっとおっちゃんに追いつき、
「こんにちわ!いい天気になりましたね!」
と声をかけるとこちらを振り向かずに手を挙げて
「そうですね」
と答えてくれた。
俺はくるりと踵を返すとダッシュでその場を離れた。
おっちゃんの手には茶色い毛が生えていて、指の間に水かきがあった。爪も獣の爪だった。
今年の台風の時もおっちゃんは現れた。
だが俺はあえて無視した。
母親にお茶も出すな。と釘をさしておいた。
おっちゃんの正体が分かって、もてなせるか?
そんな剛毅な人に俺は会いたい。

28: cat ◆TUKUMO3rAI :2019/06/23(日) 21:24:18
>>25
|ω・` ) ええ!うっかり落ちてその池のなにかに取り憑かれたのかな
それともなにかが化けてたとか?不思議
>>27
|ω・` ) 優しいモフモフ…人間が事故らないように注意して回るなんて
その地の獣系の神さまとか?それとも長い間に化けられるようになった獣系?
この話は和みます( ´・ω・` )b
顔見てみたいw

29: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2019/06/23(日) 21:40:28
>>28
|A-) 池の話は不思議だね
    なんか取り憑いたのかねえ?
    水かきで緑ってかっぱみたいだねw

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