尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
27: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/8(月) 19:32:31 ID:MUVbGUmL1c
悟空「さて、天竺に向けて頑張りましょう!」
三蔵「なんだよ嬉しそうだな」
悟空「邪魔な荷物が減りましたからねぇ。でも重くない?小龍くん」
小龍「…大丈夫です。白馬の姿に化けていれば、これくらい」
三蔵「いやあ悪いね、乗り物になって貰っちゃって」
小龍「…いえ、私もお供をすれば免罪として頂けるのです。当然の事ですよ、先生」
三蔵「先生…いいなあ先生……この子が一番俺に敬意を表してくれる」
悟空「小龍くん、こんな人に何か教わるなんて汚れちゃうよ?」
三蔵「お前マジでそのうち頭ヒョウタンみたいにしてやっかんなゴルァ。…おい、お前も早く行くぞー」
猪悟能「む…う……。のう玄奘三蔵、も少し戒律めを弛くは出来んもんかの…?」
三蔵「戒律そのいち。上の者を敬うことー。…呼び捨てぇ?」
猪悟能「…し、師匠殿…」
悟空「戒律その二が『あんま殺すな』で、その三が『悪いことすんな』でしたっけ。大変だねぇ」
猪悟能「そ、それくらい守れるわい!何をニヨニヨしとるかこの猿……あ、姉者…」
悟空「にゅふふ」
小龍「…その四が『女に無闇に手を出すな』その五が『嘘をつくな』その六が『大酒はやめとけ』その七が『贅沢は敵です』…でしたね」
猪悟能「なんじゃろうそのやっつけ感溢れる戒律」
悟空「でもその八が、ちょっとキッツイねー」
猪悟能「ええい笑うな笑うなぁ!!くぅ…なぜワシがこんな…!!」
三蔵「その八『基本メイド服でいなさい』!!これが玄奘三蔵プレゼンテーション『八つのおやくそく』!!」
猪悟能「変態めぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」
三蔵「いやいや、似合ってるぞ!猪八戒!」
八戒「だまれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!!!」
28: 名無しさん@読者の声:2013/7/9(火) 02:22:52 ID:XHB3Y2aTTg
何気にちょっとお勉強になる
支援!
29: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/9(火) 08:02:58 ID:gmXsKsTfuM
悟空「お師匠さまに近付くなーっ!!」
妖怪「ぐぎゃっ!!」
妖怪「ひでぶっ!!」
妖怪「く、くそっ…!坊主一人になんでこんな強い護衛が…!畜生っ、不老不死のチャンスが…!!」
八戒「阿呆が」
妖怪「うぐっ!?…ガハッ…」
八戒「終わらぬ生など、牢獄と変わらんわい」
三蔵「やー、ご苦労ご苦労」
小龍「…お見事です」
悟空「へっへ〜♪」
八戒「ご苦労じゃあ無いわい。何じゃこの妖怪エンカウント率は?ちぃと街道を歩こうもんなら妖怪妖怪妖怪っ!」
三蔵「レベルがどんどん上がるじゃない」
悟空「経験値無さそな雑魚ばっかですけどねぇ」
三蔵「つーか悟空、お前を助けてから襲われるよーになったんだよ責任取れよこのサゲマンめ」
悟空「おおっと今日のお師匠さまの言葉の刃もキレッキレだー」
三蔵「じゃあ毛マン」
悟空「やめて」
30: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/9(火) 08:04:45 ID:gmXsKsTfuM
八戒「なに阿呆言っとるんじゃお主ら…ん?」
妖怪「…ゲハッ!ゴホッ!……て、てめえら……」
八戒「ほ、まだ意識があったか」
三蔵「あ、殺してない偉い偉い」
八戒「撫でると手元が狂うかもじゃぞ?師・匠・殿☆」
三蔵「おおこわい」
妖怪「…てめえら…イイ気になるなよ……こっから先は『流沙』のナワバリだ……俺みてえな下っ端をノしたくらいで…うっ…」
八戒「何じゃ、全部話してからノビんかい全く。……流沙、か」
小龍「…かなり名高い盗賊団ですね。なんでも頭領は武芸に秀でた妖仙だとか」
八戒「ほ、ほ、それは楽しみじゃ。骨の無い阿呆どもの相手も飽々しておったし……のう姉者?」
悟空「…可愛い」
八戒「そう可愛…なんじゃと?」
