尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
384: 名無しさん@読者の声:2013/12/12(木) 12:51:35 ID:HlERC3r0QE
更新される度に面白くなってく
応援してます
っC
385: 名無しさん@読者の声:2013/12/12(木) 22:03:41 ID:hfARQxF33I
急かしちゃダメなのはわかるけど続きが楽しみで楽しみで(T_T)
っCCCCCCC
386: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/13(金) 23:17:07 ID:1vJjNNC0lk
虎力大仙「あーもうアンタら邪魔!なんでウチの軍は隊列とか無いのよもう!」
牛魔兵「イテッ…あにすんだゴルァ……っ!さ、三大仙様!し、失礼しやしたっ!」
羊力大仙「あー、よいよい。それにしても牛魔王様、いつの間に我輩らを追い越して……」
鹿力大仙「お、やっと先頭に出れそうだぜ。よっしゃ新生鹿力様の拳と健脚、ぶちかましてやるぜっ!」
虎力大仙「あー、息苦しかった………全く、エロ豚はホイホイ先に行っちゃうし……アタシも今度浮術習おうかな、紅孩児にでも」
羊力大仙「ふむ?敵軍はまだ現れて居らんのであるか?まあさておき、牛魔王様の馬車は……おお、あれであるな。牛魔王様ぁ!三大仙、遅れ馳せながら推参致し」
牛魔王「あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!?」
三大仙「ひうっ!!!?」
牛魔王「………ぁんだ、お前らか。ケッ……!」
虎力大仙(な、な、なんであんなブチ切れてんの牛魔王様!?)ヒソヒソ
羊力大仙(し、知らんである!わ、我輩なにか粗相をしたであろうか!?)ヒソヒソ
鹿力大仙(お、遅れて来たからか!?遅刻したら廊下に立たされるのか!?)ヒソヒソ
玉面公主「………あなた達のせいじゃ無いわ………でも本当にイライラしてるからパパ……気を付けて…」
羊力大仙「な、何故でございますか?」
鉄扇公主「……消えたんですわ。敵軍が。こう……パッ、と。瞬く間に」
鹿力大仙「敵が……消えたんスか?え、つまり…?」
紅孩児「文字通り、消えたんだよ。ほんのさっきまで、戦っていた敵兵達が、一瞬で。…………悟空達と一緒に」
虎力大仙「……アイツらと一緒に…」
牛魔王「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!!何処行きやがったぁぁぁぁぁあ!!!!暴れ足りねぇぞ!!!!孫んんん!!!!何処だぁぁぁぁあ!!!!」
ビリビリビリビリ……!!!
金吒「……うわ……なんちゅう大声やねん……音量下げぇや……」
牛魔王「あん……?……ほぉう、テメェの仕業か、この嘗めたマネは………金玉ぁ…!」
金吒「キンタマ言うな!……久しいやん、大力王。……や、牛魔王、やったか」
紅孩児「……父上」
牛魔王「ああ、見知り顔だ。前部護法、だったか。役付きの頭でっかちだ。先の戦争以来か?……で、孫を何処にやりやがった、金玉野郎」
金吒「キンタマ言うな言うてるやろが!……あの娘ぉらは……よー知らんねん。まぁ此方側の誰かがやったんやろケド。あ、軍を消したんはワイや。無駄に兵を減らしてもしゃーないしな」
387: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/13(金) 23:21:34 ID:DltRDRQ026
牛魔王「……弟と言いテメェと言い、西訛りはムカつく奴が多いぜ……それでテメェは、死にに来たのか?」
金吒「……安い市販の風邪薬が効かんかった場合、病院で注射打つしかないやん?……ウイルス退治や」
牛魔王「……病原菌じゃなくて、致死量の毒かも知れねぇぜ?」
金吒「……言うてろ、成長せん悪ガキが」
悟空「………ねぇ、ここどこ?」
八戒「姉者、その質問三回目じゃ」
沙悟浄「……だだっ広いし真っ白だし、気味が悪いねぇ……なんの妖術だい本当に…!」
小龍「…天界らしいやり方ではありますね。……閉じ込めるつもりだとしたら、厄介です」
悟空「うううう……やっぱ結界とかかなぁ…?もー、なんでお師匠さま居ないのさ!お師匠さま居ればこんなのパーッと解いちゃってお師匠さま助けに行けるのに!」
八戒「ええい落ち着け姉者。今何処ぞに空間の綻びが無いか……」
ペカーッ!!
