毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2018/08 スレ
Part3
752: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/15(水) 23:56:29
うちは一階建ての、かなり年季の入ってる家なんだけど、庭とかには祖父の趣味の錦鯉なんか飼ってる。
ちょっとした旅館みたいな感じなんだ。
倉もあるんで、小さい頃は友達や姉とかくれんぼして遊んだよ。
多分、刀も沢山あるし鎧とか、お宝鑑定の番組にだしたいくらい。
今は、まったく俺は近寄らない。
なぜかというと…
俺が小学五年の時の話、その当時、俺は倉の中に懐中電灯や毛布等を隠しており、映画の「ネバーエンディングストーリー」の真似をして、漫画を読んで菓子を食っていた。
その日は雨が降ってて、ネバーエンディングストーリになりきっていた。
青リンゴはなかったから、梨を食っていた。
けっこう異様な雰囲気だったと思う。
倉の中に市松人形があるんだが、どーにもその日やたら、気になって後向きにしておいた。
漫画に熱中していた。
「そろそろ昼飯かな。」
そう思って立ち上がった。ギョッとした!
市松人形がこっち向いてるんだよ。
怖がりだった俺は走って逃げた。
ドキドキしながら時間はたった。
ご飯を食べ、しばらく自分の部屋にいたが、読みかけの漫画が気になる。
俺は勇気を出して倉まで漫画を取りに行くことにした。
倉をあけた。
雨が降ってるから、かなり暗い。
さっさっと漫画をとって倉の扉を閉めるとき気になってチラッと人形をみたんだよ。
なんか不気味なんだけどさ、ただの人形だった。
俺は、しばらく倉の中で漫画を読む事はやめた。
ある日、クラスの友達が俺の家に泊まりにきたんだよ。
昼は野球して、夕方頃はみんなでスーファミやってた。
爺ちゃんが居間にやってきて、
「市松人形を勝手に倉からもってきたら駄目だろ」
と言ってきた。
俺「はぁ?俺じゃねーよ」
爺「とにかく、これは倉に入れてくるから出すんじゃないぞ」
と俺と決め付けて居間から出ていった
753: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/15(水) 23:56:45
友達Aが、どうやら倉に興味をもったらしく俺に倉に連れてってくれと言い出した。
俺は、なんか嫌な予感するから断ろうとしたけど、なんかケチくさいから倉に俺とAとBで行った。
AとBは初めて見る倉が、嬉しいらしく喜んでいた。
突然Bが
「さっき、おまえの爺ちゃんが言ってた人形ってこれ?」
俺「あっあぁ。」
B「なんか、こえーね。」
俺「あんま触らないほうがいいよ」
っと、適当に答え、倉をそうそうに出ていった。
夜、皆で寝ていると、Bがうなされていて、あんまり苦しそうだったから、起こしてあげた
Bは、めちゃめちゃ青ざめた顔で起きた。
俺が
「どうした?」
って聞いても答えない。
しばらく沈黙の時に、今度はAもうなされていて(都合がいいけど)揺り起こしてあけた。
Aなんか唇がカタカタ動いていた。
BがAに
「…おまえも、みた?」
A「…お婆さんか?」
B「…寝てたらさ、居間の端っこから、お婆さんがジッとこっち見てんだよ。」
俺は何もみていない。
その後、二人に聞いたんだが、その婆さんが包丁を持っていて足をひきずり、(手だけで歩いてる状態)ながら
「しかたがないんじゃ〜しかたがないんじゃ〜」
と近づいてきてたらしい。
二人とも怖がって眠ろうとしなかったので、爺ちゃんを起こして、話を聞かせた。
爺ちゃんは、ウンウンっとうなずいて、部屋に塩を盛り、二人をなだめ皆、眠りにつくことができた。
後日、爺ちゃんに話を聞いた。
友達には話さないがね。
あの市松人形は、ご先祖様が知人の人から預かったもので、倉の中にいれてるものらしい。
しかし今も誰も取りにこない。
爺ちゃんに聞いたが、あの市松人形は、ある婆さんが大事にしていた物で、その婆さんの息子が、盗みをして処刑になった。
その婆さんは、頭がおかしくなって寝たきりの爺さんを包丁で刺し殺したらしい。
当時、盗みは大変罪が重く婆さんは石を家に投げられたり、とにかくひどかったらしい。
754: 秋山 ◆MIO/.JGsks :2018/08/16(木) 00:00:41
>>753
