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浮竹 十四郎×卯ノ花 烈

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BLEACH総合女の子ハァハァスレ 10th
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47 :卯ノ花×浮竹:2007/12/19(水) 21:43:48 ID:EGjNZXSg
「病状が悪化しています。早ければ……年内の命になってしまいます」
 悲痛そうな表情で、だがまっすぐした瞳が浮竹を捕らえたまま、四番隊隊長・卯ノ花烈は言葉を放った。
外は夕刻だというのに暗く、降っては消える淡い雪が降り始めていた。
「…は?」
 思いもよらぬ死を宣告された浮竹はその雪のように髪のように、頭の中が真っ白になった。
気の抜けた返事をすると、卯ノ花は視線を落として唇を噛んだ。
(本当、なのか)
 ドクンと心臓が鳴った気がした。命が悲鳴でもあげているのだろうかと、こんな時に苦笑いをしてしまう。
まだ秋の香りを漂わせながら降る雪のようだ、俺の命は。そんなことを考え、らしくないとまた笑う。
「…ただ」
 卯ノ花の言葉に、ふと顔をあげる。先ほどよりほんの少し、表情が優しくなったような気がした。
「一つだけ治す方法があります」
「本当か!」
 思わず身を乗り出して叫んだ。下半身を覆っていた布団がめくれあがり、冷たい風が足先を凍らせた。
咳込むのとくしゃみとが同時に出て、卯ノ花に背を撫でられた。ゆっくり呼吸を整えて今度は布団をかけられた。
「ご無理なさらないで下さい!」
 ぴしゃりと言われ、「す、すまん」と眉尻が下がる。
「あ…お薬の時間ですね」
 時計が目の端に移った卯ノ花が不意に言った。
「そうだったそうだった!」
 慌てていつも枕元に置いてある薬を探して、だが見つからずわたわたとしているとすっと薬と
湯のみの乗った盆が差し出された。
「今日のお薬は少し変えてあります。少しでも良くなるように」
「そうなのか」
 ありがとう、と笑い、薄い桃色をしたカプセルを二つ飲み込んだ。浮竹が飲み込むのに上を向いた瞬間、
卯ノ花が一層深い、だが何処となくしてやったりといった印象を持たせる笑みを浮かべた。
勿論、浮竹が飲み終えて卯ノ花を見据える頃には、春風を思わせる穏やかな微笑みを浮かべている。
「…で卯ノ花、その方法ってのは何なんだ?五千年に一度しか咲かない花の蜜とかか?」
 いいえ、と首を振る。じゃあ幻の虹鳥の羽を煎じた薬かと聞くと、同じように首を振った。
じゃあ、と頭を掻きながら視線を天井に向けると、あっと言う暇もなく視界が畳に移り、頭に枕が当たっていた。
体に重みを感じて下目づかいに見てみると、浮竹にまたがるようにして卯ノ花が座っていた。
「…卯ノ、花?」
 驚きに固まった声を絞り出すように聞く。彼女はいつもと何ら変わりない微笑みのままだ。
「治したいのなら、じっとしてて下さいね」
 顔を近づけてきて、耳元でそっと囁いた。清楚な髪の香りがふわりと浮竹の鼻腔をくすぐる。
どくんと全身の血液が力強く流れて熱くなる。特に体温の上昇が激しいのが――。
(こんな非常時に何を考えているんだ俺は!!)
 検診で触れられるのも額で体温を計るのにもすっかり慣れているのに、これしきのことで熱くなるとは
どういうことか。卯ノ花に悟られる前に鎮めようと、気持ちの整理をしていた時だった。
「あら…」

