俺が能力授けるから闘え~デスゲーム編~を応援して、皆で俺能SSを投稿したり雑談するスレ。
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961: 溶岩過去話:2017/6/14(水) 00:58:47 ID:GOSVIjsWL6
俺の両親は能力者狩りのグループに入っていた。毎回、能力者狩りを行った後は能力者を土に埋めていた。埋葬なのかと俺が聞くと両親は、とても嫌な顔をして言った。
「こいつらは、能力を持たない我々を蔑み殺すんだ。だから埋葬なんてするもんじゃない。遠い村では、人を食う能力者や血を吸う能力者。爆破させたり、魔法で破壊したり、見た者を穴を開けたりする奴だっているんだ。そんな奴らなんかの為に」
じゃあ、何故埋めるのか?と聞けば「肥料にするんだ。こいつらを埋めた土地で作った植物は、よく育つ」そう答えた。
それからすぐだった。俺の能力が開花したのは。手の平にじわりじわりと真っ赤な溶岩が滲み出たんだ。激しい激痛で、転げ回っていた時に見えたのは父が俺に武器を向けている姿だった。それから先は思い出したくない。
最初だったからか溶岩の温度は低かったようで、大火傷だけで済んだ。どうにかこうにか能力を使いこなし、俺は能力者の能力者狩りのグループに入ることが出来た。俺には能力者狩りの道しか生きる道はなかったんだ。
色んな能力者と戦っい、その度に右手の火傷は酷くなった。それで良かった。
俺のグループは、一人また一人と戦いの末に消えて行った。最後に残った一番頼りにしていた能力者の夫婦が、食われた時に俺は…。両親を溶かした時に感じなかった物を感じたが、そんなことはどうでもいい。
ふふふー。能力者は始末だよお。始末しなくちゃあぁ。あは。能 力 者 は 全 て 始 末 し な く ち ゃ。俺も。始末されないと。
―――
そんな過去話。
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