ばあちゃん人形に乗り移ったか・・・人形系も怖い話多いよね・・・('A`)
756: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:03:43
>>754
|A-) ボケたババアが怖いかな
いつもなんかやらかしやがる
757: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:04:43
>>753
|ω・` ) 昔の罪人の家族は酷い目にあったとからしいけど…
お婆さんの恨みだけ残っちゃってチャッキーみたくなっちゃったのね
はよ供養出した方がいいんでないか
758: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:05:02
私の実家はものすんごい田舎にあります。
ほんと何にもないから、日用品を買うために山越えしなきゃならないほど。
その日は暗くなってから買い物に出かけました。
母が車を運転し、私と妹が乗りこみました。
スーパー二軒とドラッグストアと文房具屋を回る普段通りのルートの予定。
文房具屋には1枚30円くらいで買える綺麗な折り紙が置いてあったので、私はそれが目当てで買い物についていったのです。
スーパー・ドラッグストアで食品・日用品を買いこんで、次はやっと目当ての文房具屋。
近くの駐車場に着くと私だけ車から降りて、文房具屋に向かいました。
張り紙がしてあって臨時休業でした。
仕方がないので車でもう一軒の文房具屋に寄ってくれるよう頼むと、母は無言で車をだしました。
道中、心なしかスピードが出ている気がして、ああ何軒も寄らせて母は怒っているのかなあと思って私はショボン。
ずっと黙ってました。
そして目的の店につくと私だけ降り、折り紙を買ってすぐ戻りました。
車に乗り込みドアを閉めた瞬間、なぜか母は車を急に発進。
大通りを猛スピードでまっすぐ走って十字路にぶつかると反対車線に車はパラパラ走っているところに、無理やり入りこみUターンをしました。
半ばパニックになっていたその時、ドーンという衝撃音が。
振り返ると十字路で車同士の衝突事故が起きていました。
それでも母は車を止めようとしません。
やっと家に着いた時はげんなりでした。
母は青い顔をして
「お腹が痛くなっちゃったのよ、ごめんね」
と言い、すぐ寝てしまいました。
その後私はこのことを忘れてしまいましたが、二年後妹の口から真相を聞くこととなりました。
759: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:05:19
その日は妹はドライブのつもりで買い物について来ていたので、買い物中もずっと車の中にいて、車内灯でマンガを読んでいました。
そんなことを二回繰り返すと、妙なことに気がついたそうです。
さっきからずっと同じような車が近くにとまっている。
よく見ていたら、40くらいの男が降りてきて、母と私の後に続いてドラッグストアに入っていった。
二人が帰ってくるときにも、ちょうど後ろからついてくるように出てきた。
手には何も持っていない。
文房具屋で私だけが降りた時、母に妹はそのことを告げたそうです。
しかし、車だから大丈夫と母は取り合わず、私にはそのことは言うなと口止めしたそうです。
そして二軒目の文房具屋ここでも私だけが降りました。
またその男は続いて車を降り、同じように文房具屋に向かったそうです。
「あの男だよ!まなみ姉ちゃんが危ないよ!」
妹がそう言うと
「まなみが乗ったらすぐ車をだすから、準備していなさい」
母はエンジンをかけながら真っ青な顔でそう言ったそうです。
私が帰ってくると案の定後ろにはその男が。
車のライトに照らされた時、そいつは手にカッターを持っていたそうです。
二人は絶句。
私が乗り込んだ瞬間すぐ車をだしました。
妹はその男を見ていたらしいですが、そいつも車に乗り込んで追ってきたらしいです。
しかし、急なUターンについて来れず、十字路で対向車と事故を起こしました。
薄いブルーのルミーナだったと妹は言いました。
今私は大学生です。
母と妹に感謝。
ちなみに母は運動神経ゼロです。
いつものろのろ運転の母がよくあんなことができたなあと、妹は苦笑いしながら言っていました。
ほんと母は強しです。
763: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:10:03