悟空「ひゃ!?眩し……!」
観音「……孫行者、猪八戒、沙和尚、玉龍……」
八戒「…観世音…!」
観音「……無理矢理呼び寄せた非礼を詫びます………ですがどうしても、アナタ達に話したい事が痛っ!?えっ、ちょ!?痛い痛い髪引っ張らないで沙おしょ……腿っ!?腿蹴らないで玉龍!鋭いローを放たないで!」
沙悟浄「旦那様どこやったんだい。あぁぁん?言わないとこの髪、頭皮ごと引き千切るよ?」
小龍「…上からモノを語る資格が今の貴女にあるとでも?その脚、アザまみれにならないと解りませんか?」
観音「ひ、ひぃぃい…!!!」
八戒「……どこのヤンキーじゃお前ら」
悟空「ぐ、出遅れた……!あとなんだろ、なんか妙に息が合ってる悟浄ちゃんとシャオくんにジェラシーを感じるよ!」
八戒「あ、なんかわかるのう、それ」
388: 名無しさん@読者の声:2013/12/14(土) 08:30:06 ID:3PtiMlAxMk
支援w
ヤンキーww
389: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/14(土) 21:38:58 ID:GeMk5DVjOQ
観音「……うぅぅ……痛かったです……いやまだ痛みます……!」
八戒「菩薩とは思えん威厳の無さじゃの。で、話とは何じゃ。ワシら、マジで暇では無いんじゃが」
悟空「そーだよ!お師匠さまどこに隠したのさっ!」
観音「か、体を揺すらないで下さい孫行者…!ふくらはぎが、玉龍に蹴られた左のふくらはぎが地味に痛むんですぅ…!……おほん。で、では話を聞きなさ……聞いて貰えますでしょうかお願いします」
沙悟浄「いくら下手に出ても、つまんない話だったら……非道いよ?」
小龍「…次は右と見せかけて、更に左を破壊します」
観音「ひぃっ!?……え、ええとですね。どこから話そうかな………に、睨まないで!簡潔に話しますから!そ、そもそもですね、私としては今回の玄奘三蔵の……その、拉致…ですか。預かり知らぬというか、そんなの聞いてなかったと言うか…」
沙悟浄「……責任逃れかい?」
観音「ちっ、違います違います!ふくらはぎを凝視しないで玉龍!……でも、本当に釈尊……釈迦如来から私が聞かされていた予定とは、全然違うんです!まず玄奘三蔵を拐うなんて話は無かったし、金蝉子の復活だなんて、それも知りませんでしたし!」
八戒「にわかに信じられんの。貴様、師匠殿に善行を促しておったではないか。それは金蝉子の復活の為では無いのか?」
観音「そ、それは、徳を高めて苦難を乗り越え、そうして此処……天竺が雷音寺に辿り着かせる為です!そこで玄奘三蔵は、釈尊の意により栴檀功徳仏(ぜんだんくどくぶつ)として、我らに迎えられるという筋書きだったのです!存在を消すなんてとんでもない!」
悟空「ぜんだん……なに?」
小龍「…役職名みたいなものですよ。菩薩や竜王にも勝る高位です」
観音「えと、ちなみに、孫行者は闘戦勝仏、猪八戒は浄壇使者、沙和尚は金身羅漢、そして玉龍には八部天龍馬の位を授ける予定でした…」
八戒「なんかワシだけ『使者』とか付いとってパシリ臭がするんじゃがソレ。気に食わんのう」
観音「い、いえいえ!浄壇使者は仏への供物を統べる、実入りとしては最もオイシイ役職で、欲気の強い貴女には最適な……じゃなくて!本当に私も、どうしてこんなことになったのか解らないんです!何故、私の木叉が……こんなことに荷担して……!」
悟空「……むう…」
沙悟浄「……そんな、泣かれても……ねえ?」
観音「こんなことを……こんな無為に苦しみを生むようなことを、人を導くべき天が行って良い訳がありません……!ましてや、釈尊が」