悟空「やばい八戒ちゃん可愛い小さな子供が生意気なコト言っちゃってる可愛い」
三蔵「わかるぞわかるぞ」
悟空「でもそこであの日の酒池肉林しちゃってる八戒ちゃんがフラッシュバックして素直に萌えれない困る」
三蔵「わかるぞわかるぞ」
八戒「……のう小龍、ワシ本当にコイツらについてって良かっ」
小龍「メイド服というのも和みますよね」
三蔵「わかってるねー小龍!うんやっぱパーティーには男の子も必要だなっ」
八戒「わ、ワシの小龍が毒されてゆく……」
31: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/13(土) 01:03:50 ID:uaEYZv8uMQ
悟空「……で、そんな盗賊団が居るから、気をつけて進みましょーねってこないだ話してたばっかりなのに」
八戒「まあ、小龍が付いておるからと油断して寝こけていたワシらもワシらじゃが」
小龍「…申し訳ありません」
三蔵「たかだか黄酒数杯で潰れちゃうんだもんなぁ全く」
八戒「ガキに飲ますな阿呆んだらがぁっ!!」
三蔵「見た目幼女が言っても説得力が」
悟空「小龍くん酔わせてナニする気だったんですかケダモノお師匠さまっ!!」
三蔵「そそそこまで飢えてねねねぇよよ」
小龍「…そこで動揺しないで下さい怖い」
八戒「兎に角じゃな…」
妖怪「おっと、動くなよ?」
悟空「何をあっさりと捕まってんですかもーっ!!」
三蔵「めんぼくない」
八戒「本気で雑魚なんじゃな師匠殿」
三蔵「経文とか唱えてみたけど何も起こらなかった」
小龍「…なんと切ない」
???「緊張感の無い奴等だね、ふん」
妖怪「アネゴ!すいやせん、坊主は簡単に拐えたんですが、余計なのが追ってきちまって…」
???「いいよいいよ。へえ…あんまり強そうじゃないねぇ…斉天大聖、天蓬元帥、それと玉龍太子」
八戒「…ほう、知られておったか」
悟空「有名人だねー、あははー…」
三蔵「玉龍?」
小龍「…あ、私です」
???「本音を言えばこの坊主はモノのついでさ。欲しがってる有力妖怪がわんさか居るからね、良いカネになるだろうし。…アタイの狙いはアンタらさね」
32: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/13(土) 01:05:45 ID:uaEYZv8uMQ
八戒「ほ、盗賊風情から恨みを買った覚えはないがのう」
小龍「いや結構方々に恨み買ってますよ悟能様は」
悟空「まさか私の身体目当て!?」
三蔵「ないない」
???「…こんな奴等と……こんな奴等……」
妖怪「ア、アネゴ、落ち着いて…」
???「こんな奴等とアタイは同類だってぇのかいぃぃぃぃぃいいっ!!!」
三蔵「どうした急に」
???「ふ、ふふ…菩薩様がアタイを尋ねて来てねぇ……こう言うのさ……アンタらに付き従って天竺とやらに行けば、罪を許すとねぇ……」
三蔵「良かったじゃん悟空、荷物持ちが増えるぞ」
悟空「わーい」
???「黙れっ!!何が許すだクソ菩薩がっ!!なんで…こんな…!!」
悟空「そんなに荷物持ち嫌なの?」
???「…天女に言い寄りスケベの限りを尽くした変態メス豚!!」
八戒「ギクッ」
???「実家に火を放ち家宝やらなんやら燃やし尽くした放火魔ドラ息子!!」
小龍「……」
???「極めつけは強盗傷害悪逆非道、盗んでは殺し殺しては盗み、挙げ句に釈迦の掌にションベン引っ掻けて捕まった無双の大罪人!!」
悟空「あうぅぅ」
???「そんな最低の奴等とおんなじ酌量だとか、舐めるのも大概にしろってんだい!!アタイはちょっと手を滑らせて器を割っちゃっただけなのに……納得出来ないね!!」
三蔵「至極正論だ」
???「誰がお前らなんかに付いてくもんか!!お前らの髑髏(ドクロ)を手土産に、天界にケンカ吹っ掛けてやるんだ!!」
悟空「やさぐれてるなぁ」
八戒「ヤンキーは恐いのう」
小龍「…気持ちはわかりますけどね」
???「アタイは流砂が頭領、捲簾大将沙悟浄っ!!野郎共、やっちまいなぁっ!!」
33: 名無しさん@読者の声:2013/7/13(土) 17:09:25 ID:MirOoAiuHU
悟空酷www
小龍君はかわいいから許されるね
34: 名無しさん@読者の声:2013/7/13(土) 23:10:00 ID:jT71aL8iLQ
主要メンバー出てきたあああ!!!!!
