白猫「……」ジー
黒猫「なにをジロジロ見ておる、下郎」
白猫「ご、ごめんなさい」
黒猫「礼儀を知るなら、先住者たる妾に筋を通すべきであろう。名を名乗るがよい」
白猫「はじめまして。名前はまだありません」
黒猫「ふん。そなたなぞ下郎で充分じゃ」
白猫「あのー」
黒猫「なんじゃ」
白猫「下郎ってなんですか?」
黒猫「…………飼い主はどこにいったのかの」
31: ◆x5Sg3YStuI:2017/11/30(木) 17:38:41 ID:iILpZwnbzs
友子「ねえ、飼い主のコーヒーに……」
飼い主「ソイラテ」
友子「は?」
飼い主「ソイラテ」
友子「……飼い主のソイラテにさ、猫の毛浮いてるよ」
飼い主「本当だ。教えてくれてありがとう」ヒョイ ゴクゴク
友子「それって猫飼いの常識なの?」
32: ◆x5Sg3YStuI:2017/11/30(木) 19:45:33 ID:xWhtGGZ/nM
カン……カン……カン……
友子「何、この不気味な音」
飼い主「ポルターガイスト!?我が家に心霊現象が!?」
友子「おーい、こっちでくろちゃんが器を叩いてるよ」
黒猫「妾の食事はまだか!」カンカン
友子「隣でシロタンが行き倒れてる」
白猫「お腹すいたー」グッタリ
飼い主「しまったーごはんあげてなかったー」
33: ◆x5Sg3YStuI:2017/11/30(木) 19:53:02 ID:xWhtGGZ/nM
白猫「飼い主さんがごはんの用意を始めてくれてよかったですねぇ」
黒猫「……」イラ
白猫「楽しみですね、姫さま」
黒猫「…………」イライラ
白猫「ねえねえ、姫さま」
黒猫「静まれ静まれー」イライライラ
白猫「?」
黒猫「ここにおわす妾を誰と心得る。妾が妾こそが妾であらせられる。頭が高い。ひかえおろー!」
白猫「ええ?」
34: ◆x5Sg3YStuI:2017/11/30(木) 23:02:25 ID:xWhtGGZ/nM
白猫「お腹がすいてイライラした姫さまは恐いな。しかし、なにを言ってるんだろういったい」
飼い主「録画しておいた時代劇の再放送見ようよ」
友子「あんたも好きだね」
テレビ「静まれ、静まれーこの紋所が目に入らぬか。ここにおわす御方をどなたと心得る。先の副将軍水戸光國公におわせられるぞ。一同の者、頭が高い。控えおろう」
白猫「これか」
35: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/1(金) 07:46:58 ID:HYNwZhDcgQ
友子「ではでは、おじゃましました」ペコリ
飼い主「おじゃまされました」ペコリ
白猫「ニャア」
友子「シロタン、お見送りかい。かわいいのう」モフモフ
黒猫「ふん」パタパタ
友子「くろちゃんはシッポでバイバイかい。ツンデレだねー」
飼い主「動画、動画撮りたいぃぃ」バタバタ
友子「この猫バカ」
36: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/1(金) 13:37:32 ID:HYNwZhDcgQ
飼い主「友子はいいやつだよね。私が振られるたびに愚痴につきあってくれてさ」
黒猫「……ふん」シッポ ナデナデ
飼い主「くろちゃんがシッポでなでてくれた!くろちゃーん、大好きー
私のお姫さまー」ムギュー
黒猫「調子に乗るでない!」ネコパンチ
飼い主「痛いナリ」
白猫「学習という文字が飼い主さんの頭にはないのかなぁ」
37: 名無しさん@読者の声:2017/12/1(金) 22:24:52 ID:pp2t3e7qHM
続けて
38: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 08:23:02 ID:tMzwSe7ONk
>>37
白猫「続けますよーでもゆっくりです」
黒猫「ネタ切れというやつか」フン
白猫「違いますよ。能力がないというか、脳のスペックが小さいんですよ」
黒猫「……おぬし、ひどい奴じゃのう」
39: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 08:23:50 ID:tMzwSe7ONk
飼い主「ZZZ……うっうう……」
飼い主(うう……体が重い。苦しい……まさか、これは金縛り……)
黒猫「ZZZ」
白猫「ZZZ」
飼い主「って、なんで2匹とも私の上で寝てるの!?」
40: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 08:33:47 ID:tMzwSe7ONk
飼い主「ZZZ……うっうう……」
飼い主(うう……体が重い。苦しい……まったくもう、またくろちゃんとシロタンが私の上で寝てるんだなー)チラ
右側・黒猫「ZZZ」
左側・白猫「ZZZ」
飼い主(え?)横で寝てる?……ちょっ、これって本当の金縛り!?嫌だー怖い、怖い、怖いー誰か助けてー)
白猫「フギャア」
飼い主「あっ、金縛りがとけた。シロタン、シロターン。ありがとう。ありがとう」ナキベソ
白猫「なんで寝ぼけただけなのに、お礼を言われてるんだろう?」
黒猫「うるさいのう……ZZZ」
