勇者「あ、あああああなたが魔王ね!!」
魔王「・・・1人でのこのこと殺されに来るとは殊勝な事だ。
ふむ、まさか勇者がこんな歳若い娘とはな・・・ククク」
勇者「う、うるさい!ここで会ったが百年目!世界に平和を取り戻すために
あなたを倒してみせる!」
魔王「いいだろう。倒せるものならしてみるがいい。・・・さぁかかってくるがよい!」
勇者「言われなくとも!てやー!!!」
ズルッ
ドテッ
勇者「ふぎゃっ」
魔王「えっ」
308: 名無しさん@読者の声:2012/1/28(土) 22:04:05 ID:sZ59C4fO/s
たけのこwww
309: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 00:07:49 ID:Y8nUCKBzqA
側近さん好きだわー
つCCC
|m_ _)moO(大変恐縮なのですが描かせていただいてもよろしいですか?
あと、もしよろしければキャラのスペック 教えてください)
310: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 00:14:54 ID:GoOVcwF126
>>309
まじですかあ!いいですよ、お描きになってくだせえ!
スペックは特にこれといって決まっていないんですが、
勇者はポニーテールで軽装。
魔王は絵スレ見て頂ければ描いとりますのでそれでww
側近は髪サラサラで若干長いけど肩にはつかない長さ。
それくらいですかねぇ
すみません適当で、一応鎧着込んでるキャラは居ませんww
311: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 00:15:11 ID:GoOVcwF126
309は私です!!!
312: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 00:16:33 ID:GoOVcwF126
309じゃねーよ310だよ!!!無駄レスごめん!!!!
313: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 06:43:31 ID:huAFCDdjR.
篆刻がわからなくてググったら余計にわからなくなった
つC
314: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 09:15:07 ID:aHTz7gkw9M
>>313
篆刻って判子(印鑑)を彫ること…でよかったはず
間違ってたらすまん
つC
315: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 11:09:48 ID:GoOVcwF126
篆刻微妙に間違ってて恥ずかしい。「篆刻セット」を買いに行ったという事にして下さい。
ごめんなさい。すみません。
−−−
勇者「はぁっ…はあっ…!んぁ……はぁっ…!!」
走って。走って。
持てる脚力全て使って、走って。
村を駆け抜けて、一番近い森へ。
様々な思想、事実、人物、全てがグチャグチャなまま、走る。
勇者「はぁ…はぁ………っ…」
森に着いた頃、気が抜けたのか膝がガクッと崩れた。
刹那、酷い疲労が全身を駆け巡る。
あれだけ走ったのだから無理は無い。
今は呼吸を整えることだけに専念しよう。
316: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 11:10:05 ID:GoOVcwF126
タッタッタッ
戦士「あいつ…っ…あんなに急いで…泣いてっ…何が、あったんだ…?」
戦士「彼処の道は確か…森」
戦士「あいつ、あんな丸腰で森に行くつもりか…!?」
戦士「あんの馬鹿…!!」
戦士「魔物にでも襲われたらどうすんだよ…!!」
317: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 11:10:21 ID:GoOVcwF126
勇者「…はぁ…。…大分、落ち着いた、かも…」
勇者「…うっ」
勇者「ふぇっ…ぐすっ…」ポロポロ
勇者「スライム、さんっ…!」
勇者「ごめんなさい…ごめんなさい…」
318: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 11:10:39 ID:GoOVcwF126
ガサッ
勇者「…!?」ビクッ
勇者「だ、誰か…」
勇者「いる、の…?」
ガサッガサガサッ
バッ
勇者「!!!!」
319: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 14:09:18 ID:GoOVcwF126
戦士「はぁっ…はぁっ…」
戦士「確か、こっちの方に…」キョロ
戦士「何処に…」
戦士「くそっ…見失ったか…!?」
戦士「最悪だ…」
320: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 14:09:52 ID:GoOVcwF126
魔王サイドと勇者サイドは同時進行していると思って下さい
−−−
とある街
側近「まぁ、怪しまれないように篆刻セットとたけのこの里買っておこう」
側近「必要ないけど」
側近「あ、ばくだんいし買ってスライムナイトにぶち当てよう」
側近「仕事のストレスを解消するにはアイツを痛めつけないと気が済まない。アイツも満更でもない顔するし一石二鳥だ」
側近「…さて、勇者さんの住む村まで行こう」
側近「確かこっちって言ってたようなないような」
321: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 18:25:22 ID:5RBL5NS2bY
スライムナイトMかよwwwwwww
支援
322: 名無しさん@読者の声:2012/1/29(日) 21:15:08 ID:.cEX9H328w
追いついた
つC
323: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 22:36:19 ID:GoOVcwF126
テクテク
テクテク
側近「…しかし、この姿」
側近「適当に人間に扮したとは言え、なかなかどうして格好良いじゃないか。自分で言うのも何だけど」
側近「何か街歩いただけで人間の女に貢がれたし。菓子とか」
側近「まぁ元が良いから仕方ないね」キリッ
側近「…さて、魔物が来る前に事を済ませないとね」
324: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 22:36:37 ID:GoOVcwF126
数時間前
おばさん『あらぁアンタ男前ね!ここいらじゃ見ない顔だけどどっから来たんだい?』
側近『あっちの方です。あ、それ下さい』
おばさん『あっち…?よく分からないけれど、旅人さんか何かかい?はい、20ゴールド』
側近『…まぁそんな感じに捉えて下さって構いませんよ。はい』
おばさん『ん、丁度だね。まいどあり。旅人さんかぁ、最近見掛けなかったから珍しいねぇ』
側近『へぇ…そうなんですか?』
おばさん『そうよぉ。魔物が凶暴化して迂闊に旅にでも出れないのかしらねぇ〜。まぁ見掛けないといっても居ないわけじゃないみたいだけど』
側近『ふうん…』
325: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 22:36:54 ID:GoOVcwF126
おばさん『お兄さんは今から何処に向かう予定だい?』
側近『あぁ…えっと、この近くの村にとりあえず行く予定です』
おばさん『あらあらまぁまぁ!!あの村に!?』
側近『?何か問題でも?』
おばさん『問題も何も…あの村付近に森があるんだけどね』
側近『はい』
326: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 22:37:11 ID:GoOVcwF126
おばさん『どうやらその森に、やったら狂暴で獰猛な魔物が棲み着いているって噂よ』
側近『それは、大変ですね…』
おばさん『そうよ、大変なのよぉ。あの村の住民だけで何とか凌いでいるらいけれど、時間の問題よねえ』
おばさん『実は此処の街も最近よく被害に遭うのよ。まぁあの村程じゃないんだけど』
側近『…まぁ、来た時少し荒んでいるとは思いましたね』
おばさん『あの村が廃村になったら次はここかもねぇ』
327: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/29(日) 22:37:26 ID:GoOVcwF126
おばさん『悪い事は言わないわ。あの村には近付かないほうが身の為よ。特に森はね』
側近『はぁ…』
おばさん『お兄さん格好良いから顔に傷でもついちゃったら大変よぉ?おばさん、泣いちゃうかも』
側近『そうですか』
おばさん『んもう、冷たいんだねぇ。でも、そこも格好良いから許す!!』
側近『そっすかー』
おばさん『ともかく、危ないから近付いちゃ駄目よ?旅人だから多少なりとも強いとは思うけれど。そうだ、酒場でお仲間でも集めてきなさいな!心強いかもよ?』
側近『そうですね。一人旅は危ないし、そうします』
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