CCC
35: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/18(木) 11:08:53 ID:UcL2GKha6g
妖怪「ぐぎゃっ!!」
妖怪「うがっ…!!」
沙悟浄「…ちっ!」
悟空「ふふん、もー諦めてお師匠さまを放したらどーですか、おねーさんっ」
八戒「主の手下、確かにそこらの野良よりかは手練れとるがのう。ワシら相手では等しく稚児じゃ。ほっほ」
小龍「…私はお二方ほど、余裕ではありませんが…ふう」
三蔵「うおー、わかってたけど俺の弟子つえーっ。悟空の言うとーり、諦めなよ。まあ君の気が晴れないのは俺も」
沙悟浄「降魔杖よっ!!」
三蔵「なにビックリした。こーまじょー?」
沙悟浄「沙僧が名において力を見せよっ!流沙呪っ!!」
ズズズズズズッ!!!
悟空「おわわっ!?何これっ!?」
八戒「何じゃ!?急に水が…!!ちょ、ワシの背丈じゃともうっ…!!」
小龍「悟能さまっ…!く、これは弱水(底無し沼)ですか…!!」
悟空「あっぷ…!お、お師匠さまはっ、お師匠さ……あれ?水、あれ?」
八戒「…ふん、幻術じゃったか。狡い盗人らしいやり方じゃの」
小龍「…先生も、あの頭領も居ませんね」
悟空「…お師匠さま……」
36: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/18(木) 11:10:39 ID:UcL2GKha6g
沙悟浄「くそっ…!部下どもが足止めにもならないなんて…!正面からじゃあ無理があったね…!」
三蔵「幻術かけてるあいだにサクッとやれないもんなの?」
沙悟浄「あんなもん一瞬の目眩ましさね。殺気を出したらすぐに…って、ふん縛られて拐われて、なぁに余裕ぶっこいてんだい腹が立つねぇ」
三蔵「人質は殺されないのがセオリーだからねぇ」
沙悟浄「…可笑しな坊主だね。さっきはああ言ったが、アタイがあんたを喰らっちまっても構やしないんだよ?」
三蔵「え…食べるだなんて……スケベだなぁもうさすが女盗賊」
沙悟浄「そそそーゆー意味じゃないよっ!!てゆーか女盗賊=スケベみたいな謂れの無い感じやめろっ!!」
三蔵「まあ俺もどっちかってーと受け身でソフトMだから食うってよりかは食われるほーが」
沙悟浄「聞いてないよっっ!!黙れよ色ボケ坊主がっ!!あー嫌だ嫌だこれだから野郎は…ブツブツ…」
三蔵「ところでさ」
沙悟浄「…なんだい。これ以上ムダ口叩くと本気で食い殺すよ」
三蔵「沙悟浄さん、綺麗な髪だな」
沙悟浄「っっ!!?」
三蔵「夕日みたいに真っ赤で、こんなの初めて見たよ。いいなー」
沙悟浄「な、な、なにを、ほ、褒め、褒めたって、バカ、褒め、何も出ないってんだ、夕日みたいって、バカ」
三蔵「およ、照れた?髪より真っ赤になってるぜ?」
沙悟浄「ふふふふざけんじゃないよ!!だだ誰がアンタの揶揄ごときききでこのアタイががががが」
三蔵「あははは」
沙悟浄「…ぐぬぅ……」
三蔵「ところでやっぱ下の毛も赤いの?」
沙悟浄「殺す」
悟空「…はっ!!…いま、お師匠さまがひっどいセクハラしたよーな感じが」
八戒「それは早く追いかけんとのう。たぶんあの盗人、生娘じゃ」
悟空「お師匠さまのセクハラで精神崩壊起こしちゃう前に、助けなきゃね!!」
小龍「…先生すみません、フォローできません…」
37: 名無しさん@読者の声:2013/7/19(金) 21:46:19 ID:LwjZkHrIS.
