白猫「……」ジー
黒猫「なにをジロジロ見ておる、下郎」
白猫「ご、ごめんなさい」
黒猫「礼儀を知るなら、先住者たる妾に筋を通すべきであろう。名を名乗るがよい」
白猫「はじめまして。名前はまだありません」
黒猫「ふん。そなたなぞ下郎で充分じゃ」
白猫「あのー」
黒猫「なんじゃ」
白猫「下郎ってなんですか?」
黒猫「…………飼い主はどこにいったのかの」
92: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/9(土) 23:32:25 ID:S7H4XSRQ72
飼い主「むう、シロタンが寝てしまうとは……」
黒猫「これは、コタツではないか」
飼い主「くろちゃんがきたー」ムギュ
黒猫「酒臭い!はなすのじゃ!」ネコパンチ
飼い主「かわいいのー」ムギュギュギュ
黒猫「えーい、この酔っぱらいめが」ヒャクレツネコパンチ
飼い主「あー血がでた……」ヘラヘラ
黒猫「……酔っぱらいなぞ百害あって一利なしじゃ」ペロペロ
93: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/9(土) 23:34:39 ID:S7H4XSRQ72
飼い主「ZZZ……あーコタツでねちゃったか。なんで手が傷だらけ???」
94: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/9(土) 23:44:25 ID:S7H4XSRQ72
飼い主「今日は連休の一日目。最近は睡眠不足だったし、もっと寝よう……ZZZ」
黒猫「えーい、いつまで寝ておる!妾の朝の食事の仕度をせぬか!」フギー
飼い主「……はいはい」ムクリ
…………………………………
飼い主「さて、ごはんはあげたし、もう一眠り……」
黒猫「ふん」
飼い主「お、重い。くろちゃん上に乗らないで」
黒猫「なんじゃ」
飼い主「やれやれ、さて寝よう……」
白猫「あふぉんれくらさーい」
飼い主「またネコジャラシくわえてきたよ。しかたない、ちょっとだけだよ」パタタタタ
白猫「わーい」パシパシ
黒猫「妾が手本を見せてくれる」バシバシ
飼い主「わーくろちゃんまで!……まあ、これが幸せってやつかもなぁ」
95: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/10(日) 07:34:50 ID:G29ES65mug
飼い主「連休二日目かー今日は大掃除するぞー」
掃除機「ゴーーー」
白猫「なんだ、やるのか?」オシリフリフリ
飼い主「シロタン、掃除機にケンカ売らないで」
黒猫「妾の獲物じゃ」ネコパンチ
飼い主「掃除しにくいよう」
96: 名無しさん@読者の声:2017/12/10(日) 11:08:54 ID:vxkopQk0OA
可愛いなぁ(*´∀`*)
ウチの先代も酔っ払い嫌いだった
飲んだ後全然近寄ってきてくんないけどこっちは猫肌恋しくて寄ってって猫パンチまでがワンセット
97: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/10(日) 12:22:42 ID:9u6sDNVoAA
>>96
黒猫「なんじゃ、そなたも妾のひゃくれつ猫パンチをくらいたいのかの」
白猫「わー支援してくれた方にそんなことしちゃダメですよー」
98: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/10(日) 14:15:27 ID:9u6sDNVoAA
飼い主「クローゼットも整理しないとなー」ヨイショ
白猫「飼い主さん、ここいいスキマですね」
飼い主「こらこら、整理してわざと空けたんだから入り込まないの」ヨイショ
白猫「えー」
飼い主「あー古いタオルがいっぱいあるなー……」
黒猫「ZZZ」
飼い主「タオルにもぐり込んで寝ないでね」ヨイショ
黒猫「なんじゃ、敵か!」ガブー
飼い主「痛たたたた。寝ぼけないでー」
99: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/10(日) 23:13:41 ID:7mm9Adh/F6
白猫「ごはんですかー?」スリスリ
黒猫「早々と準備とは殊勝な心がけじゃ」スリスリ
飼い主「ごはんじゃありません。ガス台みがいてるだけ。足にじゃれつかないでー」ゴシゴシ
白猫「えー」スリスリ
飼い主「もーじゃまだよー…あ!」フミ
黒猫「なにをするのじゃー!痛いではないかー」ギャー
飼い主「くろちゃん、シッポを踏んでごめん。でもね……」
黒猫「おわびにかつぶしくらい出してもらおうか」
飼い主「踏んだのシッポの先だよね。毛しかふんでないよね」
黒猫「ふん」
100: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/10(日) 23:14:52 ID:7mm9Adh/F6
俺、100をgetしたら完走までがんばるんだ
101: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/10(日) 23:16:19 ID:7mm9Adh/F6
飼い主「まったくもう、当たり屋かっての」ゴシゴシ
白猫「! 飼い主さーん」スリスリ
飼い主「わ、シロタン危ない」フミ
白猫「フギャー」ダダダダダダ
