尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
481: 名無しさん@読者の声:2014/1/6(月) 21:09:35 ID:.cUSspOk4Q
なんてこった…パンナコッタ…
支援
482: 名無しさん@読者の声:2014/1/6(月) 22:16:56 ID:tC5TH24fhU
つロリ
つロリ
つロリ
つミニ悟空
戻ってきて!!お師匠さま!
483: 名無しさん@読者の声:2014/1/7(火) 03:35:05 ID:RtAm/VMSPE
くれじゃなくて分けろなあたり・・・
484: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/7(火) 22:21:28 ID:/TJQh52H.g
金蝉子「んん〜?なんか違和感と言うか、体の調子が変だな……ん?おお?あれ緊箍児が無い!と思ったら爆乳っ娘が付けてる!え、なんで?レプリカ?やっべーマジで状況が意味不明」
悟空「………お師匠さま………私のこと……わからないんですか……?」
金蝉子「???」
沙悟浄「……う、うう…!!」
八戒「師匠……殿………」
釈迦「……さて…」
小龍「まだですっ!!!」
釈迦「………」
小龍「…奴は、『転生には直に触れる必要がある』と言いました!私達は奴と先生の接触を許してない!まだ完全に転生してはいないはずです!」
悟空「シャオくん……!」
八戒「そ、そうじゃ!その通りじゃ小龍!まさかそんな意味の無い嘘も吐くまい!」
金蝉子「おーい誰か私に構え説明をしろー」
釈迦「………そんな泣きそうな顔をするなよ、玉龍太子」
小龍「………」
釈迦「……そうだな。まだ、転生は成って居ない。まだ金蝉子は『人間』のままだし。俺が直に魂を磨く事で………いまや器と……何処かに心も残ってるかな?………そうすることで、その僅かに残った、玄奘三蔵法師、陳 紅流は完全に消える」
悟空「……!!!」
釈迦「……いいよ、確かにこれじゃあんまりだろ。皆で金蝉子に色々術をかけるなり、気絶させるなり、好きにしてみな。まだまだ不安定だから、起きるかもよ、三蔵法師。あ、殺すのはダメな」
八戒「……師匠殿に武器を向けろと……!?貴様……!!」
金蝉子「いーかげん会話に混ぜろ!さみしい!」
485: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/7(火) 22:25:25 ID:YFeCZSsW9c
悟空「寝てるんなら起きてよお師匠さま!ねえっ!」
金蝉子「だからキミタチ誰なのよ……揺らすな揺らすな酔う酔う酔う」
沙悟浄「………黙って聞いてりゃ……!」
釈迦「……まあ」
沙悟浄「黙って聞いてりゃ……嘗めてんじゃないよ!!!戻せ………アタイの旦那様に戻せぇぇぇえ!!!」
ゴオオオオオオオッ!!!
釈迦「…………」
沙悟浄「降魔杖よ!!!沙僧が命を燃やし、愚者に地獄を見せよ!!!終の幻呪、鳳…」
バシュッッ
沙悟浄「………げ、ほっ……!!?」ドサッ
悟空「悟浄ちゃんっっ!!?」
金蝉子「あっぶなー!なんだキミタチ、賊か。ダメだよ仏様に攻撃とか、バチ当たりだろ。今度はもっと強くぶつよ?」
釈迦「……まあ、好きに出来たら、だけど。釈迦如来が直弟子最強、金蝉子を相手に」
悟空「悟浄ちゃん!悟浄ちゃん大丈夫!?」
沙悟浄「………がふっ…!!…が、ぷぁ……えほっ……えほっ……!!!」
小龍「……急所は外れてます。今、血止めを…!!!」
八戒「………最悪じゃ……!!」
486: 名無しさん@読者の声:2014/1/7(火) 22:41:35 ID:ciGfs5kw8o
三蔵ぉ…(´・ω・`)
487: 名無しさん@読者の声:2014/1/7(火) 23:21:24 ID:BPnrh310YQ
やっぱりシャオくんもなんだかんだ言ってお師匠様が大好きなのね
支援
488: 名無しさん@読者の声:2014/1/8(水) 17:20:59 ID:o/aBKuVook
いよいよクライマックス、か…
…終わっちゃうのかぁ…(´・ω・`)サミシス
489: 名無しさん@読者の声:2014/1/8(水) 19:09:01 ID:1609eCLpaw
悟空とか牛魔王の過去編やって欲しいなあ…
490: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/10(金) 01:12:09 ID:iQojU102nc
金蝉子「んじゃお師匠、賊をブッ飛ばしてから説明を……って、およよ?……これ、もしかしなくても折れてるよね、腕。うわぁなんで怖い怖い」
釈迦「……お前、まぁ色々あって転生中なんだよ。で、今のその身体、人間だから。手荒に扱うと壊れるぞ」
金蝉子「ええええ何そのハンデ戦……まあいいや。あ、ショタクール君だけは連れて帰るから愛でるから」
釈迦「いやそんな誘拐紛いの事……って、人のコト言えないか、俺」
八戒「くっ…!……姉者!どうするかは兎も角、今の師匠殿はキケンじゃ!とりあえず抑え込むぞ!………これ以上、怪我させん為にも!」
悟空「………やだよぅ……こんなの嫌だよぉ……!」
八戒「姉者っっ!!」
悟空「っ!」
八戒「呆けて居る場合か!!あの殺傷力、下手をせんでも皆殺されるぞ!!シャキッとせんかい!!」
悟空「……みんな…?や、やだよ!!やだやだやだ!!!」
八戒「ワシもじゃ!!誰が欠けるのも嫌じゃ!!じゃから動け!!やれっ!!」
悟空「……!や、やるよ!やるやる!お、抑え込めば良いんだね!?」
ブチブチブチッ
悟空「すぅ……ふーっ!!!毛分身っ!お師匠さまを抑え込んでっ!痛くしちゃダメだからねっ!」
金蝉子「うわぁ爆乳が押し寄せて来たっ!気にするほど貧しくはないけど、この差はヘコむぜ少し!?」
八戒「よし!動きを制しておる内に、ワシが……」
金蝉子「ていやっ」
ボンボンボンボンッ!!!