>>759
|ω・` ) 子供狙った変質者こっわい
お母さんも必死になるよね
でも子供だけ車から降りてその後付いてったら、母親とかに見つかるって分かりそうなもんだけど田舎とかなら
766: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:20:14
一年前、北関東のファミマでバイトしてた時に変な体験した。
俺は夜勤専門で夜0時〜朝8時までのシフト。
帰ったら夕方まで寝るという生活だった。
問題はその時に見る夢だった。
夢の内容は、コンビニで働いている俺に向かって、変な男が刃物持って追い掛け回してくる、というものだった。
最近コンビニ強盗が多いから自分で心配してたのかな?と思ったが、さすがに2週間連続で見た時は変に思った。
コンビニの仕事を終えて朝勤の新人の女の子と変わる時に、ふとそんな変な夢の内容を話題にしてみると、その子は不審な表情になって、私も最近似たような夢を見ます、という。
彼女の夢は俺とほぼ同じ、刃物男に追い掛け回されるという内容らしい。
それも、2週間前このコンビニで働き出してから、という事だった。
そういえばこの子がバイトを始めたのと、俺が夢を見出したのは同時期だった。
彼女は共感を覚えるよりも気味が悪いと思ったようで、コンビニを辞めたいとまで言い出した。
しかしまだ2週間目だし、店長も良い人だからそうそう迷惑は掛けられない。
俺も夢を見ずにすむなら他のコンビニ店に移ってもよかったが、たかが夢でそこまでするか?とも思った。
とりあえずこの話題は誰にも話さないほうがいい、その内に夢も見ないようになる、という結論になった。
その日から1週間たった日。
まだ夢は続いていたが、俺は夜勤明けだったので帰るとすぐに布団に横になった。
今までとは違う夢を見た。
767: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:20:31
夢の中でも俺は布団に寝ていた。
すると、ガチャッ、と玄関のドアが開く音がして、誰かが足音を立てながら入ってきた。
そいつは何か重そうな物をズルズル引きづりながら、俺の寝ている部屋に向かってゆっくり歩いてくる。
俺は今までにない恐怖感を感じた。
いつも夢に出てくる刃物男だと直感した。
ヤツがいつも持ってる出刃包丁のような刃物を鮮明に思い出した。
俺は布団をめくろうと手を動かしかけたが、いつの間にか金縛り状態になっていて動けない。
その瞬間、この夢の結末を想像した。
ヤツの包丁が布団ごと俺の腹をゆっくりと刺し貫く場面だ。
ズルズルと何かを引きづる音は、俺の部屋の前で止まり、ドアがゆっくりと開いた。
右手に包丁。
左手には焼けた人間のような黒い塊。
そして喪服を着た笑顔のその男は、コンビニの店長だった。
俺は泣き出してしまった。
悲鳴をあげようとしても声も出ず、体は布団から抜け出せないままだ。
店長は笑顔のまま左手に引きづっていた物を床に放ると、寝ている俺に包丁を向けて飛び掛ってきた。
そこで俺は汗びっしょりで目を覚ました。
もうバイトを辞めるのも仕方がないか、とすら思い始めていた。
その日の夜の勤務が終わり、俺はそのまま事務所で朝方に来るはずの店長を待っていた。
店長より先に、同じ朝方勤務の例の女の子が来ていたが、今日でここを辞めるという。
理由を聞いた時は、ここより条件の良いバイトがあったから、と誤魔化してはいたが夢の話を匂わすと表情が変わった。
お互いの夢の内容を確認しあった時には、彼女は手が震えるくらいに動揺していた。
俺はそのまま店長を待ってバイトを辞めた。
丁度その時間帯を希望していた新人がいるらしく、あまり迷惑は掛からなかったみたいで、安心する反面、俺は店長の顔をロクに見る事が出来なかった。
朝勤の女の子もその日限りで他の職に移ったらしい。
俺はその日以来夢は見なくなった。
結局、原因は今でもわからない。
ただ、事務所で店長を待っていた時に、彼女と一緒に働いていた30代のベテラン女性に店長の事を聞いてみた。
店長は性格が良くて客受けもいい人だが、前科持ちという噂があるらしい、と。
768: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:24:08
>>767
|ω・` ) あーこれ似たような話読んだ覚えある!
