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石田 雨竜×チルッチ・サンダー・ウィッチ

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BLEACH総合女の子ハァハァスレ 10th
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169 :チル×石田〜石田×チル:2008/01/30(水) 22:50:13 ID:TFioTMD2
 無機質な空間に光が飛んだ。少女は不機嫌な顔で光をよけると、重ねたシンバルに似た
自身の武器を男に向けて飛ばした。何度も避ける男に苛立ちながら、腕を振り回して
それをついて行かせる。
「器用だな。けど――」
 鈍い音が辺りに響いた。男の足取りに狂わされた円盤が、太い柱を砕いたのだった。
(ちょこまかと…!)
 チルッチ・サンダー・ウィッチは、血が滲みそうな程に唇を噛んだ。
「君の武器の特徴は全て理解した。もう僕には当たらない」
(うっさいわね)
 彼女が最も嫌う、いちいちカンに障る話し方をする男だった。ただでさえ長い話は
疲れるというのに、この男の話はその疲れを何十倍にもしてくれる。
「そもそも君の攻撃は…」
「一護!邪魔だよ邪魔!」
 また長くなりそうな話を切ったのは、彼等と共に行動していたらしい破面だった。
シロアリのような外見を、見た瞬間に嫌った覚えがあった。
「僕は雨竜…な、何をやってるんだ君は!」
 地面に這いつくばって上を見上げるペッシェから、思わず石田が後ずさった。
訳のわからない展開に、チルッチの眉間に皺が寄る。
「何って…男のローマンではないか!」
 表情はわからないが、恐らくにやけているであろう声だった。不意にチルッチの
表情が変わる。
「あんな可愛い女子がミニスカートなぞ、けしからんではないか!」
「はぁ?!何を言ってるんだ君は。あんな女のどこが…!」
 風が、時間が、霊粒が動いた。咄嗟にその場から飛びのいたが、無駄だった。
「だれが『あんな女』ぁ?アンタの眼鏡壊れてるんじゃないのぉ?」
 石田の上に馬乗りになったチルッチが、眼鏡の奥の目を睨むように覗き込む。
(しまった!)
 逃げようにも、十刃落ちだけあって力は石田と対等か、それ以上だった。
細い腕のどこでそんなに抑え込んでいるというのだろうか。
「ず、ずるいぞ一護!!」
「雨竜だ!それより、君のせいでこんなことになったんだぞ!」
「今度は、『こんなこと』?つくづく失礼ね!」
 ペッシェに向けていた顔を、両手で無理やり真っ直ぐに向ける。表情は明らかに嫌そうで、
睨みかえしてもいた。つくづく気に食わない男だった。
「二度とそんなコト言えないようにしてあげるわ」
 にぃっと口角を上げ、石田の眼鏡を外して投げた。
「何をするんだ!」
 突然視界を奪われ、石田が声を張り上げる。目の前の少女も見えないほどにぼやける。
一瞬頭を、死の一文字が過ぎった。屈辱だ。いつ殺されるのかも見えず、ましてやこんな
女に殺されるとは――覚悟ができないまま、少女が動く。
「ッ?!!」
 思わず目を瞑ったが、痛みとはまるで縁のない感触が唇を支配した。驚きに目を見開くと、
少女らしき影が先ほどよりもずっと近く、ぼやけて見えた。支配は止まない。唇から奥へ、
舌へと絡んでねっとりと湯気を立てる。冷たかった地面も今では丁度良いほどだった。

