尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
367: 名無しさん@読者の声:2013/12/8(日) 01:29:44 ID:stq7X9CgJk
おまえらwwwww
368: 名無しさん@読者の声:2013/12/8(日) 10:51:09 ID:.DhKlcE1Lo
でも八戒ちゃんは攻めてばっかりだから攻められたことはあるんですかね
369: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/8(日) 13:49:43 ID:QOPj05xI2I
木叉「…あんのアホ…!いっつもそうや、ボクより力ぁあるクセに、スペックだけで闘うから………っとととっ!!?」
沙悟浄「アンッ…タもっ!!早く沈んじまいなっ!!!」
木叉「……ぐっ…!!何やねんこの人も…!!何やこの地味ぃなしぶとさは…!!あと、なんか……うおっ!?」
沙悟浄「地味って言うんじゃないよっ!!!そらそらそらぁっ!!!」
木叉「わちちちっ!な、なんやペース上がってへん自分!?」
沙悟浄「シャオ!先に行きなっ!……二郎真君なんて名前を出されちゃあ……クソッ!!せめて悟空姐さんが戻っててくれれば…!!!」
木叉「はんっ!!龍神くん一人追い付いたところで……あ痛ぁっ!!!………アカン、まずは自分の心配やコレ…!!」
小龍「…いえ、それなら二人でリンチにしてから向かいましょう。その方が効率的です」
沙悟浄「…それもそうさね。しっかしシャオ、アンタやっぱ八戒姉さんとこの子だねぇ…ふふっ」
木叉「わ、ワルモノや……ワルモノが居るで…!」
天兵「え、えっ、恵岸行者様ぁぁあっ!」
木叉「なんや!助けなんて要らんぞ!ちゅーかお前らがダースで来たって役になんぞ」
天兵「い、いえっ!……はぁ…はぁ……す、すぐに雷音寺へお戻りを!正門突破され、庭園の中程まで侵入を許してしまって居りますっ!」
沙悟浄「…お♪」
木叉「平気や!巨霊神ちゃんじゃ無理なんはわかっとったわい!アニキが何処で殿下を使うか知らんけど、こっちがジョーカー切ったら勝ちや!」
天兵「そ、それが……私も何度も誤報では無いかと確認したのですが……その……!」
木叉「なんや!コッチはこれからリンチ回避せなアカンねん!ちゃっちゃと喋れ!」
天兵「…で、殿下……顕聖二郎真君様、天蓬元帥により、討たれまして御座います!」
木叉「……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!?ウ、ウソやろ!?あのオッサンの強さとか、チートやで!?い、いくら猪八戒さんや言うても、えええ!?」
沙悟浄「…あははははははははっ!さっすが姐さんだよ!シャオ!アンタの主、伝説になっちまったよ!」
小龍「…当然です。悟能様は負けません」
木叉「いやいやいやいや!どんな奇跡が起きた言うねん!例えアンタら全員が相手でも無理なレベルの筈やで!?え、どんな手ぇ使て…!?」
沙悟浄「そりゃあ勿論……」
小龍「…汚い手ですね」
沙悟浄「汚い手だろうねぇ」
木叉「……ワ、ワルモノや……本気でワルモノやコイツら……!」
370: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/8(日) 13:51:37 ID:QOPj05xI2I
天兵「あ、あの、お戻りを……!」
木叉「うっさい!まだアニキも居れば他にも居るやろ!それに近衛も全部出とんのやろ!?殿下のコトが誤報や無うても、猪八戒さんも無傷とはちゃうやろ!紅孩児ちゃん一人なら……まさか悟空さんまで戻った言うんか!?」
天兵「い、いえ、その報告はありませんが……ど、何処からか現れた大軍により、近衛兵団が押されておりまして…!!」
木叉「……はぁぁぁあ!!?なんやもうワケわからんぞ!!?」
近衛兵「ひ、怯むな!たかが賊の集まりだ、捻り潰すぞ!」
牛魔兵「やってみやがれ!青っ白いエリートさんがよぉ!ひゃーっはっはっは!」
紅孩児「……聞いてませんよ、僕。何しに来たんですか」
牛魔王「あぁん?そりゃあ売られた喧嘩をぶん盗りに来たんじゃねぇか。なんとか俺も快復したからよぉ。…孫はまだみてぇだな、んったく」
ごくう「…いきなりガラの悪い軍団が地面から湧いて出るとか、世紀末かと思ったよ……なにこれ……」
玉面公主「………玉の……転移装置………摩雲カンパニーの技術力は大陸一………」
鉄扇公主「おほほ、金儲けしか能の無い貴女にしては、なかなか気が利いてましてよ、おほほほ♪」
玉面公主「………散財しか能の無いオバサンに……言われたく……無いわ……」
鉄扇公主「………天部の連中の前に、狐狩りをお望みかしら?」
玉面公主「………狩り……弓、引けるの……?腰とか……ほら……」
鉄扇公主「そこまでトシではなくってよ!」
ごくう「あと馬車に乗せてくれるのはありがたいけど、この二人の間とか、なんの嫌がらせなのお兄ちゃん」
牛魔王「ん?お前今なんも出来ねぇんだろ?鉄扇と玉の間なら、まず安心じゃねぇか」
紅孩児「……ゴメンね悟空、僕もそこにだけは座りたくない」
ごくう「うう……嫌な汗がでるよぉ、ここ……」
371: 名無しさん@読者の声:2013/12/9(月) 01:08:19 ID:stq7X9CgJk
もうアカンねん・・・鉄扇公主がぷよぷよのルルー様にしか見えへんねん・・・
372: 名無しさん@読者の声:2013/12/9(月) 11:08:25 ID:x0Qs6v/1VY
俺は三國無双の甄姫で再生される
373: 名無しさん@読者の声:2013/12/9(月) 11:10:33 ID:V1kwfMyIRQ
私はときメモGS3のみよちゃん
374: 名無しさん@読者の声:2013/12/9(月) 13:39:27 ID:3PtiMlAxMk
牛魔王がカッコよく見えてきた!フシギ!