それは夢を見たのは語り手の女の人の子供の頃の話だったけど
やっぱり前科持ってる人を勘が鋭い?人が観るとなんか分かっちゃうのかな
それが夢を通して見ちゃう、みたいな
769: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:24:21
実体験から、一つ書き込みを
自分自身はそんなに恐い思いをしたわけではないけど…
自分が通っていた小学校には、渡ってはいけない踏切というのがあった。
校則で、そう決められているのかどうかは知らないが、横断してるのを教師に見つかったら怒られていた。
校庭のすぐ向かいにあって、遮断機も無く、車も通れないような狭い踏切である。
自分には年の離れた兄が居て、その兄が言うには、自分が小学校に入るずっと前からその決まりはあったそうです。
ある日の午後の授業で、図工の風景画を描くために、自分と友達の二人で何を描こうか校庭を歩き回っていた時のこと
校庭の向かい側にある、例の渡ってはいけない踏切がカンカン鳴り出した。
何の気なしに見てみると、少し向こうの方から中学生か高校生ぐらいの人が乗った自転車が(当時高校も中学も殆どがガクランだった為、小学生の自分には見分けが付かなかった…)猛スピードで踏切の方に突っ込んでくる。
電車が来る前に急いで渡ろうとしているのかな?と思っていると、やはり踏切の方にハンドルを切ってきた。
線路の向こう側とこっち側では、段差になっていて、踏切の前は2m程と短いものの結構急な上り坂になっている。
車止めなどもあり、スピードの出ている自転車ですり抜けるのは、結構な技術がいる。
案の定自転車は、上り坂を登ったとこで失速してしまった。
ちょっとやばいんじゃないの?と思っていると、自転車は踏切の真中で完全に止まってしまった。
足で地面を漕いでいるが、上手く進んでいない。
それから数秒だろうか、すごく長い時間に感じたけど、けたたましいブレーキ音と共に自転車とその学生は、電車にはねられてしまった。
あまりの出来事に、自分と友達は目を背けることすら出来なかった。
はねられた学生は、線路の反対側に跳ね飛ばされていて、こちらからは見えなかったけどぶつかった時の映像が目に焼き付いていて、子供ながらに即死だろうと思った。
少し離れたところにいた生徒達が集まってきて、騒ぎを聞きつけた先生もやってきた。
先生は、何があったの?と、しきりに聞いてきたが、あまりの出来事に上手く説明できなくて友達の方を見たら、目を見開いたまま、焦点の定まらない目で泣いていた。
先生に言われて保健室でしばらく休んで落ち着いた頃に、また先生がやってきて状況を説明してくれと言われた。
自分は、見たままに話したんだけれど、隣にいた友達が違うと言い張って聞かなかった。
友達が言うには、学生は二人で、自転車で二人乗りをしていて後ろに乗っている方が、早く早くと運転している方を急かしていた
踏切の真中に来た時に、後ろに乗っていた方が、自転車を掴んで止めて鍵を掛けた
そう言って譲らなかった。
自分は後ろに乗ってた学生なんて、絶対に見ていないし、現に電車に跳ねられた学生は一人だけだった。
でも友達の言っていたことは、嘘じゃないような気がする…。
772: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:28:05
|A-) 今回の怖い話はここまでー!
音楽も終了
おつかれさまでしたw
774: 秋山 ◆MIO/.JGsks :2018/08/16(木) 00:28:34
おつどっくん!('A`)ノ
777: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:31:14
|ω・` ) 毒男さんお疲れさまでしたー!
楽しかったー!ありがとう!