41: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 11:03:12 ID:tMzwSe7ONk
飼い主「ただいまー」
白猫「おかえりなさーい」テトテト
飼い主「シロタンお出迎えありがとー」モフモフ
黒猫「ふん」シッポ パタパタ
飼い主「くろちゃんもありがとー」
黒猫「ふん」スタスタ
飼い主「ツンデレお姫さまめ」
42: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 11:04:51 ID:S7H4XSRQ72
飼い主「ただいまー」
シーン
飼い主「あれ?いつもならお出迎えがあるのに。どうしたんだろ」
黒猫「フニー」グテン
白猫「ウニー」グタン
飼い主「あー寒くなってきて、ホットカーペットだしたから……」
黒猫「温かいの」
白猫「動きたくないですね、姫さま」
飼い主「気に入ってくれて嬉しいけど、嬉しくない」
43: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 17:13:56 ID:S7H4XSRQ72
飼い主「ベランダどうぞー」
黒猫「ふむ、ここのベランダは日当たりがよいの」ポカポカ
白猫「暖かいですね」ポカポカ
ビュー
黒猫「!」
白猫「!」
飼い主「あれ?消えた」
黒猫「やはりホットカーペットの上がよい」ヌクヌク
白猫「ですね」ヌクヌク
44: 名無しさん@読者の声:2017/12/2(土) 18:15:42 ID:vxkopQk0OA
実家のニャンコに会いたくなる…
そばで寝てくれると動けないけど嬉しいのさ
つC
45: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 18:25:33 ID:S7H4XSRQ72
黒猫「……」ノシッ
飼い主「くろちゃんが自分から膝の上に乗ってくれた!嬉しすぎる!」
…………………
飼い主「ううっ、ト、トイレに行きたい。でもくろちゃんが……動きたくないっっ」
白猫「>>44さんのところではこんな毎日がおくられてるんですね」
黒猫「ふん」
46: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 20:52:01 ID:S7H4XSRQ72
飼い主「ベランダが殺風景なので、ユーカリの木を置いてみました。なかなかいーじゃない」
黒猫「なんじゃこれは?」
白猫「なんですかー?」
飼い主「くろちゃん、シロタン、見て見てー素敵でしょ。いい匂いするでしょー」
黒猫「……」クンクン
白猫「……」クンクン
黒猫「臭い!」フギャア
飼い主「えっ!?」
黒猫「なんじゃこの臭いは!妾を殺す気か!?」ウガウガ
白猫「えー別に平気ですけど」
黒猫「この鈍感が!妾は繊細で敏感なのじゃ!!」
47: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 20:59:26 ID:S7H4XSRQ72
スマホ「ダレヨリモタカクトブンダ」lineダョ
友子「はいはい。なんだ飼い主か」
飼い主『せっかく買ったユーカリをくろちゃんが嫌がるんだよー』
友子『臭いを嫌がるこもいるらしいね』
飼い主『マジで!?』
友子『それより、ユーカリって猫が食べると毒じゃなかったっけ
大丈夫なの?』
飼い主『マジで!?』
友子『買う前にggrk』
……………………………………
飼い主『マジでした
ところでユーカリいりませんか』
友子『しかたないからもらってやんよ』
48: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/2(土) 22:31:45 ID:S7H4XSRQ72
白猫「!誰だお前は」フー
?「……」フー
白猫「なんだ、やるのか。かかってこい!」フギャー
?「……」フギャー
黒猫「下郎よ、それは鏡というものじゃ」
49: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/3(日) 00:56:34 ID:S7H4XSRQ72
白猫「姫さまーナルシストってなんですか?」
黒猫「なんじゃ急に」
白猫「飼い主さんが姫さまのことナルシストだって言ってました。ナルシストってなんですか?」
黒猫「…………」イラッ
白猫「姫さま?」
黒猫「えーい、人間はツンデレだのナルシストだの好きに言いおって。よいか下郎、何であろうが妾は妾じゃ。それ以外の何者でもないわ!!」
白猫「はい」
黒猫「ふん」
白猫「あのーそれでナルシストって……」
黒猫「だまれ、下郎」
50: ◆x5Sg3YStuI:2017/12/3(日) 00:58:00 ID:S7H4XSRQ72
黒猫「……」ペロペロ
黒猫「…………」ペロペロ
黒猫「………………」ペロペロ
白猫「姫さまが鏡の前でずーーーっとグルーミングしてる」
飼い主「黒猫ちゃんはナルシストだなぁ」
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