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毒男の怖い話とか音楽とか雑談とか 2015/09/13 スレ

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Part2
47 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:22:46.754 ID:U/X1duQe0
怖いかどうかは判らんが、俺が嫁さんと出合った時の話。
当時、俺は不動産の管理会社に勤めていたんだが、その会社で管理しているマンションに
24時間管理で、いつでも対応可能なマンションがあった。
営業時間外は、警備会社に電話が転送されるシステムの奴なんだが、
ある日、その警備会社から電話がかかってきた。
「昨日の深夜にマンションの住人から電話があり、
隣の空き部屋に誰かいるので見に来て欲しいと言われてので向かいました。」

結局は見に行ったが誰もいなかったそうで戻ってきたらしいんだが、
とりあえず、その入居者に連絡して欲しいと言われたので、連絡してみたところ、本人はかなり怯えており、
「実は前日にも同じことがあり、今晩見に来て欲しい」
とのこと。
内心、めんどくせぇなと思いながらも、その晩その入居者の部屋に行ったんだが、深夜2時くらいだったかな…
マンションに来た時に、隣の空き部屋は確認して鍵もしっかり閉めた。
にもかかわらず、人が歩き回る音が聞こえる。
しかも、一人じゃなくて、足音からして複数の人間?の足音だった。
2人で壁に耳をつけて聞いていたんだが、俺も怖かったから、部屋を確認にも行きたくなかった。
で、動けずにしばらくした頃足音が消えた。
その瞬間、今度は壁を引っかく?掻き毟るような音に…、しかもそれが次第に大きくなった…

50 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:23:17.218 ID:U/X1duQe0
で、ふっとそれが聞こえなくなったと同時に、
「どーーーん!!!」
って向こうから壁を殴られた。
その瞬間、2人で逃げました。
結局、マジで怖かったから、その部屋の確認はできなかったんだが(新人にやらせたが何も無かったらしい。)
後日、同じ会社の人に聞いたら
「その部屋って、クロス張り替えても張り替えても、壁に長方形のお札みたいな跡が浮き出るんよねぇ。」
と…
その他にも、改装中にガラス窓に誰か写ってたとかいう話もあったり、
入居してもすぐ出て行く人が多いとかいろいろないわくつきの部屋だったみたいです。
まぁ、これがきっかけで嫁はもらえたが、
「どーーーん!!」
の瞬間、心臓止まるかと思った。

56 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/13(日) 01:33:40.154 ID:i8zM/6GcK
お久しぶりです(。・ω・)こんばんはあった!

55 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:33:37.381 ID:U/X1duQe0
亡くなったウチのばあちゃんに昔聞いた話
ばあちゃんは子供のころ、とても大きな家に住んでいたらしく大きな蔵も2つほどあったそうな。
1つめの蔵にはガラクタを。
2つめの蔵にはお宝を。
ばあちゃん家ではそうしていたらしい。
でも、なぜかその蔵に「絶対にしまわれない」お宝があったんだって。
ひとつは、甲冑。
実際に戦国時代に使われたとかいう、それはリッパなものだったそう。
座している格好で置いてあったそうだ。
そしてもうひとつが、今の炊飯器ぐらいの大きさの木箱で、鉄の縁取りがしてあって、赤茶に錆びた鎖でがんじがらめ。
カギ(南京錠のことだと思う)も2個ついていたとのこと
それらは、とても怖かったというばあちゃんの祖父の部屋に常に並べて置いてあったそうでばあちゃんは、親祖父母から
「絶対に触るな」
とキツーく言われていた。
そもそもその祖父の部屋っていうのが、母屋じゃなくて離れにあって常に立ち入り禁止くさいものだったらしい。
んで ある日ばあちゃんが、弟と庭で遊んでたときに放った鞠が離れの屋根の上に載ってしまったそうな。
鞠が取れなくて困り、離れの中にいた祖父に声をかけたらつついて落とす棒か何かを探しに行ってくれた。
祖父を待ちながらウロウロしていたら、いつの間にか弟が居ない。
探したところ、離れの祖父の部屋の中で見つけたそうだ。

