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母「私、母!46歳!」
[8] -25 -50 

1: ◆dR7WV1bjfM:2011/11/14(月) 17:55:31 ID:nUErM70S8M
母「いっけなぁーい、遅刻遅刻!」バタバタ

母「きゃっ」ドンッ

母「あたた… !ちょっとアンタどこ見てんのよ!サイテー!」バタバタ





息子「おかえり、母さん。日課の早朝妄想ランニングお疲れ様」
母「いい汗かいたわぁ」


289:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/9(金) 23:24:20 ID:0wEUMZPqbc

親友「相手の味覚に問題がないのだとすれば、非は君の作ったケーキ、もっと言えば君にある」

いとこ「そ、そんな言い方しなくったっていいじゃない!」

親友「事実だ。まあせっかく作った料理にケチをつけられ傷つくのも分かる。そうか、泣いていたのはそのせいか」

いとこ「…」

親友「で?」

いとこ「ふえ?」


290:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/9(金) 23:27:36 ID:h/ClQokcJU

親友「ふえ、じゃないだろう。で、君はこれからどうするんだね?」

いとこ「どうするって」

親友「まさかそんな失礼なことを言われたまま引き下がるのか?」

いとこ「だ、だってもうどうしようも…」

親友「次、うまく作って見返せばいい」

いとこ「つ、次?」


291:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/9(金) 23:43:22 ID:PuIPEiTT3Q

親友「失敗は成功の母。1回作って失敗したのなら2回目、2回作って失敗したのなら3回目、100回作って失敗したのなら101回目だ」

いとこ「で、でも私は…」

親友「何もしないで泣くよりはずっといいだろう。少なくとも僕はそうしてきた」

いとこ「……」

親友「…すまん、余計だったか」

いとこ「…ううん。そう、だよね」


292: 名無しさん@読者の声:2011/12/9(金) 23:44:46 ID:zTNCLrUT72
親友テライケメン
あれ?コイツエロゲでぶっ壊れてなかったっけ?
つC
293:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/9(金) 23:47:12 ID:PuIPEiTT3Q

いとこ「そうよ、次、次よ!次は絶対おいしいって言わせてやるわよ!!」ガタッ

親友「うむ」

いとこ「こうしちゃいられないわね、さっそく帰って練習よ!」

親友「うむうむ。では気をつけて帰るのだぞ。僕これで失礼する」

いとこ「あ、ちょっと待って!ねえ、アンタ名前は?」


294:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/9(金) 23:50:53 ID:PuIPEiTT3Q

親友「ふ…名乗るほどの者でもないさ」

いとこ「そう…」

親友「あえて言うなら、″さすらいのラブドクター″といったところか」フッ

いとこ「ダサ」

親友「ちょっと傷ついたぞ」


295:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/9(金) 23:56:35 ID:PuIPEiTT3Q

>>292
そうです実はいいことを言うイケm親友「あーたんをエロゲなどという低俗な括りでまとめないでいただきたい」あっすいません気のせいでしたね!
支援ありがとうございます!


親友「僕はこれで失礼する。気をつけて帰るのだぞ」

いとこ「あ、うん。じゃあね!」


いとこ「…よし、帰ろう!」

いとこ「たしか家はこっちだったはずね」

ウロウロ

いとこ「間違えたわ。そうそう、正しい道はこっちよ」

ウロウロ

いとこ「…公園に戻ってきちゃったわね」

息子「方向音痴にもほどがあるだろ」

いとこ「うひゃあっ!」


296:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/9(金) 23:59:08 ID:PuIPEiTT3Q

いとこ「む、む、息子!」

息子「どこに行ったかと思ったらこんなところに…この公園から家までどれくらいの距離があると思ってるんだ」

いとこ「すぐ近くじゃない」

息子「二駅分はあるわ」

いとこ「びっくりね」

息子「こっちがね」


297:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/10(土) 00:02:02 ID:PuIPEiTT3Q

息子「いや、こんなこと言いに来たわけじゃなくて」

いとこ「何よ」

息子「…ひどいこと言ってごめん。いとこちゃんが作ったって知らなかったなんてなんの言い訳にもならないけど、俺最低なことを」

いとこ「ああ、もう気にしてないわよ」

息子「あっさり!」


298:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/10(土) 00:12:33 ID:PuIPEiTT3Q