48 :卯ノ花×浮竹:2007/12/19(水) 21:45:37 ID:EGjNZXSg
 自分にほんの少し当たる膨らみに気がついた卯ノ花がそれを見つめた。視線にドキリとして、
膨らみは更に増してしまう。くすりとした笑みを浮かべると、それを触れる程度に撫でた。
「……ッ…?!」
 ただ少し触れられただけで、頭が痺れるような感覚が浮竹を襲った。また、肥大する。
「大変ですわね」
「ちが、うんだ、卯ノ花…!」
 血液循環が良くなりすぎたのか、真っ赤になった顔を横に向けて弁解する。どうしたことか、
体が全く動こうとしない。
「構いませんよ?治療に必要ですしね」
 何の事だかさっぱりになって返事の無い浮竹の帯を解き、手早くそれを取り出した。
病弱な体とは打って変わって立派なそれを、両手で優しく包み込むと悩むことなく咥えこんだ。
愛おしそうに、浮竹全体へ丁寧に舌を這わせる。独特の男の匂いが卯ノ花の脳を満たした。
「卯ノ花…ッ!」
 襲いかかる快楽に思考回路を支配されながら、蜘蛛の糸ほどになった理性を切らすまいと繋ぎとめる。
――どうにも今日の俺の体はおかしい。
 それに増して、卯ノ花の様子までおかしいではないか。夢なのかこれは。しかしねっとりとした
粘液と卑猥な音、そして何より自身を支配する感覚は、夢にしてはリアルすぎた。
(まずい…!)
 間、だった。浮竹の中で何かが爆発した。まずい、この放出感は――。
「ん…」
 言うことを聞かない体で、無理やり首だけを動かして見れば、浮竹の精液を顔面に受けた卯ノ花が
目に入りかけたのか片目を閉じてこすっていた。どろりとした白濁液を被った卯ノ花は、それでも
嫌な顔では無かった。どころか、手や顔についたそれを、恍惚とした表情で飲み干していくのだった。
「卯ノ花…その、だ、大丈夫か…?」
 何と声をかければ良いのか迷ったが、黙っているわけにもいかずに問いかけた。卯ノ花は目元から
手を離すと、穏やかな微笑みを浮かべる。
「ご心配なさらなくて結構ですわよ。これも治療の一環ですし」
「は?」
 浮竹の疑問に返事はせず、自らの死覇装の帯を解き、ゆっくりと袴を下ろす。あろうことか
下着はつけておらず、手入れの行き届いた秘部と、安産型だろう魅力的なお尻が姿を見せた。
そして浮竹の上――今度は体を垂直にして、膝をついた。
「ちょ、ちょっと待て!」
「お気になさらなくても、ちゃんと濡れていますよ」
「そうじゃなくて!……ッ!」
 ずぶ、と音がした気がした。がちがちになってそそりたっている浮竹のそれは、卯ノ花の中に
一気に飲み込まれた。絡みつくような内側の感覚と、嬉しそうな卯ノ花の笑顔とに浮竹のそれが
大きく脈を打って膨張した。

49 :卯ノ花×浮竹:2007/12/19(水) 21:46:34 ID:EGjNZXSg
「ん…きつ……」
 眉を寄せ、嬉しげな苦痛を漂わせる。初めて見る表情だった。
「あ…説明がまだ、でしたね。ん…ッ、これは、体内の悪性物質を、排出して、抗体をつける
 ための…です、んっ!あ、別に精液が悪性な訳では、ありませんから、ご心配なさら、ず…」
よがるように体をくねらせながら卑猥な音を立て、大きく胸を揺らしながら激しく腰を上下させる。
とは言え機械的な動きではなく、一回一回深さや速さを微調整していた。
ぬるりとした粘液、適度な圧迫感、考え抜かれた速さや深さ…その全てが浮竹を刺激する。
付け加え、上着も肌蹴させられ無意味に等しい男の突起に柔らかな唇が這わされている。
「ふ、ん…ぁ…」
 帯の無くなった服から、たわわな胸がこぼれた。腰の動きに合わせて、浮竹の目の前で胸が上下に
揺れ動く。掴んでやりたい欲望に駆られたが、生憎体は動かなかった。
「どうぞ」
 浮竹の心中を読んだかのように、片手を浮竹の上について彼の手を取り、自らの胸に当てた。
卯ノ花の細い指が浮竹の指を包み、それごと胸をもみしだく。この世のものとは思えぬ柔らかい
感触が浮竹の皮膚を伝わり脳に辿り着く。
 ――もう駄目だ。
理性の糸が切れかけた浮竹は、最後に襲い来る快楽を口走った。
「出るぞ…!」
「いつでも、どうぞ」
 どいてくれという意味で言ったのだったが、女性にそう言われては我慢も限界というものだ。
「ん、ふぅあ…!」
 ドクドクと音を立てて、卯ノ花の中で果てた。強張った表情が一気に緩み、ふう、と息をつく。
卯ノ花もまた同じ時に息をつくと、満足げに微笑んで腰を上げた。どろり、収まりきらなかった白濁が
卯ノ花の中から溢れ出した。浮竹の先とで糸を引き、やがて切れた。
「…なあ卯ノ花」
「何ですか?十四郎さん」
 やっと動くようになった両腕を後頭部で組んで、横たわったまま隣に正座する卯ノ花を見つめる。
名前を呼ばれたことにほんの少し照れを覚えたが、聞きたいこととは関係ない。
「あの薬だろ?詳しいことは知らんが、とにかく動けなくするやつは」
「筋肉を一時的に硬直させるお薬ですよ」
 怖い話を笑顔でする卯ノ花に、やれやれと微笑んで肩をすくめる。
「…あんなもん無くても、嫌がったりとかしないのにな……」
「何か仰いましたか?」
 本当に小さい独り言だったのだが、雪の積もる音しか聞こえないこの場所では随分響く声だったのかもしれない。
「いや、何でもないさ」
 爽やかににこりと笑うと、卯ノ花も同じように微笑んだ。
積もった雪がまた、音も立てずに消えた。

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