375: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/9(月) 23:36:47 ID:saYLYmn1LM
牛魔王「……ちっ。数だけは無駄に居やがるぜ、天部の兵ってのはよぉ。…おう玉、まぁだ戻らねえのか孫は」
玉面公主「………人参果……これでみっつめ………はいどんどん……どんどん……」
ごくう「そんなわんこそばみたいに食べれないよ!ほんとに戻るのコレ!?……うぇぇえ………八戒ちゃあん、コレきついね……きついね……!」
鉄扇公主「ちょっと、汁がこっちに飛びましてよ。貴女のズタ布と違って、私の召し物は高価なのですから、気を付けあそばせ」
ごくう「となりは怖いし人参果はキツいし、うう…!おししょおさまぁ…!」
牛魔王「早く戻れよ孫。俺ぁテメェと暴れてぇんだ。……さぁて、孫が戻るまで寝てるか……軍を進めとけ、紅」
紅孩児「……全く勝手な……畏まりました、父上………と、お前ら止まれ。何か来た」
天兵「道を、道を開けよ!」
天兵「太上様より面会の申し出だ!孫悟空!」
ごくう「まって玉面ちゃんまだ、まだ食べ終わって……ふえ?」
太上老君「……石猿よ。……こんな形で会いたくはなかったのう……」
ごくう「…おやじさん」
太上老君「……またもや天に……天帝様に逆らうか。石猿よ……なんという、哀しき事ぢゃ……!」
ごくう「お、おししょーさまを返してもらうだけだよ!悪いのはそっちじゃんか!」
太上老君「……仏の意思なのぢゃ。彼は、言うなれば生まれ変わる為に生まれた、そういう運命なのぢゃ。……主の気持ちは解る。ぢゃが、これはなんぢゃ?このような悪鬼羅刹を引き連れて、畏れ多くも如来がおわすこの地を踏みにじる……あってはならぬ事ぢゃ」
ごくう「知らないもんそんなの!おやじさん、おししょーさま、ここのどこにいるのっ!?おしえてよっ!」
太上老君「……お主が愛を覚えたか……辛いのう………ワシとて辛い……!しかし、それでもぢゃ。ひとりの人間の為に、どれだけの血を流すつもりか。……三蔵殿とて、それでお主らが死ぬるなど、望むまい……よいか石猿、ワひゅっ」
ドゴォォォォォォォォォォオンッッ!!!
ごくう「あ」
牛魔王「話が長ぇんだよジジイ」
376: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/9(月) 23:39:33 ID:HqCzBPy4J6
天兵「う、うわああああああああ!!?太上様が地面にめり込んだぁぁぁぁあ!!?」
天兵「きっ、貴様ぁっ!!自分が何をしたかふびゅらっ」
ドゴォォォォォォォォォォオンッッ!!!
天兵「うわぁぁぁぁあっ!!!と、飛んでった……!!?」
牛魔王「っせぇなあ……ジジイと雑兵を黙らせただけだろが……こっちは昼寝しようと思ってたのによぉ…ふわぁ…!」
天兵「……ぐぅ…!よ、よくも貴様…!」
鳥目の男「はいダメダメ〜。退いてなお前ら。お前らじゃまた埋められるか飛ばされるかしちゃうよん?」
天兵「ぼ、昴日星官(ぼうにちせいかん)様…!」
牛魔王「…あん?」
昴日星官「ん〜♪如何にもって悪人ヅラっスねオッサン。なにそのバッテン傷?どしたらそんなん付くの?」
牛魔王「………」
昴日星官「まあいいや。でもさ、いっくらなんでも喋ってる最中のお爺ちゃんボコすとか、イケてねーよオッサン。てかその武器もダサくね?なにそれ鉄棒?ガッコの校庭から持ってきちゃった?やっぱさ、装備でキマんじゃんか、オトコの格ってゆーか、拘りって」
ドゴォォォォォォォォォォオンッッ!!!