三蔵以外女のハーレムパーティ(手塚絵)はここですか支援
38: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/20(土) 12:42:06 ID:iHVXKSbeNo
沙悟浄「いいかいっ!アンタはあの猿どもをどーにかぶっ殺す為に生かしてやってるんだ!そこんとこ忘れずに大人しくしてるんだよっ!」
三蔵「イエスマム」
沙悟浄「誰がマムかっ!!」
三蔵(……さて、アジトまで連れ去られたワケだが)
沙悟浄「…まったく……手下はこれ以上失えないね……なんだいあの強さったら…ブツブツ…」
三蔵(…ふふ、この玄奘三蔵、そこいらの天然鈍感朴念人と一緒にしてもらっちゃあ困る。この女…)
三蔵「それにしても、盗賊のアジトのわりには綺麗にしてあるな、ここ」
沙悟浄「…ふん、少しは黙ってられないのかい。このアタイが小汚ない所で寝られるかってんだ。これでも元は天界の」
三蔵「ま、そーだよな。女の子だもんなっ(屈託の無い笑顔)」
沙悟浄「〜〜っ!う、うるさいねっ!ば、ば、馬鹿にしてんのかいっ!?」
三蔵「女の子に女の子って言って、何がダメなのさ」
沙悟浄「もうお前黙れっ!!次にその口開いたら、八つ裂きにしてやるからねっ!!」
三蔵(…くくく……わかりやすいぜ……紛うこと無き『あ、あんたの為なんかじゃないんだからねっ!』的な感じだっ!)
三蔵「怒るなよー。こっちだって緊張してるんだよ、こんな状況でさあ」
沙悟浄「ふ、ふん。今さら恐れを抱いたかい。どうあってもアンタは誰ぞに食われる運命さね、まあそう思えば戯れ言のひとつやふたつ…」
三蔵「いや、こんな美人と同じ部屋にいるとか、緊張するな…って(少し頬を染めながら笑顔)」
沙悟浄「〜〜〜〜っ!!!びびびび!?びじ、おま、ふざけっ!!あ、バカ、あう、あ!?」
三蔵(面 白 く な っ て き ま し た)
悟空「…なんかお師匠さまが楽しんでるよーな気がする。伝わってくる」
八戒「なんじゃ、嫉妬か?ほほっ」
悟空「私も混ざりたい」
小龍「…似た者師弟ですね」
悟空「だってあのおねーさん、絶対イジリ甲斐があるタイプだよっ!私にはわかるっ!お師匠さまズルいっ!」
八戒「確かに器量も中々じゃし、褐色の肌もそそるしのう。あーゆー気の強そうな娘を…ほほ、良いの、良いの……ジュルリ」
小龍「…これは頭領さんピーンチ」
39: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/23(火) 08:07:15 ID:vd3jBrQpWo
悟空「ちょっと八戒ちゃんっ!それ私のシューマイっ!」
八戒「ほっ、名前でも書いてあったかの?早いもん勝ちじゃい」
小龍「…すみません、白酒一樽と、棒々鶏追加でお願いします。あ、あと香味春巻きを」
店員「はーい!八番テーブル、パイチューバンバンコーハル喜んでーっ!」
三蔵「…食うなあ、お前ら」
悟空「お師匠さまの無事を祝ってるんですよー?心配したんですから… ひょいぱくっ」
八戒「全くじゃ。よい弟子をもって幸せじゃのう師匠ど…あーっ!姉者その饅頭はワシがせっかく冷まして!吐けぃ!吐け猿ぅっ!」
小龍「…デザートなんにしようかな」
三蔵「全くこっちを見ないでそんな心配してたとか言われても説得力ないですよお二方?あと小龍くんも会話に入ろうよ…」
悟空「どっちでもいーじゃん、私らに心配なんかされなくても」
三蔵「えええ…」
八戒「心配するだけ無駄、といったところじゃの。くっだらん」
三蔵「ヒドくない?」
小龍「…杏仁豆腐もいいですけど、最近暑いし氷菓子も捨てがたいですね…」
三蔵「会話に入ろうよぅ」
悟空「ダメですよ。お師匠さまなんかと話したらシャオくんが汚れる。妊娠しちゃう」