元スレ:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/radio/30500/1492337610/
うちは一階建ての、かなり年季の入ってる家なんだけど、庭とかには祖父の趣味の錦鯉なんか飼ってる。
ちょっとした旅館みたいな感じなんだ。
倉もあるんで、小さい頃は友達や姉とかくれんぼして遊んだよ。
多分、刀も沢山あるし鎧とか、お宝鑑定の番組にだしたいくらい。
今は、まったく俺は近寄らない。
なぜかというと…
俺が小学五年の時の話、その当時、俺は倉の中に懐中電灯や毛布等を隠しており、映画の「ネバーエンディングストーリー」の真似をして、漫画を読んで菓子を食っていた。
その日は雨が降ってて、ネバーエンディングストーリになりきっていた。
青リンゴはなかったから、梨を食っていた。
けっこう異様な雰囲気だったと思う。
倉の中に市松人形があるんだが、どーにもその日やたら、気になって後向きにしておいた。
漫画に熱中していた。
「そろそろ昼飯かな。」
そう思って立ち上がった。ギョッとした!
市松人形がこっち向いてるんだよ。
怖がりだった俺は走って逃げた。
ドキドキしながら時間はたった。
ご飯を食べ、しばらく自分の部屋にいたが、読みかけの漫画が気になる。
俺は勇気を出して倉まで漫画を取りに行くことにした。
倉をあけた。
雨が降ってるから、かなり暗い。
さっさっと漫画をとって倉の扉を閉めるとき気になってチラッと人形をみたんだよ。
なんか不気味なんだけどさ、ただの人形だった。
俺は、しばらく倉の中で漫画を読む事はやめた。
ある日、クラスの友達が俺の家に泊まりにきたんだよ。
昼は野球して、夕方頃はみんなでスーファミやってた。
爺ちゃんが居間にやってきて、
「市松人形を勝手に倉からもってきたら駄目だろ」
と言ってきた。
俺「はぁ?俺じゃねーよ」
爺「とにかく、これは倉に入れてくるから出すんじゃないぞ」
と俺と決め付けて居間から出ていった
753: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/15(水) 23:56:45
友達Aが、どうやら倉に興味をもったらしく俺に倉に連れてってくれと言い出した。
俺は、なんか嫌な予感するから断ろうとしたけど、なんかケチくさいから倉に俺とAとBで行った。
AとBは初めて見る倉が、嬉しいらしく喜んでいた。
突然Bが
「さっき、おまえの爺ちゃんが言ってた人形ってこれ?」
俺「あっあぁ。」
B「なんか、こえーね。」
俺「あんま触らないほうがいいよ」
っと、適当に答え、倉をそうそうに出ていった。
夜、皆で寝ていると、Bがうなされていて、あんまり苦しそうだったから、起こしてあげた
Bは、めちゃめちゃ青ざめた顔で起きた。
俺が
「どうした?」
って聞いても答えない。
しばらく沈黙の時に、今度はAもうなされていて(都合がいいけど)揺り起こしてあけた。
Aなんか唇がカタカタ動いていた。
BがAに
「…おまえも、みた?」
A「…お婆さんか?」
B「…寝てたらさ、居間の端っこから、お婆さんがジッとこっち見てんだよ。」
俺は何もみていない。
その後、二人に聞いたんだが、その婆さんが包丁を持っていて足をひきずり、(手だけで歩いてる状態)ながら
「しかたがないんじゃ〜しかたがないんじゃ〜」
と近づいてきてたらしい。
二人とも怖がって眠ろうとしなかったので、爺ちゃんを起こして、話を聞かせた。
爺ちゃんは、ウンウンっとうなずいて、部屋に塩を盛り、二人をなだめ皆、眠りにつくことができた。
後日、爺ちゃんに話を聞いた。
友達には話さないがね。
あの市松人形は、ご先祖様が知人の人から預かったもので、倉の中にいれてるものらしい。
しかし今も誰も取りにこない。
爺ちゃんに聞いたが、あの市松人形は、ある婆さんが大事にしていた物で、その婆さんの息子が、盗みをして処刑になった。
その婆さんは、頭がおかしくなって寝たきりの爺さんを包丁で刺し殺したらしい。
当時、盗みは大変罪が重く婆さんは石を家に投げられたり、とにかくひどかったらしい。
754: 秋山 ◆MIO/.JGsks :2018/08/16(木) 00:00:41
>>753
ばあちゃん人形に乗り移ったか・・・人形系も怖い話多いよね・・・('A`)