天兵「昴日星官さまぁーっっっ!!?」
牛魔王「話が長え」
鉄扇公主「ナイスショットですわ、牛魔王様♪」
紅孩児「………」
天兵「う、うう、う……!こ、これが牛魔王…!混鉄棒を振り回す悪鬼……!記録にある通りのバケモノ……!!!」
牛魔王「……おぉい玉!孫は……お、戻ってんじゃねぇか。おら孫!暴れんぞ!早く来い!」
悟空「…………うぷっ……だ、り……て……」
玉面公主「………『まだ無理』……『気持ち悪くて』………だって………ショボい……」
悟空「………うう……なにこの復活の仕方…!カッコ悪いにも程があるよぅ…!……おえっ」
377: 名無しさん@読者の声:2013/12/10(火) 11:39:05 ID:V1kwfMyIRQ
ちっ
戻ってしまったか
378: 名無しさん@読者の声:2013/12/10(火) 11:57:55 ID:xEmVgKUp2A
>>377三蔵法師乙
379: 名無しさん@読者の声:2013/12/10(火) 19:15:08 ID:3PtiMlAxMk
かっけぇぇぇ!
ヨシュアさん後で戻してくださいお願いします。
380: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/11(水) 20:19:54 ID:ZM74H3s1Ug
悟空「……すぅ…はぁ………ふう、落ち着いた……」
牛魔王「おら、孫っ」ブンッ
悟空「…わっとっと!?あ、如意棒……」
牛魔王「孫悟空にはそれが無ぇとカッコつかねぇだろ。優しい兄貴に感謝しやがれ」
玉面公主「………ちいさくしたの……玉………」
悟空「……ありがと。玉面ちゃんもありがと。………よし…!」
鉄扇公主「じゃあとっとと行って下さる?……全く、武のみとは言え、牛魔王様に求められるだなんて、烏滸がましいにも」
フッ
鉄扇公主「程が……あら?お猿さん?消え……?」
天兵「ぐっ!?……く、苦し……!」
悟空「お師匠さま、どこ」
天兵「だ…黙れ……汚い手を離せ反逆者め…!」
玉面公主「………うそ……いつの間に……あんな所に……?」
紅孩児「疾い…!」
悟空「お師匠さまはドコかって訊いてるの」
ゴオッ!!!
天兵「ひ、ひいっ…!!!」
381: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/11(水) 20:22:16 ID:ZM74H3s1Ug
牛魔王「…ククク、ありゃあ相当イラついてやがったな。……しかし、あぁも見事に怒りを飲み込めるなんざ……変わりやがったぜ、孫の奴」
紅孩児「……悟空…」
悟空「……教えてくれないなら、いいよ」パッ
ドサッ
天兵「……ゲホッ…ゲホッ……はぁ、はぁ……!」
悟空「伸びて、如意棒」
ギュウウウウウウウウウウウウ……ン……
天兵「…な……ななな……!!?」
悟空「よい…………しょっ」
ブゥゥゥゥンッッッッ!!!!