三蔵「小龍くん男の子だよ?」
八戒「あー、アジトまでの膨大な罠を掻い潜った時の傷が痛むのう…」
三蔵「いや無傷ですやん…どこ怪我して」
八戒「触るなキモい」
三蔵「うわぁ傷付く。俺が無傷じゃなくなる」
小龍「…よし、かりんとう饅頭にします」
三蔵「ずいぶんコッテリしたねってかこっちを見ようよぅ小龍くーん」
40: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/23(火) 08:08:47 ID:vd3jBrQpWo
沙悟浄「あん旦那様っ♪旦那様はこっちだけ向いてれば良いんだよっ♪すりすりっ♪」
三蔵「いや、あの、あんまくっつかないで」
悟空「…はっ」
八戒「モテモテじゃのう旦那様?」
小龍「…そういう人では無いと信じてたんですけどね」
三蔵「いや違うんだって」
沙悟浄「もう旦那様ったら、全然食べてないじゃないのさ…はい、アーン♪」
悟空「…人のことは毛むくじゃら扱いして、そーですか。実はなんでも良かったんですか」
八戒「ロリコンの風上にも置けんの。節操なしめ」
小龍「……はぁ…」
三蔵「いやね?まさかここまでデレるとはね?」
沙悟浄「ん〜、ないだいツレないねぇ旦那様……でもそんなトコが…ス、キ♪」
悟空「けっ」
八戒「ペッ」
小龍「…死ねばいいのに」
三蔵「どうしてこうなった」
沙悟浄「旦那様ぁ〜♪すりすりすりっ♪」
41: 名無しさん@読者の声:2013/7/23(火) 12:42:03 ID:L5zMYeNLkc
小龍wwww
42: 名無しさん@読者の声:2013/7/23(火) 20:50:22 ID:tMM4kSmw0U
小龍くんかわいいwww
43: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/26(金) 15:42:08 ID:OkFOUeUALg
悟空「ふえー、まーた山越えなの〜?」
八戒「妖術でひとっ飛び、という手もあるが、それでは功徳が積めんからの。まあワシら罪人は歩け歩けってハナシじゃ」
沙悟浄「アタイはアンタら程の悪事は働いてないよっ!」
八戒「そのぶん下界で盗賊やっとったじゃろがい。ワシも言えた義理では無いが、どっこいどっこいじゃろ。歩け歩けぃ」
悟空「むぅ、八戒ちゃんはいーよねっ。シャオくんの背中でのんびりしてるんだからっ」
小龍「…悟能様は、軽いですから」
悟空「おっとシャオくん?それは遠回しに私が重いってことかな?かな?」
小龍「…ここは平頂山ですね。これを越えないことには、町らしい町もありません。頑張りましょう」
悟空「あ、話そらした」
八戒「ほっほ、そんだけ胸やら尻やらに肉がついておっては、そらズッシリとしとるじゃろ」
悟空「くうっ。これがナイスバディに生まれた女の宿命かっ」
沙悟浄「……悔しくなんかないんだからね、ふん」
三蔵「…なにバカなこと言ってんだか。てゆーかマジで山越えか……なあ小龍くん?そろそろビジュアル的にも三蔵法師は白馬に乗るべきだと思うんだけど」
小龍「すみません、生理的にちょっと」
三蔵「生理的に!?」
沙悟浄「嫌われたもんだねぇ旦那様♪」
三蔵「誰のせいだと思ってるのかなキミは。あとくっつかないで歩きにくい」
悟空「けだもの」
八戒「色魔」
小龍「…きっと脳には精液しか詰まってないんですよ先生は」
沙悟浄「それでもアタイは構わないよっ♪すりすりっ♪」
三蔵「ねぇいつまでこのネタ引っ張るの!?」
44: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/26(金) 15:44:21 ID:OkFOUeUALg
幼女A「きたよ、いもーと。さんぞーほーしだよ」