57 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:34:35.030 ID:U/X1duQe0
ところがその弟の様子がおかしい。
あの鎖でがんじがらめの箱を抱えて、しきりになにかフガフガしているんだと。
慌てて駆け寄ると、薄く白目をむきながら鎖に噛み付いてフガフガ言いながら
それを噛み千切ろうとしていたらしい。
弟の襟元も箱も畳も、よだれでビショビショ
ばあちゃんは必死に弟を正気に戻そうと、ホッペタをひっぱたいたり揺さぶったりしたようなのだが、
弟は全く意に介さず鎖をかみ続ける。
そしてなによりばあちゃんがビックリしたのは、弟が抱えている箱。
中から声が聞こえるんだそうだ
あけてくださいー とか、
あけて、あけてよう とか
悲鳴を上げるとちょうど祖父が走って戻ってきたそうで、なにしてる!と一喝するやいなや弟から箱をふんだくり
甲冑の隣へドスンと置いて弟は襟を掴んで水場へひっぱっていき、桶で何倍も水をかぶせたそうだ
続いてばあちゃんも水をかぶせられたらしい
弟はキョトンとしており、自分が何をしていたのか分からない様子で祖父に
「あの箱はなんなのか」
と聞いても知るな、と言われてなしのつぶてだったそうだ
そしてついにその謎を知ることがないままばあちゃんは家を出て駆け落ちしたんだと(笑)
ちなみにその実家の場所は、長野の伊那?イナって場所だそうです
ご当地の方、ご近所にそんな屋敷ありませんか?


61 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/13(日) 01:37:06.624 ID:uYqbGFsB0
>>57
|ω・`) 知ることで縁が出来てしまう系なのかな
でも気になるよぬ!

65 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/13(日) 01:46:20.768 ID:KSO3JXDfK
箱の話きた コレもコトリバコみたいな箱なのかな

67 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:51:10.944 ID:U/X1duQe0
>>61
|A-) そういえばそういう可能性もあるねえ
    気になるねえ…俺だったら聞いちゃいそう…w
>>65
|A-) 今回のは中になんかいたからなあ…w
    封印されてたのかな
    それと中に閉じ込められているというのに怒りもせず出してほしいって言うのはたぶんやばいやつ

70 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:53:09.890 ID:U/X1duQe0
私の実家の話です。
知ってる方が読むと、ばれちゃうと思うけど…
うちの家族全員見えないものですから、お払いをしても、成仏されているのかどうか分からなくて。
前置きが長くなりましたが…。
私の実家(といっても借家)は、2階までがテナントで上が住居型のビルです。
私の親が雇われ管理人をしています。
私が小学生ぐらいのころにこのビルで、奥さんに失踪された男性が子供を残して自殺してしまった事がありました。
朝方、お子さん達が
「お父さんが自殺をしました」
と知らせに来たそうです。
自殺自体は夜間に行っているようなので、お子さん達は、
自殺の一部始終を見るか聞くかしていて、朝方まで耐えていたようでした。
母は腰を抜かしてしまったので、父が見に行き、真っ青になって戻ってくると110番したということを、
周囲があわただしくなった頃に起き出した私は知りました。
(余談ですが、警察の人から「まず救急車を呼んでよ」と叱られたと、親が話していたことが印象に残ってます)
その後、一応形だけでもと、その部屋は神主さんを呼んでお払いをしてもらい、次の入居者を入れる事になりました。
ですが、それ以来、色々と怖い話を聞くようになったんです。
私自身の体験としては、子供の頃の話で記憶が曖昧なのですが…。
学校から帰ってエレベーターに乗ろうとすると、なぜか自殺のあった○階に止まっている事が多い。
子供ながらに怖かったので、その階に止まっている時は、エレベータに乗りませんでした。
また、自宅の階を押していたはずだと思うのですが、なぜか素通りして、○階にまで行ってしまう事も。
まぁ、うっかり押しちゃったんだろう、ぐらいで気に留め無いようにしている内に本当に気にしないまま成長しました。

71 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:54:30.753 ID:U/X1duQe0
私が社会人になったころ、友達が職を無くして困っていたので、親に話して仕事を紹介してもらいました。
仕事自体は、事務処理と電話番のような仕事で、特に問題無かったのですが。
問題は、その職場で。あの自殺のあった部屋だったんです。
その会社は、小規模で現場作業が多いので、事務所といっても1k程度の間取りしか必要としておらず、
1日事務所に詰めるのも、事務員1人でことたりる会社でした。
あの問題の部屋(2DK)は、一部屋を事務所にし、残りの部屋を1DKとして貸し出していましたので、
友達が働くのは、あの問題の部屋の一部という事になります。
聞いて気持ちの良い話ではないだろうからと、特に話さずに仕事を紹介したところ、
順調に話が進み、採用が決まりました。
1ヶ月もした頃、友達に
「仕事慣れた?」
と、訊ねたところ、様子がおかしいんです。
どうしたのか聞いたところ、
「あの事務所、怖い」
と。
部屋のとある角に植木を置くと、与える水にも過不足無いし、日当たりも悪くないはずなのに、必ず枯れてしまう。
その角の天井に、中年のおじさんの顔が浮かんでいて、じっとみていることがある。
そう言うんです。
霊感があるとは聞いていたけど、それまでは荒唐無稽な話が多かったので、
あまり信じていなかったのですが、ぞっとしました。
それからすぐに友人は退職してしまい、事務所も転居し、
私とは関連が無くなったので、その部屋のことは、最近まですっかり忘れていました。
7月の事です。
夜間に親から電話があり、怖い話を聞いたと。
親の話では、8月に転居が決まっている、女性2人で同居していた方が、挨拶に見えられ、こんな事を言い出したと…