木叉「……そこまでや。観世音様」
観音「……木叉………」
沙悟浄「出たね敵前逃亡野郎が。どのツラ下げてアタイの前に来てんのさ、腰抜け!」
木叉「…………さ、帰るで観世音様。こんなデッカイ空間なんぞ造って、疲れましたやろ?」
沙悟浄「…無視かい…!」
390: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/14(土) 21:41:23 ID:uwCVI9QSkc
観音「は、離しなさい木叉!私に黙って、何をやっているのですか!?天帝は、釈尊は、いったい何を」
木叉「……悪いことはしてませんよって」
観音「わ、わ、悪いです!どう考えても悪いです!私は、菩薩としてっ」
木叉「……ボクが動くんは、いつだって観世音様の為や。それだけや」
観音「意味がわかりませんっ!そ、そして私の為だとしても、悪事に手を染めるだなんて、赦しません!は、離してっ!」
八戒「……なんじゃ?仲間割れか?」
沙悟浄「聞きようによっては、痴話喧嘩みたいにも聞こえるケドねぇ」
小龍「…菩薩が痴話喧嘩とか……」
悟空「それは流石に世も末だって、私でも思っちゃうね」
木叉「せやから……後で諸々説明するよってに、ここは帰りましょ、って言っとんねん、観世音様」
観音「な、納得出来ますかそんなの!今話しなさい!なんでこんな事をしたのですか!貴方に少しでも正義があるならば、私の眼を見て真実を語りなさい!」
木叉「………なにが正義や。そんなもん……クソや」
観音「なっ…!?あ、貴方、自分が一体何を言っているのか、わかっているのですか!?正義無くして、この天に住まう我らが赦されるとでも!?い、言うに事欠いて、ク、クソ…!?」
木叉「ああクソや!そんなもん………正義だの何だの、そんなんどーっっでもエエ!」ガシッ!!
観音「キャッ…!?」
木叉「……惚れた女ぁ守る為なら、そんなもん……クソや…!」
観音「………もく、さ……!」
八戒「………ん?んんん?」
沙悟浄「……え?……マジで痴話喧嘩…?」
小龍「…ぼ、菩薩が痴話喧嘩とか……」
悟空「世も末だったね!」
391: 名無しさん@読者の声:2013/12/15(日) 09:18:00 ID:sw5ilgdYT.
クリスマスに関係ないような菩薩様までリア充とか私涙目www
支援
392: 名無しさん@読者の声:2013/12/15(日) 09:29:26 ID:3PtiMlAxMk
>>392
っはんかち
涙ふけよ
393: 名無しさん@読者の声:2013/12/15(日) 10:20:08 ID:2AUkHniM5Y
>>392
セルフはんかちww
新ジャンル観音萌え←なんかばちあたりそう笑
支援
394: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/15(日) 22:54:07 ID:C9C6dowwmE
観音「……そうやって、いつも、誤魔化すんですね…!」
木叉「……誤魔化しとらん。大真面目や。……ボクは、観世音様の為なら、なんだって……!」
観音「………嫌、です…!」
木叉「せやかて!上の意志や!こんなん観世音様が反対するのはわかっとった!でも逆ろうたら、位の剥奪程度じゃ済まんかも」
観音「………『のん』って……部屋で……二人の時のように………『のん』って呼んでください………もっくん……!」
木叉「…ア、アホ…!何をこんなとこで…!」
八戒「……小龍」
小龍「…はい。……火龍咆哮っ」
ゴオオオオオオオオオッ!!
