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二十歳になった記念に人生語りさせてくれ
[8] -25 -50 

1:🎏 1:2020/2/21(金) 01:07:37 ID:0UY88oZulo
スレタイ通り。
今年二十歳を迎えた>>1が酒を飲みながらひたすら今までの人生を振り返るスレ。

山もなく、オチもなく、意味もなく。
いいとも悪いとも言えない>>1の人生を淡々と書いていきます。

書きだめしてないし長いので、何日かかけながら書いていきます。
あと、これから書く話は全て>>1の主観なので、真実とは異なる描写があるかもしれないです。

それでもよろしければ、自分語りにお付き合いくださいませ。


22:🎏 1:2020/2/25(火) 03:20:57 ID:0UY88oZulo

以上。私の今までの人生はこんな感じです。

私としては結構大変で苦しい日々だったけど、それでも「悪い人生」と言えなかったのは、私には普通がわからないから。何が普通で何がおかしいのか私には分からない。

ここまで書いてきた出来事よりもずっと辛い日々を送ってきた人だって世の中には沢山いると思う。
特にBは親から身体的な虐待を受けてきた人で。他の友達も虐めを受けて不登校になったり、親に少し問題があったり、私よりも辛い経験をした人は沢山いる。

一方で私は両親も健在で、金銭的にも恵まれた家庭にいて。習い事もさせてもらって。
それなのに落ち込んでばかりで。こんなに恵まれた環境にいるのに不満ばかり言ってる。

高校生の時に病院で「一過性の鬱」と言われた時、少しだけショックを受けた。
一過性なら、どうして私は今までずっと辛い思いをしてきたんだろう。これまでの辛い思いはみんな経験してきたことで、私が死にたいと思ってるのは他の人にとっては当たり前のことで。それなら、私が今辛いと思ってるのは「甘え」で、もっと頑張らなければいけないんだろうか。
そんなことを思った。

ずっと私なりに努力してきたつもりだった。
親を怒らせたくなくて、習い事も勉強も頑張ったつもりだった。
だけど成果が出なければ「金が勿体ない」「なんでこんなこともできないのか」と怒られて。
成果が出たら、親は喜んでくれたけど他の人は喜ばなかった。
努力してもしなくても、結局は誰かから怒られる。
でも、これも普通のことなのかもしれない。

やっぱり普通がなんなのか、私にはわからない。


大学の時、知り合いの男の人が私の悩みを聞いてくれたことがあった。
その人は既婚者なんだけど、ちょうど奥さんと離婚のことで揉めていた。
私はその人の悩みを聞いて、その人は私の悩みを聞いてくれた。
私はその人に沢山のことを相談した。
「母に怒られるのが怖い」
「友達に怒られるのが怖い」
「どうして私はこんなに何もできないんだろう」

「母に言われた言葉がずっと頭から離れない」
小学生の頃に言われた言葉が頭から離れないままだった。
「あんたなんか産まなければよかった」と言われた。
車を運転中、母が怒りながら
「今私がここで事故を起こせば、あんたは死ぬんだよ。私は別に死んでも構わないけど、あんたはそれでいいの」と言われ、泣きながらとにかく誤ったことを思い出した。
でも、これも別に泣くようなことじゃなくて、普通にあることなのかもしれない。
23:🎏 1:2020/2/25(火) 03:31:52 ID:0UY88oZulo

「母は朝ごはんを作ってくれたことがない」
私はその人に愚痴を言った。

母は朝起きることができなくて、父も仕事で忙しく朝ご飯を作れなかった。
保育園の頃にはもう、朝ごはんは食パンを一枚自分で焼くことが決まっていた。
その頃は、姉と一枚の食パンを分け合うのが細やかな楽しみだった。