幼女B「うん、ねーたん。さんぞーほーしとなかまたちだね」
幼女A「あれをやっつければいーんだよね、いもーとっ」
幼女B「うん、ねーたん。そしたらごほーびいっぱいもらえるね」
幼女A「げんなま?」
幼女B「ふけーきだからね、たぶんげんぶつしきゅーかな」
幼女A「おかしがいいなあ」
幼女B「おかしがいいねえ」
悟空「…この先……」
八戒「気付いたか。ワシもじゃ」
沙悟浄「…認めたくないけど、アタイもわかるよ」
小龍「…はい。誰か率先して様子を見てくるべきですね」
三蔵「ん?妖気でも感じたのか?お前ら便利だなあ」
悟空「ううん、ただ何となく『この先にお師匠さまを連れてくと非常に面倒臭い』感じがして」
八戒「ただでさえ地の地に落ちた師匠殿の信頼が、地面にめり込みかねない予感がするのじゃ」
沙悟浄「…ドロボウ猫の気配がするねぇ…アタイの旦那様を渡しゃしないよ…!」
小龍「…あ、私の中ではもう先生のランクは落ちようが無いですけどね」
三蔵「お前らなんかわからんけど嫌いだ」
45: 名無しさん@読者の声:2013/7/26(金) 23:19:15 ID:v30u1fEZ4U
「脳には精液しか詰まってない」
クッソwwwこんな時間に声上げてワロタwww
46: ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/7/28(日) 15:25:56 ID:KVVx9cAy9Q
八戒「めんどいのう…。姉者め、『ずっとシャオくんの上で楽してたんだから、八戒ちゃんが様子見てきてっ』じゃないわい。もともと小龍はワシの従者なんじゃぞ?」
幼女A「おねーしゃん、おねーしゃん」
八戒「師匠殿も師匠殿じゃ。一緒になってそーだそーだと囃しおって…悟浄が聞けば怒り狂うじゃろーが、よっぽどあの二人のが仲良しじゃな。色恋とは違うが」
幼女B「おねーたん、おねーたん。おねーたんってば」
八戒「しかし姉者も小龍も可愛いのう。ワシはふざけとるだけじゃが、彼奴らは半分は嫉妬じゃな。ほほ、慕われとるではないか師匠殿」
幼女A「むししないで!」
幼女B「おちついて、ねーたん」
八戒「ほっほ、スマンスマン、どうも意地悪をしたくなる性質での。…ふむ、これは師匠殿には見せられんわい。ロリと言うよりペドの域じゃ。犯罪は未然に防がねばの」
幼女A「いもーと…あたち、じしんをなくしたよ…おやにもむしされたことないのに…」
八戒「親が幼子を無視は問題じゃからのう」
幼女B「ちがうよねーたん、きっととしをとって、めとかみみとかがわるいんだよこのひと。ろーかげんしょーはしかたないよ」
八戒「酷い言われようじゃな。そりゃだいぶ齢は重ねとるが、見た目だけならお主らと五歳も変わらんぞい?」
幼女A「きをとりなおして…おねーしゃん、さんぞーほーしさまのおともだち?」
八戒「…まあ、そんなとこかの。お主ら人間ではないな?妖魔の類いでも無さそうじゃが、こんな山道で何をしておる?」
幼女B「あなたたちをやっつけて、おかしをもらうんだよ」
八戒「…ほう」
幼女A「せんりょくはけずるべきだね」
幼女B「せんりょくはけずるべきだよ」
八戒「ほっ!幼子だからと油断はせんが、どう見ても負ける気はせんのう?チビども、ワシが世にも名高き天蓬元帥猪悟能、今は玄奘三蔵が弟子猪八戒と知っての物言いか!」
幼女A「すごいようりょくだね、いもーと」
幼女B「わたちたちじゃ、さわることもできそーにないね、ねーたん」
八戒「殺しはせんが、売られた喧嘩は億倍返しが流儀での。ちぃと痛いが、我慢せぇよ?」
幼女A「ふふふふふふふ」
幼女B「ふふふふふふふ」
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