観音「キャアアアアアッ!?」
木叉「どわぁぁぁあ!?な、なにさらすねん………うっ…!」
八戒「お主ら、ワシらの存在を完っっっ全に忘れとったろ。成程成程、観音で『のん』か。木叉で『もっくん』は……ベタじゃの」
沙悟浄「……師弟の恋…!」
悟空「…菩薩って何だったっけ、シャオくん」
小龍「…菩提薩埵……覚りを求め、衆目を導く存在ですね」
悟空「…今この人が求めてたの、確実にキッスだよね彼氏の愛だよね。何を導くのかなこれが愛の伝道師ってヤツかな?」
木叉「な、なんやねんなんやねん!なんや文句あんのかい!あーそぉやそぉや!ボクら付き合うてますー!天部が恋愛したらアカンか!?迷惑かけたか!?神様は禁止したか!?」
悟空「開き直った!」
小龍「…しかし菩薩とその弟子が、とか…」
沙悟浄「ちょいとシャオ!師匠と弟子が恋しちゃいけないってのかい!?」
八戒「絡むな絡むな悟浄。さて、とりあえずはお主ら、いつまで抱き合っとるんじゃ。離れい」
観音「………あう」
木叉「…う」
395: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/15(日) 22:56:26 ID:C9C6dowwmE
八戒「内情は何となく解ったのう。つまりこれは釈迦と天部の独断か。他の菩薩等が出てこんのも、それならば合点が行く」
小龍「…四海の竜王や、天部の管轄下にない者も、そう言えば見ませんね」
木叉「………そうや。せやから前も言うたやろ。ボクは末端も末端や。釈迦如来直属のアニキや、天帝直属のナタと違うて、フリーランスや」
沙悟浄「それで、恋人を楯に取られて、言いなりになってた……って言いたいのかい?」
観音「もっくん……」
悟空「そうなの?もっくん」
木叉「もっくん言うな!………言い訳もせん。反省もしてへん。………エエわ、こうなったらアンタらのうち、誰かの首ひとつ……いや腕一本…!」
沙悟浄「いや、そんな今さらマジな空気を出されてもねぇ、もっくん」
小龍「…そんな恋人繋ぎしたままカッコつけられましても、もっくん」
木叉「お前ら性格悪過ぎやろ!七星剣っ!!敵悉く斬り裂……あ痛っ!?」
八戒「自棄になるな阿呆が」
観音「も、もっくんに乱暴しないで……きゃうっ!?」
八戒「お主もじゃ。お主の『もっくん』じゃろ、無茶を止めてやるのはお主の仕事じゃろが、『のん』」
観音「ま、また……ふくらはぎ…!」
八戒「木叉よ。聡明な貴様ならば、ワシら四人相手では腕一本、無理な事は解ろう。……大方その武を買われ、良いように使われて居ったのじゃろ、健気な話じゃ。ワシは、色恋で動く男を軽蔑せん。それは仏法や正義を超えて、命あるものの真理じゃ」
木叉「……猪八戒さん」
八戒「女の為に武を奮う。観世音、良い男を見つけたのう。そうじゃ、男はそうでなくてはならん。……もう毒気も抜かれたわい。ここひとつ、お主ら二人はもう責めん。じゃから邪魔もするな。……それで良いじゃろ、皆」
沙悟浄「……姐さんにそう言われちゃ、ねぇ…。まぁアタイは?旦那様が戻ってくれば、それで良いし?」
悟空「私も!……てゆーか八戒ちゃん、今回ちょいちょいカッコ良いよね」
小龍「…悟能様は、もともと格好良いですよ」
木叉「……は、はは……せやな………沙悟浄さんひとりであのザマや………強いなあ、アンタら。さすが、天下の三蔵一行や。…………三蔵さんは、本堂から続く更に奥、塔のてっぺんに居る。………ゴメンな、のん。党には何があっても近付けるなって言われとったケド……もうボクには無理や。でも、どんな罰食らうても、のんには絶対…!」
観音「……釈尊より罰を受けるなら、私もです…!ね?一緒に…!」
396: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/15(日) 22:59:37 ID:ldewMVXTf.
ゴンッ!!ゴンッ!!
木叉「あだっ!?」
観音「痛いっ!?」
悟空「なんかそれ、私たちが負ける感じで話してない?心配しなくても、後でそんな意地悪出来ないくらい、とっちめてやるんだからね、お釈迦さま!」
沙悟浄「……いやいや姐さん、アタイはそこまで………あーもう。ダメだ目が本気だよコレ」
小龍「…良いじゃないですか、そのまま私達の罪も、ウヤムヤにしちゃいましょうよ」
八戒「ほっほっほ!それ良いのう小龍!そういうコトじゃお主ら。もう良いから、はよ此処から出せぃ」
観音「…………わかりまし」
沙悟浄「待った」
観音「へ?」
沙悟浄「……観音さん、ちょっとコッチへ。訊きたいコトが」
観音「え?は?えっ?」
八戒「あ、ワシもひとつ。おい木叉、こっち来いこっち来い」
木叉「……ん?な、なんやねん引っ張るなや!」
沙悟浄「………で、どうなんだい?そ、その、弟子と付き合うってのは、どんな感じなんだい?すんなり恋愛対象として見れるモンなのかい?」
観音「え、えと……どんな感じって……」
沙悟浄「じゃ、じゃあ、どっちから!?どっちからその、こ、こ、告白……!」
観音「そ、それは……えっと、その………も、もっくん……!」
沙悟浄「弟子から!弟子からなんだね!それで上手くいくんだね!?」
小龍「…まあ、此方は別に」
悟空「うんツッコミの必要ないね、いつもの恋する悟浄ちゃんだね。でも」
八戒「……で、どうなんじゃ?」
木叉「…な、なにがやねん」
八戒「ナニって……決まっとるじゃろが。ワシが興味あるコトと言うたら、ほほほ…!ほれ言うてみぃ、どんな具合なんじゃ?菩薩のマ」
悟空「はい八戒ちゃんストーップ!いくらなんでもそれはストップだよレッドカードだよ一発退場だよ!」
397: 名無しさん@読者の声:2013/12/15(日) 23:20:37 ID:3PtiMlAxMk
だれかゴクリ…のAA!