その人は、愚痴を言う私にこう言った。

「あなたは、お母さんに朝ご飯を作ってもらいたかったんだね」

当たり前のことを言われたはずなのに、その時は目から鱗が落ちるような気分だった。
それから、とても嬉しかった。

その人は、ただ私の感情を受け止めてくれた。
私の愚痴に同調して「君のお母さんは酷い人だね」と言うのではなく、母に同調して「あなたのお母さんは体調が悪いのだから、朝ごはんが作れなくても仕方ない」と言うのではなく。
ただ、私の思いを受け止めてくれた。それが嬉しかった。

そうしたら、今まで母に抱いてきた不満や恨みが、「好きだからこその裏返し」であることに気がついた。
私は母が好きだった。本当に好きで、だからこそ怖かった。

私はファザコンではなく、本当はマザコンなのかもしれない。
そう思った。

私は「この人なら信頼してもいいかもしれない」
そう思った。

でも結局、私の相談に乗ってくれたのは、私の体目当てであることを知り、人間不信が更に強くなった。

だけどその人の言葉は今も私の心の中に残っている。
それだけ当時の私にとって、衝撃的な言葉だったのだと思う。
24:🎏 1:2020/2/25(火) 04:02:24 ID:0UY88oZulo
この前、成人式があった。

私の晴れ着姿を見て、家族はみんな自分のことのように喜んでくれた。
祖母は本当に嬉しそうで「可愛い」「可愛い」と言ってくれた。
嬉しかった。
その日の夜、母が私の保育園自体のビデオを出してきて、見せてくれた。
そこに映っていたのは私の記憶通り、他の園児に混ざって1人でぼーっとしてるぼっちの私だったw

そのビデオを見ていると、昔のことを思い出した。
家族で一緒に旅行に行ったこと。一緒に動物園に行ったこと。梨狩りに行ったこと。映画を見に行ったこと。

こんなにも楽しい思い出が沢山あったはずなのに、なんで今まで忘れてたんだろう。そう思った。


そういえば、こんなこともあった。
毎年母と私で一緒に見に行っているライブがあった。
チケット代は「誕生日プレゼント」という建前だった。
一昨年、母に「今年もライブに行く?」と聞かれ「行かない」と答えると「どうして?」と聞かれ「誕生日に他に欲しいものができたから」と答えた。
すると母は「誕生日プレゼントじゃなくて、私の奢りだったとしてもいかない?」と言った。

その時、母がいつも祖母に「奢って」と言っていたことを思い出した。祖母がそれに嬉しそうに答えていたことも。

もしかすると、母にとってお金は、「愛情を示す手段」だったのかもしれない。
母は祖母にお金を恵んでもらうことで、コミュニケーションを取っていた。
そして私にも「奢る」という言葉を使って、一緒にライブに行くように誘った。
そういえば、昔からたくさんの習い事をさせ、私たち子供に多額の費用を使っていた。
私たちにお金をかけることが、母にとっての精一杯の愛情表現だったのかもしれない。
そう思うと、ちょっと悲しくなった。


終わり。


ここまで読んでくださった方(いるかなあ?)、ありがとうございます。
文章力がないので、読みにくかっただろうと思います。すみません。

これが私の今まで歩んできた20年(フェイクはあるけど)です。終わり。

今年20歳になり大人の仲間入りということで、色々なことをやっていきたいな。
もう一回ちゃんと病院に言って障害がないか、心に問題がないか検査したいし、心に抱えてる沢山のコンプレックスを解消したい。
それから学生のうちに、本を読みまくりたいと思う。
今まで人付き合いが少な過ぎて世間を知らないので、もっと色んなことを知りたい。そうしたら、もっと気が楽になれるかな、なんて思っている。


質問があればどうぞ。

あと、私から少しだけ質問。
・私の人生って普通?でしょうか?
・私は人付き合いが下手くそでしょうか?
・やっぱり私ってどこか変でしょうか。
・おすすめの本があったら教えてください。
25:🎏 令和最初の名無しさん:2020/3/13(金) 17:20:09 ID:8Siz/EmjiU
おつかれ
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