いとこ「ていうか、それさっき解決したから。しつこい」

息子「えっなんで俺しつこいとか怒られてるんだろう」

いとこ「大体どんだけこの話引っ張ってると思ってんのよ。もう読者さんも飽き飽きよ」

息子「いきなりメタな発言きた」

いとこ「とにかく!」


いとこ「次はおいしく作るからおいしいって言いなさいよ!もしおいしくなかったらおいしくなるまで作るんだから!」ニッ


息子「…」ドキッ

いとこ「息子?」

息子「え、い、いや、なんでも。帰ろう」

いとこ「ん?うん」


息子「(中学生相手にドキッはまずいだろ忘れよう心頭滅却)」

299:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/10(土) 00:18:58 ID:PuIPEiTT3Q

帰宅――

息子「ただいま、母さん。いとこちゃん見つかった――」ガチャ

母「息子くんはあと30分外にいて反省しなさい。いとこちゃん、無事で良かったわ!良かったわ〜!!」ギュウウウ

いとこ「ぐ、ぐるじいですおばさん…」

息子「母さん、ちょっと力緩めて――」

母「息子くんはあと1時間外にいて反省しなさい。さ、いとこちゃん入って!あったかいココア入れたからね!」

いとこ「すいません、ありがとうございます」

息子「…母さん、ココアは俺の分も」

母「息子くんはあと3時間外にいてはんs」

息子「わかったよ外にいるよ畜生!」




300:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/10(土) 00:24:21 ID:PuIPEiTT3Q

リビング――

母「暖まった?外は寒かったでしょう」

いとこ「ありがとうございます。…あの、息子さん外にいて平気ですか?元はと言えば私のせいで――…」

母「いとこちゃん、お話があるの」

いとこ「…?」

母「お姉ちゃん…、あなたのお母さんから手紙がきました」

いとこ「え…」


母「「母と暮らすのはもうやめにして、お母さんと一緒に海外で暮らしましょう」――そう、書いてあったわ」


いとこ「え――…」


301:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/10(土) 00:30:15 ID:PuIPEiTT3Q

いとこの部屋――

(母「いとこちゃんの好きにしていいのよ。家はいとこちゃんを迷惑だなんて微塵も思ってないんだから」)
(母「でも、やっぱり親元でっていうのも大切だと思うから」)
(母「よく考えてみて」)

いとこ「…何よ…」

いとこ「さんざんほうっておいて、今更一緒になんて…」

いとこ「…次頑張ればいい、なんて」ズル

いとこ「次なんて、もうここにないじゃない…っ」ペタリ


302:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/10(土) 00:31:31 ID:PuIPEiTT3Q

さあ、どうするいとこ!どうなるいとこ!
待て次号!

息子「ハックション!!」
303:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/10(土) 00:32:39 ID:PuIPEiTT3Q

今日の更新はここまでです〜
ちょっとシリアスになっちゃいましたけどギャグも忘れないつもりですのでご安心を!
また土日に更新したいと思います では!
304: 名無しさん@読者の声:2011/12/10(土) 00:38:16 ID:mwJQqrmtIo
乙です!!

というか、親友のかっこよさに全オレが惚れました
責任取っt おや?誰か来たようだ
305:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/11(日) 17:39:14 ID:PuIPEiTT3Q
>>304
ありがとうございます〜

なんと…親友なんかでよろしければそちらへ送っておきましたので!!


ではぼちぼち更新していきますー
306:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/11(日) 17:49:35 ID:PuIPEiTT3Q

平日、昼、母宅――

母「とまあ前回ちょっとシリアスに終わったわけですが」

母「ええ、はい。まあね、うん」

母「ちょっと確認したいんだけど、うん」


母「主人公って私だよね?」


母「おかしくない!?最近の登場比率おかしくない!?」ガタッ

母「完全に「たまに出てくる使い勝手のいい脇役」みたいになっちゃってるよ!!」

母「ヤ●チャじゃん!!私完全に●ムチャじゃん!!」

母「狼●風風拳!」

母「ってやかましいわ!!」


307:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/11(日) 17:54:38 ID:PuIPEiTT3Q

母「こんなんじゃいけないわ…」

母「目立たないと…」

母「よしっ!」

母「こうなったら一番手っ取り早いのは今旬の人に目立つ方法を聞くことよ!!」

母「レッツゴー!」
308:
◆dR7WV1bjfM:2011/12/11(日) 17:57:26 ID:PuIPEiTT3Q
@息子

母「目立つ方法を教えてください」

息子「……またなんかやってるの」

母「大体おかしいのよ!母である私より息子であるあなたが目立つなんて!」

息子「いや別に目立ってないよ」

母「わかった!」

息子「はい?」

母「目立つ息子くんの輝きを我がものにするために、もう一度母の胎内に戻ってください」

息子「グロテスク」


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