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【参加自由】1レス勝負【2章】
[8] -25 -50 

1:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/10/16(木) 20:04:50 ID:7lTINYd4eE
日程
月…題目候補をあげてもらう
火…題目投票と題目決定
水、木(20時まで)…参加募集、参加発表
金、土(20時まで)…レス投下
土、日…投票
ルール(暫定)
月…題目候補の日
火…題目決定投票(20時締切1人1票です)
水、木…木曜の20時までに参加表明を、時間過ぎたら参加不可。参加表明は匿名でも作者名でも作品名でも可
木の20時過ぎに参加者発表します
金、土…出来た人から順次レス投下。名前のとこに参加レス番号が有ると嬉しい。土曜の20時までに投下する。過ぎたら失格。
土、日…投票はレス番のみ、それ以外は無効票になります。
月曜日に結果発表。
>>2に続きます


161:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/11/26(水) 02:24:13 ID:Si3F8rHkVU
遅れてすみません。


たくさんのお題が出ましたね。
それでは次はお題投票です。
これだっ!と思う、お題を
2つお選び下さい。


162:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/26(水) 06:46:11 ID:N75K3ZtaZU
>>155
163:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/26(水) 11:17:01 ID:clH9tx7OnY
>>153
>>156

2つ選ぶってこういうこと?
1人一票なら>>153だけで
164:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/26(水) 18:38:50 ID:drgh8XJHQM
>>155
>>159
165:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/26(水) 23:03:16 ID:TtIIwmn.Kk
>>160
>>159
166:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 00:31:17 ID:hzY.76BFBw
>>152
>>153
167:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 00:47:57 ID:75kB6ULjKA
初の試みでございましたが
見事にバラけましたな……。

一応、153と155と159が2票獲得で票が割れました。木曜日の15時まで勝手ながら延長とさせていただきます。

168:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 03:50:37 ID:XLKJVs2rNU
>>159
169:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 05:04:41 ID:nylk54VH.6
>>153
170:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 06:55:11 ID:EL6lplPWcw
>>155
171:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 08:24:21 ID:KTFz0UcpOY
>>159
172:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 09:57:46 ID:7KH17fWLHg
>>155
173:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 12:26:53 ID:IsuJYzf34o
>>155

174:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 14:52:41 ID:f8szNztg.I
>>159
175:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 16:01:00 ID:6KdyPMHBok
また二つに分かれたwww
176:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 16:07:59 ID:KTFz0UcpOY
2つならOKなんじゃね
177:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/27(木) 16:50:14 ID:6KdyPMHBok
あ、そっか
178:🎏 脳田林 ◆N6kHDvcQjc:2014/11/28(金) 01:16:46 ID:zqW9gayQwc
かなり遅くなりました。
>>155>>159のお題で決定いたしました。
参加名乗り等はないので
参加者様は作品が出来次第、投稿してください。

179:🎏 叫び声 初参加っす!:2014/11/28(金) 07:53:01 ID:TtIIwmn.Kk
僕が小学生の頃の話

友達の家から帰る途中、子供の叫び声が聞こえた。
最初は気のせいだと思った。しかし、声は傍らにあった古いアパートのある部屋から確かに発せられたようだった。
好奇心に駆られた僕はアパートの扉に耳を当ててみた。
鈍い音と呻き声、そして子供が謝る「ごめんなさい」という声が聞こえる。
声の主は先ほどの叫び声と同じ人のようだ。
幼かった僕はドアノブに手を掛けた。
「ガチャリ」と音を立てドアノブが回る。
鍵は掛かっていないようだった。
不思議なことに室内の音に変化は無い。
好奇心に駆られた僕は部屋に入った。

夕日に照らされた部屋にはコートを着た男が一人いた。
子供の姿は無い。
男の足元にはラジカセが置かれ、子供の声と物音は全てそのラジカセから発せられていた。
逆光により男の顔は見えなかったが男は僕の方をじっと見つめているようだった。
僕は尋ねた。
「ここで何をしているの?」
「実験だよ」
実験と聞いて白衣を着た科学者を思い浮かべたが男はどう見ても科学者には見えない。
「何の実験?」
「誰かが助けに来るかどうかの実験だよ」
「誰か助けに来た?」
「いいや、今の所君だけさ」
ここでテープが巻き戻り、再び子供の叫び声が聞こえた。
男が言った。
「もう帰りなさい」
「うん、でも最後に聞いていい?このテープ、誰の声?」
「……。」
「……。」
僕は少し怖くなってきて、家に帰ろうとした。
「じゃあ帰ります。勝手に入ってごめんなさい」
「ああ」

帰り際に一瞬見えた男の顔を僕は忘れられない。
少し痩せた顔に皺の入った眉間。
そして左頬の火傷跡と悲しそうな瞳。

この一件以降、僕はそのアパートの前は通っていない。

180:🎏 名無しさん@読者の声:2014/11/29(土) 10:24:32 ID:jPn77axX0c
 母の大好物、チーズケーキ。

 毎年自分の誕生日にはホールサイズを買っていました。
 顔をほころばせ、一切れ一切れ口に運ぶ母の姿。
 そばにいると、なんだかこちらまで温かい気持ちになったものです。

 ある日、母にがんが見つかりました。会社の健康診断で異常があり精密検査を受けたところ、すでに手遅れの状態でした。
「チーズケーキが……食べたい」
 病床でやつれてゆく母は、熱に浮かされるたびに呟きます。
 
「明日が山でしょう。親戚の方にご連絡を」
 恐れていたセリフが医師の口から発せられたとき、私はある決断をしました。

 運命のその日、窓の向こうは深い闇に包まれていました。
 ぜえ、ぜえ、という苦しそうな呼吸の音。家族に見守られながら、命の灯は静かに消えようとしています。
(せめて最期くらい、母の望みを叶えてあげたい)
 私はおもむろに、かばんに忍ばせていたあるものを取り出しました。
 それは一切れのチーズケーキ。
 前の日に徹夜で焼いた自信作です。
「ほらお母さん。あんなに食べたがってたケーキだよ」
 母の目がゆっくりと開き、淡い期待の色に染まりました。
 銀のフォークですくい、口元へ。
 しばらく頬をもごもご動かしていた彼女は、次の瞬間叫んだのです。
「不味い!」
 それが、病室での最期の言葉となりました。

 あの日から三ヶ月、今日も母は元気にラジオ体操をしています。
「最期のチーズケーキが『あれ』なんてあんまりでしょ? もう悔しくって悔しくって。
 気がついたら、体の奥から元気がどばっと溢れてきたの。
 絶対元気になって、おいしいチーズケーキを食べてやる! ってね」
 そう言って微笑む彼女の顔は、健康的な汗で輝いていました。

 今日も明日も明後日も、きっと母は元気です。
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