756: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:03:43
>>754
|A-) ボケたババアが怖いかな
いつもなんかやらかしやがる
757: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:04:43
>>753
|ω・` ) 昔の罪人の家族は酷い目にあったとからしいけど…
お婆さんの恨みだけ残っちゃってチャッキーみたくなっちゃったのね
はよ供養出した方がいいんでないか
私の実家はものすんごい田舎にあります。
ほんと何にもないから、日用品を買うために山越えしなきゃならないほど。
その日は暗くなってから買い物に出かけました。
母が車を運転し、私と妹が乗りこみました。
スーパー二軒とドラッグストアと文房具屋を回る普段通りのルートの予定。
文房具屋には1枚30円くらいで買える綺麗な折り紙が置いてあったので、私はそれが目当てで買い物についていったのです。
スーパー・ドラッグストアで食品・日用品を買いこんで、次はやっと目当ての文房具屋。
近くの駐車場に着くと私だけ車から降りて、文房具屋に向かいました。
張り紙がしてあって臨時休業でした。
仕方がないので車でもう一軒の文房具屋に寄ってくれるよう頼むと、母は無言で車をだしました。
道中、心なしかスピードが出ている気がして、ああ何軒も寄らせて母は怒っているのかなあと思って私はショボン。
ずっと黙ってました。
そして目的の店につくと私だけ降り、折り紙を買ってすぐ戻りました。
車に乗り込みドアを閉めた瞬間、なぜか母は車を急に発進。
大通りを猛スピードでまっすぐ走って十字路にぶつかると反対車線に車はパラパラ走っているところに、無理やり入りこみUターンをしました。
半ばパニックになっていたその時、ドーンという衝撃音が。
振り返ると十字路で車同士の衝突事故が起きていました。
それでも母は車を止めようとしません。
やっと家に着いた時はげんなりでした。
母は青い顔をして
「お腹が痛くなっちゃったのよ、ごめんね」
と言い、すぐ寝てしまいました。
その後私はこのことを忘れてしまいましたが、二年後妹の口から真相を聞くこととなりました。
759: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:05:19
その日は妹はドライブのつもりで買い物について来ていたので、買い物中もずっと車の中にいて、車内灯でマンガを読んでいました。
そんなことを二回繰り返すと、妙なことに気がついたそうです。
さっきからずっと同じような車が近くにとまっている。
よく見ていたら、40くらいの男が降りてきて、母と私の後に続いてドラッグストアに入っていった。
二人が帰ってくるときにも、ちょうど後ろからついてくるように出てきた。
手には何も持っていない。
文房具屋で私だけが降りた時、母に妹はそのことを告げたそうです。
しかし、車だから大丈夫と母は取り合わず、私にはそのことは言うなと口止めしたそうです。
そして二軒目の文房具屋ここでも私だけが降りました。
またその男は続いて車を降り、同じように文房具屋に向かったそうです。
「あの男だよ!まなみ姉ちゃんが危ないよ!」
妹がそう言うと
「まなみが乗ったらすぐ車をだすから、準備していなさい」
母はエンジンをかけながら真っ青な顔でそう言ったそうです。
私が帰ってくると案の定後ろにはその男が。
車のライトに照らされた時、そいつは手にカッターを持っていたそうです。
二人は絶句。
私が乗り込んだ瞬間すぐ車をだしました。
妹はその男を見ていたらしいですが、そいつも車に乗り込んで追ってきたらしいです。
しかし、急なUターンについて来れず、十字路で対向車と事故を起こしました。
薄いブルーのルミーナだったと妹は言いました。
今私は大学生です。
母と妹に感謝。
ちなみに母は運動神経ゼロです。
いつものろのろ運転の母がよくあんなことができたなあと、妹は苦笑いしながら言っていました。
ほんと母は強しです。
763: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:10:03
>>759
|ω・` ) 子供狙った変質者こっわい