398: 名無しさん@読者の声:2013/12/15(日) 23:31:59 ID:Z5wDWglJyY
・・・・・・ゴクリ。
ヽ|/
/ ̄ ̄ ̄`ヽ、
`/ ヽ
/ \, ,/ |
| (●) (●)||||
| / ̄⌒ ̄ヽ U|
| | |~ ̄~ヽ| |
|Uヽ  ̄~ ̄ ノ |
|  ̄ ̄ ̄ |
399: 名無しさん@読者の声:2013/12/15(日) 23:37:12 ID:CS.h1LThPI
ぐあああ!!
菩薩なのに…!菩薩なのに…!!
このリア充めぇえええ!!!
CCC
400: 名無しさん@読者の声:2013/12/16(月) 01:20:43 ID:sw5ilgdYT.
セルフハンカチの意味がわからないけど支援
401: 名無しさん@読者の声:2013/12/16(月) 05:42:33 ID:.inN52riKQ
>>400
ヒント >>392の安価
402: 名無しさん@読者の声:2013/12/16(月) 08:53:28 ID:L42.WERUbA
八戒ちゃん…ちょいちょいカッコ良いのにwwwカッコ良いのにwwwwww
403: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/17(火) 00:40:14 ID:CfKAWhzbec
沙悟浄「…ちっ、狭い階段だね…!これじゃ術で飛んでいくのも無理じゃないか、あぁあウザったい!」
悟空「外から飛んでてっぺん目指そうにも、いきなり階段入り口にワープさせられたもんね……壁もなんか壊せないし」
小龍「…恐らく、他に道は無いのでしょう。釈迦如来の居塔です、侵入路が多いとは思えません」
八戒「ぬう、いつまで続くんじゃこの階段は……奴等もケチケチせず、最上階に飛ばしてくれれば良いものを……」
沙悟浄「………」
悟空「………」
八戒「…ん?なんじゃそのジト目は」
沙悟浄「…いや、姐さんに文句を言う権利があるかねぇ……って」
悟空「シャオくん甘やかし過ぎだよ!そこまですることないよ!」
小龍「…いえ、でも……」
八戒「じゃってワシ、ヘトヘトなんじゃもーん。なんと言うても、あの伝説の二郎真君を倒したんじゃし!少しでも休まんと!のう、小龍?」
小龍「…はい。お疲れ様です、悟能様…!」
悟空「だからってなんでお姫様抱っこなのさ!せめてそこはおんぶじゃないのかな!?」
沙悟浄「シャオ、アンタだってそこそこ疲れてるだろうに。走らせたら良いんだよ、その人全然元気だよ」
八戒「なぁにを言うか。聞けば敵の将を降したのは、ワシと小龍だけではないか。本当ならお主ら二人で、功・労・者たるワシらを運ぶのが筋では無いのか?ん?」
悟空「イ、イヤな八戒ちゃんだよぅ…!」
沙悟浄「本当に姐さんは根に持つねぇ…!」
八戒「ふん。お主らが止めなんだら、もう少しで木叉の奴から根掘り葉掘り、詳しく聞けたと言うに。キョーミあるじゃろ普通?観音の観音様が観音開きじゃぞ?」
悟空「うわこれはひっどい」
沙悟浄「下品が度を超えてるよ姐さん…」
小龍「…すみません。止める空気だったもので……」
悟空「謝らなくて良いよシャオくん!あれを止めなかったら八戒ちゃんの為にも良くないよ!僅かに残った八戒ちゃんの『女の子』が消滅しちゃうよ!」
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