勇者「あ、あああああなたが魔王ね!!」
魔王「・・・1人でのこのこと殺されに来るとは殊勝な事だ。
ふむ、まさか勇者がこんな歳若い娘とはな・・・ククク」
勇者「う、うるさい!ここで会ったが百年目!世界に平和を取り戻すために
あなたを倒してみせる!」
魔王「いいだろう。倒せるものならしてみるがいい。・・・さぁかかってくるがよい!」
勇者「言われなくとも!てやー!!!」
ズルッ
ドテッ
勇者「ふぎゃっ」
魔王「えっ」
259: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/22(日) 22:31:31 ID:GoOVcwF126
−−−
図書室
魔王「ふむぅ・・・」
魔王「何となく小説が読みたくて図書室に来たのはいいが、何を読めばいいのやら」
魔王「あまり文章が緻密なのは読めないんだよね、眠くなって・・っていうか語彙とか頭に入らない・・・簡単に読めるライトノベル程度じゃないと読めない・・」
魔王「くそっ、こういう時に自分の教養の無さを恨むな!」
魔王「・・・」
魔王「本当にやる事がないな・・・」
260: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/22(日) 22:31:49 ID:GoOVcwF126
魔王「ゲーム・・今日はゲームしんどいな・・・漫画とかアニメとかは興味無いし・・・なんか俺とことん趣味が中途半端だな・・・」
魔王「部下に"魔王様ってにわかっすよねー"って言われた事を思い出した・・・」
魔王「・・・はぁ」
魔王「ずっと、アイツの相手をしていたからなぁ・・・」
魔王「まぁ、俺が勝手に追いだした様なものだし。今更どうしようもないけど」
魔王「強くなってたらいいけど、そうじゃないと魔物も居なくならないわけだし・・・」
261: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/22(日) 22:32:07 ID:GoOVcwF126
魔王「魔物・・・そういや、最近やたら魔物が凶暴化、増殖しているのは何故なんだろう」
魔王「最近っつーか・・まぁ数年前から徐々に凶暴化・・・とまではいかないけど、少しずつ強くなっていっているんだよな・・・」
魔王「これが動物の生きていくための進化という事か?魔物だけど」
魔王「それに、今まで気付かないフリをしていたけど・・・俺の魔力も増力していってるんだよな・・・」
魔王「・・・俺の魔力が強力になれば成る程、魔物も凶暴化する・・っていう事か・・?」
魔王「・・・可能性は否めないな」
魔王「そうだとしたら、いよいよ時間が無いな・・・」
262: 名無しさん@読者の声:2012/1/23(月) 20:28:56 ID:2gxkR.B2dQ
CC
263: 名無しさん@読者の声:2012/1/23(月) 23:35:46 ID:rMARLPkUmY
つCCC
264: 名無しさん@読者の声:2012/1/24(火) 00:29:50 ID:w0y4/CrD5Y
CCCC
265: 名無しさん@読者の声:2012/1/24(火) 00:33:10 ID:2c0xmgTsyY
追い付いた
つCCC
266: 名無しさん@読者の声:2012/1/24(火) 08:07:24 ID:PlpNruQFh6
追い抜いた
267: 名無しさん@読者の声:2012/1/24(火) 11:32:30 ID:TAPoUxc0hM
うっ
・・・ふぅ
268: 名無しさん@読者の声:2012/1/24(火) 14:00:07 ID:rGeVyfef4c
>>267
追い抜いたからってヌイちゃ駄目ww
269: 名無しさん@読者の声:2012/1/24(火) 16:40:30 ID:LDvZZ1bmmI
>>266
追い抜くな
>>267
オイ、抜くな
270: 名無しさん@読者の声:2012/1/24(火) 16:50:25 ID:5uuTIH4l1g
>>269
だれうまwwwww
271: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/24(火) 22:37:08 ID:GoOVcwF126
−−−
賢者「お早う」
勇者「うん〜…」
賢者「朝御飯もう少しで出来るから、先に顔洗っておいで」
勇者「はぁい…」
賢者「…昨日よりかはまだマシか」
272: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/24(火) 22:37:23 ID:GoOVcwF126
モグモグ
カチャカチャ
賢者「時に勇者」
勇者「うん?」
賢者「これからどうするつもりだ?」
勇者「…えっと」
賢者「まだ決まっていないのか?」
勇者「うん…早く決めなくちゃいけないのに…ごめん、逡巡して…」
賢者「焦らなくていいよ。ただ、時間は無いよ」
勇者「それ、どっちなの…」
273: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/24(火) 22:37:44 ID:GoOVcwF126
賢者「…これは、普通の会話のネタとして言うけど」
勇者「…?」
賢者「魔王"さん"達は良くしてくれたんだよな?一ヶ月間、お世話になってた間」
勇者「!う、うん!凄く…良い人達だった…!」
勇者「敵なのに、優しくて、側近さんはいつも厳しいけど、でも嫌じゃない厳しさで」
勇者「スライムさん達も面白くて側近さんにいつも怒られているの、あ、スライムさん達いつも7体で行動してるんだよ。でも、キングスライムにはならないんだよ。不思議だよね」
賢者「へぇ…」
274: 名無しさん@読者の声:2012/1/25(水) 00:29:16 ID:gsXgseuz3c
この流れは…
CCCCCCC
275: C:2012/1/25(水) 01:55:11 ID:2gxkR.B2dQ
知ってしまうのか…
276: 名無しさん@読者の声:2012/1/25(水) 07:25:56 ID:CZvksynwwg
戦士死亡フラグww
ざまあww
277: 名無しさん@読者の声:2012/1/25(水) 16:38:41 ID:tbpDYj2bNQ
これは……ゴクリ
っCCC
278: ◆Gw31v9ceXw:2012/1/25(水) 19:19:36 ID:GoOVcwF126
勇者「魔王さんにも…本当にお世話になって…」
勇者「私今レベル6なんだよ!最初は1だったけど、魔王さんが戦闘教えてくれてちょっとだけだけど、ちゃんと強くなったんだよ!」
勇者「私、魔王さんのお陰で火の魔法も少しだけだけど使えるようになったの!」
勇者「戦闘の時はちょっと厳しくて沢山怒られた事もあったけど、それは私の意志が弱いから諭してくれていたんだよね…」
勇者「でも、普段は本当に優しいよ。文句言いながらも何だかんで助けてくれるし。本当に頼りになる人で…」
賢者「…人?」
勇者「あっ、違う!人じゃない!!」
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