お母さんも必死になるよね
でも子供だけ車から降りてその後付いてったら、母親とかに見つかるって分かりそうなもんだけど田舎とかなら
766: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:20:14
一年前、北関東のファミマでバイトしてた時に変な体験した。
俺は夜勤専門で夜0時〜朝8時までのシフト。
帰ったら夕方まで寝るという生活だった。
問題はその時に見る夢だった。
夢の内容は、コンビニで働いている俺に向かって、変な男が刃物持って追い掛け回してくる、というものだった。
最近コンビニ強盗が多いから自分で心配してたのかな?と思ったが、さすがに2週間連続で見た時は変に思った。
コンビニの仕事を終えて朝勤の新人の女の子と変わる時に、ふとそんな変な夢の内容を話題にしてみると、その子は不審な表情になって、私も最近似たような夢を見ます、という。
彼女の夢は俺とほぼ同じ、刃物男に追い掛け回されるという内容らしい。
それも、2週間前このコンビニで働き出してから、という事だった。
そういえばこの子がバイトを始めたのと、俺が夢を見出したのは同時期だった。
彼女は共感を覚えるよりも気味が悪いと思ったようで、コンビニを辞めたいとまで言い出した。
しかしまだ2週間目だし、店長も良い人だからそうそう迷惑は掛けられない。
俺も夢を見ずにすむなら他のコンビニ店に移ってもよかったが、たかが夢でそこまでするか?とも思った。
とりあえずこの話題は誰にも話さないほうがいい、その内に夢も見ないようになる、という結論になった。
その日から1週間たった日。
まだ夢は続いていたが、俺は夜勤明けだったので帰るとすぐに布団に横になった。
今までとは違う夢を見た。
767: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:20:31
夢の中でも俺は布団に寝ていた。
すると、ガチャッ、と玄関のドアが開く音がして、誰かが足音を立てながら入ってきた。
そいつは何か重そうな物をズルズル引きづりながら、俺の寝ている部屋に向かってゆっくり歩いてくる。
俺は今までにない恐怖感を感じた。
いつも夢に出てくる刃物男だと直感した。
ヤツがいつも持ってる出刃包丁のような刃物を鮮明に思い出した。
俺は布団をめくろうと手を動かしかけたが、いつの間にか金縛り状態になっていて動けない。
その瞬間、この夢の結末を想像した。
ヤツの包丁が布団ごと俺の腹をゆっくりと刺し貫く場面だ。
ズルズルと何かを引きづる音は、俺の部屋の前で止まり、ドアがゆっくりと開いた。
右手に包丁。
左手には焼けた人間のような黒い塊。
そして喪服を着た笑顔のその男は、コンビニの店長だった。
俺は泣き出してしまった。
悲鳴をあげようとしても声も出ず、体は布団から抜け出せないままだ。
店長は笑顔のまま左手に引きづっていた物を床に放ると、寝ている俺に包丁を向けて飛び掛ってきた。
そこで俺は汗びっしょりで目を覚ました。
もうバイトを辞めるのも仕方がないか、とすら思い始めていた。
その日の夜の勤務が終わり、俺はそのまま事務所で朝方に来るはずの店長を待っていた。
店長より先に、同じ朝方勤務の例の女の子が来ていたが、今日でここを辞めるという。
理由を聞いた時は、ここより条件の良いバイトがあったから、と誤魔化してはいたが夢の話を匂わすと表情が変わった。
お互いの夢の内容を確認しあった時には、彼女は手が震えるくらいに動揺していた。
俺はそのまま店長を待ってバイトを辞めた。
丁度その時間帯を希望していた新人がいるらしく、あまり迷惑は掛からなかったみたいで、安心する反面、俺は店長の顔をロクに見る事が出来なかった。
朝勤の女の子もその日限りで他の職に移ったらしい。
俺はその日以来夢は見なくなった。
結局、原因は今でもわからない。
ただ、事務所で店長を待っていた時に、彼女と一緒に働いていた30代のベテラン女性に店長の事を聞いてみた。
店長は性格が良くて客受けもいい人だが、前科持ちという噂があるらしい、と。
768: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:24:08
>>767
|ω・` ) あーこれ似たような話読んだ覚えある!