170 :チル×石田〜石田×チル:2008/01/30(水) 22:51:05 ID:TFioTMD2
 疲れるほどに口を重ね、やっと細い糸を引きながらチルッチは離れた。口が攣りそうで
ロクに言葉も話せない石田に、彼女はまた嗤う。
「もう疲れたワケ?あんだけ喋るんだから平気だと思ったのに」
 言葉にならず、唇が震えた。代わりに脳がフル回転する。これは彼女の能力の一端なのだろうか
とか、意図や意味やその後を想像するが、納得のいく答えが出ない。頭まで火照ってしまっているの
だろうか。
「あ?もしかして初めてだったの?」
「…るさい」
 やっと出た言葉は、疑問でも怒りでもなく、単なる強がりに似た否定だった。そらす瞳を、
まじまじと見つめてみる。
(間近で見ると、案外悪くないじゃない)
 ツンとそっぽを向いた石田にお構いなしに、チルッチはごそごそと彼の服を探った。
「な、何してるんだ!」
「何この服。ダサいしどうやって着てんのよ。チャックも何もないじゃない」
 くすぐったさと羞恥心で右腕を振り回してみるが、彼女には一向に当たらない。視界はぼやけて
見当もつかないのだから、無理もない。
「あーもー!暴れんな!…もう引きちぎるわよ、良いでしょ?」
「良い訳ないだろ!」
 悲痛な叫びも間に合わず、威勢のいい音と共に服が適当に引きちぎられる。切れ端があたりに
投げ捨てられる。
「ひ弱なヤツってこれも弱いって聞いたけど、本当?」
 そんな馬鹿な事があるか――という否定も間に合わず、胸部を這う舌の感触に声が出なかった。
「やっぱり本当なのね」
 きゃはは、と耳に障る高い声で笑い、細い指で男には不必要であろう突起を弄り回す。
「ほらほら、情けない声で鳴きなさいよ!」
「う、あ…、馬鹿、か、君は…っあぁ!」
 まだ減らず口をたたく石田に、苦虫を噛み潰したように舌打ちをする。どこまでも思い通りに
ならない男だ――殺したくなる衝動を抑え込んで、指を止めた。
「『馬鹿』なんて言ってくれるじゃない」
 胸元から指を這わせ、ズボンの上で止まる。十二分に膨らんだそれを見て、汚いものを見るように
嗤う。
「やっだ、何カタくしちゃってんの?馬鹿はそっちじゃないの」
「う、るさい…」
 息も絶え絶えに、だが口は減らなかった。どこまで意地っ張りなのか、呆れて息をついた。
だがすぐに、にんまりと笑みを浮かべる。
「ねえ眼鏡、このままじゃヤだよねー。どうして欲しい?」
「……、別に…」
 あくまでも冷めたフリを続ける石田だった。それが彼女にはどうしても気に食わない。そのプライドを
ずたずたに切り裂いてやりたかった。
「いいのかなー?そんなこと言ってて」
 ズボンの上から突起をさする。すっかり敏感になったそれは、面白いように膨れ上がっていく。
「…ッ、君が、……したいだけなんじゃ、ないのか?」
 言い慣れない言葉を繋いで叩きつけた。チルッチの表情が一気に強張る。
「ふ…ふざけんじゃないわよ!!誰がアンタみたいのとわざわざヤりたがるのよ!」
 長い睫毛に縁取られた大きな瞳を更に見開いて、石田に詰め寄った。
「だったらどいてくれないかな。別にいいだろう?」
 チルッチは言葉を失った。自分のプライドが粉々になって砕け散った。その音が聞こえる気さえした。
女に迫られ、挙句ここまでカタくしておいて平静さを保っていた男が、これまでにいただろうか。
「どかないってことは…」

171 :チル×石田〜石田×チル:2008/01/30(水) 22:56:26 ID:TFioTMD2
 天地が逆転した。背中にひんやりとした冷たさが沁みる。
「やっぱりそういうことなんだろう?」
 ほんの少し、本当にコンマ程気を抜いただけだったのに、男は状況を一転させた。押しつけられた体は
痛みこそ感じないが、動かそうにも動かなかった。
「人がこうして一点に力を集める時、圧力は押された人間の力を軽く上回るほどに大きくなる。そして何より…」
 石田の片手が、チルッチのスカートの中に潜り込む。下着の上から触れただけで、手を伝うほどの液体が
流れた。
「君は既に力が入れられない」
 唇をきゅっと噛んで、石田を睨みつけた。だが男はチルッチを見ることなく――実際表情など
見えていないのだが――自らのズボンに手をかけた。
(…思ってたより……)
 そそり立つ自身を見つめられていることも知らず、石田は器用にチルッチの下着を脱がす。
ねっとりとした太い粘液が橋をかける。
「じゃあ、思う存分どうぞ」
「え?ちょ、ちょっと待ちなさ…!」
 喉から息が漏れた。十分に準備は出来ていたとはいえ、前戯も何も無しにいきなりするか、文句は
山ほどあったが、今はとにかく痛んで仕方がなかった。思わず、涙が流れた。
 そんなことは露ほど知らず、石田はひたすらに腰を打ちつけた。空気が少し入ってしまったのか、
それの漏れる音も混じって卑猥な音が無機質に響く。
「うん、ふ、ん……ッ、あ…ん!」
 じんじんとした痛みも、すぐに快楽に変わることが不思議だ。脳まで震えた気がした痛みが、
今では脳をとけさせる甘美な痺れをもたらしている。
「やっぱり、君は卑猥なんだな……。よだれくらい、拭いたらどうなんだ…!」
 首筋に唇を落としながら、石田が罵る。だが、とうに崩れ去ったプライドの前ではそれも快楽の
一部に等しかった。
「あ、はあ、ぁん……イイの…すっごい、イイの…」
 今までに無い素直な笑顔で呟く。甘く温かい息が石田の耳をくすぐり、彼の脳もまたとけさせる。
「くっ……出る、ぞ…!」
 チルッチの甘い声と共に、彼女の中で果てた。ずるんと引き抜いたそこからは、入りきらなかった
らしい白濁液がねっとりと溢れ出した。それを指ですくい、彼女の口にねじ込んだ。
 嬉しそうに、笑っていた。
 肩で息をする疲れ切った少女の横で、石田はもう一度彼女の全身を見まわしてから眼鏡をかけなおした。
そして少女の方を見ることもなく、自分の服を縫い合わせ始めた。

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