日程
月…題目候補をあげてもらう
火…題目投票と題目決定
水、木(20時まで)…参加募集、参加発表
金、土(20時まで)…レス投下
土、日…投票
ルール(暫定)
月…題目候補の日
火…題目決定投票(20時締切1人1票です)
水、木…木曜の20時までに参加表明を、時間過ぎたら参加不可。参加表明は匿名でも作者名でも作品名でも可
木の20時過ぎに参加者発表します
金、土…出来た人から順次レス投下。名前のとこに参加レス番号が有ると嬉しい。土曜の20時までに投下する。過ぎたら失格。
土、日…投票はレス番のみ、それ以外は無効票になります。
月曜日に結果発表。
>>2に続きます
644: 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2015/8/19(水) 12:47:40 ID:aJ/e2M9dVg
僕にとって、トイレは大切な場所だ。勿論、日常的に使ってはいる。けれど、違う使い方で、使うことが増えていた。
「竹、今日は金曜日で梅さんが来る日だろ?」
利用者の松さんが僕に問いかける。今日来てから7度目の、同じ問いかけ。
「ええ、でも、今日はね、松さん……梅さん、体調が悪いんで、お休みですよ……」
「あぁ……そうか、体調が悪いんじゃ仕方ないか」
少し、どことなく、松さんの表情が暗くなった気がする。
「竹、今日は梅さんが来る日じゃないのか?まだ、迎えに行ってないだろ?」
思い出したかのように、また、松さんが問いかける。
「ええ、でも、梅さん、体調が悪いからお休みですって……」
少し、目頭が熱くなるのを僕は、感じていた。梅さんは、もう来ない、来ないんですよ、松さん。
「……すいません、松さん。……トイレ、行ってきますね」
そう言って、僕は部屋を抜け、僕の大切な場所の扉を開く。換気扇のくぐもった音と、むわっとした空気が僕を迎える。 「……っ!」
中に入り扉を閉めると、僕は限界だった。目から落ちた水滴が、波紋を描く。
「……もう大丈夫」
わざとらしく、言葉にして息を吐き。湧き出した悲しみを、レバーを捻り水に流す。
そして、また悲しみに、立ち向かっていく。
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