それは夢を見たのは語り手の女の人の子供の頃の話だったけど
やっぱり前科持ってる人を勘が鋭い?人が観るとなんか分かっちゃうのかな
それが夢を通して見ちゃう、みたいな
769: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:24:21
実体験から、一つ書き込みを
自分自身はそんなに恐い思いをしたわけではないけど…
自分が通っていた小学校には、渡ってはいけない踏切というのがあった。
校則で、そう決められているのかどうかは知らないが、横断してるのを教師に見つかったら怒られていた。
校庭のすぐ向かいにあって、遮断機も無く、車も通れないような狭い踏切である。
自分には年の離れた兄が居て、その兄が言うには、自分が小学校に入るずっと前からその決まりはあったそうです。
ある日の午後の授業で、図工の風景画を描くために、自分と友達の二人で何を描こうか校庭を歩き回っていた時のこと
校庭の向かい側にある、例の渡ってはいけない踏切がカンカン鳴り出した。
何の気なしに見てみると、少し向こうの方から中学生か高校生ぐらいの人が乗った自転車が(当時高校も中学も殆どがガクランだった為、小学生の自分には見分けが付かなかった…)猛スピードで踏切の方に突っ込んでくる。
電車が来る前に急いで渡ろうとしているのかな?と思っていると、やはり踏切の方にハンドルを切ってきた。
線路の向こう側とこっち側では、段差になっていて、踏切の前は2m程と短いものの結構急な上り坂になっている。
車止めなどもあり、スピードの出ている自転車ですり抜けるのは、結構な技術がいる。
案の定自転車は、上り坂を登ったとこで失速してしまった。
ちょっとやばいんじゃないの?と思っていると、自転車は踏切の真中で完全に止まってしまった。
足で地面を漕いでいるが、上手く進んでいない。
それから数秒だろうか、すごく長い時間に感じたけど、けたたましいブレーキ音と共に自転車とその学生は、電車にはねられてしまった。
あまりの出来事に、自分と友達は目を背けることすら出来なかった。
はねられた学生は、線路の反対側に跳ね飛ばされていて、こちらからは見えなかったけどぶつかった時の映像が目に焼き付いていて、子供ながらに即死だろうと思った。
少し離れたところにいた生徒達が集まってきて、騒ぎを聞きつけた先生もやってきた。
先生は、何があったの?と、しきりに聞いてきたが、あまりの出来事に上手く説明できなくて友達の方を見たら、目を見開いたまま、焦点の定まらない目で泣いていた。
先生に言われて保健室でしばらく休んで落ち着いた頃に、また先生がやってきて状況を説明してくれと言われた。
自分は、見たままに話したんだけれど、隣にいた友達が違うと言い張って聞かなかった。
友達が言うには、学生は二人で、自転車で二人乗りをしていて後ろに乗っている方が、早く早くと運転している方を急かしていた
踏切の真中に来た時に、後ろに乗っていた方が、自転車を掴んで止めて鍵を掛けた
そう言って譲らなかった。
自分は後ろに乗ってた学生なんて、絶対に見ていないし、現に電車に跳ねられた学生は一人だけだった。
でも友達の言っていたことは、嘘じゃないような気がする…。
772: 毒男 ◆B.DOLL/gBI :2018/08/16(木) 00:28:05
|A-) 今回の怖い話はここまでー!
音楽も終了
おつかれさまでしたw
774: 秋山 ◆MIO/.JGsks :2018/08/16(木) 00:28:34
おつどっくん!('A`)ノ
777: cat ◆TUKUMO3rAI :2018/08/16(木) 00:31:14
|ω・` ) 毒男さんお疲れさまでしたー!
楽しかったー!ありがとう!
元スレ:http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/radio/30500/1492337610/
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