悟空「なっ……!?」
491: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/10(金) 01:13:18 ID:iQojU102nc
八戒「触れずして、姉者の分身を……!」
釈迦「……解呪、解術のスペシャリストでもあるからな、コイツは。三蔵法師も得意だったろう?」
悟空「八戒ちゃあん……!」
八戒「……どうせいと言うんじゃ、こんなもん……!!」
小龍「……よし、止血はこれで………後は妖力を…!!」
沙悟浄「……げほっ……シャ、シャオ………」
小龍「…まだ喋らないで下さい!傷口が…!!」
沙悟浄「……み、てたん……だ………ハァ……やっぱ……露出、は、強い……ハァ………ねぇ……」
小龍「……?何の事です…?」
沙悟浄「……はっ……かい……姐さん、に………伝え………ハァ………ふふっ……こんな、時なのに………旦那、様………姐さん、の………お尻ばっか……見て…………妬ける、ねぇ……」
小龍「………!」
沙悟浄「……まだ……ちゃんと………居てくれ、てる………よ………!」
小龍「………動かないで、待っていて下さい!」
金蝉子「なんか悪者っぽい立ち位置なのかね私。おかしいな正義と少年を愛する金蝉子ちゃんなのに」
悟空「……次は?次はどーしたらいいの八戒ちゃんっ!ねぇっ!」
八戒「ええい泣くな!……ぐ、うぬぬぬ……!」
492: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/10(金) 01:15:09 ID:iQojU102nc
小龍「…悟能様、お耳を!」
八戒「なんじゃ小龍、悟浄は……ふむ?……マジか?うむ、うむ……!」
悟空「なに!?なに!?どーしたら良いの!?どーしたらなんとかなるの!?」
金蝉子「あ、ショタクール!おいでおいで、こっちおいで〜♪……ってなんだよ退いてよロリババアちゃん。そんな見つめるなよ私ソッチの気は」
八戒「……師匠殿っ!!!」
金蝉子「だから私はアナタの師匠じゃ…」
八戒「ここを切り抜けたら、次はワシ、ブラジル水着を着てやろうと思うのじゃが、どうかの!!?」
金蝉子「………」ピクッ
小龍「…どうだ…!?」
金蝉子「……なに言ってんのこの娘。それを私に言ってどう反応しろと」
八戒「…ダメか…!ならもういっそ脱ぐか……?」
悟空「え?え?ブラジル水着着れば良いの!?じゃあ私も着るから!!なんでも着るからぁ!!お師匠さ」
金蝉子「いやお前は要らん。んなもん着たら上から下からジャングルが広がって遭難するわ」
悟空「…………へ?」
金蝉子「………今なんか長めのツッコミしたよね私。え、なに?口が勝手に怖い怖い怖い」
八戒「……ほ、ほほほほ!……居る!」
悟空「今の……お師匠さまだ!!あんなんお師匠さまにしかスラスラ出ないもん!!………よぉし!居るってわかったら元気出てきた!!」
金蝉子「えええ……なにこの娘罵倒されて喜んでる………マゾ?」
493: 名無しさん@読者の声:2014/1/10(金) 12:15:04 ID:ZEOPBAIpFQ
如来の髪がぬけよ!脱毛呪!