72 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:56:04.953 ID:U/X1duQe0
女性達「管理人さん、○階で何かあったんですか?」
親「どうしてですか??別に何もありませんけど?」
女性達「信じて貰えないかもしれませんが、私達、少し見えるんです」
(うさんくさそうにした親に、見えるって説明があったらしいのですが、ここでは略)
女性達「私達の部屋、3階でしょ?夜に仕事から戻って3階を押すのに、○階まで行っちゃう事が頻繁にあったんです」
女性達「この間、○階でエレベータの戸が開いた時、顔ははっきりしないけど、
中年の男性が、ドアの前に立ってた事があるんです」
女性達「怖くて閉じるボタンを押しても戸が閉じなくて」
女性達「やっと閉じて3階に降りて、部屋に戻って戸に鍵をかけたら、ドアベルが鳴ったんです」
女性達「もちろん、怖くてそのまま無視してたら、ドアノブをがちゃがちゃされて…」
という話でした。そして
女性達「浮遊霊とかでは無いようなんです。○階にずっといるみたい。管理人さん、あの階はお払いした方がいいですよ」
と、
「別に何も無いですよ」
を繰り返す親に言い残して行ったそうです。
管理人という立場上、何があったとは言えなかったけど、怖くなったから私に電話したようでした。
だって、あの自殺からゆうに20年以上経っているんです。
結構都心部で、入居者の入れ替わりも激しいので、自殺のことを知っている人なんかうちの家族以外にはいないんです。
ましてや性別や年齢とか…
普段から心霊・オカルトを全く信じておらず、怖がる事など皆無だった親が珍しく怖がっていて、私まで怖くなりました
なお、親に
「その部屋、今どうなってるの?」
と訊ねると、中学校の教員(独身)が1人で住んでいる、と言うことでした。
とりあえず、もう一度きちんとお払いをしてもらえるか、
ビルの所有者(親の雇用主)に頼んでみようか、という話に落ち着いて、その話は終わりました。

73 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 01:57:23.804 ID:U/X1duQe0
そして、現在ですが。その教員は失踪中です。
9月ぐらいに、その教員の学校から
「夏休みも終わったのに、出校して来ない。連絡も無いのだが、在宅しているかどうか確認して欲しい」
と親に連絡があったそうです。
母が見に行くと、電気はついている様子でしたが、人がいる気配は無い。
勝手に入る訳にもいかないので、保証人となっている、その方の兄弟へ連絡をしたところ、
あわてて兄弟が見えられ、一緒に部屋に入ることに。
親の印象では、その兄弟は
「とうとうやったか!」
って感じで、なんだか予想されていたようだったということでした。
部屋は、電気がつきっぱなしで、すごく散らかっていたそうです。
お風呂には数センチ程度、淀んだ水が溜まっていて、流しも埃が溜まっており、
水回りは、ここしばらく使われていないように見えたと言っていました。
結局、部屋にはおらず、その方も
「戻ってきたら連絡下さい。私も時々様子を見に来ます」
といって帰られたそうですが、うちの親は、さすがに怖くて昼間以外は見に行くことが出来なかったようです。
後日談ですが、その失踪した教員は現在も見つかっていません。
親が、その兄弟から聞いたところ、失踪原因は、担当しているクラスの非行少年(笑)が手に負えず、
悩んだ末に鬱状態になったようだ、という事です。
どれも聞きかじりで実際に見たわけでは無いし、失踪自体も霊のせいではないのかもしれないですが…
やはりお払いはした方が良いですよね?けど、失踪中とはいえ、居住者がいるし…
何で今頃?見えないし感じ無いので、どうにもこうにも…
長文失礼いたしました。
怖くて○階に行けない&○階に止まっているエレベータに乗れない小心者からでした。

