尻「…はっ!!誰か居るのですか!?」
三蔵「見たところ20代そこらか。いや、肌の張りからすると、17、8かな」
尻「ああ…こんな人里どころか鳥の声さえ聞こえない不毛の地に、とうとう人が…!しかも声から察するに殿方…!」
三蔵「しかし無駄に毛深いな」
尻「ついに…ついにメチャクチャにされちゃうんですね…!この通りすがりの名も知らぬ殿方に性の捌け口にされちゃうんですね私のお尻…!あと毛深いとかヒドイ」
三蔵「うるさい尻だな…いくら仏の教えとはいえ、こんなのも助けるべきなのか…?」
尻「仏の教え…?僧侶さま…なのですか?」
三蔵「うむ。僧だよ。玄奘三蔵。…それにしても毛深いな…特に尻のあ」
尻「やめて!!…こ、これは失礼をしました…!仏に仕えるお方は、そのような煩悩は無いのですね!」
三蔵「いや俺ロリコンだから。女は10歳以下しか認めない」
尻「おい」
三蔵「下の毛とか意味わかんない」
尻「おいこら」
152:🎏 ヨシュア ◆.frSdr10QQ:2013/9/3(火) 23:28:25 ID:L72rFc9g22
悟空「ほら、お師匠さま早く早く。八戒ちゃんたち祭壇に着いたよ!」
三蔵「距離を後をつけるってのも、意外と面倒臭いな。生け贄の子供だけで河辺の祭壇まで…って、どんなルールだ全く。あと悟浄歩きにくい歩きにくい」
沙悟浄「だって、聞けばその霊感大王、女の妖怪だって言うじゃないのさ。金輪際知らない女なんかに近付かせないんだからね旦那様っ!」
三蔵「俺の信用が地中にめり込んで出てこねえ」
悟空「そのうちマグマにぶち当たるね。……あ、なんか河から出てきたよ?」
三蔵「お、ホントだ。人魚…じゃないな、半魚人?こっからじゃよく見えんな……俺らも近付くか?」
沙悟浄「とりあえず様子を見ようよ。なあに、八戒姐さんとシャオなら問題無いさね」
悟空「お、八戒ちゃんが馬鍬を構えてポーズをとった!」
沙悟浄「八戒姐さんは結構律儀に名乗りとか上げるからねぇ」
三蔵「我こそは天蓬元帥〜、ってやつか。まあ名前でビビって貰えるからなぁお前らは」
悟空「敵との間合いを計りながらも、カッコつけてる八戒ちゃんの邪魔にならない位置取り…!プロだねシャオくん…!」
沙悟浄「……ん?なんか後ずさってないかい、半魚女」
三蔵「あ、河の中に消えた」
悟空「一瞬で潜ったね」
沙悟浄「………で?」
三蔵「うん、もう行こう。こっからじゃ何がなんだかわからん」
八戒「うおぉい!何をスーっと逃げとるんじゃ貴様!出てこぉい!」
小龍「…あまりにもナチュラルな動きに、反応出来ませんでしたね…」
三蔵「おーい。どしたの?」
悟空「逃げたの?」
小龍「…すみません、なんかそうみたいです」
八戒「ええい!武人が先に名乗ったのじゃぞ!応えぬとは何事じゃーっ!」
霊感大王『………そんなこと言われても…』
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