しえん
494: 名無しさん@読者の声:2014/1/13(月) 10:36:04 ID:f4KW8cmzK2
しえん
495: 名無しさん@読者の声:2014/1/13(月) 18:46:51 ID:EKJUDrPd1w
お師匠様って尻フェチなの?w
496: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/13(月) 19:09:29 ID:GcKkUFCjwk
金蝉子「むううう………身体はなんか上手く動かないし、手加減しないと怪我しちゃうし、この娘達はしぶといし………あぁぁぁ面倒臭い………」
八戒「姉者、もう一度じゃ!術は消されてしまうが、肉弾戦ならなんとかなりそうじゃ!仙力の刃に気を付けい!」
悟空「とりあえずふん縛るんだね!……そのあとどーするの?」
八戒「…ふむ……姉者が接吻でもしてみるか?なんかこー、よくある話じゃろ、そんなんで目覚めるとか」
悟空「悟浄ちゃんに殺されちゃうよぅ」
沙悟浄「……死すら……生温い………苦しみを…………」
悟空「ほら!聞いてたよこの怪我人!」
小龍「…いえ、寝言です。だいぶ血を流してましたので、無理矢理寝かせましたから」
悟空「逆に怖いよそれ!無意識でヤキモチ!?」
金蝉子「……キンチョー感が無いよね、キミタチ」
八戒「…ほほ。お主の中に居る男のせいでのう。シリアスが続かん空気を植え付けられてしもうたのじゃ」
小龍「…不真面目の極みのような御方です。残念ながら、それが心地好いから困りますが」
悟空「お師匠さまとは、まだまだこれから一緒に色んなコトして、色んなモノを見」
沙悟浄「いろんなコトってなにさ!?アタイの旦那様に変なコトしたら承知しな……ムニャ……」
悟空「ねぇ悟浄ちゃんホントに寝てるの!?」
金蝉子「………どうしよう。お師匠」
釈迦「……ん?」
金蝉子「……私、この娘達、嫌いじゃない」
釈迦「………だろうなぁ」
金蝉子「……この娘達のお師匠って、私なの?」
釈迦「………器は、そうだな」
金蝉子「…………教えてよお師匠。………私、なんで死んだの?」
釈迦「……………」
497: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/13(月) 19:12:16 ID:GcKkUFCjwk
黎山婆『如来、如来。客じゃ、客じゃ』
釈迦『…………今は、一人にしてくれないか』
鎮元爺『会うておけ、会うておけ。天帝の外戚じゃ、会うておけ』
釈迦『…………もう扉の外に居るじゃないか。わかったよ』
黎山婆『入れ、入れ。如来が許したぞえ。しゃしゃしゃ……』
ギィィィィ……
三つ目の少年『………失礼致す』
釈迦『……二郎真君殿。どうしました、殿下がこんな所に。ここには貴族をもてなせるような、面白い物は有りませんよ』
二郎真君『……首を、献上しに参った』
釈迦『……来るところを間違えてますね。軍部の話なら、俺にはよくわからな』
二郎真君『…全てを知って居られるであろうに、冷静に対処なさるのですな。この二郎真君、扉を開けた瞬間に殺されても、致し方無しとの覚悟で参ったのですが』
釈迦『……殺さないよ』
二郎真君『………玉帝陛下は、崩御なされました。………自らの手で』
釈迦『………!』
二郎真君『初めからそのつもりであったと見えます。世継ぎや政務の諸々、事細かに記した文が遺されて居りました故』
釈迦『……命を捨てるほど……怖いのかよ……』
498: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2014/1/13(月) 19:17:01 ID:Vn45EroKe.
二郎真君『……その他、四海竜王の方々、それと毘沙門天様は………籠っております。其れ故、持てる首は、この二郎真君が首ひとつ。どうかお納めを』
釈迦『……だから、殺さないって。………そんなもの、欲しくもない……』
二郎真君『………金蝉子殿の、仇であってもですか』
釈迦『…………』
二郎真君『此の首飛ばすが穢れと言うならば、せめて情けを。塵にされても構いませぬ。貴殿ならば簡単でありましょう』
釈迦『……お前が……殺した訳じゃないだろ……』
二郎真君『見ていた。止めなかった。多勢で一人を……そんな暴を、止められなかった。見殺しも立派な悪です。仇を討たれよ、釈迦如来殿』
釈迦『………アイツ……』
二郎真君『……?』
釈迦『……アイツ………死ぬ前に、どんな顔してた……?』
二郎真君『……顔、ですか…』
釈迦『……どんなに思い出してもさ………いっつも笑ってんだよアイツ………ケラケラとさ………アイツの何が怖いってんだよ…………』
二郎真君『……天部の意向としては、放っておけば貴殿を凌ぐ仏陀となり得る、と。……臆病なのです。古来より自らを神と思い上がって居た天人は、貴方達、人間でありながらそれを超えた存在になった者が……怖いのです』
釈迦『………君を恨んでない。帰ってくれないか』
二郎真君『しかし、吾は』
釈迦『……男の子を殺したりなんかしたら、金蝉子に怒られちまうよ。………帰ってくれ』
二郎真君『……………何時でも、この命、受け取りに来て下され』
ギィィィィ……バタン……
釈迦『…………欲しい命は、お前のなんかじゃ無ぇよ……!!』
499: 名無しさん@読者の声:2014/1/14(火) 09:32:23 ID:QElgoLRwT.
二郎真君はずっとガチムチだと思ってた。
意外だ…
500: 名無しさん@読者の声:2014/1/14(火) 11:45:36 ID:RtAm/VMSPE
私ももっと漢!!︎って感じかと思ってた。
・・・あ、トランスフォーム出来るってことにすれば・・・ハンターのビスケみたいな・・・
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