飼い主「おもいっきり踏んでしまった……」
102: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/12(火) 08:05:55 ID:BzYwWymh3A
飼い主「雑誌もたまっちゃったなーまとめて結んでおこう」シバリ
白猫「姫さまーこれ楽しいですね」バリバリ
黒猫「そうじゃの」バリバリ
飼い主「こらこら、まとめた雑誌で爪とぎしないの。もう、収集日までしまっておくか」
バサバサバサバサ
飼い主「ビニールひもが爪とぎで切れてる……」
上に戻ってエンドレス
103: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/12(火) 08:09:23 ID:BzYwWymh3A
白猫「姫さま、飼い主さんがおうちにいるのに忙しそうです」
黒猫「放っておけ。すぐに妾たちと同じになる」
飼い主「疲れたー」コタツ ゴローン
白猫「本当だ」
104: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/12(火) 12:43:38 ID:yTAunDIDy6
飼い主「疲れたあとのお風呂は気持ちいいなー冬の楽しみだよね」
カリカリ ガラ
黒猫「……」スタスタ
飼い主「くろちゃーん、よくお風呂の扉あけられたね。一緒にお風呂にはいりたいの?」オイデオイデ
黒猫「妾は水はきらいじゃ」クルッ スタスタ
飼い主「いっちゃった。何しに来たんだろ」
白猫「飼い主さーん、何してるんですかー?」
飼い主「今度はシロタンが来た」
白猫「何にはいってるんですか?」ヒョイ ツルッ
飼い主「!」
白猫「!」
バシャーン
飼い主「わー!」
白猫「わー!」
105: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/13(水) 07:56:51 ID:BzYwWymh3A
飼い主「シロタン大丈夫?」
白猫「死ぬかと思いました」ビショビショ
飼い主「……」
白猫「ん?」
飼い主「せっかくだからシャンプーしない?」
白猫「こーろーさーれーるー」ダダダダダダ
飼い主「こら、びしょ濡れのまま逃げるな」
106: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/13(水) 20:42:15 ID:S7H4XSRQ72
飼い主「待てー」
白猫「姫さま、助けてくださーい」ダダダダダダ
黒猫「誰じゃ!?」フー
白猫「え?」
飼い主「捕まえたーあれ?くろちゃんてばシロタンに気がつかないの?いくら濡れて毛がぺったりしてるからってね」
白猫「えー」ガーン
黒猫「消えぬか、貴様!」フー
飼い主「さあさあ、シャンプーシャンプー」
白猫「えーえー」ガーン
107: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/14(木) 08:13:44 ID:At6zJsdFPY
白猫「ギャー」シャワシャワ
飼い主「そんなに死にそうな声ださなくても、もう終わりだよ」
シャワー「ジャー」
白猫「フンギャー」
飼い主「う、うるさい……」
108: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/14(木) 08:15:21 ID:At6zJsdFPY
飼い主「さて最後の仕上げ」
ドライヤー「ゴー」
白猫「フガー」ジタバタ
飼い主「もうヤダ」グッタリ
白猫「もうヤダ」グッタリ
109: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/15(金) 08:16:08 ID:ljgPsdTGmw
飼い主「しかし、苦労のかいあってシロタンたら真っ白。ふかふかほわほわ。かわいいのー」ムギュ
白猫「うわーん」ダダダダダダ
飼い主「逃げた」ガーン
黒猫「ん?そなたいたのか?」
白猫「うわーん」ダダダダダダ
110: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/17(日) 00:58:58 ID:ljgPsdTGmw
黒猫「ほう、湯に落ちてシャンプーという名の拷問にあったと」
白猫「……」コクコク
黒猫「それは災難であったな」
白猫「姫さまは濡れたぼくを見ても、ぼくって気がついてくれないし……」
黒猫「そなたなど見ておらぬ」
白猫「でもー」
黒猫「くどい!」
111: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/17(日) 01:12:04 ID:ljgPsdTGmw
黒猫「妾たち猫族は人間などと違い、自分で自分を清潔に保つことができる」
白猫「まあだから毛玉を吐いちゃうんですけどね」
黒猫「人間どもは湯を使い自らを清める。それを妾たちに当てはめるはお門違いというにな」
白猫「ですよね」
黒猫「だが、そなたの最近のグルーミングは手抜きであったであろう。薄汚れた毛が真っ白になったのじゃ、シャンプーもよいものではないか」
白猫「そんなこと言うなら、姫さまがシャンプーすればいいじゃないですか」ムー
黒猫「だが断る」
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