「「「う、うわぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」」」
玉面公主「………すごい………たった一振りで……!」
鉄扇公主「…ゆ、ゆうに四、五百人は吹き飛ばしましたわよ、アレ…!?」
天兵「……バ、バ、バカな…!!!まるで草木を刈り取るように我らを……!!!」
悟空「……最後のひとりだけ残して、ソイツにもっかい訊くから」
天兵「…ぐ……!!!」
悟空「おっきくなって、如意」
八戒「それは止めい姉者。ワシらまで巻き込む気か」
悟空「っ!」
382: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/11(水) 20:25:17 ID:GYSIe3zCqI
小龍「…巨大化した如意棒でさっきのをやられては、確かに怖いですね」
悟空「八戒ちゃんっ!シャオくんっ!」
天兵「ぐわぁぁぁあ!!?」
沙悟浄「邪魔だよ雑魚は引っ込んでなっ!チクショウ出てきな木叉ぁっ!勝負の途中で抜けるとか、馬鹿にすんのも大概にしなよーっ!!」
悟空「悟浄ちゃんっ!みんな無事だったんだね!良かったぁ…!」
沙悟浄「はっ!当然じゃないのさ姐さん、アタイらがそう簡単に…………」
悟空「…悟浄ちゃん?」
沙悟浄「………………」
悟空「あ、あの?え、懐から何取り出して……うわ、それもしかして私の人形?そんなものいつの間に?」
沙悟浄「………………」ブツブツ
悟空「えっと、ねえどしたの?人形ニギニギしながらなにをブツブツ言ってるの?ねえってば」
小龍「……はい。はい。…ええと、『旦那様を救うためには悟空姐さんが戻って良かった』『わかってるけど、頭では納得できても、心が』……だそうです」
八戒「よしよし、泣くな悟浄」
悟空「えっなにこの私が悪いみたいな空気」
沙悟浄「……………」ブツブツ
小龍「…『出来れば最後に』『一回だけで良いから』『お母さん、って呼んで欲しかった』………悟空さん」
八戒「呼んでやれ、姉者」
悟空「え、う、うん…?……お、おかあさん……?」
沙悟浄「……………!」ブツブツブツ
小龍「…『そんなんじゃない』『アタイの可愛い姐さんは』『そんなんじゃない…!』……悟空さん…」
八戒「謝れ、姉者」
悟空「えぇぇえなんで!?私悪くないよ!?いや絶対私悪くないよ!?」
牛魔王「……変わりやがったな、孫…」
紅孩児「……ふふっ」
383: 名無しさん@読者の声:2013/12/11(水) 22:13:33 ID:htcGOKN7BQ
悟空戻ったあああ!!!
本当面白い!!!支援支援!!
384: 名無しさん@読者の声:2013/12/12(木) 12:51:35 ID:HlERC3r0QE
更新される度に面白くなってく
応援してます
っC
385: 名無しさん@読者の声:2013/12/12(木) 22:03:41 ID:hfARQxF33I
急かしちゃダメなのはわかるけど続きが楽しみで楽しみで(T_T)
っCCCCCCC
386: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/12/13(金) 23:17:07 ID:1vJjNNC0lk
虎力大仙「あーもうアンタら邪魔!なんでウチの軍は隊列とか無いのよもう!」
牛魔兵「イテッ…あにすんだゴルァ……っ!さ、三大仙様!し、失礼しやしたっ!」
羊力大仙「あー、よいよい。それにしても牛魔王様、いつの間に我輩らを追い越して……」
鹿力大仙「お、やっと先頭に出れそうだぜ。よっしゃ新生鹿力様の拳と健脚、ぶちかましてやるぜっ!」
虎力大仙「あー、息苦しかった………全く、エロ豚はホイホイ先に行っちゃうし……アタシも今度浮術習おうかな、紅孩児にでも」
羊力大仙「ふむ?敵軍はまだ現れて居らんのであるか?まあさておき、牛魔王様の馬車は……おお、あれであるな。牛魔王様ぁ!三大仙、遅れ馳せながら推参致し」
牛魔王「あ゛あ゛あ゛あ゛ん!!?」
三大仙「ひうっ!!!?」
牛魔王「………ぁんだ、お前らか。ケッ……!」
虎力大仙(な、な、なんであんなブチ切れてんの牛魔王様!?)ヒソヒソ
羊力大仙(し、知らんである!わ、我輩なにか粗相をしたであろうか!?)ヒソヒソ
鹿力大仙(お、遅れて来たからか!?遅刻したら廊下に立たされるのか!?)ヒソヒソ
玉面公主「………あなた達のせいじゃ無いわ………でも本当にイライラしてるからパパ……気を付けて…」
羊力大仙「な、何故でございますか?」
鉄扇公主「……消えたんですわ。敵軍が。こう……パッ、と。瞬く間に」
鹿力大仙「敵が……消えたんスか?え、つまり…?」
紅孩児「文字通り、消えたんだよ。ほんのさっきまで、戦っていた敵兵達が、一瞬で。…………悟空達と一緒に」
虎力大仙「……アイツらと一緒に…」
牛魔王「ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおお!!!!何処行きやがったぁぁぁぁぁあ!!!!暴れ足りねぇぞ!!!!孫んんん!!!!何処だぁぁぁぁあ!!!!」
ビリビリビリビリ……!!!
金吒「……うわ……なんちゅう大声やねん……音量下げぇや……」
牛魔王「あん……?……ほぉう、テメェの仕業か、この嘗めたマネは………金玉ぁ…!」
金吒「キンタマ言うな!……久しいやん、大力王。……や、牛魔王、やったか」
紅孩児「……父上」
牛魔王「ああ、見知り顔だ。前部護法、だったか。役付きの頭でっかちだ。先の戦争以来か?……で、孫を何処にやりやがった、金玉野郎」
金吒「キンタマ言うな言うてるやろが!……あの娘ぉらは……よー知らんねん。まぁ此方側の誰かがやったんやろケド。あ、軍を消したんはワイや。無駄に兵を減らしてもしゃーないしな」
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