76 :雲丹飛行船 ◆pWQeq2Fjw. :2015/09/13(日) 02:02:48.835 ID:QJbAJd+z0
今日は長いですね
期待してます

78 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 02:05:02.935 ID:U/X1duQe0
俺のばあちゃんは、ちょっと霊感が強い人で、温泉宿なんかに一緒に行っても、
「ここでなにかあったな」
などとすぐにわかるらしい。
そんなばあちゃんが、俺に話してくれた話。
ばあちゃんの旦那(つまり俺のじいちゃんね)が、ガンで入院していた。
医者からはもう余命いくばくもないと告げられていて、ばあちゃんはつきっきりで看病していた。
ある日じいちゃんが、ばあちゃんに向かって
「窓の外を黒い人がゾロゾロと通るんだが、なんとかしてくれないか?」
と言ってきた。
ばあちゃんが外を見ても、そんな人はいなかった。
だいたいその病室は1階ではない。
気のせいだと思い、じいちゃんをなだめて寝かせ、その日は家に帰った。
次の日、病院より電話があって、じいちゃんは息を引き取った。
その後ばあちゃんは、再婚もせずにいて、よく裏の家のおばさんとお茶飲みや旅行などしていた。
毎日互いの家を行き来するほど仲が良かった。
そんな仲良しだったおばさんが、大腸がんだとわかった。
転移がひどく、もう手術は出来ない状態だったそうだ。
そのおばちゃんは、主に自宅で療養していたので、ばあちゃんも毎日看病に行っていた。

79 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/09/13(日) 02:05:10.769 ID:TtKzoveT0
ひょえー

80 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 02:05:40.582 ID:U/X1duQe0
もういよいよ起き上がれなくなったおばさんが、ばあちゃんに向かって、じいちゃんと同じような事を言った。
「うちの庭を、黒い服を着た人がたくさん歩いている。出て行くように言ってくれ」
そんな感じだ。
そのおばさんの家の庭は、表の通りからちょっと入ったところにあるので、
一般の人がウロウロするようなことはまずない。
ばあちゃんも一応確かめたのだが、やっぱりそんな人はいなかった。
おばさんを寝かせて、ばあちゃんは家に帰った。
その日の夜、ばあちゃんの家の裏の戸をドンドンと誰かが叩いた。
(こんな夜に誰なんだろう…?)
と思い、ばあちゃんが見に行くと、そこには裏の家のおばちゃんがいた。
しかし、おばさんの顔、腕、胸の辺りまでははっきり見えたが、肋骨辺りから下は見えない。
(ああ、**さん(裏の家のおばちゃんの名前ね)亡くなったな…)
と思ったばあちゃんは、
「**さん!早く自分の家に帰りなさい!」
と強い口調で、追い返したら、おばさんの上半身だけの姿スッと消えた。
その次の日、裏の家のおばさんの訃報が届いたということだ。
どうやら、死ぬ間際の人の所には、黒い服を着た人が迎えに来るらしい。
みなさんも、窓の外にそんな人が見えたら、用心してくれ。

81 :毒男 ◆B.DOLL/gBI :2015/09/13(日) 02:17:56.190 ID:U/X1duQe0
未だに分からないのですが
小学四年の時、私の入っていた合唱団に新しく同い年の子が来ました。
髪の長い、活発な女の子で、人見知りの激しい私は最初、距離をおいていました。
が、何が彼女の琴線に触れたのか、彼女は私に積極的に話しかけてくるようになり、
私たちはお互いの家を行き来するほど、仲良くなりました。
彼女はだれにも好かれる人で、やたらと明るい性格でした。
五年生の6月でした。
私は彼女と大喧嘩をしてしまいました。
それ以降彼女は合唱団にこなくなり、連絡もとれなくなりました。
田舎で交通手段もあまりなく、歩いて会いにいけなかった私は、
どうしようもなく、ほとぼりが冷めるのを待つことにしました。
半年待っても、彼女はきませんでした。
痺れをきらした私は、先生に彼女のことを尋ねました
「誰のことだ?」
「そんな子いなかったはずだけど」
私は食い下がって、大泣きして、親を呼ばれて帰りました。
いつからか、彼女の名前は団員の中にも上がってませんでした。
迎えに来た母さえ、覚えていませんでした。
彼女の家があった場所は、空き地になっていました。
今でもたまに思い出す、友達の話

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